JR東日本千葉支社総務部から回答文が送達

先のブログ記事「無人駅では車両とホームの間に渡す車いす用スロープ板が使えない！」にアップしたように国土大臣とJR東日本社長に陳情書を送付しました。
本日、JR東日本千葉支社から回答文が送達されました。
「南三原駅は日中帯は駅員を配置している駅でございます」と書かれていますが、知人は駅員がいないと言われています。
＜電動カートと「移動権」＞に書きましたが、やはり「交通基本法」制定の実現が強く求められています。

長谷川　順一橡
平成29年4月12日
　拝啓　時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より弊社をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。このたび長谷川様から頂戴いたしました弊社社長宛のお手紙につきまして、弊社千葉支社のサービス全般を担当いたしております私よりご回答を申し上げます。

　このたびご要望をいただきました内房線車両の運転席、車掌室へのスロープ板の常備は、現在のところ計画がございません。
　長谷川様のご意見に沿った回答が出求ず大変申し訳ございません。今回のご意見を踏まえ、今後、車いすご利用のお客さまの利便性向上のため、社内での検討を進めてまいる所存です。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

　車いすをご利用のお客さまにつきましては、事前にご連絡をいただけましたら、無人駅をご利用の場合でも近くの駅員から社員を派遣し、ご案内させていただきますので、まずはご予定が決まられましたら、できるだけ早い時期にお近くの駅の係員またはJR東日本お問い合わせセンターまで、お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
　また、南三原駅は日中帯は駅員を配置している駅でございますが、ご案内にお時間がかかる可能性もございますので、事前にご連絡いただけますようお願い申し上げます。
　なお、ご利用日が近づいてから、または当日お申し込みの場合は、社員を派遣することが難しい場合も多々ございますため、バリアフリー設備の整っている近隣の駅までお越しいただき、ご案内させていただく場合もございますので、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

　今後とも、みなさまに愛され親しまれるJR東日本を目指してまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
　末筆ではございますが、長谷川様の益々のご健勝をご祈念申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具
東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社総務部
サービス品質改革室長