東京ジングフェライン事務局の持ち分は、いよいよ5枚となりました(1月22日 午前10時現在)。事務局も驚きの反響となっております。
ただいま、団員への割り当て分の回収作業中ですので、ある程度のご用意はできると思われます。
福島章恭指揮の「マタイ受難曲」。
間もなく本番1週間前となります。
いまマウエルスベルガーの好きなわたしが、古楽器オケを振ったらどんな「マタイ」になるのか? 我ながら興味津々です。聴いて頂けると幸いです。よろしくお願いします。
■2016年1月30日(土)
14:30開場 15:00開演
■めぐろパーシモンホール 大ホール
(東急東横線 都立大学駅 徒歩7分)
未就学児を同伴しての入場、カメラ・ビデオ撮影および録音はお断り
致します。また、演奏中の入退場はお断りいたします。
■出演:
指揮 島 章恭
テノール/エヴァンゲリスト 畑 儀文
バリトン/イエス 青山 貴
ソプラノ 星川 美保子
アルト 谷地畝 晶子
テノール 升島 唯博
バス・バリトン 山下 浩司
東京バロックコンソート(古楽器)
コンサートマスター 天野 寿彦
オルガン 能登 伊津子
東京ジングフェライン
長岡混声合唱団
厚木マタイを歌う会
いな少年少女合唱団(長野県)
■チケット:(全席自由)2,800円
チケット申し込み・お問い合わせ
Tel : 042-625-6031 (齋藤)
Mail : info@tokyo-singverein.com
諏訪に足止めされていて書けなかった「マタイ受難曲」のプログラムノートをようやく書き上げた。
締め切りより数日遅れてしまったこと面目ない。
さらに、内容的には、軽い読み物となってしまった。
いくら多忙と言っても、聖歌隊を教育し、オーケストラを訓練しつつ新作カンタータを書きつづけたバッハに較べればなんてことはない筈なのに、この体たらく。
ところで、気が付くと、残券僅少とのこと。
東京ジングフェラインの事務局の持ち分がすでに20枚ほど。
団員からの回収分も出るだろうが、その枚数は未知数。
売り上げ枚数の約7割のご来場というのが相場とのことなので、立ち見が出るということはないだだろうが、確実にいらっしゃりたい方は早めにお申し込みを!
J. S. バッハ作曲「マタイ受難曲」BWV244 演奏会
■日時:2016年1月30日(土)14:30開場 15:00開演
■会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
(東急東横線 都立大学駅 徒歩7分)
未就学児を同伴しての入場、カメラ・ビデオ撮影および録音はお断り
致します。また、演奏中の入退場はお断りいたします。
■出演:
指揮 島 章恭
テノール/エヴァンゲリスト 畑 儀文
バリトン/イエス 青山 貴
ソプラノ 星川 美保子
アルト 谷地畝 晶子
テノール 升島 唯博
バス・バリトン 山下 浩司
管弦楽 東京バロックコンソート(古楽器使用)
コンサートマスター 天野 寿彦
オルガン 能登 伊津子
合唱 東京ジングフェライン
長岡混声合唱団
厚木マタイを歌う会
いな少年少女合唱団(長野県)
■チケット:(全席自由)2,800円
チケット申し込み・お問い合わせ
Tel : 042-625-6031 (齋藤)
Mail : info@tokyo-singverein.com
主催:東京ジングフェライン、長岡混声合唱団、厚木マタイを歌う会
女声合唱団スウィング ロビンのレッスンには間に合うように帰りたかったのだが、中央本線の小淵沢~高尾が不通とあっては、身動きがとれず断念。結局、諏訪湖畔の滞在が1日延長となった。
不通の原因は、複数箇所での倒木とのことだが、それを知ったのも17時過ぎ。朝からかけ続け、ようやく通じたJR東日本のサポートセンターへの電話によってである。ホームページには「大雪の影響で不通」としか書かれておらず、もし朝一番に倒木を知っていたら、復旧をアテにせず、別ルートでの帰宅を考えたかも知れない。
たとえば、上諏訪から塩尻まで在来線普通。塩尻から長野まで「ワイドビューしなの号」。長野から東京までは長野新幹線という乗り継ぎなら、なんとかなっただろう。
しかし、結果的には、1月30日の「マタイ受難曲」本番直前ということもあり、そうしなかったのは正解だったと思われる。疲れて風邪でも引いたら、元も子もない。
宿と隣接する片倉館の千人風呂を訪ねたのは、20余年ぶり。25メートルプールのような浴槽と思い込んでいたのだが、そこまで巨大ではなかった。ボクの記憶は全くアテにならない。
写真上は正午ごろに入口方向から、下は19時頃に諏訪湖方面から撮影したもの。パンフレットによれば、シルクエンペラーと呼ばれた二代目片倉兼太郎の呼びかけにより1928年(昭和3年)に完成された地域住民のための保養施設。森山松之助(1869 - 1949)設計による国重要文化財である。
湯上がりには、雪を踏みしめつつ湖岸まで歩いた。空気は冷たかったが、千人風呂の温もりをもってすれば湯冷めの心配もない。対岸に揺らめく灯りが儚くも美しかった。
皇室にも愛されるという由緒ある宿で、温泉に浸り、諏訪湖を眺めるほかないというノンビリした時間を頂けたことは誰からのプレゼントだろう。もちろん、宿にも味のある温泉があり、朝昼晩と温泉三昧。昨年からフル稼働だっただけに、ここで良質のエネルギーをチャージできたのは大きい。
※因みに、ボクの部屋は、宿ご自慢の数寄屋造りによる「菊の間」であるわけはなく、ただの平民部屋である。
大雪の予報で、特急あずさは始発より運転見合わせとか。こりゃ、帰れんな。こうなれば、もう一泊しようかな?
まあ、焦っても仕方ない。ただただ運転再開を待つのみ。幸い、ここには屋根も食料も温泉もある。さらには、マタイ受難曲のスコアもある。
スウィング ロビンの皆さん、夕刻までに帰り着かないときには自主練頑張ってください(笑)。
東京・多摩に大雪警報 23区には注意報 JR東、中央線・青梅線の一部18日午前運休 - 産経ニュース
予報どおり冷えてきた。
気が付くと外は雪。
漆黒の空より舞い降りては、屋根や車や道路を白く覆っていく。
夜が明けるまで、どのくらい積もるつもりか?
諏訪の自然が、どれほど清冽な朝の風景を見せてくれるかを楽しみに眠りにつこう。駅まで歩く苦労はひとまず考えないでおくことにして。
今日は、1月30日のマタイ受難曲公演に向けた二度目の「いな少年少女合唱団」レッスン。
町田の我が家から伊那市まで、片道4時間超といえば、所用時間に限れば倉敷の女声合唱団KIBIレッスンを凌駕する。特急スーパーあずさから各駅停車への乗り継ぎの悪さ、さらには岡谷からの飯田線が単線であることから時間の掛かるのは仕方ない。
しかし、いな少年少女合唱団の無垢で直向きな歌声を聴くと、長旅の疲れも忘れてしまう。彼らの出番は、第1部の最初と最後、たった2曲のみであるが、2時間のレッスンをそれだけに費やせるため、とても丁寧に指導できたし、伊那の少年少女たちは、ボクの要求にすぐに応えてくれた。本番も大いに楽しみだ。
因みに、伊那北の駅を降り、天竜川を渡る橋の上から、南アルプスと中央アルプスという二つの山嶺を同時に拝むことができる、というのも目と心の保養となった。
さて、流石に休みなしに4時間かけて帰宅するのでは、身体が参ってしまう、ということで、今宵は諏訪湖畔の宿で束の間の骨休め。最初に通された部屋の上階で酔っぱらいが大騒ぎしていたので、フロントにお願いして別の部屋に引っ越したところ。お蔭で、窓から諏訪湖の夜景を見下ろしつつ、静かな時間を過ごしている。
マタイ受難曲の東京公演へ向けて、待ち受ける怒涛の日々への英気を養うことができそうである。
先日、「マタイ受難曲」合宿から帰宅するとパリより荷物が届いておりました。
アンゲルブレシュト指揮の「ベレアスとメリザンド」1963年ライヴ、シャルランによる限定200セット・プライヴェート盤。
演奏の素晴らしさは述べるまでもなく、これは驚異的なオーディオファイルです! 一生の宝物と呼べるでしょう。
ところで、レコードショップのオーナーによれば、このセットの前オーナーは、アンゲルブレシュトのアシスタントを務め、家族ぐるみで親交のあったピアニスト、オデット・ガルテンローブ(Odette Gartenlsub)女史(ガルテンラウプと表記されることもある)とのこと。まさに、「関係者のみに配られた」というこのレコードを持つに最も相応しい位置にいらしたのですね。2014年に亡くなっていることから、これはその遺品ということになります。このご縁を天に感謝します。
ガルテンローブ女史の演奏は、YouTubeでフロール・ヴァン女史の歌うドビュッシー歌曲のピアノを聴くことができます。
アンゲルブレシュトに愛されたピアニストだけに、なんとも美しく高雅な音楽性。彼女のレコードの悉くは稀少とのことですが、こちらにもご縁のあることを祈りたいと思います。
愛車メガーヌのタイヤ交換をしてきました。その道では名の知れた町田街道沿いの「タイヤ安売り王」(町田市小川)に、はじめて潜入したことになります。黄色の外観が異彩を放っていますね。それゆえ、以前から気になっておりました。
予算の都合もあって、今回選んだのは国産タイヤ。ヨコハマタイヤのエコスといえば、標準的なグレードと言えるでしょうか。この黄色のお店はクレジットカード不可、現金のみの堅い商い。そのかわり、店名の「安売り王」の名の通り価格も安く、腕も確かというのが顧客からの評判のようです(ボク自身、タイヤの相場は、レコードほどには分かっていませんが・・)。
帰りのドライブは快適!
愛車メガーヌの新車当時の加速感が蘇ったような気がします。やはり、足元は大事だなぁ。普段、コーラス団員に履き物の重要性を説いている割には、自らのタイヤ交換の時期が遅かったことを大いに反省しつつ、帰宅した次第。
9日土曜日、大阪フィル「新春名曲コンサート」終演後の新年会を1次会のみで失礼した理由はこれ。
1月30日に本番を控えた「マタイ受難曲」公演のための最終合宿が10日~11日にかけて行われたためである。
総勢120名前後。東京ジングフェライン、あつぎマタイを歌う会、長岡混声合唱団のほか、大阪、名古屋からのメンバーも集っての大所帯である。
ところは、相模原市城山町の「もみじホール」。
残響がたっぷりあるため初日は戸惑いもあったが、2日目はコーラスの並びの変更も功を奏し、実りのあるレッスンとなった。
この2日間でのメンバーの成長も大きかったが、ボクにとっても演奏会全体のイメージが掴めたのは有り難かった。
ようやく、本番像が見えてきたと言っても過言ではない。
もみじホールのお宝であるベヒシュタインをを弾いてくれたのは、小沢さちさん。
本番で共演する古楽器オーケストラに備え、ピアノパートをすべて半音低く移調して弾くという荒技を立派にこなしてくれた。
「マタイ」ヴォーカルスコアのピアノ・パートは、そのまま弾くのだって大変なのに、実に驚くべきことである。
しかも、音にするだけでなく、音楽的に美しいのだから。
ところで、もみじホールの敷地内に気になる碑が建てられていた。
「旧川尻字苦久保の地」
川尻字苦久保(にがくぼ)とは、旧地名ということだが、いったいどんな苦難に充ちた由来が、この地名に込められていたことだろう。
もちろん、「マタイ受難曲」公演は、「苦悩を乗り越えて歓喜へ」の道を歩んでいることは間違いない。
合唱指揮者として、今回はじめて携わらせて頂いた大阪フィル「新春名曲コンサート」。理屈抜きに愉しかった。
円光寺先生の的確な指揮による心豊かな音楽、和やかでユーモア溢れる司会進行によって客席はとても温かな雰囲気。皆さん、心からの拍手をしてくださっているのがよく分かる。
前半の松田華音さんのチャイコフスキーの協奏曲こそ、舞台裏でのコーラスのウォーミングアップのため聴くことはできなかったが、ソプラノの市原愛さん、テノールの福井敬さんの美声を客席で堪能させて頂けたのは望外の至福。特に福井さんのプッチーニ「マノン・レスコー」からのアリア「見たこともない美人」、レオンカヴァッロ「道化師」より「衣裳をつけろ」の2曲の声と表現には脳天がジーンと痺れ、背中に電気が走ったほど。これぞ、オペラの醍醐味!
バーンスタイン「トゥナイト」のオーケストレーションをフル編成のオーケストラで聴けたのも収穫だった。
ふだん、ブルックナーを筆頭に、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなど、長大だったり、難解な音楽を好むボクが、自ら進んで所謂「名曲コンサート」の類のチケットを買うことはないのだが、考えてみれは、名曲アルバムの定番「マドンナの宝石」のような作品を生で聴けるという機会も滅多にあるものでなく、大いに満足した。今宵のような愉しさが約束されているのであれば、聴きにきてもよいな、と思った次第。
と、ここまで、新幹線車中で書いて、新横浜で下車しようとしたら、なんと同じ車両に福井敬先生を発見。お互い顔を合わせてビックリして、再会を約しつつ握手をしてお別れできるという僥倖。奮発してグリーン車に乗った甲斐はあったというものだ。