なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ああ3連敗

2009-07-11 09:49:38 | Weblog
 7月に入って1勝はしたものの4敗、しかもこのところ3連敗。
  まあ、さして珍しくも無いことではあるけれど、連敗と言うのは進行中の場合はどこで止められるか分らないと言う不安があります。
 「そろそろ」なのか「まだまだ」なのか・・・
 私は経験が無いのですが、不景気の時の株の値段と言うのもこういう感じかなと言う気がします。
 そう言えば若い頃夢中になっていた競馬もそう言うところがありました。
  競馬の言葉で「まだはもう、もうはまだ」と言うのがあります。
 要するにどう転ぶか勝負事は分からないわけで、結果が出てしまえばいかようにも説明は出来ると言うことでしょう。
 
 尤も囲碁の場合は競馬とかサイコロを振って勝負を決めるようなものとは違って、必ず敗因はあるはずです。
 それは確率的なものでは無くて、専ら自分自身の棋力に原因があって、他には相手の方との棋力の相対的な力量差と言うものでしょう。
 本当はその時の体調・心理的コンディションなども関係あるとは思いますが・・・

 ともあれ3連敗。
  このところのお天気みたいに鬱陶しい感じの敗戦続きですが・・・何とそのお天気が・・・外を見ると明るく晴れています。
 しかも、窓を開けるとさわやかな風が入って来ます。
  昨日の深夜暑苦しくて我慢できず、押し入れから扇風機を取り出してリズム扇でタイマーセットして寝たことが嘘みたいなお天気です。
 まるで梅雨明けと言うか瞬間秋晴れみたい。
  このお天気で気分転換して連敗脱出をかけて頑張ってみようかななどと考えましたが、考えてみたら私だけ天気に恵まれたわけでは無いから・・・もしかしたら相手も私と同じように気分を一新して対局に臨んで来たら・・・などとちょっと心理的な凹みは修復途上のようです。

 本当は単に巡り合わせとか、調子が悪いから負けたと言うより、戦いの仕方が悪かったような気がしている。
 十分な体制が取れていないのに」、ファイトだけは満々で、先に仕掛けてしまう悪い癖が出ている。
 その上、鎬が見えていないのに理由も無く楽観していたり、不安を感じながらもケアを怠ったり・・・
 こういうことは実戦不足もあるし、棋風以前の性格かも知れませんから、きっとこの先も自分のこういう欠点と長く付き合うことになるでしょう。

 ともあれ、3連敗したところから出発し直し。
  そうだ、気分転換ついでにこれから床屋さんに行って来ます。
 本当はこどもの頃から床屋さんは好きではないけれど、マアこれも気分転換にはなると思います。