『群馬大学病院(前橋市)で腹腔鏡ふくくうきょうを使う高難度の肝臓手術を受けた患者8人が死亡した問題で、外科系最大の学会「日本外科学会」(会員数約4万人)は、全国の医療機関で2年間に行われた200万件以上の手術データから、肝臓や膵臓すいぞうなど消化器の腹腔鏡手術の成績を調べる初の全例調査に乗り出す。』と新聞報道がありました。今回の全例調査は、同学会が去る11月17日に4学会会員への注意喚起を発表していましたが、腹腔鏡手術の信頼を高める為にもこれらの事態を重くみて実施することにしたようです。
一般社団法人 日本内視鏡外科学会 理事長 北野正剛
一般社団法人 日本肝胆膵外科学会 理事長 宮崎 勝
一般社団法人 日本消化器外科学会 理事長 森 正樹
一般社団法人 日本外科学会 理事長 國土典宏
4学会会員への注意喚起
先般、保険適応外の高難度肝臓手術(部分切除と外側区域切除を除く)を腹腔鏡手術で行い死亡する症例が続いたとのマスコミ報道がなされました。手術と死亡原因の関係等については調査委員会による調査が行われていると聞いております。
保険適応外等の新規外科治療を実施するに際しては、患者保護の観点から、施設内倫理審査委員会での承認と、予想される不利益に関する十分な説明と同意を患者から得る等、法令に則り基本的手続きを遵守するよう、学会会員の皆様には厳重に注意喚起を致します。
管理人は、世田谷区長寿健診の大腸癌検査が陽性となりましたので、精密検査は東京女子医大病院消化器センター消化器内科の「下部内視鏡」検査によって大腸癌が発見されました。ドクターから「高齢なので腹腔鏡手術ではなく開腹手術です」と説明をされていましたが、消化器外科のドクターは「ここは大学病院なので最新の医療技術である腹腔鏡手術を致します」と説明をされましたので、全幅の信頼をして9月18日に腹腔鏡手術を受けました。
【関連ブログ記事】「いよいよ明日は結腸癌の手術です」
岩波新書刊「医療の選択」にも「日本は胃がんや直腸がんの外科手術が世界的にも優れている」と評価されていますので、今回の全例調査によって腹腔鏡手術がさらなる安全な医療技術として、国民の信頼が深まることを願っています。


【金原出版刊「患者さんのための大腸癌治療ガイドライン」から】
一般社団法人 日本内視鏡外科学会 理事長 北野正剛
一般社団法人 日本肝胆膵外科学会 理事長 宮崎 勝
一般社団法人 日本消化器外科学会 理事長 森 正樹
一般社団法人 日本外科学会 理事長 國土典宏
4学会会員への注意喚起
先般、保険適応外の高難度肝臓手術(部分切除と外側区域切除を除く)を腹腔鏡手術で行い死亡する症例が続いたとのマスコミ報道がなされました。手術と死亡原因の関係等については調査委員会による調査が行われていると聞いております。
保険適応外等の新規外科治療を実施するに際しては、患者保護の観点から、施設内倫理審査委員会での承認と、予想される不利益に関する十分な説明と同意を患者から得る等、法令に則り基本的手続きを遵守するよう、学会会員の皆様には厳重に注意喚起を致します。
管理人は、世田谷区長寿健診の大腸癌検査が陽性となりましたので、精密検査は東京女子医大病院消化器センター消化器内科の「下部内視鏡」検査によって大腸癌が発見されました。ドクターから「高齢なので腹腔鏡手術ではなく開腹手術です」と説明をされていましたが、消化器外科のドクターは「ここは大学病院なので最新の医療技術である腹腔鏡手術を致します」と説明をされましたので、全幅の信頼をして9月18日に腹腔鏡手術を受けました。
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岩波新書刊「医療の選択」にも「日本は胃がんや直腸がんの外科手術が世界的にも優れている」と評価されていますので、今回の全例調査によって腹腔鏡手術がさらなる安全な医療技術として、国民の信頼が深まることを願っています。


【金原出版刊「患者さんのための大腸癌治療ガイドライン」から】