(2月10日ではなく、10分の2である)
先日、グループ会社にてある管理方法の教育をしてきた。
終了後、こんな質問があった。
『部下が言うことを聞かない』
『どんなに残業依頼をしても定時で帰ってしまう』
『何かあるとすぐシステムを作り直せというが、
本人は評論家で、具体的な意見を持っていない』
それに対してどういう風に対処したらいいかという管理職からの質問だった。
風が吹けばサボリーマンになる僕に、そんなこと聞かないで欲しいものだ。
本来は、そんな奴ぶっ飛ばしてしまえ!が正解なんだろうけど、
なにかあると即コンプライアンスとかパワハラとか言われるので、
彼らはそれを恐れている。
僕はこう答えた。
『問題はそのボンクラたちがどのくらい影響力を持っているかだと思います。
影響力持っていなければ無視しちゃいましょう。
10人いるとうち2人は[できない]と言われます。
その2人を解雇します。
そうすると8人のうち2人ができない人間になります。
つまり、どんなにシクミを変え、組織を変えても、できない人間は2割いるということです。
組織にとっては必要悪なんですね。
水清ければ魚棲まずってやつです。』
参加者は、ふ~ん、といった表情をしてた。
質問者は、納得したかのような顔をしてた。
確かにどんな組織でも完璧だとやりづらいだろうなあ。
こんな回答で良かったのかなあ、とも思う。
『どんなに残業依頼をしても定時で帰ってしまう』
『何かあるとすぐシステムを作り直せというが、
本人は評論家で、具体的な意見を持っていない』
そんな悩みをお持ちの管理職の方の質問には、
オレなら、
「部下から、理由を聞きなさい。」と言いますね。
理由如何では、その質問した本人が「2/10」かもしんないですから(笑)
オレだけ教育できねーとか思うとウツ管理職になっちゃうからね。
ぶひーん!