ウィスキー・11Nov2011などに続き・・・。
★ウィスキーの飲み方には諸説あり、水割りが味が引き立つという人もいればオンザロックが良いという人もいる。昔、学生の頃、友人が下宿部屋で試したらしく「ウィスキーの牛乳割りが意外とイケるよ」と言っていて、ええっウソだろ、と笑ったのだが、その後、試してみたら「ホントだ、飲めるね」となった。思いもつかない様なものと混ぜたりしてそれがうちわで話題になったりしていた。その頃学生だった人は、計量目盛りのついたウィスキーとのトッピンググラス、というのがオマケで付いてきたりしたのを覚えている人もいるだろう。夜な夜なあれこれ試した人も多いと思う。私は基本的にオンザロックが好きだが、先日、4Lのペットボトルに残り少なくなった焼酎(安くて、クセがなく、化学合成的のようでもあるお得なよくある焼酎です)と、これまた残り少なくなったジョニ黒を、混ぜて飲んでみたのである。少なくなったモノ同士で混ぜれば量が多くなったような気になるだろうくらいに思ったのだ。これが結構イケるのだった。焼酎に少しジョニ黒を垂らすとウィスキーの香りが柔らかく喉から鼻に抜け美味い。適当に混ぜているが、焼酎に5分の1くらいの分量のウィスキーを入れると、良さそうだ。そこから先は各自調節すればよく、もともと他人にあれこれ言われて守らなければならないようなことではないから全く個人的な楽しみだ。カクテルというのもこだわり出すと面白いかもしれない、と思った。でもいろいろ混ぜるのも面倒と言えば面倒かな。
★インドへ行くと、彼らは基本的に酒を飲まないから、こちらもいつも飲むというわけにはいかない。けれどもときとして酒が欲しくなり、買いに出ると、ビールは置いてあるということがよくあった。ビールと言っても日本で飲むようなものではなく、自家製で作った薄い乳白色のカンビールという名の代物だった。味はアルコール度低く炭酸と酸味の感じが少しあり、結局ほとんど酔わない。それでもアルコールは入っているので時々は飲んだ。その他、ラダック地方へ行くと、強い蒸留酒でアラックという名の酒があった。ウィスキーに似ていてこれは美味かった。彼らは基本は飲まないが、欧米の旅行客が行くようなbarには、ラム酒やバーボンなどもあった。一概にアルコールは絶対に飲まないというわけではないし、あるところにはあるのである。文化伝播の面白さだ。