人間は一人で生きていくことはできない
人間は生まれてから死ぬまで、成長と共に様々な環境の変化の中で
家族・友人知人・同僚・他人などの助けや支えを受けながら生きて
いる。その程度は様々で、あるいは本人が知らない内に助けられて
いることもある。他人から心配されていつこともその一つである。
現役時代は、それが日常のように感じられ感謝しながら自分自身も
逆の立場に立ったりして、お互いに切磋琢磨して生き抜いている。
しかし退職し社会生活の歯車から離れるとその生活は一変してし
まう。自身を取り巻く人間関係が急に減少し、それ自体は当然のこ
とと理解するしかない。だからと言って、生活して行くうえでは決
して一人では生きていくのは難しい。
自分を取り巻く人達は、なんらかの形で支えになったり協力をしてく
れることで生きていけると私自身は実感しているし、今後益々、心身
共に支えられて生きていくことに感謝しながら老いていくことで、決
して一人では生きていけないと思っている。