今はもう無い家

今はもう無い家


人は「柄」に付く？

それとも「人」？

多分「家」なんだと思う。

故郷が恋しいのは…そこで過ごした日々が懐かしく思い出されるから。

故郷に帰るのは「家」が有るから。


私が望郷の念に駆られるのは

勿論友人に会いたいのもその一つだけれど

失った「家」への思い…と言いますか…。


一つ一つ考えて考えて、造った家。

庭木の一つ一つも自分で買って、植えて、育てた…

庭で子供たちが遊び、犬がいて

小鳥が毎日やって来て


とっても楽しかった頃を過ごした家。


「無くなってしまう」と思いが強くなる！ってほんとなんですね～。

頭を切り替えなきゃ！とは思うんですよ。


こちらは暖かく過ごしやすい！と言い聞かせているんですよ。


でもね～、解ってても切り替えが出来ないのは…

過ごした年月が長すぎたからでしょうか…。


今日も穏やかで晴れ。

朝は冷え込んだけれど、もう既に霜は融け…優しい日差しが射しこんでる。


切り替えなきゃね～。