明鏡   

鏡のごとく

しらない

2011-05-20 23:28:53 | 
しらないということはすぐそこにあったことを
しらされないままであったということ

めくばせをされながら
そのいみをうすらぼんやりとした

みせないつながりであることを
しらなかっただけのこと

かつてかよったがっこうのよこに
なにがあったかしらなかっただけのこと

なまえのゆらい
ゆらいだままのみえないつながりにからめとられたのは

じかんだろうか
じくうのゆがみか 

なににもがいていたか
ようやくみえてきたところで

せかいはおわるのか
おわるのはせかいか