なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

今月3勝目

2009-07-16 17:47:06 | Weblog
 今月は初めの方で3連敗が入ったので、どうなる事やらと心配した(その時点で1勝4敗)のですが、その後なんとか踏ん張って現在のところ3勝4敗となったので、結局はマアマアペースにはなってきたように思います。
 となると、なんだか「泰山鳴動ネズミ一匹」みたいな感じもします・・・これが一局ごとに点数が変化してハンデを微調整する効果でしょうか。
 起き上がりこぼしの重力の仕掛けみたいなものですね。
  それでもこの振幅の大きな人とか、あるいは同じ人でも振幅の大きな時と小さな時とがあるのが面白いですね、きっと心理的な波とか調子の波があって、それが相手の波との関連で増幅したり、そういう変化も生じるのでしょう。

 ところで、ここは実名サイトですが(かなり)以前は月ごとの成績がホームページに掲載されていたものを見ることができたのですから面白いというか恐ろしいというか・・・でもそれはそれで楽しみでもあったり。
 毎月の集計が月明け2日あたりに更新されます。
  最多対局、対局数ベスト10とか最多勝利数、連勝数、1か月の点数のアップベスト10とか・・・
 今は流石に個人情報保護の時代で、会員限定という形でも発表されることは無いようです。
 成績の良かった人を褒めるのに問題はなさそうなんですが・・・悪かった人もわかってしまうので嫌んですね・・・ましてや会員以外も覗けるページです。
 おそらく会員の方からクレームがついたのでしょう、私個人としては「鈍感な性格」ということもあるでしょうし、そういう風に発表されることに慣れてしまっていることもあってさほどには嫌でも無かったのです。

 団塊の世代ですから何をやるにも分母が大きい世代で、常に競争させれれていたし、他の人と比較されるよなところがあったので、そういうのが嫌だという感情はあるにしても一方でそういう扱いに慣れてしまっているようなところがある。
  うまくいくより「ちょっと惜しい」結果の方が普通でしたから悪い成績でもそれはそれだけのことで挫折では無かったし。
 言い換えると個人の立場の弱い世代であり、そのおかげでけっこう図太く生きている世代でもあるかも知れません。

 囲碁の点数も結局収まるところに収まるのでしょう・・・いつの日かダウンした成績が回復不能になる日が来るとは思いますが。
  それでほっとする心理と、いつも「どこかに収まる」つまらなさを感じるのですから我ながら勝手なものですね。
 大きな変化・大きな飛躍を夢見ながらそれは叶わないし、一方で「収まって」ほっとしている小市民的な・・・イヤマアそんなものですね。