なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

二代目!

2008-10-09 19:02:34 | Weblog
 息子が1年ぶりに帰って来ました。
 外国でホームステイをして、習慣の違いでのトラブルがあったらしいし、ピソと言う学生用の借り上げ住宅での共同生活でもインターナショナルゆえの行き違いもだいぶあったらしい。
 日本を出て行くときに、異文化、習慣の違いなどは覚悟はしていたでしょうが、想像以上に違ったり、違いが「許容範囲」かどうかも・・・
 マア、よく言われるように日本は安全でキチンとしていることを実感したらしい。
 窃盗などの犯罪に遭う確率、物事が期日通りに行われることが当たり前かどうか・・・
 最初の試練は「お風呂」だったらしい
 向こうでは汲み置き式のふろですから、ひとりずつお湯を代えるわけで、大家族で水道代が高い国では毎日は入らないし、一人ずつの時間も短くなる。
 毎日、マイペースでお風呂に入っていた事を考えると、「郷に入ったら郷に従え」以上に慣れるのに時間がかかったらしい。
  「風呂の時間が長い」「水を使いすぎる」などなどのお小言を貰っていたらしいから・・・
 ですから、帰国してゆっくり風呂に入って満足そうでした。

 さて長時間飛行機に乗って、時差ぼけもあり、眠ったのが昨夜9時ごろで、目が醒めたのが今日の夕方の5時頃らしい。
 18時間寝ていられるなんて、やはり体力なんでしょうね・・・途中で1回はトイレに行ったらしいけれど。
  それで私が帰宅した夕方に「今起きた」「腹減った」といいながら台所で何やら作っている。
 料理とは言い難いが野菜を炒めて焼きそばを作るらしい、「コンビニ」に直行しなかった分は成長だろうか。
  彼が高校生の時はカップヌードルがせいぜいで、袋麺は出来なかった。
 それが外国ではクリームシチュー(日本から送ったルーですが)などを作ったり、お好み焼きを作って外国の学生仲間に食べさせたりしたらしいから、大進歩なんでしょう。
 当たり前なんでしょうが、自分で何とかするということでしょう。
 ともかく食べる物を作るということは生きていく最低限のことでしょう・・・

 しかし「○○語は日常生活に困らないくらいには話せるようになったけれど、やっぱり英語も大事だし・・・今度はそっちへ行きたい」
 アッサリと言ってくれます。
  親の苦労も知らないで・・・もっともそういうことを全く考えないで「素直に」口に出すところが私の息子と言うことだろう。
  祖父から数えれば彼は四代目だが、やりたいことをやろうとするDNAとしては私の二代目だろう。
 私から見れば父にも道楽があった筈ですが、多分そういったら地下からクレームが来るだろう。
 本人は真面目一方だと思っているはず。
 私の兄にしても・・・本人は自分自身を誤解しているらしいが「堅いだけでつまらない人」
 するとやはり私のDNAは祖父から隔世遺伝で伝えられ、息子に受け継がれるらしい。
  こういうものはキチンとバトンタッチされるのでしょう。