グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

ミノムシ、おそるべし。

2022-08-22 10:07:02 | Weblog
ミノムシ、おそるべし。
被害の甚大なサツキだけでなく、暑さにかまけて おざなりになっ
ていた庭木の葉っぱをよくよく観察してみれば、アカメガシの垣根
はもとより、はてにはオリーブなどにさえミノムシがぶら下がって
いる始末。これほどのミノムシ大量発生は経験がないといってよい
ほどの状態です。ということで、前回にひきつづきミノムシ編です。

 ↓

ミノムシ被害による葉っぱの消失状態に毎年毎年おちいってしまう
サツキ[前回分は​こちら​]そこで 今年こそは喰わせてなるものか、
と昨年の秋から最低でも月に一度は 対ミノムシパトロール&駆除
を実施してきた成果か、最近ではムシの個体もめだってめっきりと
すくなくなり[せいぜい2匹程度の発見率↓]

       

これなら今年の夏にはきれいな姿の樹体を楽しめるな♪と、ことし
の梅雨の中ごろまではそう思っていたのもつかのま、梅雨が明ける
じぶんになったころから、あらためてサツキの葉ぶりをよくよく眺
めて見てみれば、左の写真↓の サツキの中央部が、うすくなって
きているのに気づかされたのです[左は全体、右は中央部のアップ]。


   

あれれ、おとついパトロールしたばかりでもあるのに腑に落ちない
話だなと思いつつ、あらためてよくよく枝葉を調べてみれば・・

なんだか小さいのが 

1本のサツキを調べただけでも、こんなにいっぱいいたーっ。。。。

        

ということで今回は、成虫だけに気をつけて駆除していたとしても
梅雨あけには、春に産み付けられた卵が孵化してたくさんのちっち
ゃい子どもミノムシにやられてしまう、ミノムシおそるべし・・と
いうおはなしでした。

いゃー、きづきませんでした。はて、どうしたものか・・・。


晴れ  ちなみに1枚目の写真にもうつっていたのですが、
    ちつちゃな個体は大きいミノ
   ムシにひっついてもいたのですねー。ツツジが
   やられてくやしいけれど、なんかかわいい。。
 
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」