なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

夜中にお宝勘定

2009-07-10 17:35:25 | Weblog
 落語で言ったら・・・夜中に辺りが寝静まってから、畳の下とか台所の板の間の下から壺を出して、隠しておいたお宝を勘定して充実感・満足感を味わって幸せな気分に浸る・・・のならよいのですが。
 しかし我が家には縁の下も畳も存在しないし、そもそもお宝が無い。
  昔の歌人が歌った最大のお宝・子供にしたってとてもお宝とは呼べそうもない
 但し、手持ちの薬の種類と量はもしかしたら宝の山かも知れません。
  今は可能な限りジェネリック薬品にしてもらっていますが、それでも定期検診後に薬局に行く時はある程度のお金を財布に入れておかないといけない。
 これが以前ですと全て先発薬でしかも6週間とか8週間分の薬代でしたから私としてはとんでもない金額で、社会保険のある国で良かったと泣き泣き喜んだもので、確定申告用に薬代の領収書を整理しておいたものです。
  
 薬代の負担は以前よりは多少は軽減しましたが、それでも健康の人から見たら無用な出費ですね。
  私にとってはまさに必要悪みたいなものです。
 私の財布を通過して支払われる項目の第1位が調剤薬局の薬代で、第2位が総合病院・循環器内科・生活習慣病クリニック・歯科大での医療費、第3位はぐっと下がって本屋さんかCDレンタル・・・昔ならエンゲル係数が貧しさの指標でしたが、私の場合はホスピ係数とでも言いましょうか、生き残るために他のことを我慢する係数でもあります。
 そう言うことで、定期検診の日は薬局から薬が出るのでその整理の日でもある。
  いくつかの病院・医院から出ている薬は全部で13種類!。
 朝・昼・晩・就寝前とか、食前、食後とかいろんなパターンがある。
  
 さて夜中にネットで囲碁の観戦をしながら薬の整理です。
  種類別に分けて入れられる箱に区分けして保管・・・1つずつ取り出せる状態にハサミで切っておいて保管して、入りきらないものは別の保管箱。
 更に夜のうちに翌日分の朝・昼・晩・就寝前用の準備。
  折角の薬なのに飲み忘れは医師から見ても治療の予定が狂うからいけないが、かと言って飲み忘れたからと倍薬を飲むような辻褄合わせは危険・・・従ってすこしずつ手持ちが増えて言って、時々調整が必要。
  ともあれデータ的に調子が良いのですから薬が減っても良さそうなんですが、なかなかそうはいきません。
  
 調子が良いのに今回みたいに1つ薬が増えることもある!!。
  検査のデータでは結果上々なのに薬が増えたのです。
 要するにデータが良かったのは病気の状態が改善されたと言う事より、薬が効いた結果に過ぎないと言う事で、試しで使った薬を常飲しなさいと言うことに・・・。
  医師も「運動は大切ですからしなくてはいけませんが、あなたの場合は適度と言う部分が難しい・・・心臓が心配・・・運動のやり過ぎに気をつけて」となるから・・・裏読み且つ深読みすると、「治ることはないですから、気をつけて少しでも長く持たせましょう」「調子が良いように見えるのは、薬のおかげですから過信しないように」となるようです。
 と言うことは、一生お医者さんと薬からは縁が切れない。
  孫悟空にとってのお釈迦様、私はお医者様の手のひら・匙加減で生かしていただいているようなもの。
  薬が無用になった日が私の命日と言うことのようです・・・だとすると、幸せな姿?、夜中に薬整理するのは、この先長いか短いかは別として一生続くことになるのでしょう。