なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

オナガが叫ぶ

2007-05-17 02:23:18 | Weblog
 今朝も目が醒めるとベランダの外が騒がしい・ここ数日続いている。
 酔っ払いとか、子供の泣き声とか、車のアイドリングではないから、不快とか気になる音でもないから好いのですが・・・
 ここはマンションという名前の集合住宅で、ベランダの外は中庭になっていてけっこう緑が多い・その木に鳥たちが来ているのです。
 そして家は2Fだから丁度彼らか彼女たちかと同じ高さになるようです。
  それは小鳥とは言いがたい・・・と思うのだけれどこの辺の分かれ目の基準はどうなんだろう?
 スズメとかウグイス、モズは間違いなく小鳥で、ヒヨドリとかムクドリもどちらかといえばその仲間でしょう。
 ここにも時々現れるドバトは多分小鳥ではない・感覚的にそんな気がします
  大きさ+可愛いかどうかも基準のうちにはいるのかな?
 そこのところも含めて、今朝来ている鳥たちは微妙!

 さて10羽くらいの鳥たちがあちらの枝からこちらの木に止まったり飛び回ったり、バタバタという羽音が聞こえてきそうです。
 葉っぱと鳥が接触する音は聞こえます
  さて鳥たちは綺麗な長い尾羽を持っている、そうオナガたちです。
 彼らはマズマズ綺麗な鳥たちで、飛び方も特徴があります・・・しかし何と言っても彼等の特徴はあの声ですね。
 「ギャー」というか「ギェーイ」というか、全く見てくれと声のイメージが一致しません。
 小鳥の中にはモズみたいに結構可愛い顔をしていて、かなり気の強い鳥もいるように見てくれのイメージと実体が一致するとは限りませんが、オナガほど違うのも珍しいです。
 これはセクハラを恐れずに言うと、水商売の女性と昼間すっぴんで出会ってしまったとか・・・イヤもっと違う。
 細つくりの美形のご婦人が、話し声がかなり低かったり、ハスキーだったり・・・こういう方は「鈴を転がしたような声」というイメージになっているのでしょうね・・・誰が決めたわけでもないのに。
 そうすると、姿かたちが良くて声も好い・・・すると天は二物を与えたもうたことになるから、それはチト不公平か。
 脱線ついでに最近の女性は声が低くなってきているような気がする・・・気のせいかな・・・体温も低くなってきているとか・・・関係ないけれど。

 ともかく見てくれによってイメージが出来てしまう・・・
  恥ずかしげも無く自分のことを言うと・・・ブログだから誰も素顔を見ていないので言いたいことを言うと、私は見た感じ”おっとり”しているらしい。
 <本当は、そう思われていると自分で勝手に感じているだけの可能性が強い>
 マ、そういうことにしておいて戴かないと話が進みません。
 ”おっとり”=人当たりがよく、やわらかい、いかにも育ちが良い!!・・・とは中身は一致しないのです。
 赤カブではないけれど、見てくれと中身は違うのです
  のんびり屋の面はあるけれど、単に動きがスローなだけ
 「先んずれば人を制す」みたいな先陣争いに参加しないのは、要するに反応が遅いので無駄な争いに加われないだけ。
  これが超好意的に解釈してくれれば”育ちが好い?”になるのかも?
 実体は・・・人には見せない腹の中・感情はかなりの瞬間湯沸し器だし所謂過激派でもあるのですが・・・感情に基づいて脳が行動を命ずるのが人より1拍も2拍も遅れるで本来脳が命じた言葉・行動が出し遅れになってしまう・・・要するにノロマなだけなんです。
 しかた無しに”好い人”を目指すしかない><

 さて碁に関して言うと、私は年齢的には団塊世代ですから、まあまあザルの中では経験はあるほうで、体が大きく(関係ないけれど)ゆったり気味なイメージなので黙って座っていれば、そこそこには見えるはず。
 体型とか見てくれの貫禄とかは碁とは関係ないのですけどね
  昔のことわざに「偉そうなほうが二つ置き」というのもあったと思う。
 マアそれはさて置き、体型的安定感はあるのだけれど、見てくれのイメージと実体のギャップがばれない為には、人前で碁を打ったり、何かのコメントをしてはいけないということになる!!
 これはオナガの仲間ということです。 

 蛇足ですが
  私の住んでいる市の前市長は日本棋院から破格の免状を貰っていた。
 それなりに謝礼をしているのでしょうから、商売と名誉の取引で誰にも迷惑はかかってはいませんが、実戦となると問題が出てきます。
 隣の市とジャンボ対抗戦があって、ともかくトップ対決は市長VS市長
  ところがあちらの市長は実力高段者で同じ段でもこちらは名誉高段者
 だから勝負は最初から予想できる
  ということで序盤戦が過ぎたらその後は「打ちかけ」になるのです。
 成る程江戸時代の「お留め(止め?)碁」なのです・・・余りに高い段の免状を貰うと免状の権威を守るために不自由なことが起きるのです。