はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

まつしま

2013-06-25 20:51:26 | TV
 終わったねー。
 日曜の夜に大泣きしながら見てました。

 というかね、その前の週の引きがあんなだったんで、かなり緊張した一週間を過ごさせていただきましたよ。
 東日本大震災のね、地震の揺れが。
 ここで、はたと気付く。
 当時、車中にいた私は、あの大揺れを体験(体感?)していないばかりか、あの引きの、初期微動さえ知らないのでした。
 いきなり左右に大きく振られ、世界がガラッと音を発てて変化したことだけ呆然と理解した。
 その記憶を呼び覚ましたまま一週間ほったらかしってのは、案外厳しいです。
 大した害を被っていない私でさえこうなんだからさ。

 ただTVでは、あんまり、あの日の松島、出てこなくてちょっとホッとした。
 反面、いなぴょんが松島海岸駅に着いて、バスに乗って、空井が基地最寄りの矢本駅まで迎えに来たのを見て、思わず、「だったら松島海岸駅まで迎えに行ったれやっ!」と突っ込みを入れてしまいましたよ。
 仙石線は、松島海岸駅ー矢本駅間は今でもバス代行です。
 そこ、なんの説明も無かった。
 途中、東名や野蒜も通っているのに。
 知ってる所だけに非常に歯がゆい。

 そしたら、原作は、どんな風に書かれているのかな、と気になってしまいました。
 そう。
 原作は未読。
 書店で見た時、ああ有川の、また自衛隊モノか、とだけ思った記憶が。
 ちょうど一年前くらい。
 思えば、まだまだ自分もとっ散らかっていたのかも
 今、自衛隊をネタにした有川の(どこか妙にリアルな)話なんて読みたくない、と、どこか奥の方で思ったのかも。
 だから、当初発刊は2011年夏だった、とか、あの日の松島、を加筆して2012年夏に刊行されたとか、知ったのはドラマを見てからでした。

 TVの方は、前週まで良かっただけに、最終回、ちょっと残念だった。最近、このパターン多いな。
 満足してたら、今更、原作読もうかな、とは思わなかったかも。
 本は、空井が主人公なんだってね。
 本の方は、どんな風に書かれているんだろう。

 あの地震が無かったら、書かれるはずが無かった物語。
 そういう意味でもこのドラマは、震災後初めてフィクションに震災を持ち込んだドラマだったのかもね。
コメント
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