なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

125万分の1

2009-07-09 18:32:14 | Weblog
 今朝のNHKの朝の番組で、「羽生の脳」についての番組紹介がありました。
  それほど難易度が高くは無いかも知れませんが、詰将棋の問題を1秒間画面に出されてそれを初手だけとはいえ回答する・・・この正解率が80%だそうです(他のプロ棋士の平均が60数パーセントだそうです)
 そしてこの一連の作業を脳のスキャンで観察して、脳のどの部位が活発に働いているかの観察。
 「直観力」に脳のどの部分が働いているのかの観察なんだそうです。
   脳の個人的な性能としては元が違うとは思いますが、その人が特殊な訓練を積み重ねた結果直観力が育って来ていると言うことらしい・・・
 簡単な例で言えば、パソコンのキーボードのタイピングもこういう訓練とは同じ流れらしいのですが・・・ともかく名人クラスになると脳の奥深いところで活発に働く場所があるらしい・・・

 そう言えば昔読んだ本で、深夜の暗闇の中で若手の棋士が暇潰しに棋譜を読み上げる・・・「誰と誰がいつ対局して、結果はどうだったかを当てる」と言うゲーム・・・10手、20手のうちにことごとく正解出たそうですから・・・こういう職業的な脳の働きは恐ろしいものがありますね。
 そして単に記憶だけでなく、問題を瞬時に読み取り瞬間で答えを出す・・・プロとはそういうベースがあるらしい。

 ところで、もうひとつプロの話
  こちらは神ががった話では無く、とても人間臭い話で、プロ棋士のブログで本人の経験談として紹介されていました。
 相手が公式対局に遅刻して失格した話・・・本当は私も詳しく感想を書きたいのですが、読んだ翌日に確認のために読み返そうと思ったら・・・消えていました。
 私は面白いと思ったのですが、何か不都合でもあるのかも知れない。
  私みたいなヘボではよくある話なんですが・・・
 例えばネットに対局希望が出ているので、当方もオファーを出した時に、偶然熟睡してしまったのか、あるいは不意の客なのか応答が無い時があります。
 当方が挨拶をして、先方が応じない場合1分後には対局が開始され時計が動き出します。
 そして5分間着手が無ければ自動的に失格。
  本来なら囲碁の楽しみを実現させてくれなかったのですから困った話ですが、時として「何もしなくても白星?」とよこしまな考えが浮かぶことがあります。
 そう言う時に限って、残り1分くらいで相手が着席したり・・・
  嬉しいような、あてが外れたような・・・こういうときは気持ちを立て直さないといけません。

 ところでブログの自分用の編集画面を見るとアクセス数が出て来ます。
  これは深夜の1時半ごろに更新されるようですが、私のブログも読んでくれる人がいて感謝しております。
 ブログランキングなるものがあるのですが、この分母が125万を超えている。
  有名人のブログや、生活に役に立つブログなどがきっと上位のはずですが、当方は無名で役に立つとも思われないしランキングを争うような気持ちも無い。
 そう言う意味でランキングは無視せざるを得ない。
  ランキングはともかく総数の125万超は凄い数字ですね。
 暫く更新していないものもあるかも知れませんが、それにしても凄い数字です。