「瑞穂」とはみずみずしい稲穂の表現で、稲が多く取れることから“瑞穂の実る国”の証として「瑞穂の国」といわれてきましたが、古来から日本農業の姿を象徴する美しい言葉の一つです。
金沢市に転居した時に、落ちたら怖いくらいの流れがある農業用水を見てきました。そして金沢市長が「マイクロ水力」を提唱したので「小水力発電」に興味が湧いてきました。
blog記事【金沢市は「用水」で少水力発電の開発に本腰】
「都市河川」で小水力発電をもっと普及したいと考えて、「全国小水力発電普及協議会」賛助会員にもなり、昨年は「小水力発電京都大会」にも参加してきました。
井の頭公園付近を流れる「玉川上水」の水量を見て、この水量で発電が出来ないかと考えたことがありました。しかし2003年に文化財法に基づく国の史跡に指定されていることが分かりました。
しかし、下流の渋谷区笹塚付近では、文化財指定を解除して発電が出来ないかと考えました。昨日、京王線笹塚駅付近の玉川上水を見たところ、水量が全くありませんでしたので諦めました。
以前、自然エネルギー財団に電話して聞いたところ、コストが高いことと、接続送電線網に問題があるので小水力発電は難しいと言われたことがありました。
世田谷区は、新潟県津南町の小水力発電から電力を購入していますので、東京都23区は「世田谷方式の買電」を進めていくことが重要だろうと考えています。
(了)