あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ 餐の皿』第二話&第三話 ちょこっと感想

2017-11-01 23:00:00 | アニメ感想

 さ~~~て!
 それでは祖母の三回忌も無事済んだことですし、ブログの方に注力したいと思います!
 昨日で無事歯の治療も完了したしね!(←関係ない)



 まずは今週の『ソーマ』本編について少しだけ感想&考察を。

 タクミの試合結果はお見事!!の一言。
 まあ、ちょっとだけツッコませてもらうならば、「牛肉」というテーマであるもののタクミの料理は牛肉の主役感が薄く思えましたが。

 そして次の料理披露は茜ヶ久保ももVS恵の第3カードとなる模様。
 果たして茜ヶ久保ももが作っている物は何なのか、考えてみました。
 鍋から漂う匂いだけで真っ黒司会者(もはや名前で呼びたくないレベルで嫌い)は浄化されていましたが・・・。
 ふむ・・・。
 浄化・・・デトックス・・・清涼感・・・。
 清涼感といえばミントですよね・・・。

 試しに【りんご  ミント】で調べてみたところ・・・。
 なんと【りんご  ミント  デトックス】という大当たりなワードがヒット☆
 どうやら「デトックスウォーター」というものが世間にはある模様。
 私は美容にあまり興味が無いので全く知りませんでしたが。(←女子失格)

 でも、“ウォーター”では茜ヶ久保ももの得意分野である「焼き菓子」には使えない・・・。実際鍋で煮込んでるし・・・。(※デトックスウォーターは冷蔵庫で一晩風味を抽出)
 ふむむ・・・。
 でもこのジャストヒット具合から考えて、的外れではない筈・・・。
 ふむむむ・・・。
 粘って、さらに調べてみたところ・・・ヒット☆
 りんごとミントで「ミントジェリーというものが作れるそうです!(作り方もドンピシャ!)
 なるほど、これなら焼き菓子に充分に使えますね!
 タルトやシュークリーム(シュージェリー?)とかに合いそう♪

 一方の恵については・・・
 今回タクミが実家で積み上げた経験やスタジエールでの修行、美作との闘いといったこれまでの集大成という“過去”を料理に込めたならば。
 恵には自分の闘いの先に仲間達の勝利を繋げるという、これからへの“未来”を込めた料理を創ってもらいたいところですね。
 そして、タクミが“過去”、恵が“未来”となれば、創真は勿論。
 仲間達と一緒に闘えたからこそ創れたという“今”の料理を是非披露してもらいたいところです!!

 

 

 さて、それでは久し振りにアニメ版『ソーマ』の感想へといきましょうか。
 時間確保の都合上、今期は二話分一緒に述べていきたいと思います。



 【『食戟のソーマ 餐ノ皿』第二話 ちょこっと感想】 (収録話 第122話 ~ 第124話


 あ~ソーにゃん可愛い~~~
という感想から今回はスタート。
 原作で見た時は創真の髪色に合わせて赤毛(オレンジ)かと思っていたのでしたが、黒猫さんでした。
 それもまた良し。


 そしてやはり今回も、アニメオリジナルの改変がとても秀逸・・・!!
 毎回言っていることですが、それでも本当に毎回称賛する価値があるんですよ。
 今回大いに感心したのは創真がえりなに試食を頼むシーン。
 原作では創真はえりなと
 出店受付時に鉢合わせ ⇒ その帰りがけに模擬店前で邂逅 ⇒ 学校内でアリスとケンカしているところに再び出くわす
 といった流れになっていましたが、週刊連載ではあまり感じないものの、アニメで一気に見るとなると「え?またえりなと会った?え?また~??」といった感じでかなりえりなとの邂逅がしつこく感じられてしまうんですよね。
 それをアニメスタッフさん達は見事に整理☆
 アリスとの言い合いのシーンを校内から模擬店前でのシーンにドッキングさせることで、非常にすっきりと、かつ違和感皆無の形で纏められていました!!
 しかも「アリスは十傑であるえりなに月饗祭参加の許可を頼みに来た」という背景をさらりと述べさせることにより、更に納得性と自然さを増加させていたという。
 これで冒頭からの
 創真の大胆行動に触発されて月饗祭への飛び入り参加を決意 ⇒ えりなからの許可を頼むも叶わず ⇒ 汐見ゼミとの合同参加を企む
 というアリスの一連の行動もスムーズに理解できる流れになっているんですよね。
 こういうちょっとしたセリフや表情の描写があるかないかだけでも説得力というものは段違いだというのを、アニメスタッフさん達は本当によく理解してくださっていると思います。

 いやはや、この構成力は大変見事。素晴らしい。天晴れ。
 私がこれまで見てきた原作付きアニメの中でも間違いなくトップクラスと断言できます。

 一方でえりなやアリスだけでなく、新戸も己の得意分野である薬膳の面から創真にアドバイスしてくれていたのも大変素晴らしい改変ポイントでした!
 それだけでなく、創真の調理を手伝ってもくれていたし♪
 この描写は創真への態度の軟化だけでなく、早めに調理を終わらせてえりなの時間を確保してあげたいというえりなへの配慮と捉える事も出来るんですよね。
 脚本の構成力もさることながら、キャラクターそれぞれの「らしい」言動もまたアニメの大きな評価ポイントだと思います。

 でも、創真の迷言がカットされてしまったのは残念。(><)
 いまだにあれを越える迷言には出会えていません。

 ま。
 三対一にショックなえりなサマがめちゃ良かったからいっか☆



 あとはもう、期待に違わず創真の真っ赤な中華料理が色々と凄い威力。(大苦笑)
 やっぱ色が付くと凄いですね。
 空気まで・・・。(^^;;;A)

 それと改めて思いますが、創真と恵はやはりお似合い。
 涙ぐましい恵の努力をあっさり無下にする創真の薄情さが、なんというか嵌りまくってるというね(苦笑)。
 しかも揃ってタラコ唇になってるし(苦笑)。
 でもやっぱり一番は
 隣り合っている姿がとっても自然なこと。(^^)
 あ~お似合い♪お~お似合い♪と終始微笑ましく見守らせてもらいました♪


 創真が胡椒餅をメニューに採用した理由が補足されていたのも良かったと思います。
 原作では「中華料理はなにも四川料理に限ったものではない」というえりなの発言のみから思いついていましたが、アニメではそれに加えて久我の「店構えも大事な要素」という発言とも繋げていたのは実に巧妙でした。
 これで料理面と、お客へのアピール面からの両面から理由付けが。
 この補足のお陰で、「前半であれだけ辛さを追及していたのに、なんであっさりと辛くない料理に?」と人によっては抱きかねない疑問点を払拭してくれたと思います。
 まあ胡椒餅は、これまで扱ってきた「辛味」を麻辣味(花椒&唐辛子)でなく胡椒で代用しているんですけどね。

 はっぴ姿の創真ちゃんに悶絶したのは言わずもがな。


 そして驚くべきは遠月学園の校歌がいたって校歌らしい校歌だったこと。
 これには附田先生も感激したに違いない。

 つくづくアニメ様様なお話でした。
 あ~面白かった♪





 では続けて



 【『食戟のソーマ 餐ノ皿』第三話 ちょこっと感想】 (収録話 第125話 ~ 第127話

 

 

 

 

 

至高。

 

 

 

 

 

 もう一度言いましょう。

 

 

 

 

 

 

至 高。 

 

 

 

 

 

 確かにアニメ版ソーマはこれまでにも何度か原作を超える神回がありましたけども・・・。


 今回は凄すぎる。

 今回も凄すぎる。


 今期は第一話目から安定した良質さでしたが、今回はもう。

 あまりの完成度の高さに逆に称賛の言葉が見つからない・・・!!!


 この高クオリティな面白さは、ひょっとして・・・
 と思ったら大・正・解。
 安心と信頼の高田耕一さんが今回担当(絵コンテ)してくださっていました!!
 この方が担当してくださる回は、そのほとんどが私にとって好評価な内容だったりします。
 代表回は第一期では第7話【静かなる丼、雄弁な丼】。第二期では第4話【追跡者】ですね。
 あの時も全力で称賛させてもらいましたっけ♪



 まず最初に絶賛したいのは作画の綺麗さ。
 とにかくもう

 創真が美形。

 創真がイケメン。


 創真が素敵。


 勿論他のキャラ達ももれなく可愛く格好良く描かれていましたが、やはり贔屓目全開な私からすると、創真の美麗さが頭一つ上に見えてしまうという。
 個人的に必見シーンだった、原作第126話「そう?」と問い掛ける創真のシーンも気合が入ってくれていたのはまた格別な喜びがありました。
 間違いなく今回は永久保存決定です。
 ホント眼福でした♡



 そしてアレンジの見事さも今回も相変わらず健在☆
 特にそれが輝いていたのは、第一日目終了後に主要一年生メンバーが集合したシーンですね。
 なにが素晴らしかったって、一人一人全員が創真とコミュニケーションを交わしてくれていたところ。
 原作ではその場にいなかった新戸も加わってくれていたただけでなく、創真の胡椒餅も食べてくれていて。(^^)
 黒木場と葉山も一緒に創真と会話する様子が、[秋の選抜決勝トリオ]を思い起こされる形になっていて。(^^)
 創真と恵が仲良く並んで遠スポ新聞を読んでいたりして♪(^^)
 とにかく非の打ち所のない仲睦まじさとキャラクターの活かされ方になっていました。

 特にポイントが高かったのが、えりなだけが胡椒餅を食べなかった点についてちゃんと言及されてくれていた事。
 これは原作でも個人的に目に留まっていた点だったので、この補完は大変グッジョブでした。
 本当にアニメ版のアレンジは痒いところに手が届くような気の利きようです。本当に素晴らしい。
 「薙切ズの一人」というおざなりな呼び方もまた素晴らしい(笑)。

 あとは郁魅とタクミの創真大好きっぷりも見てて大変楽しかったです♪♪♪
 タクミ&郁魅を予感している私としては、原作以上にタクミと郁魅のシンクロっぷりが描かれていたのは嬉しいところでした♪

 つくづく思いますが、創真って誰と組んでも面白い交流が出来ますよね。
 この点が『幸平創真』という主人公の魅力の根幹に関わる部分だと考えています。
 こういう以前戦った相手だというのにも関わらずまるで旧知の仲のように親しいやり取りができているという創真の姿が、えりなの目を引いているという形に繋がっているわけです。
 本当に隙の無い描写だな~~~。(感嘆)


 同時にここら一帯のシーンは、構成面でも見事な効果を発揮していたという。
 原作では創真一人の回想という形で胡椒餅の料理面的解説が述べられていましたが、アニメでは香辛料のスペシャリストである葉山と、実際の協力者である郁魅との交流を通してリアルタイムで解説する形に改変。
 こうすることで、主要メンバーが一同に揃っているこのシーンの価値がより上がることに。
 どんだけ見事な構成力なんですかと言いたい。
 ヤスカワショウゴさん(脚本担当の方)は天才ですか。



 一方の[白衣の三人組]のやり取りも最高(笑)。
 特に黒木場が原作以上に良い~持ち味を出してくれていましたね~。
 ベスト発言は「現実だぞ」というツッコミ(ボケ?)。
 そりゃそうだけど(笑)。

 ナン味のキャンディーにもやられました。
 そりゃ売れんわ(笑)。



 あと細かいところでは、前回に引き続き創真が胡椒餅を選んだ理由もさり気に述べられていたのが良かったですね。
 石窯の物珍しさと焼き方のインパクトから、集客効果を狙った創真。
 「今回もそれを狙ったんだけど・・・」と、創真本人に胡椒餅を選んだ理由をちゃんと述べさせていたのは良かったと思います。
 その一方で、創真に余計な「含み」を持たせていた場面はカットしたのもまた良かったかと。
 原作は、そして主人公も
 説明が多いようで、実は相手(読者)を納得させる説明は足りていない。
 という大きな短所があるんですよ。
 それが理解のしにくさ、又は誤解の生みやすさという弊害になってしまっているんですよね。
 その点をアニメは大変丁寧にフォローしてくれており、実に有難い限りです。
 本当に、『食戟のソーマ』という作品は良いアニメスタッフ方に恵まれました。本当に。




 とにっかく今回はもう、作画・脚本はもとより、キャラクター一人一人の活かされ方がとんでもなく輝きまくっていましたね。

 原作で既にストーリーは分かり切っていたというのに。
 これほど純然に笑わされ、そして楽しめたのはすごく久し振りです。本当に。

 第一話も第二話も100点満点と言えるほどの出来でしたが、今回は150点、いえ200点です!!!
 アニメスタッフさんありがとうございました!!!(><)

 


『食戟のソーマ 餐の皿』第一話 ちょこっと感想

2017-10-07 21:20:00 | アニメ感想

 今日はジャンプの発売日♪
 仕事で疲れた身体と心にエネルギーを与えてくれる有難い存在です。感謝感謝。
 『トマトイプーのリコピン』!今号から連載開始となりましたね!
 読切の時から可愛い絵柄が気に入り、連載化を待っていたので嬉しいです。
 内容は結構ダークでポイズンなところがありますけど。(^^;A)

 
そして『ゴーレムハーツ』も連載化決定とのことで!!
 私は読切作品に惹かれることが少ないのですが(←見る目が無いだけ)、この作品はとても気に入ったんですよね。
 キャラ造形・作画・構成・演出・ストーリーと、いずれも大変安定しているなあ~、と。
 なのでこれは嬉しい報せでした。
 是非とも頑張ってもらいたいところです。(^^)

 今号のジャンプは、個人的に
 『鬼滅の刃』
 『火ノ丸相撲』
 『ゆらぎ荘の幽奈さん
 これら三作品が普段にも増して珠玉だったとしか言えません。(『火ノ丸相撲』は毎回珠玉ですけどね)
 時間と身体さえ許してくれれば、これら三作品それぞれを単独感想で述べたいぐらいでした。


 あ、『ソーマ』に関しては

タクミを舐めんなよ。

 とだけ言っておきます。

 それと、『ソーマ』の担当さんが交代されたとのことで。
 前担当の上野氏は『ソーマ』のアニメを録ろうとしたところ録画機器が壊れて附田先生との打ち合わせに遅れたり、海外のサイン会に同伴したところパスポートも財布も紛失したりと色々と話題に事欠かない人でしたっけねえ~。(担当中の展開があまりにもアレでしたし)
 ま、これからも頑張って精進してください。
 そして新担当の南村さん、どうぞよろしくお願いしまーす。 






 さて!

 それでは今週から遂に始まった『食戟のソーマ 餐の皿』の感想をば!

 詳細な感想は原作感想で既に述べていることに加え、諸々の事情などもあり、今期も「ちょこっと」の文章量で述べさせて頂きます。どうかご了承ください。
 その代わり?に、アニメに収録された原作の感想記事をリンクしておきます。





 【『食戟のソーマ 餐ノ皿』第一話 ちょこっと感想】収録話 第119話 ~ 第121話


 おかえりなさいアニメ版ソーマ!!(^^)
 そんな第三期は「紅葉狩り会」終了後の創真と恵の会話からスタートです。
 単行本第25巻梱包のオリジナルアニメDVDから続く流れにはなっていますが、視聴していない方でもさほど混乱しない構成になってくれていたと思います。

 前期は『弐の皿』と名付けられていましたが、今期アニメは『参の皿』とはならずに『の皿』。
 これはまさに相応しい当て字ですね。
 アニメスタッフさん達の心配りの細やかさとセンスの良さが既にこういったところから伝わります。



 そしてお待ちかねのOP。
 冒頭は創真の包丁と鉢巻きのカットからでしたか・・・やはり。

 でもって内容の方はといえば・・・

 

 

これは素晴らしい・・・!!!

 



 私にとってOPの好印象度は第一期前半のOP[希望の唄]が一番だったのですが・・・
 ちょっとこれは、そんな第一期さえも越えたかも。

 (第一期も含め)これまでのOPには悪い意味でのネタバレ要素や演出過多な部分があったのですが、今回の抜擢シーンにはそれらが感じられず、純然に見入ることが出来たんですよね。
 特に巧いと感じたのが、画面内の分割によって十傑の派閥関係が表現されていたこと。
 これは先の展開をいい感じに暗示しておきながらネタバレにまでは及んでいないという、非常に巧い表現だったと思います。
 しかも音楽ともビッタシ☆
 今回のOP、今までで一番楽曲と映像がハマってません!?
 最高です。

 ラストの画面分割も面白かったですね。
 人によっては、「この組み合わせがそのまま将来の十傑の席次になったりして☆」と思われた方もおられるのでは。
 ・・・ただ。
 どうしてタクミがいないの???


 (反響を生んだであろう)単行本第16巻表紙のえりなを取り上げていたのも個人的には高評価でした。
 あのえりなは彼女の心理状態をまさに表現していたイラストでしたからね。
 アリスや新戸との「出会い」を得ていても尚、解放されるまでには至らなかったえりなの心。

 だからこそ。

 創真との「出会い」がいかに大きいかが分かるわけです。



 ・・・それと・・・。

 仙左衛門と創真の「あのシーン」も挟まれてましたね。
 カラーだと尚更印象深く映るなあ~と思いながら見ていたら・・・
 原作の今の展開と繋がる考えが浮上。
 これは原作感想の方で述べたいと思います。
 あ゛あ゛あ゛早く感想記事を追いつかせねば・・・!!(><;)


 恵を遥かに凌駕してえりながヒロインとして扱われていましたが、これに関しては一切文句無し。
 この三期内で突入する展開にて、よ~~~やくえりなはこれまでのエネミー役からヒロイン役へと正式始動するわけですから。
 特にグッジョブ!!と思ったのは、えりなに“光”が当たる直前にガラス?を創真が「破壊」したこと。
 創真の救済を「破壊」と形容している私にとって、この表現はまさに願ったり叶ったりなものでした。

 中でも見逃せないのが、創真とえりなの「繋がる手」もあったこと。
 これは原作でもまだ描かれていないというのに。
 まあ、私個人の願望としても、この遠月革命編内にて是非とも原作でも「繋がる手」が果たされてほしいとは思ってますがね。



 他にもシーンの切り替えによって段階的に迫るアップ等、至る所が高クオリティなOPでした。

 極めつけは

 

 

 

烈火の中の創真。

 

 

 

 

 冒頭で
 カッケェエエエエエーーーーー!!!(床ごろごろ)

 ラストで
 カッケェエエエエエーーーーー!!!(床じたばた)

 と、そりゃもう痺れさせてもらいました。
 アニメスタッフさんありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。(三回言った)
 お陰様で何度繰り返し視聴したかもう分かりません。(←)




 ・・・と、気付けばOPの感想だけで軽く五千文字になってしまったという。(←どこが「ちょこっと」だっつーの)



 内容の方は、相変わらず安心して楽しめる構成になってくれていましたね。
 作画面が少々「ん~?」とは思ったものの(特にデフォルト画)、些細なものでしたし。
 流石に三期という事もあって、創真を始めキャラクター一人一人の描写ももはや手慣れたもの、といった自然さだったのが個人的に一番嬉しいところでした。(^^)
 アニメの楽しみ方の一つとして原作にはないオリジナルの展開や台詞探しがあるのですが、それがこのアニメの場合非常に違和感のない上手なアレンジになさってくださっているんですよね。
 今回大きな改変だったのは、原作第123話で恵が述べていた中国の諺を久我が述べていた事。
 相変わらず代役の選択がお見事ですよね~。
 原作では恵が北条から聞いたという設定になっていましたが、この諺はそれこそ中華のスペシャリストである久我の口から述べられた方がより自然かつストレートな流れですもの。

 他にも輝きまくりな一色先輩とか(笑)。
 授業中の創真とえりなの、プンスカえりなとヘラヘラ創真のデフォルト回想とか(笑)。


 ・・・うん。
 やはり『ソーマ』のアニメスタッフさん達は信頼できます。
 原作はこれから、色々と不満が募る展開になってしまいますが・・・
 アニメスタッフさん達なら、きっと納得いく形に料理し直してくれることでしょう!!



 ちなみにえりなの声優さん変更に関しては・・・。
 活動休止を知った際は驚きましたし、今回の三期の開始前に復帰なされた時は嬉しかったですし、それでも大事を取って今回は降板なさられたのはとても残念でした。
 特にこの三期は、えりなが最大のキーパーソンなこともありましたから・・・。
 でも。
 やはりお体が一番大切ですものね・・・。
 アニメの収録は想像以上に大変と某所で知りましたし、復帰早々に無理をなさって再びお体を壊してしまっては元も子もありませんもの。
 それに、今回のえりなの声優さんも、さほど違和感はありませんでしたし。
 事前にオリジナルDVDを見ていた影響もあるかもしれませんが、少なくとも私は自然に馴染めました。
 ですが。
 この三期はこれまで全く見せなかった表情・感情・背景が暴露されるという、『薙切 えりな』というキャラクターを語るうえで不可欠の内容となっているので、どうか新たな声優さんには頑張って頂きたいところです。




 EDは前期に引き続き『nano.RIPE』さんが担当してくださり、嬉しい限り♪
 OP共々正当派な内容でした!
 うん。やっぱりそうなんですよ。
 「おはだけ」さえなけりゃあ、この作品は至って正当派なんですよ・・・。(T-T)


 まあそれはともかく。
 OPもそうでしたが、この三期はとにかくえりながヒロイン然として扱われていてもしょうがないと思っていたんですよね。
 そう思っていただけに、EDのこの内容には喜びが☆
 ♪創真のお隣が恵♪
 ♪恵の回想シーンに創真との「重なる手」
 ニコニコが止まりませんでした。
 ほんと、この回だけでどれだけアニメスタッフさん達に感謝すればよいのやら。
 つくづくありがとうございます。
 創真&恵派として、これだけで充分満足できました。(^^)


 そして、附田&佐伯先生が意図してデザインなされたこともあり、やはり創真と司は並ぶと良い感じになりますね。
 「有色」と「無色」、「熱」と「無温」といった感じで。
 ま。
 [三大ライバル(タクミ・葉山・黒木場)]も創真と並ぶと良い感じですけど。(^^) 




 さて、今回の第三期は一体何クールになるのでしょうかね?
 多分、今回は進級試験編の直前であり、えりなが決起する第171話までかと思っています。

 ちなみに次回も面白くなる予感しかしません。
 なにせ次回はジャンプ本誌の方で人気1位を獲得した第123話が入る内容ですからね♪
 創真くんのキレッキレのツッコミ&真っ赤な中華料理&迷言炸裂が超~楽しみ♪♪♪


『食戟のソーマ 弐の皿』第八&九話 ちょこっと感想

2016-09-03 09:40:00 | アニメ感想

 『ひとりでできるもん!』の初代まいちゃんの突然の訃報に、ただ驚くばかり。
 まさにその世代だった私。
 毎日毎日とても楽しみに、クッキングとの料理や、おじゃまとやじゃまとのゲーム世界でのクイズバトルをテレビ越しに見ていたものです。
 あまりにも早すぎる・・・。
 当時の私に、料理の面白さや知識を教えてくれて本当にありがとうございました。
 ご冥福を心よりお祈りいたします・・・。



 良くない報せは続くもので、えりなの声優を務める種田理沙さんが病気療養のため活動休止に。
 謀らずも、えりながメインとなっている単行本第20巻の発売とほぼ同じタイミングで公表されたというのがなんとも残念というか・・・。
 治療に専念し、元気になって戻ってきてくださることを祈るのみです。
 どうかお大事に・・・。





 ・・・さて、切り替えてアニメの感想へと入りましょう・・・。



 【『食戟のソーマ 弐ノ皿』第八話 ちょこっと感想】

 いや~!今回も作画・演出・脚本と全てに渡って大変高クオリティでした!!
 カットされたところは多々あれども、アニメオリジナルの改変部分が原作に負けず劣らず良質だったため、残念感が全く無かったのがひたすら見事。
 原作第93話ラストから第97話中盤までの展開を、今回は始めから終わりまで大変綺麗な展開に纏めてくださっていました。
 特に目立っていた改変部分はやはり榊のお着替えでしょうかね(苦笑)。
 基本的に私はお色気描写には (-“-) という顔になる人間なのですが(つまりドン引き)、これは割と抵抗なく受け止められました。
 生活を共にする寮仲間ならではのシーンですものね。

 ですが私が一番気に入ったシーンは、やっぱり創真と郁魅とのやり取り!(^^)
 創真をないがしろにしている遠スポの記事を不満げに見ている郁魅や、高湿型冷蔵庫の貸し借りについてなど、非常にキャラの心理や料理関連の細やかな部分にまで手が行き届いていました!!
 特に高湿型冷蔵庫のくだりは「へ?極星寮にそんな専門的な設備あったの???」と思った直後に郁魅への感謝の運びになっていたことで、とても素直に納得できる形に。
 これは大変上手な補正でした。
 ここの郁魅も可愛かったしね。(^^)
 まあ、あのめっちゃ思わせぶりなキラキラシーンには大笑いしてしまいましたが(しかも創真にボイスエフェクトを掛けてくださっているというこの芸の細かさ)
 ドンマイ郁ちゃん。頑張れ郁ちゃん。

 榊や郁魅と、それぞれ活躍していましたが、恵もちゃんと存在感を放っていましたね。
 やっぱり髪をおろした恵はとっても可愛いな~。(^^)
 原作では恵が髪をおろしている時は大抵寝間着姿なのですが、普段着でお披露目というのがまた嬉しいところ♪
 創真は鉢巻きの装着によって「変身」感が描かれていますが、恵は三つ編みを解くかどうかで「変身」が表現されていますよね。



 ところで。
 これは本編感想で述べそこなっていたことなのですが、今回の葉山と黒木場それぞれの取材陣への対応は、そのまま彼らの対人関係そのものと言えるんですよね。
 公の会見の場では優等生的態度で対応しつつも、誰も入らせない空間に閉じ籠って試作する葉山。
 一応取材は許可するものの態度は投げやりで、しかもバーサクモードに入ると超攻撃的に取材陣を閉め出す黒木場。
 これらの彼らの対応は、形は違えども、人とも他者に対して閉鎖的であるということを意味しています。
 そんな彼らと比較してみると、創真の他者に対する対応は大変親切なことが分かります。
 VS美作戦で、早津田みつるからの取材を許可した創真。
 スパイ疑惑がありつつも、自分の料理人人生が懸っているという大勝負という状況でも、早津田に丁寧に説明をしてくれていました。
 普通なら自分の事で精一杯の筈。それなのに。
 ドライでマイペースな一方で、面倒見が良く丁寧な対応も取ってくれる創真。
 それらは全て、彼の懐の広さが成せることなのでしょうね。
 

 そんなわけで全てに渡って大満足だった第八話。
 ですがやっぱり最大の目玉はあの核爆シーンと言えましょう。
 今改めて見て、思います。

後生ですから、そこ代わってくださいふみ緒さん。






 続けていってみましょう。

 【『食戟のソーマ 弐ノ皿』第九話 ちょこっと感想】

 ひたすらビックリ。

 前回に引き続き、これまた高クオリティ!!

 一体どうしたんですかアニメスタッフさん!?
 いや確かに第二期は全体的に渡って上質ですが、二週連続とはさすがに驚きを隠せません。ホントありがとうございます。

 今回は光を用いた演出が特徴になっていましたね。
 「天の道」から照らしだされる月光を始め、後光的な表現だったり粒子的表現だったりと、一口に「光」といっても様々な形の表現法が用いられていて何気に印象的でした。
 画面分割の手法もこれまた大変上手く用いられていて感心しきり。
 前回は個人的に大信用している高田耕一さんが担当してくださっていましたが、今回の絵コンテ&演出を担当なされていたのは櫻井親良さんという方とのこと。
 フム・・・。
 要チェックや☆

 個人的に特に昂ったのが仙左衛門の「構えよ!」からの一連の流れ。
 とりわけ空の満月がドン!ドン!!ドン!!!とクローズアップされていったあの表現はもう最高だったとしか・・・!!
 ・・・・・・・・・・演出がそれだけ最高だっただけに・・・直後のあの一枚画は残念というか・・・。いや原作が凄すぎるだけなんだけど・・・。比べてはいけないんだけど・・・。


 これはきっと附田先生も意図していることでしょう。
 今現在の本編がああいった展開を繰り広げている最中だけあって、今回の仙左衛門のあの言葉は大変響くものがありました。
 それが、葉山の料理の分析。
 「選別 択一 故の洗練―――」
 これは今現在創真達が対立している薊の考えそのもの。
 葉山の料理スタイルは、まさにこの薊政権の方針と一致しているものなんですよね。
 この要素も、私の予想を裏付けてくれた一因だったのでした。


 そんな中、アニメの感想の中に「葉山の前菜・黒木場のメイン・創真の〆の順で食べるとコース料理のようなバランスの良さ」といったコメントを見つけて目からウロコ☆
 確かに・・・!!!
 その観点には気付けませんでした!!
 こういう発見があるからこそ、様々な方の意見というものは大変勉強になるんですよね~。
 その意見から考えても、いかにこのトリオのバランスが良いかが窺えますね。(^^)
 個人的に、ここにタクミが加わればそれこそ完璧になるわけなんですけども。
 タクミが入るとしたら、担当はスープかな?
 スープは液体故に飲みやすい(口にしやすい)半面、品によってはメインにもなり得るボリュームもありますからね~。


 他にも

  • ふみ緒さんやアルディーニ兄弟もちゃんと来てくれていた。
  • 回想時の黒木場の「お嬢」発言に対してアリスが笑顔になる際、細やかなカットが入っていた。
  • 仙左衛門が創真の焚きこみご飯にも「おにやけ」をしてくれていた。
  • お代わりはしないものの、レオノーラの表情がちょっとすまなそうな表情になってくれていた。

 等々、今回も補足改正が大変丁寧で嬉しい限りでした。(^^)
 さて、いよいよ次回は長きに渡った秋の選抜編の終了、そして新章の開始となる筈。
 個人的には[イケメントリオ]のじゃれ合い(笑)を楽しみに、次回を待つことにします♪



 では最後にいっちょ吠えてみましょう。

 風来坊コスプレな創真も良かったですが・・・

刀工な創真似合いすぎー!!
格好良すぎー!!
アニメスタッフさん方グッジョーーーブ!!

 

 


『食戟のソーマ 弐の皿』第七話 ちょこっと感想

2016-08-18 23:40:00 | アニメ感想

 アニメ感想を書く際、照らし合わせるために単行本を見返すようにしているんですが・・・。
 今アニメでやっている展開が原作で描かれていた頃に、『ソーマ』のアニメ化が決定したんですねえ~~~。
 つくづく、月日の早さを実感。


 【『食戟のソーマ 弐ノ皿』第七話 ちょこっと感想】

 カットされてもおかしくないと思っていたんですがねえ・・・。
 第90話冒頭の仕上げシーンは。
 今見てもツッコミ所満載のシーンだよね、ほんと。(^^;A)

 今回は葉山と黒木場の闘いがメインだったわけですが、サブタイ通り(?)随分と動物が登場していましたね~。
 鷲と虎に始まり、鴨だの鰻だのポ●モンだの。(いやそれは)
 それでも私は前回のヘビさんに一票。
 主人公に絡んだ功績はデカい。(←)
 
 それにしても今回は、えりなの創真に対する話し方が原作の印象よりずっと穏やかで、観ていて心地良かったです。(^^)
 無闇に突っかかったり見下したりさえしなければ良い子なんだよえりなは。

 でも今回のベストシーンは「最高の闘いをお約束します!!」の黒服トリオ!
 ・・・と言いたいところですが・・・
 その直後の黒服トリオとアリスの漫才やり取りでしょうかね(笑)。
 特に良かったのが、黒木場が創真にも話を振っていたところ。
 原作では葉山も黒木場も互いの事しか敵視しておらず、創真は蚊帳の外的な扱いになっていたんですよね。(それは次回以降より顕著になるわけですが)
 そこに今回の黒木場のたった一言が入っただけで、少なくとも黒木場は創真の事も倒す相手として意識してくれているというのが伝わり、なんとも嬉しいものがありました。(^^)
 う~~~ん、やっぱりアニメは脚本部分の補正改正が大変素晴らしい♪
 だからこそ、次回から選抜終了までのアニメの脚本には大いに期待させて頂きます。





 さて、お盆も終わりを迎え、普通の日々が戻ってきました。
 このお盆期間中に少しでも『ソーマ』本編の感想記事を書き進めたいと思っていたのですが・・・。
 あまりブランクは埋まりませんでしたね★
 (息抜き回はともかくとして)ここ最近はイマイチな展開が続いていた本編ですが、ようやく面白そうな展開に。
 なので、本編感想が追いつかなかったこともあるので、ここで次回(第179話)の予想を簡単にですが述べておこうかと思います。


 前回ラストにて分断されてしまった創真達。
 第172話で表示されていた地図から推測するに、どうやら4つに分断された模様ですね。
 気になるのは創真班がどのルートに配属されたかということですが・・・。
 私の予想としては、北海道の中央を北上する「富良野方面ルート」でしょうかねえ?
 何故なら、このルートは全ルートの中で最も分岐が少ないから。
 断言させて頂きますが、この創真班のメンバーは[玉の世代]の中でも協調性・団結性において最も安定している面子です。
 だからこそ、作者がこれほど盤石な班編成にしたという事は、その分セントラル側からの試練が相当に厄介なものになると推測できるわけで。
 その厄介な試練を乗り越えるためにも、創真班はこの安定したメンバーのままで最終試験までいくのでは・・・と私は予想してみます。
 
 一方で気になるのが他の[玉の世代]の仲間達。
 今回(第178話)の様子から見るに、郁魅はイサミと、新戸は榊達と一緒になっているものと思われます。
 創真班がレギュラー陣ばかりになった分、他の班は新鮮な構成になりそうですね。
 あと気になるのはアリスと黒木場ですが・・・。
 えりなと新戸が切り離されたわけですから、彼らも間違いなく分断されてしまった事でしょう。
 そんな彼らは、一体どのルートになるかというと・・・。
 郁魅らは「十勝方面ルート」。
 黒木場は「小樽ルート」かな?
 港町育ちの黒木場に港町のルートを宛てるなんて馬鹿じゃね?と思われそうですが、そこはホラ、あれですよ。
 得意分野で屈辱を味わわせる方が、より大きいダメージを与えられるというヤツです。(はい、自覚してます。自分の根性の悪さを。
 ちなみに郁魅らは何故「十勝方面ルート」と予想したかというと、十勝って日本でも有数の酪農地帯じゃありませんか。
 そんな十勝地方は乳製品だけでなく、小麦や大豆、ビート(砂糖の原料)も多く生産していることから「菓子王国」と呼ばれているとのこと。
 私としてはそろそろ見てみたいんですよね、本編で。
 郁魅のもう一つのスキルを。
 そして、「お菓子」とくれば当然十傑の「あの子」の出番となるわけで。
 そんな諸々の理由から、この予想を立ててみた次第です。
 そうなってくると、消去法で残りの新戸班は「旭川ルート」となるわけですが・・・。
 旭川といえば、皆様ご存知の通りラーメンの聖地☆
 ここらで女木島冬輔が登場してくる可能性は高いですね。

 新戸班や黒木場はともかく、できれば郁魅班に関する予想だけは当たって欲しいところです。

 


『食戟のソーマ 弐の皿』第六話 ちょこっと感想

2016-08-15 22:40:00 | アニメ感想

 ポシュッ

 はい。復活☆

 今回の件でつくづく思いました。
 やっぱりネットは「繋がりの世界」なんだな~と。

 こういう心底有難いコメントを頂くたびに、ブログのコメント欄を開けて個別にきちんとお礼を述べるべきなのでは・・・と悩みます。
 実際、好きな作品の感想を交換し合うのは大変楽しいですしね。

 しかしながら・・・。

 きちんとお返事できる自信がないんだよお~~~。(涙)



 貴重なお時間を割いてわざわざコメントしてくださったのですから、必ずお返事をするべきとブログ管理者として考えています。
 ですが、私の仕事上それがかなり難しいものでして・・・。
 ブログ関連でもそれ以外でもやりたい事がどんどん増えてきていることもあって、やはり大変申し訳ありませんが、このブログはコメント欄を開けることは無いと思います。
 こんな不誠実なブログですみません。
 訪問者の方全てに対する感謝は、ブログの更新で返していけたらと思います。




 さて、それではいつもの『ソーマ』の感想へと入りましょう。
 今回は先週のアニメの分だけをば。


 【『食戟のソーマ 弐ノ皿』第六話 ちょこっと感想】

 ありがとうございますアニメスタッフさん!!今回も大変満足な内容でした!!
 今回は随分と画面分割が多用されていたのも特徴になっていましたね。
 そして相変わらずながら、脚本(構成)が見事にブラッシュアップされていました。

 審査員達のやり取りはカットされたのかな~と思っていたら、今回に一纏めされていましたね。
 むしろそうしたことによって、原作の様々な点が分かりやすく、それでいてよりキャラクター達が活かされていたのが素晴らしかったです。
 特に「おお・・・!」と感嘆したのが、創真が筑前煮から発想を得たことを説明するシーン!
 ここで乾に話を振ったことで、原作で不明瞭だった点が一気に理解できるという造りに。
 それは試作段階の時に創真が地獄の合宿での乾からの課題を思い出していた時、何か考えている素振りがあったこと。
 あの時創真は乾の課題が日本料理だったということを切っ掛けにして、この筑前煮を基にした発想に辿り着いたということを原作では伝えたかったのですね。
 ・・・うん、盛大に勘違いしていました。(恥)

 仲が良く無さ気だった乾と角崎が、創真の料理を食べたことでちょっと仲良くなったというのも分かりやすくなっていましたね。
 そして堂島先輩は原作以上にパワーアップ(大笑)。
 やっぱり良いキャラしてますこの人。
 流石は最強キャラの一人。


 そしてヘビさんが可愛かった。
 創真の喉元に迫るヘビさんの図に妙に色気があった。
 創真とヘビさんのツーショットがなんか微笑ましかった。

 ・・・ヘビさんグッジョブ☆(d(‐ ‐))


 作画も相変わらず綺麗でしたが、その反面原作で鳥肌が立った「お前の事をずうっと考えていたんだぜ?」「あおがりよ」「御粗末っ」「それが料理人なんだよ」といった、創真のキメシーンはイマイチだったかも。
 うん、でもこれは原作と比べる方が酷ってもんだよね☆


 それと今回のもう一つのグッジョブは叡山の悔し顔があったこと。
 一瞬といえども、内心が垣間見えるこういった表情があるかないかでは、作劇の深みが段違いですから。

 そんなわけで今回も、結末を既に知っていながらも楽しく視聴することが出来ました♪
 なんだか今回の第二期は全体的に満足度が高くて嬉しいです。(^^)
 この調子で是非最後まで頑張って頂きたいですね。



 ちなみに。
 やっぱりEDの美作はうつ伏せだったか。
 (キャラ的にそうじゃないかと思っていたんだよね☆)





 はい。アニメ感想は以上。
 合併号のこの期間に少しでも本編感想も進められるように努めます。


 でもその前に、今日は地元の花火大会だったので伯母達と一緒に見に行きました。
 ここ数年見に行ってなかったのですが、花火には鎮魂の意味もあるとのことで・・・。

 綺麗な花火だったね、お婆ちゃん。(^^)