友人の北川直実さんからのメールを転送します。
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お世話になっている皆様へ
ぎりぎりのご案内になって申し訳ありません。
『忘却に抵抗するドイツ――歴史教育から「記憶の文化」へ』
『「ホロコーストの記憶」を歩く』の著者、岡裕人さんがドイツより一時帰国され、講演会を行います。
岡さんのご著書はどちらも北川が企画・編集させていただきました。
今回は埼玉大学教育学部教授安藤聡彦研究室の大学生・大学院生の方々が中心になって講演会を企画してくださいました。
学生さんはもとより一般市民の方々にも広くご参加いただければとのことです。
会場はJR浦和駅より徒歩7分の「市民会館うらわ」です。
お近くにお住まいの方、ご都合がつきます方はぜひいらしてください。
ちらしも添付します。ご興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、ご自由にご転送いただき、ご紹介いただけましたら有難いです。
当日は北川もつめています。
会場でお目にかかれましたら嬉しく存じます。
オフィスY&K
編集者 北川直実
officeyk@jcom.zaq.ne.jp
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講演会:忘却に抵抗するドイツ
~「記憶の文化」の意味を考える~
講師:岡裕人さん
日時:2018 年2 月23 日(金)午後2時-5時
会場:市民会館うらわ 1 階101 集会室
JR 京浜東北線ほか浦和駅西口より徒歩7 分
対象:どなたでも 定員60 名(要申込)
料金:資料代500 円
申込:下記の実行委員会宛にお申し込みください。
(1)MAIL☞saidaiseee@gmail.com
(2)TEL ☞090-4385-7513(埼玉大学 安藤聡彦 直通)
主催:岡裕人講演会実行委員会
(内容)
ナチスの犯した戦争犯罪に対して戦後ドイツにおいてなされてきた取り組みを総括して、歴史研究者であり教育者である岡裕人さんは次のように言われます。
「『記憶』はただ記録して保存するだけでは不十分である。同じ過ちを二度と繰り返さないように、社会や政治に働きかける力を『記憶』から引き出さなければならない。そのために記憶を集め、記憶を育み、それをいろいろな媒体を使って表現し、その記憶を共有していく作業が必要なのである。その際に重要なのは、記憶は単なる過去の出来事の記録ではなく、さまざまなかたちで表現されて総合的な文化になると認識すること。」(『忘却に抵抗するドイツ』)
この講演会では、戦後ドイツにおいて「記憶の文化」がどのように形成され何を成し遂げてきたのかをあとづけていただいたうえで、現代日本社会への示唆をお話いただきます。
いま私たちがあらためて「過去」とどう向き合うべきかを岡さんのお話を通してご一緒に考えみませんか。
通してご一緒に考えてみませんか。
講師 岡裕人(おか・ひろと)氏
一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。89 年渡独し、コンスタンツ大学大学院歴史学科で博士号取得。ベルリンの壁崩壊を見聞し、以後変革するドイツで歴史研究と教育に携わってきた。現在フランクフルト日本人国際学校事務局長。
主な著書に『忘却に抵抗するドイツ:歴史教育から「記憶の文化」へ』(大月書店)、共著に『「ホロコーストの記憶」を歩く:過去をみつめ未来へ向かう旅ガイド』(子どもの未来)。
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