なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

勝手に記念対局

2008-10-20 17:57:29 | Weblog
 古いパソコンで汗をかきかき(?)頑張ってきましたが、容量は小さいし仕事が遅いので取り換えることにしました。
 尤も、息子が女房殿にノートパソコンをねだったのがことの始まりで、息子に甘い母親が亭主をだしにしたということです。
 それで事のついでに、NTT東日本ヒカリのルーターからコードで繋いでいたのを、無線にしました。
 これで、狭い家の床がすっきりして、夜中に自分のパソコンのコードにに躓く心配がなくなりました・・・コードでしたら2台のパソコンのために夜間室内歩行注意になるところです。
 無線が開通したので、古いパソコンに入れていた記録や「お気に入り」リストを
新しいパソコンに移しました。
 ところで、新しいものを買った時にお店の人に「古い機械の下取り」を確認されて迷ったのですが、古くても何かの使い道があるかも知れないような気がして、そのままにして置きましたので、無線親機にコードを繋ぐと無線で繋いだものと合わせて2台同時に動かせるようです。
 となると、仮にネット碁を打つ時に2面同時に動かせるのかも・・・
  まあリアルでもアマのザルとしては不遜な感じですから恐ろしくてできませんが、やればやれるのでしょうね。
 但し、同じ会員番号の会員が同時に2人入場するということが「矛盾」ととらえられそうですが。
 でもプロの先生の指導碁をパソコンで同時に2面打ちできるような機能があるはずですから、同時に2台動かせるような気もします。
 実際に可能であっても1面でもアップアップがおおいですから現実的ではありません。
 せいぜいさサッカーの中継とか文字放送を見ながらネット碁を打てるだろうなという程度です。

 さて、無線で開通して記念対局
  当然ですが相手の人が「記念」など知るはずはありませんが、ともかく新しい靴履いて初めて出かける感じです。
 タイミングよく対局待ちリストに名前がありました・・・私の先番コミ半目貰い。
 相手の方は名前からすると女性に違いない
  ただしネット碁ですから娘さんなのか年配者なのかは分りようがない。
 それでも、女性と打てるということだけで楽しいのだから、私がおかしいのか、それともオジサンともなるとそんなものなのか?・・・女性の囲碁会員にしてみれば半分以上はオジサンでしょうから「おじさんにはウンザリ」かも知れませんが。
 最近女性のアマも強い人が多いのですがこの人も弱くない・・・いや私よりはるかに強いので過去2,3局打って勝った記憶はありません。
 ここ1年くらいネットで名前を見ませんでしたから、もしかしたらお休みしていたのか、それとも単に接続時間のずれによるすれ違いなのか。
  ともあれ、勝てない相手と打つのは初めから絶望的ではありますが、昔どこかで聞いた人生相談では無いけれど「絶望は愚か者の結論」ということで、背中を見せるわけには行きません。
 勝敗だけにこだわるのなら、避けたほうが得策だしネット上のことですから逃げたのは私以外にはわかりませんが、それは嫌ですね。
 勝手に名付けたとはいえ、せっかくの無線開設記念対局ですから頑張りたかったです。
  私が勝手に決めた記念対局ですが、後で「あの時あの人と打った」という記憶に残るはずですから、その時に”○○さんとの対局を避けて”などという記憶を残したくはありません。
 さて対局は・・・
 TV碁とか女性棋戦では女性プロの対局はかなりは激しい戦いがありますが、アマでもある程度は似たような傾向がありそうです、そうでなくてもアマは激しくな戦うことは珍しくないし。
 尤も、その激しいというのが、女性の場合には先生の教えに忠実であろうとするというか、こちらのいい加減な手を咎めずにはいられない気持が強い気がします。
  一方男性の場合は偏見で言うならば、”力で解決したい”ということだろうか
 とにかく、形勢不明な中盤で、かなり厳しい手を打ってきます。
  それら一連の手は強い・上手い手ですが当然こちらも反撃せざるを得ないわけで、激しい戦いとなった。
 白さんは時間をかなり使って来ていますので、私の方は白さんが考えている時間に考えることができますから白は私の倍以上時間を消費している・・・そのせいか勝負ところでやや打ち過ぎがあったようです。
 そこでもかなりの時間が消費されて、以後細かに考えて最後まで打つのは無理と考えたのかあっさり投了となりました。
 なんだか記念対局でご祝儀をいただいた気分。
  さて、これから棋譜倉庫に行って自分なりに振り返ってみます。

 追伸 棋譜倉庫で投了の場面以降を予想着手で並べてみましたが15から20目は白が足りなそうです。
 投了の場面に至る場面で、何か白に勘違いか強引に打つところがあったようで、意外な大差になったようです。
 ここで投了というのは、時間がなくても形勢は分かっているのですから、やはり弱い相手ではないので、次に出会った時が楽しみです。