なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

タイムトンネル

2008-10-04 16:03:20 | Weblog
 千と千尋の神隠しではないけれどトンネルを抜けるとそこは「異次元の世界」みたいな気持ちに”チョッピリ”なりました・・・多少オーバーですが。
 昨夜のスタートからそういう気持ちになり易い?設定だったのかも知れません。
 子供は二人いるけれど、一人は縁付いて、もう一人は一応勉強のために家を離れていて、現在は老夫婦の二人暮し。
 老夫婦と言っても「オレオレ」に狙われるには多少は若いかも知れませんが、まあとにかく、昔は多少は手狭に感じていた我が家も二人には余裕と言うより、やや寂しいか・・・
 しかも昨夜はその女房殿も仲間と食事会だとか・・・仕方なく一人で夕食を済ませて・・・面白いTV番組もないから取り貯めていたドラマを一つ見て・・・ネットで囲碁観戦していたはずなのにいつの間にか寝てしまっていました。
 気がついたのは夜中の2時ですから6時間は眠っている。
  殆ど一日分寝てしまっていますね
 周りはシーンとしていて、表通りにも人の足音も話し声も聞こえてこない・・・まさに草木も眠る的な丑みつ刻。

 この辺りから、発想がジャンプしたり折れ曲がったりします。
 初めにネット碁で、入場者の欄にカーソルを当てて、「何処の県の人かな」と見ていたのが始まりだった。
 中に「知っているような知らないような」名前があるので・・・この人が私の出身県の在住者。
 高校時代に同姓同名の同級生がいたけれど、その彼かどうか?などと思っていた。
 次に自分のブログの前の日のタイトル「今朝もハヨカラ」からイメージは常磐炭坑節→昔茨城で仕事をしている時はそこではあまり聞かなかった→そこでは民謡好き人は主に「磯節」「磯で名所は大洗さまよー・・・」→お客とバス旅行などに行けば必ず何人もこれを歌ったものです→私の出身地の民謡と言えば「茶っきり節」だけれど、あれは新民謡→えーと、作詞は誰だっけ・・・と続きます。
 こういう発想が延々と続きますから、人様が安らかに眠っている時に結構アナザワールドで遊んでいます。
 それで「茶っきり節」を検索すると作詞者は北原白秋と出ていましたが、いくつもある記事の中にとんでもないものを見つけてしまった。
 なな・なんとどこかで見たことがある「タイトル」
  「茶っきり節」についての思い出が出ている話・・・
 私が2006年3月までの半年間足らずの間にライブドアブログでやっていた「愛染町時代」の記事が「茶っきり節」の検索項目に・・・
 「エーッ!?」と驚くやら懐かしいやら、なんだか恥ずかしいやら。
  
 当時、自分の生まれてから13年間育った場所・時代のことで思い出せることを記録しておこうと思って書き始めたブログです。
 誰かに読んでいただくというより自分のための記録であり、自分の子供たちが「オヤジの子ども時代」を知るために始めたようなものです。
 それが、丁度思い出の一区切りだったり、当時ライブドア事件があってライブドアそのものがどうなるのか分からないような気分もありそのブログを閉じました。
 それが、思いがけなくグーグルの検策項目で出会うとは・・・
  ブログを閉じる時に記録していなかったので、リムーバブルに半年分の記録を入れました。
 僅か2年余り前のことですが懐かしい。
 しかも「記録を取らずに消してしまった」と思い込んでいたものに出会えました。
 タイムトンネルと言うか、タイムカプセルです。
  でも、ブログの入ったリムーバブル!、私以外の誰が見るのだろう?

 外から朝刊配達の自転車・バイクの音が聞こえるようになりました。
 人様のいる世界に戻ってきたような感じです。