つれあいが亡くなって初めての命日が来ました。
花が好きだったFにふさわしく、(2002年7月29日 スコットランド South Uist島にて)
今日の遺影の前は花がいっぱい。
↓ (いつもお願いしている花アレンジ教室の先生の作品です。Fの好きな紫を使ってまとめてくれました)
毎月お願いしているアレンジの花に加えて、以前お世話になった事務所と、今日我が家に来てくれたFの弟夫婦からの花が加わって、久しぶりにきれいな花があふれています。
それぞれ彩りが違う花なので、引き立て合って一層華やかです。
それに合わせたかのように、庭の梅も一段と開花が進み、華やかになってきました。
クリスマスローズは、もう花の蕾が顔を出してきました。早いです。
気温は低くても、日増しに日差しは強くなってきて、まさに春隣。
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この1年は、本当に長い長い1年でした。
葬儀を済ませ、友人・知人の心づくしの「偲ぶ会」を無事終えた後、私は生きる意味を全く見いだせなくなって、半ば惰性で生きていました。
48年間Fと過ごした時間の重さに、押しつぶされそうでした。
それでも、常に変わらずその時が来たら咲いてくれる庭の花や、周囲の人々から差し延べられる温かい手にすがりながら、なんとか今日までやってきました。
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次の1年はどんなものになるでしょうか。
それはわかりませんが、今は、かつてFと行ったいろいろな場所に足を運んで、楽しかった記憶を再び呼び起こしてみようと思っています。
とりあえず、二人でよく行った信州かな。