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2020年正月靖国神社スケッチ「普通の神社への装い」に成功か

2020年01月05日 | 歴史探訪<靖国神社>
1月3日、地下鉄九段下駅を下車し九段坂を上って行くと、例年と変わらずの「法輪功」や「昭和神宮」の宣伝を掻い潜ると、歩道橋下に「新しい歴史教科書をつくる会」がチラシ配りと署名活動をしていました。
神社創立150年記念事業で外苑は「慰霊の庭」となり、茶店と呼ばれていた外苑休憩所は洒落たショップに変身し、屋台の出店も復活したので「普通の神社への装い」が成功したのでしょうか。境内には軍服姿はひとりも居なく、若者と家族連れの参拝客が圧倒的に多かったような気がします。
昨年の正月三が日は、晴天が続きましたが12万2千人(社報靖國2019年2月号)でしたが、今年は少し増えているかもしれません。
拝殿前の絵馬札を見ると「少子化」の言葉が何枚かありました。
遊就館の展示パネル説明には修正されたようなところがあまり見当たりませんでしたが、大展示室の特攻兵器「桜花」の説明パネルの部隊歴などが増えていたと思います。
何れにせよ、東京裁判判決を否定し、無批判に英霊を褒め称え、特攻死を美化し、戦争をかっこ良いものと描く「軍事博物館」・「戦争博物館」としての役割には変わりがありません。











「慰霊の泉」の「戦跡の石」でも若者がお酒を飲みながら談笑していました。








外苑休憩所「attic room YASUKUNI-GAIEN」前

「八千代食堂」前


中通りは車両通行禁止






「やげん堀の七色唐がらし」を買いました。








石川県銘酒天狗舞






斎館前






一橋大学院特任教授吉田裕氏は、絵馬札を見れば参拝客の想いが分かると言われました。昨年末にあった「香港加油」はありませんでした。





















参拝客臨時駐車場




パール博士顕彰碑碑文のペーパーは未だありません。








遊就館映像ホール1


映像ホール2


遊就館大展示室

特攻兵器「桜花」の説明パネル








大砲の前にも例年は御神酒があったと思いますが。


企画展示室
















(了)




















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