なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

親友と幼馴染の話

2009-07-21 17:33:21 | Weblog
 私には親友と言える友達が出来にくい性格らしい。
  特に周囲の人から毛嫌いされてるとは思いませんが、特に親しい人も出来にくらしい・・・マアほどほどに親しい人はいるのですが。
  振り返ってみれば小学校時代で特に親しかった友達は二人(だけ)・・・それが中学校高校と親しかったのは一人・・・大学時代にも一人だけ。
  実はそうなるにはそうなる理由があって、自分でもだいたいはわかっているつもりです。
  第一にマイペースでしか周りと付き合えないところがある・・・これが主たる原因か?
  それに親しい人でも親友とは簡単には思うことが出来ない心理構造みたいなものがあるようです。 
 「お付き合い」的な人間関係を拒否・忌避するところがあるので、人と人との最初の接触の部分で入口が狭い。
  清濁併せ飲むみたいな幅の広さはないし、”嫌なものは嫌””駄目なものは駄目””身内・知り合いには帰って基準を厳しくする”ところもある
 こういうところは人間の性格として年とともに丸くはならずに、この年でも変わらずに尾を引いているかもしれません。
  宴席などでは概ね2時間程度で”中締め”=一次会解散となるのだが、この2時間が苦痛に近いことが多いのです。
  途中で外の空気を吸いに行ったり、”早退”したり・・・
 特に自分の席を離れて宴席を回る人が増えてくると、隣の席の人との会話も普通の大きさの声では聞き取れにくくなるし、こうなると「エスケープ欲求」が増大してくる。
 
  知り合いが大勢いるような状態で孤独感を意識するようなところがあるし、都会の雑踏の中で知っている人が誰もいないような時に安心感があったりするので、周囲からは付き合いにく人間なのだろうとは思う。
  人から見れば親しい付き合いかと思っていると、突然突き放されたような感じを受けるかもしれません。
  好意的に解釈しても「気分屋」に見えるでしょう。
   加えて血液型に関する(俗説かもしれませんが)B型の特徴のステロタイプ
 ですから私が親友と呼べるような人は、もしかしたら善意のボランティアみたいに本当に良い人です。
 そして”良い人”は少ないのです。
  
 中高の時の親友は関西方面の大学に行って以来疎遠、大学時代の親友は若くに亡くなってしまいました・・・従って親友がいない時代が20年以上続いている。
 今後どうなるかはわかりませんが、私みたいな性格の人間に今後所謂親友ができる可能性は非常に低いでしょうが、それが寂しいことなのかそうは感じないものなのかの判断は・・・慣れないことなのでわかりません。
 
 幼馴染の方は生まれ・育った場所・条件などで決まるので、幼馴染は私にも何人かはいる。
 尤も高校卒業以来たまに帰郷することはあっても故郷で暮らしていないので幼馴染と再会することは今のところはない。
 いや、一度だけあった。
  父の葬儀の時に昔隣に(社宅仲間)住んでいたオジサンが来てくれて、その人の息子さんたちの消息を教えてくれました。
 私より一つ上の男の子、同級生の男の子、3才下の男の子がその3兄弟。
  私は5人兄弟の末っ子だし、年の離れた兄のほかは姉が3人もいるので、同年代の男兄弟の彼らが羨ましかったので、年中隣の家に入り浸っていいました。
  韓ドラでは良く男と女の幼馴染みが大人になっても親しい間柄という設定がありますが・・・私の場合もそういう幼馴染はいたことはいた・・・
 一つ上の近所のMチャンには遊んでもらいましたが、大人になるにつれ疎遠になる・・・母の葬儀の時に母どうしが親しかったので娘のMチャンが手伝いに来てくれていましたが、名前を聞かなければわからないくらいだから時間の流れは恐ろしい。

 広い町内に14軒しか家が無い町だったので住んでいる人どうしは皆知り合いだし同年代の子供は皆遊び仲間・幼馴染。
 そう言えばS木材のMMちゃんも幼馴染。
  ちょうど夏なんだと思う・・・家に遊びに来ていたMMちゃんが突然「汗かいたからお風呂に入ろう」・・・いくら子供でも女の子としては大胆な言葉、少しは驚きます。
 ところが私の母は横にいてすましたもので「そうだね,入っておいで」
  今みたいに各家庭に風呂がある時代ではなく、工場に隣接した社宅なので風呂は会社の風呂なのです。
 通常は社員と社宅の家族が利用していますが、近所の人も利用したし、午後になればいつでも入浴可能なのです。
 年齢からしても、当時の環境からしても混浴という言葉に変な意味は全く無い時代の話です。
 さてさて実際に入浴したかどうかの記憶は全く定かではない。
  でも再会したなら絶対この話をしてからかってやろうとは思うのですが・・・
 そのMMちゃん、同じ年齢ですからもしかしたら「ばあちゃん」と呼ばれている可能性は大きい・・・ばあちゃんのMMに会ってみたい気はします。