いったいいつからあるんでしょう? 西明石駅在来線北口から徒歩数十秒(笑)という超絶好立地のラーメン店、「板熊」さん。
駅北なのに駅南チックな店の構えです。(←どういう意味やねん!)
かつて和坂あたりの2号線ぞいにも結構立派なお店があったんですが、いつの間にかあちらの方は閉店しておりましたね。
何せ、こちらを利用するのはずいぶん久しぶりです。下手すりゃ大学生のとき以来かも……。そんなわけで、「太い麺の味噌ラーメンだったよなー」ぐらいの記憶しかありません。
カウンター席に腰掛けてパチリ。うわっちゃーという感じ(?)の店内。昭和のかほりがいたしますね。
※ 「香り」、および「薫り」のかなづかいは、正式には「かをり」ですからね! 子供にみやびな名前のつもりで「かほり」、「かほる」、「しほり」なんて付けてしまったら、親の教養を疑われるだけでなく、子供が将来恥かくかも知れませんからね!
何だかものすごく歴史を感じるカンバンです。
下の「セルフサービス」の貼り紙なんて、いったいいつから貼ってあるんでしょうね?
久しぶりですから、このお店のメイン・メニューであるところの「ミソラーメン」を注文します。もちろん大盛。
カウンターからは厨房の中がまる見えなので、ミソラーメンが出来るまでオッサンの様子を観察します。
麺を寸胴の中に放り込んでから、夜の営業に向けての仕込みでしょうか? 玉ねぎや何やらをサクサク切っています。……って、麺を湯がく時間、長過ぎないか?
いちいち計ってはおりませんが、軽く5分以上はほったらかしのような気が……。
大丈夫なのか???
こっちの心配をよそに、オッサンはサクサクSAKUSAKU何か色んなものを切っています。
麺湯がいていることを忘れとりゃせんか???
もうオッサンの動きが気になって気になって……。
すると、オッサン、麺を湯がいている寸胴に近寄って、麺の湯がき具合を確かめております。どうやら忘れていたわけではなさそうです。……ホッ。でも、それにしても湯がく時間長過ぎね???
何度か麺の様子を確かめたオッサン。ようやく納得が行ったのか、麺を上げ、仕上げに入りました。……コレ、10分以上かかってるんじゃないか? 大丈夫か、オレのミソラーメン???
「ミソラーメン 大盛(¥650+100)」。
てっきりモヤシ炒めが上に乗っかる脂ぎったサッポロチックなミソラーメンが出てくるものと想像しておりましたが、やけにあっさりしてそうなヴィジュアルのものが出てきました。店の雰囲気に合わねーーー!w
上に乗っかっている野菜は、炒めたものではなく、湯がいたものですね。
そして、麺……。異様に長時間湯がかれていただけに、
ぐにゃぐにゃなんじゃねーの???
と恐る恐るほじくり出してみました……。
もうね、見た瞬間
ダメだコリャ!
と思いきや……。
確かにぐにゃぐにゃなんですけど、ちゃんとコシはあるんですよ!
のびてるようでのびてない、割にしっかりしたコシのある太麺……。なんとも不思議な食感! これはこれでイイのかも !?
なぜか櫛の歯のようになったスープが飲みづらいレンゲ。このレンゲで味わうミソ味スープは、「味噌しか入ってねーんじゃないの?」と思うほどのミソ味でした。
味噌汁よりミソ味が強いというか。
脂っこさなど微塵も感じさせないミソ味スープでした。
申し訳程度に入っていた、切れ端のようなチャーシューwww これはこれでいい味出してますね。
もやしを食っていると、もやしらしからぬ食感のものが……、と思ったらゴボウが入っていました。豚汁じゃねーんだからwww
色んな意味で我が道を行く、ユニークなラーメン屋さんです。まるで隠れキャラみたいなところにある店ですが、話のタネに一度いかがですか?
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ふく★ラモーンのラーメンとメシと酒とRockと革ジャンと 「板熊ラーメン@西明石」