鉛筆削り

電動の軸が壊れて動かない　永遠にけずられし鉛筆のおと

雨が上がって

雨が上がって公園に行く
桜が土手でねころんでいた昼過ぎの事

なかあてしようというこらをなかにして
はさみうち

つれあいよ　
ぽけっとからてをだせ

線を引いただけのなかには
われわれのすなまみれのふたつぶがころころところがっている

役員決め

父母会の役員決めというものがあった
朝早くから行って来た
ゆうあいせーるとぼんおどり
どっちがいいかと言われて
ゆうあいというコトバから
はとがまめでっぽうもってでてきそうなきがして
ぼんおどりにあいなった
とうほうがおどるのではなく
そこでたちはたらくのがやくわり