「里の駅 かんなわ」のスイーツを楽しんだ後、昼メシの場所を求めてクルマで移動。その道中、九州横断道路沿いになかなかロックンロールなラーメン店を発見したのですが、年末だからなのか休業中。やむなく国道10号まで下って探すことにしました。
すると、目に飛び込んできたのがこのカンバン。
「筑豊ラーメン 山小屋」……?
アッーーーーー! 久留米ラーメンのオッチャンが言ってたぞ。
「別府も最近ラーメン店の競争が過熱してますからねー。山小屋さんとか……」って! その「山小屋」ではないかーーー! ふむう……、久留米ラーメン観光港店をして撤退を決意せしめた店とな……。
ヨシ、早速お手並み拝見じゃ!
……と思って入店を決めたんですがね……。
今ちょいとググッてみましたらアンタ、この「山小屋」さん、
すんげー立派なチェーン店
なんですねえ。
ビックリしましたよ。
道理で立派なカンバンがあるはずだよ。
初めての店恒例のメニュー写真です。クリックで拡大です。まあ、たいして大きくはならないんですが。
意外にたくさんの種類のラーメンがありますが(まあ、『山小屋』の実態を知ってしまった今、別に以外でも何でもないんですけどね)、私は画面右下の「黒ラーメン」を選びました。
「限定」の2文字に弱い嫁さんは、「限定」の2文字に負けたのか、数量限定の「太肉旨トロチャーシューメン」を選びました。それにしても凄いネーミングじゃのう。
注文を済ませた後、店内を観察。
厨房の所に掛けてある暖簾には過激な文言が並んでおります。
それにしても、第一箇条の
よそん店はなんやかんやいれちょうけど、うちは豚骨だけの旨味で勝負しとるんじゃ!
という言葉は、私が注文した黒ラーメンのところに書いてあった
数種類の香味野菜と醤油が決め手のクセになる1杯。
という文言と矛盾するような気がするんですが……。あ、だからってどうってことはないのですよ。
なかなかド根性な文言の数々です。その意気やよし!
そうこうしているうちに、中国人っぽい女の子の店員さんがラーメンを運んできてくれました。別府は外国人労働者が多いなあ。
「黒ラーメン(¥680)」。
名前からもっと真っ黒けのスープを想像しておりましたが、このような濃いめの茶色のスープでした。
黒っぽいツブツブが浮いておりますが、これが「数種類の香味野菜」の炊いたやつでしょうか。
まるで青のりのようですね。
麺は九州のラーメンらしい白っぽい細麺。シャキッとした歯ごたえはやはり九州ラーメンならではですね。
スープは、さすがに九州の豚骨らしいパンチのあるダシなんですが、野菜と炊いてあるからか、ほのかに甘味があってマイルドな味でした。同じ「黒」でも熊本ラーメンとは全くの別路線ですね。
チャーシューはおっそろしい薄さwww まるでパラフィン紙ですな。
それほど腹が減っていたわけでもないんですが、
こんな貼り紙を見るとねぇ……www
やっぱり、こうなるわけですよw
「太肉旨トロチャーシューメン(¥830)」。
そして、コチラが嫁さんチョイス。おっそろしく品のない名前のラーメンです。
んでも、メチャクチャ旨そうですよね。
実際、濃厚な旨味の美味しい豚骨ラーメンなんです。でもね、
コレ! このチャーシュー!
さっきのパラフィン紙チャーシューの何倍も分厚いなんてことはもとより、
何? この異常なウマさは!?
ちょっとビックリです。ウマさといい香ばしさといい、その両方ともが今まで食った中での最高ランクですがな! 何コレ? 九州だとコレが普通なの?
どうも、注文のたびにロースターで炙っているみたいなんですが、ちょっとコレは衝撃でした。
これはまた食いたい!
恐るべし、山小屋 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
←ポチッとな!
【地図はコチラ】
〔今回の記事からは、以下の blog に track back を送りました〕
タカシのB級グルメ日記 筑豊ラーメン「山小屋」
あまおじさんのラーメン紀行 九州筑豊ラーメン 山小屋 東京イースト21店@東陽町