葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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防衛研究所戦史研究センター史料室についての要望

2016年02月02日 | 歴史探訪<市ヶ谷台・防衛省・東京裁判>

防衛大臣 中谷 元殿
2016年2月2日
東京都世田谷区
新宿区議会議員 東京の戦争遺跡を歩く会
長谷川順一
防衛研究所戦史研究センター史料室についての要望

2013年12月17日に閣議決定・公開された中期防衛力整備計画 (2014)に基づき、防衛研究所は、市ヶ谷地区への移転による政策立案部門等との連携の促進と位置づけられております。
よって、防衛研究所棟並びに教育研究棟の新築工事が、新宿区市谷本村町42-9に防衛省北関東防衛局調達部が担当し、(株)熊谷組及び(株)森本組によって本年6月末日竣工に向かって進捗しております。
防衛研究所戦史部戦史研究センターには、米国返還史料のほか、戦後厚生省復員局が整理保管していたもの、防衛研究所が自ら収集したものを含め、防衛研究所戦史研究センター史料室が保管する明治期以来の旧陸 ・ 海軍の公文書類等は約156,000冊(陸軍史料約58,000冊、海軍史料約37,000冊、戦史関連図書等約61,000冊)にのぼっております。
同研究所は、8月から市ヶ谷地区に移転をする計画と聞き及んでおりますが、国内最高の国立国会図書館と並ぶべく収蔵施設と史料閲覧室が出来ることを期待しております。現在は収蔵史資料の移転準備をされていると思われますが、その際史資料の一部廃棄は絶対に行わないで、全て市ヶ谷の新戦史研究センターに移動することを強く要望致します。
以上


現在目黒区にある防衛研究所は、国の方針で新宿区に新築移転をしますが、防衛省市ヶ谷記念館と隣り合わせになりますので、陸軍・海軍の史資料との学問上の連携がより密接となります。


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