「拝啓 父上様」で田原一平と中川時夫がバーゆき乃の帰りに歩いていた通りが芸者新道 です。
(画像左。右は毘沙門せんべい福屋前のピンコロ舗装)
この道もピンコロ舗装でしたが水道工事やガス工事などで大分傷みましたので沿道住民が地元の自民党某区議会議員に頼んで新宿区の「私道舗装助成事業」(地元負担は1割。現在は2割)を申請し舗装工事を始めようと思いました。ところが新宿区はアスファルト舗装による工事しか認めませんでした。
それを聞いた商店会の方が私に連絡してきました。新宿区は新宿駅周辺のことは熱心だが神楽坂のことは振り向いてくれないと日頃不満がありました。私は江戸時代から由緒ある神楽坂は石畳と黒塀が似合うのだからと土木部長に強く要請しましたところ、舗装材料の「工種」にタイルを加えることにしてくれました。御影石舗装にはなりませんがそれに似たタイルで舗装することが出来ました。
ところがその後、新宿区は工種からタイルは除外してしまいました。私は議員をリタイヤして8年となり直接の発言権はなくなりましたので神楽坂の皆さんが新宿区に対して「私道舗装助成事業の改善」を強く求める運動をしていただくよう期待いたします。