今年もボチボチ

　今日は石岡駅構内での不発弾騒ぎで、常磐線は運転見合わせ・再開目処立たず、な状態になりましたが、無事に処理が終わって夕方には運転再開。
　めでたしめでたし。
　見つかったのは、旧日本軍の砲弾だったらしいですね。
　日本もかつては戦っていた証だね。

　さておき。
　今月もちゃんと読んでます。

　
　陽気なギャングは三つ数えろ／伊坂幸太郎（ノン・ノベル)

　めっさ久々の陽気なギャングシリーズです。
　待ち遠しかったーっ！
　私の伊坂幸太郎はじめは、陽気なギャングが地球を回す、です。重力ピエロとかではなくね。
　ゆるーっとしていてですね。
　ちょっとあんたら、やる気あんの？な感じが好きです。
　でもみんな、すごく真剣なんだよね。
　あと畳み掛けるような伏線。引いただけで終わってる線もあるけど、この先、あそこにつながるんだろうな？と想像させられるところもいいよね。
　登場人物は相変わらずです。映画も続編できないかな。あのキャストで。
　

　Ｋｅｒ　死神の刻印／エメリー・シェップ著、ヘレンハルメ美穂訳 (集英社文庫)

　スウェーデンの作品です。翻訳は、映画ドラゴン・タトゥーの女の原作、ミレニアムを訳してくれた人。
　ありがたいです、スウェーデン語ができなくても読めるなんて。
　なんかもう全然見知らぬ国のお話しです。
　地名も、人命も、ちょっとなじみの無い音がする。でもそれを日本語で読んでる不思議！
　だから内容も、ちょっと独特な所がある。
　社会保障が充実した国は、移民も多い。
　日本には無い問題を抱えている国の話。同じ時代にあるのに、こうも違うとは、世界は広い。
　というか、知らないことが多すぎる。
　日本も昔は移民と称して余所の国に行っていたのにね。
　そして驚いたのは、この作品が自費出版されていたということ。