葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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自衛隊病院の本質は“戦時病院”

2015年12月18日 | 歴史探訪<世田谷区内の戦跡>
管理人は、世田谷区内の方々に下記のメールを送信しました。

今朝の「しんぶん赤旗」3面「とくほう・特報」に「戦争法下ですすむ空自・入間基地強化」という記事が掲載されています。


(略)日本平和委員会平山氏は「自衛隊病院の本質は“戦時病院”です。イラストにあるような被弾負傷した隊員にたいし戦闘現場での救急救命にはじまり、重症度に応じて『後送』され、野外病院、入間病院などの自衛隊病院、自衛隊中央病院(世田谷区)まで送られる。治療で戦闘力が回復すれば、また前線に戻される」とのべ、「戦闘力の回復が自衛隊医療の目的です。戦争法で“殺し、殺される”戦場に自衛隊を派遣する前提として不可欠になったのです」と語ります。(略)

小生が9月に作成した「世田谷区平和マップ」の中にもマッピングしましたが、「陸上自衛隊衛生学校と中央病院」は、赤旗記事が指摘している“戦時病院”であり、“軍医教育”をしているのです。
練馬区立中学校が“職場体験”で自衛隊に行っていることを練馬平和委員会から聞いていましたので、世田谷区教育委員会に、平成22年度から26年度までの各区立中学校における職場体験”先職場名を情報開示請求しています。もし、自衛隊衛生学校や中央病院が体験先だったら皆さんにお知らせ致します。

〔参考サイト〕
陸上自衛隊三宿駐屯地
彰古館
彰古館に見る軍隊と医学
身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌
戦傷病者史料館しょうけい館(逝去された水木しげるさんは、傷痍軍人として開館時に協力しています。また水木さんの作品も常設展示されていますので、是非見学をお薦めします)


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-03-18 12:34:16
私は元自衛隊職員で自衛隊病院の被害者です。自衛隊病院へ強制入院をさせられて20年以上になりますが、未だに治療の後遺症で苦しんでいます。当時、担当だった医官からきちんとした説明がありません。それどころか、自衛隊病院は5年のカルテ保存をせずに廃棄(これは自衛隊札幌病院の院長も認めています)、総務による嘘・恫喝、虚偽内容の公文書を出して来る(自衛隊阪神病院)等違法行為のオンパレードです。こんな自衛隊病院がなぜ、一般開放されたのか、防衛省は理由を明らかにしていません。情報開示請求をしても出て来るのは5ヵ月後です。
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