新宿区下落合“たぬきの森”に違法な「重層長屋」を建設しようとした新日本建設(株)が、2010年9月2日に新宿区と東京都を相手どり約26億円の損害賠償請求を求める訴訟を東京地裁に起こしました。
ここ一週間ばかりは「たぬきの森」の検索キーワードからのブログアクセスが増えてきましたので、裁判の動きがあったのかと思っていましたが、昨日の新宿区議会区民総務委員会に、2月4日の東京地裁で新日本建設の請求棄却という判決があったこと(訴訟事件の終了について)が報告されました。【詳細は下落合トラスト基金のwebをご参照下さい】
『「盗人猛々しい」新日本建設ではあるが、瑕疵のある土地を、違法な建築確認によって法外な価値をつけさせて、住民の環境を「強盗させた」のが新宿区である。管理人から見ると「どっちもどっち」であるが、新宿区長や建築指導課長個人が賠償することになるならば高みの見物である。事、新宿区の公金から賠償金を支払うことになるとしたならば区民の一人として黙ってはいらねぬ。』と「たぬきの森」業者26億円求め区と都を提訴でコメントしましたが、多分東京高裁へ控訴されることになるのでしょうから、裁判経過を見守ることにします。