今週の『ゆらぎ荘の幽奈さん』。
森崎先生:(・□・)やるな・・・!
附田先生:(・□・)おそるべし・・・!!
佐伯先生:(・□・)ミウラ師匠・・・!!!
今週の『ゆらぎ荘の幽奈さん』。
森崎先生:(・□・)やるな・・・!
附田先生:(・□・)おそるべし・・・!!
佐伯先生:(・□・)ミウラ師匠・・・!!!
もはやこの二作品の感想も定番になってきたな~。
【鬼滅の刃】
善逸は以前から女性絡みのツッコミは柄悪かったですものね~。
なので自業自得としか言いようがない。
女装は予想の範疇でしたが、ジャンプGIGA番外編4コマを読んでる身からしてみれば今回の彼らはめっちゃマシです。(とりわけ炭治郎は)
それでも炭治郎は素直さを、伊之助は素顔をちゃんと買われていたあたり、やはり遊郭に住む人間は人を見る目が確かと言えましょう。
そんな色とりどりのギャグ祭りに笑う一方で、宇随さんの「祭りの神」発言には栗うさぎレーダーが反応☆
「祭りの神」という事は、祭事の舞である神楽、ひいては「ヒノカミ神楽」について何か知っている可能性も・・・?
【ゆらぎ荘の幽奈さん】
コガラシが子供に戻ってしまう今回。
記憶も共に巻き戻ることで、意外な形でコガラシの過去の一端を知ることになりました。
・・・そうなんですよね。
この手法は『ソーマ』でも見られますが、ギャグチックな描写で一見軽い内容として述べられていた事実が、改めて見つめ直してみると実はかなり重い事実だったという。
自分は望んでいないというのに、生来の体質のせいで周りの人達を困らせてしまう。傷つけてしまう。
それがどんなに孤独で、苦しい事か・・・。
あの小さな背中で、コガラシは沢山の辛さを背負ってきたのでしょう・・・。(><。)
だからこそ、幽奈の“温かさ”には救われるのがありました。
この話を読み終わった後に思い至った事なのですが
コガラシって、『冬空 コガラシ』という北風を連想させる随分と寒々しいイメージの名前ですよね。
それに対し、幽奈は(本来の名前ではないにせよ)『湯ノ花 幽奈』というお湯をイメージさせる名前。
それらから
コガラシがずっと身に受けてきた“寒さ”を温めてくれるのが幽奈なのかな・・・と思ったり。
もしかしたら。
幼少時は幽霊はもとより生者に対してもあれほど心を閉ざしていたコガラシが、今のように幽霊生者関係なく真っ直ぐ向き合える人物に成長できたのも幽奈が関係しているのかもしれない、と私は考えています。
それでは今週も『ソーマ』の感想を、どうぞ~☆
週刊少年ジャンプ2017年34号掲載
掲載順第10位
第224話 【ストロボ、輝く】
ほう・・・!!
これはなんとも、これでもかー!!というぐらい季節感満載の扉絵ですね~!
創真のサンバイザー!!
ノースリーブ!!
ハーフパンツ!!
サンダル!!
そして!
う・き・わ!!(もはや何でもあり)
これまで「夏」のイラストはそのほとんどが水着か浴衣(しかも大方女子)でしたが、こういった路線のイラストは非常に良い新鮮味があります♪
煽り文と共に、世間の学生さん達が夏休みに入ったこのタイミングに丁度合致していますね。
これは純粋に、カラーで見てみたいと思わされるイラストでした。
そして何より。
決定的評価ポイントは。
ネコさーーーーーん!!
きゃー!きゃー!
創真と一緒!!
創真と一緒!!
かわいーなごむーvなごむーかわいーv
と、もう悶えまくり。
ネコさんの存在ひとつで味わいが段違いでした。ホントありがとうございました。
連帯食戟特有のルールである「チームプレイ」を利用し、美作が用意した「黒い液体」を受け取った久我。
そしてここからが本番と、久我は先程まで着手していた豚肉を茶葉で燻製させます。
へ~「燻製」という手法によって茶葉の風味を素材に移すとは・・・!
確かにこれは面白い発想ですね!
しかも、その手法もこれまた面白いという。
「燻製」というと特殊な道具が必要というイメージがありましたが、まさか中華鍋で作ることが出来るなんて・・・!
これは「手作り燻製」のイメージをグッと身近にさせてくれたと思います。
この話を読んで、実際にチャレンジしてみた人もいるかも。
そして、美作が渡した黒い液体の正体も判明。
それは燻製醤油!!
おお・・・!なるほど!
確かに燻製といえば、秋の選抜での創真との対戦で皆を驚かせていた美作の持ち技でしたものね!
これは見事な過去の回収です。
こうして具材も調味料もという、二重仕掛けの燻製で茶葉の風味を深めていく久我。
ですが、そんな久我をサポートした美作自身の調理の方は大丈夫なのでしょうか・・・?
・・・結論から言えば。
めっちゃ大丈夫でした。(^^;;;A)
・・・とまあ、細かいツッコミは多々あれども。
イケイケ(死語)な美作見てたらどうでもよくなっちゃった☆(←)
いよいよ美作のスキルが超能力レベルに達してきました(汗)。
今更ながら、創真もタクミもよくまあこんなとんでもない人物と闘ったなあ~。
一方の対戦相手である斉藤綜明ですが、やはり海鮮系の料理人でしたか。
しかも寿司職人とのこと。
これは同じ寿司職人である関守や小説版で判明した「あの子」のバックボーンを考えると、今後彼等との関わりが気になるところですね。
こうしてようやく十傑三年生勢の得意ジャンルが全員判明。
司は「食材全般(フランス料理)」。
竜胆先輩は「希少食材」。
女木島先輩は「ラーメン」。
茜ヶ久保ももは「スイーツ」。
斉藤綜明は「寿司」。
・・・なるほど。流石は最上級生。
そのいずれもが「世界」に通用するジャンルです。
これならば、卒業しても創真達と関わる機会が色々と多くなりそうですね。
ん~~~。
あとは久我と美作についてですが・・・。
彼らに関して言いたいことは、既に語っちゃってたり☆(主に第223話と第218話にて)
先輩らしくキメてくれた久我。
ですが、司の最後の台詞は非常に気掛かりなところ。
“自分”が重要テーマであるこの章で、その台詞は・・・。
そして美作も、今のところ描かれているのは完全にセントラルの教育指針の理想形。
確かここらのネームは、附田先生もかなり苦労していた模様。(ツイッターより)
これまでの附田先生の作劇パターンから推測すれば、中盤でこれほど味方が大きく魅せてきた場合、最後には敗北してしまう事が多いのですが・・・。
それでも、これほどど真ん中ストレートに美作の模倣スキルを極めさせてきたという事は、何かしらの狙いがあっての事だと思いたいです。
どうか私の斜め読みをひっくり返してください!!(><)
パソコンや仕事上の突然のトラブルに見舞われ、気付けば(ゲーム感想の)更新が二ヶ月以上も止まってしまっていたという罠★
ゲーム自体のクリアは既に達成し、今は裏ボスに挑んでいる最中です。
新作『Ⅲ』の発売時期も発表されたことですし、改めて気合を入れて更新していきたいと思います!
ソラ・リク・カイリの住む世界[デスティニーアイランド]が突然の闇に呑みこまれてしまった前回。
離れ離れになってしまった三人ですが、ソラが辿り着いたところは―――
ここ!
[トラウ゛ァースタウン]!!
この街がソラ達の冒険の拠点になります。
ドナルドとグーフィーもこの地を訪れていましたが、夜空の星が一つ、消えるのを目撃する二人。
その消えた星(世界)はきっと、ソラ達の住んでいた・・・。
二人にはプルートも一緒に付いて行っていましたが、途中で別行動に。
そんなわけで、ソラを最初に見つけたのはプルートでした☆
プルートに起こされるものの、見たことも聞いたこともない景色に途方に暮れるソラ。
訊かれても。
突然、何かを察知するプルート。
そしてプルートはソラを置いて走り去っていってしまいました。
さてどうしましょう。いよいよソラは一人ぼっちです。
取り敢えず人はいるので、話しかけて情報収集。
この「人々との会話」が、私がRPGをプレイするうえで一番好きな事なんですよね。
ストーリーが少し進むたびに、セリフが変わっているかどうか気になっていつも細かく話し掛けてしまいます。(だから時間がかかる)
あ!モーグリがいる!
かわいいっ。
この『キングダムハーツ』という作品は、ディズニーキャラと同時に、FF(ファイナルファンタジー)のキャラとのコラボレーションも最大の持ち味なんですよね。
モーグリがいるのだから、もう一方のFFの代表マスコットである黄色い鳥さんも登場してくれないものでしょうか?
そんな中、アクセサリーショップに入ると・・・
シドだー!!
しかもこの「シド」は『FF7』のシドをリファインしているとのこと。(※ゲーム攻略のバイブル『アルティマニア』より)
個人的に『FF7』のシドが一番好きなので、これは嬉しい♪
だけど・・・。
なんつー格好だと言いたい。
まんま日本のオヤジです。
古き良き頑固オヤジそのものです。
「ディズニーでこのデザインはやらないだろうなぁ」と思ってやっちまったノムテツさんの肝っ玉に乾杯☆
どっちもどっちである。
シドから、ここが[トラウ゛ァースタウン]だということを教えてもらうソラ。
住人の話も合わせると、ここはハートレスに襲われて住んでいた世界を失ってしまった人達が協力して作り上げた街とのこと。
ソラがここに辿り着いたのも必然的だったのでしょうね。
リクとカイリもここに辿り着いたかもしれないと考えたソラは、この街を巡ってみることに。
余談。
このアクセサリーショップの片隅には、モーグリが作ったこんな展示物が。
ザ・FFの象徴。
この[トラウ゛ァースタウン]は至る所に“仕掛け”が一杯で、探索するのがとても楽しい所なんですよね。
ストーリーが進んだり、ソラが成長して行動範囲が広がることによって、思いがけない角度からそれまで隠れていた街の一部を知ることが出来たりします。
サブゲーム「ハガキ集め」もその楽しさを助長させてくれる要素の一つ。
街の至る所に隠れているハガキを集めてポストに投函すると、貴重なアイテムが貰えます♪
[トラウ゛ァースタウン]は「一番街」、「二番街」、「三番街」という区域に分かれており、最初のエリアである一番街は平和ですが・・・
二番街に入った途端、現れるハートレス!
奴らを倒しながら街を探索します。
ちなみに、二番街をよく探索すればするほど披露される見事なまでのドナルド&グーフィーとのすれ違いは一見の価値アリ(笑)。
この二番街には『101匹わんちゃん』の家もあるのですが、住んでいた世界が消滅してしまった際に子犬達が世界中のあちこちに散り散りになってしまい、広い家にはお父さんのポンゴとお母さんのパーディタの二匹だけ。
悲しみに沈んでいる両親・・・。
元気出して!
必ずキミ達の所へ帰らせてあげるから!!
というわけで、世界中の宝箱の中にいる子犬達を見付けることが、ゲーム全体に渡る探索要素として加わります。
(ちなみに外の世界に旅立つ前に二匹の屋敷の前に行くと、「ある人物」からも頼まれることに。)
宿屋は生憎満室のため利用出来ず。
宿屋の主人がどんな人物なのか気になって仕方ない今日この頃。
からくり部屋は敵がワサワサ出てくるので経験値稼ぎにはもってこいの場所。(逆に言えば、覚悟して挑まないとその大量出現っぷりに悲鳴が出ますけど)
三番街の『わんわん物語』のモニュメントは、初代(PS2)の時とは打って変わってこんなにもハッキリとした美しさに♪
近づくと、ちゃんと水が湧き出る音も聞こえるという・・・!(感心)
全ての区画を見て回った後、もう一度一番街に戻ると・・・、
あれ?ここにもハートレスが出現するようになっている!?
おかしい。一番街は安全な筈なのに。
さっきまでいた住人達もいなくなっているし、なんだか変・・・?
取り敢えずアクセサリーショップに入ってシドと話した後もう一度外に出ると、突如ソラに誰かが話しかけてきます。
その人物はどうやらハートレスやキーブレードについて知っている模様。
誰・・・?と思ったら。
そのライオンのシルバーアクセサリー。
その傷。
なにより、その武器・・・ガンブレード!
スコールーーー!?(by『FF8』)
髪が伸びてるせいで一瞬誰だか分かりませんでしたよ。
ちなみに『FF8』でのスコールは17歳でしたが、この作品内では25歳とのこと。
内外共に成長したわけですか。
それはさておき、不審がるソラにスコールはどう対応してきたかというと・・・。
なんでそうなる。
まあ、返り討ちにしてやりましたけどね。(←)
ここのスコールとのバトルはたとえ負けてもストーリーは進みますが、勝っておくと後でエリクサーが貰えるので出来れば頑張って勝っておくことをお勧めします。
(勝とうが負けようが)力尽き、気を失ってしまうソラ。
そんなところに、スコールに声を掛けたのは―――
ユフィですか!
シドといい、続々と『FF7』のキャラが出てくるなあ~。
・・・ということは、「あの子」も・・・?
一方その頃・・・
リクはというと・・・。
ここは『FM』の追加シーンですね。
闇に呑まれて姿を消してしまっていたリクでしたが、どうやら無事だった模様。
ただし、辿り着いた場所は[トラウ゛ァースタウン]とは全く違う世界でした・・・。
さ~てどうしましょう。ソラ以上にアテの無い状況です。
そんな途方に暮れるリクを見付けたのは・・・。
片やドナルド&グーフィーも、「王様」を知る人物と遭遇。
って。
きたーーー!
エアリスーーー!!
個人的に、歴代FFのヒロイン勢で一番好き&印象深いのがエアリスなんですよね~。
『FF7』のヒロインであるエアリスも登場したとなれば・・・勿論主人公も・・・!!(ワクワク♪)
カイリの声で気が付くソラ。
でも、目の前にいたのはカイリではなくユフィでした。
この作品でのスコールは「レオン」と呼ばれている模様。
そんなレオンとユフィから、ソラはキーブレードやハートレスについて説明されることに。
纏めると、
とのこと。
その説明の中で出る、「アンセム」という人物の名。
アンセムはハートレスの研究をしていた人物で、彼の研究書「アンセムレポート」を探し出せばハートレスの対処法が分かるかもしれない、とのことでした。
一通りの説明が終わると・・・
さ~あ再び開始されますハートレスの襲撃が!!
この直後のドナルドの悲劇に、栗うさぎの腹筋は崩壊しました。
(個人的に今作ナンバー1の笑いどころです)
ハートレスのボスを探せということで、三番街へ赴くと・・・
ここでようやく、ご対面~。
なんつー出会い方だ・・・★
出会ってすぐさまガードアーマーとのボス戦に突入。
ちなみに敵キャラのカラーリングも初代(無印)とFMでは違うんですよね。
初代のガードアーマーは紫色でしたっけ。
個人的な好みで言わせてもらえば、初代の配色の方が好きだったり。
ここでもやはり苦戦しましたが、やはり一人で戦うのと仲間達と一緒に戦うのとでは違いますね。
・・・心強い!
こうして倒した後、ドナルド&グーフィーから他の世界への冒険を誘われるソラ。
故郷を失い。
大切な人達ともはぐれ。
それでも、皆の励ましを受けて、ソラは友を探しに旅立つことを決意するのでした。
黄金トリオここに結成!!
さあ、こうして目的と仲間を携え、ソラの旅はここから出発。
では次回は「不思議の国」へと行ってみましょう。
それではまた!
ふう~~~っ。
やっと感想記事がジャンプ本誌に追いついた・・・!
それにしても、私はこれまでずっと『食戟のソーマ』を一番の目的にジャンプを購入してきたのですが、今週号ばかりは違いました。
まず一番購入の動機となったのは、島袋先生による『ONE PIECE 20周年記念 尾田さんとの思い出漫画!』です。
私は特に熱烈なファンというわけではないのですが、この記念漫画はとにかく読んでて温かい気持ちになれたというのが大きかったですね。
裏話も面白かったのに加え、島袋先生の尾田先生への敬意と感謝や、二人の仲の良さが本当に伝わってきて、「戦友」の素晴らしさというものを教えられたような気持ちになれました。
でもって注釈の(しっとるわ)に大笑いさせて頂きましたありがとうございます。
そして二番目の購入動機になったのは『ゆらぎ荘』!
いやもう、ホント、かるら可愛いとしか。
もともと私にとって、かるらは京都編から好感度の高い子でした。
『ニセコイ』のマリーと同様に、相手を「好き」と想う気持ちに真っ直ぐな子は大好きなんですよ。
しかも私の目から見る分には、かるらは部下思いな上に、自分の行いをちゃんと顧みることが出来る素直で真面目な良い子でしたからね。
個人的にはこの前の人気投票でベスト5以内に入らなかったのが不思議でしょうがなかったくらいです。
そんな只でさえ可愛いと思っていたかるらなのに
ポニーテールかわいい。
営業スマイルめっちゃかわいい。
「・・・!」な表情かわいすぎ。
まさに可愛さの飽和状態。
しかもピュアっ子であることも判明し、もうほんとにどんだけ好感度を上げてくるんだっていう。
う~~~ん・・・幽奈も千紗希も良い子で好きですが・・・。
私個人としては、ヒロイン勢の中でかるらが一番好きですね~。
ただ可愛いだけでなく、かるらはとても感心できる子でもあるんですよ。
それは、自分を変えようと努力できるところ。
人は大抵社会に出ることで、これまでの自分の世界との変わり様が大きな障害になってしまうものですが、かるらはそれに至って素直に向き合っているんですよね。
ましてやかるらは学園長(兼、西方妖怪の長)の娘。
「お嬢様」である分プライドも高いはずなのに、これまでの自分のやり方を潔く改めようとしたという。
その素直さと健気さには、心から尊敬させられるものがありました。
本当にこの作品の登場人物は良い子達ばかり・・・!(><)
そんなかるらとコガラシのやり取りもこれまた格別だったわけですが、個人的ベストシーンは「あ・・・う・・・・・・・・・・?」のコマです。
コガラシとの身長差が良いんだな~~~これが♪
さて!
それでは『ソーマ』の感想へといきましょうか!
週刊少年ジャンプ2017年33号掲載
掲載順第3位
第223話 【フィールドを超えて】
創真の熱意に触れ、“約束”してくれた女木島先輩。
北海道のラーメン屋さん達も創真を見込んでくれ、女木島先輩を快く送り出してくれました。
ありがと。(^^)
そう思うと同時に、女木島先輩だけでなくラーメン屋さん達をも認めさせる創真の求心力には改めて脱帽。
人格者も一般民も惹き付ける、それが幸平創真という男!!
回想は終わり、それぞれの調理を進めていく各カードの料理人達。
ここで初めて気付きました。
美作と斉藤綜明って髪型似てるね(爆)。
注目は再び司VS久我の第1カードへ。
中華鍋での炒め作業に集中し、いまだにテーマ食材である緑茶(茶葉)を使っていない久我。
それに対し、司は4種類もの茶葉を使用!
予想が当たった・・・!!
・・・半分ほど(苦笑)。
[食卓の白騎士]の名の通り、緑茶という素材のポテンシャルを最大値まで引き出していく司。
種類に合った温度管理は当然のことながら、湯を沸かす道具にまでしっかりと気を配っているという完璧ぶり。
この点は新戸が解説していましたが、彼女もお茶には詳しいでしょうからね。
彼女の得意ジャンルは『薬膳』ということもありますが、秘書である新戸はいつもえりなにお茶を淹れていましたし、しかも趣味は「珍しいお茶の買い出し」ですし。
それにしても[食卓の白騎士]のイメージの司、わっるそうな顔だな~~~。
傅いてるのに。
「白騎士」なのに。
そういう風に見えるのは、陰影の付け方によるもの。
凄いな~佐伯先生って。
本当に凄いな~。
久我に話しかける司。
なんか云々言ってますが・・・。
その発言のほとんどが自分へのブーメランになってるんですけど?
キミも「素材最重視」という己のフィールドに閉じ籠ってません?
人の心をおまけのように考えてません?
なんでお題を活かすことは自分を抑えることだなんて言いきれるの?
そういうわけで。
久我の手へと渡される、黒い液体が入った謎の瓶。
その瓶を渡した人物は―――
きたーーー。
周到なる!
追跡者!!
美作昴ーーー!!!
月饗祭でも披露していた、美作のスキル【模倣】の延長線。
敵ではなく味方をトレースすることによって、美作は久我のサポートに回っていたのでした!
うん、でもその物真似はやめた方がいいと思うよ。(^^;A)
確かに面白いよ。
面白いんだけども。
真似された相手とそのファンはムカつくだろうから。(私もそうだったし)
そうして、ここからが本番とばかりに調理を加速させる久我。
取り出したのは黒酢とバルサミコ酢ですか。ふうむ・・・。
さて、美作が渡したあの黒い液体は一体何なのでしょう?
それと。
ラストの主将面のえりながウザく・・・いやいや、煩わしく・・・いえいえ、ちょい余計に思えたり。
ひょっとして、この描写をわざわざ入れたのは
この作戦を考えたのがえりなだったから・・・?
もし、そうならば。
・・・ごめん。
本当に、ごめん。
やっぱり親子だね。
上の言葉がどういう事か説明する前に、諸々の感想を先に。
これは意外でした。
久我だったなら、「俺一人で倒せる!!」と言い張ってもおかしくないのに。
しかもようやく訪れたリベンジのチャンスだというのに。
仲間の手を借りるなんて。
これはやっぱり、直前に創真との交流があったお陰でしょうね。(^^)
今の久我は「自分一人の勝利」ではなく「仲間達との勝利」をちゃんと見据えてくれているのでしょう。
そして遂に活躍の番がやってきた美作。
彼が実はサポート役としても高い実力者だったというのは、既に月饗祭編で描かれている通り。
それにしても、その場でお題が決まるという即興の勝負方式でありながら、久我が作ろうとしている料理を先読みし、望んでいる材料を準備しているとは・・・!
なんという推察力と柔軟性!!
連帯食戟に向けて創真達が得られた修業期間は確か一ケ月ほどだったと思いますが、その間に美作はかなりトレースを追及してくれていたみたいですね。
敵だけでなく味方までトレースを、それもたった一ケ月で把握するのはかなり大変な事だったと思います。
きっと凄く頑張ってくれたんだろうなあ・・・。(><。)
そんなわけで、このタイミングで連帯食戟の醍醐味「チームワーク」が用いられたこと。
そしてそのチームワークの組み合わせ。
それらに意表は突かされたものの、この展開に至るまでの“下準備”がきちんと設けられていた事もあって、素直に納得しながら読むことが出来ました。
でも。
・・・・・・・・・・っ。(>“<)
ごめんなさい。
こんなことを述べるのはとても心苦しいのですが・・・。
今回の久我と美作の連携は、以前司が創真を自分の“懐刀”に望んだこととほとんど同じなんですよね。
創真自身の料理は要らない。必要なのは自分の思い通りにサポートしてくれる人材。
あの時そう語っていた司。
そして今回の美作の働きは、まさにそれ。
サポートする相手をトレースすることで「相手そのもの」になり、それによることで相手の動きや思考を読み取り望み通りのサポートを行うという、「自分」を消し去っている行為が。
美作のその特殊スキルは本当に凄いし、素晴らしい才能です。
ですが。
悲しいかな、この闘い方はセントラル側の教育指針である「模倣」を肯定するやり方になってしまっています。
これがもっと他の相手との勝負だったなら、何の懸念も無く純粋に美作の能力の凄さを称賛し、久我との協力に燃えることが出来たことでしょう。
でも、この戦法はセントラル相手にだけは用いるべきではありませんでした。
これで仮に勝てたとしても、その勝利の意味は無くなってしまうと思います。
そして。
もしこの戦法の発案者がえりなだったならば。
もはや「洗脳」とは関係なく、えりなと薊はやはり似たもの親子と言えましょう。
どうやら「美作はセントラルの教育指針を体現する存在」という私の考えは、残念ながら「セントラルの肯定」の方へと繋がってしまったようです。
ですが、結論を出すのはまだ早計というもの。
美作がこの勝負に参戦してくれた意義については、斉藤綜明との闘いも踏まえたうえで述べたいと思います。
週刊少年ジャンプ2017年32号掲載
掲載順第11位
第222話 【守りたいもの】
なに気に今回は「222」というゾロ目回。
もうそんなにも長く続いてるんですね~~~。(しみじみ)
次のゾロ目回である333回目を突破したら、さすがにお祝いパーティー開かなくっちゃ!
ちなみに前回のゾロ目回である第111話はどんな内容だったっけ、と思い振り返ってみたのですが・・・。
ゾロ目回って、もしかして創真の試練回ですか?(><。)
前回から引き続き、回想から始まった今回。
女木島冬輔からにべもなく断られてしまった創真は、恵と一緒に直談判しに行きます。
女木島冬輔がいたのは旭川の実家・・・ではなく、とある旅館でした。
彼は別件のため、丁度北海道に来ていた模様。
その旅館には何やら大勢の人々が。
何故かその人達は、遠月学園の制服を着ている創真達を見た途端敵視してきます。
訳も分からず謝る恵。
おいおい恵、身に覚えがないのに謝るのはよしなさい。かえって誤解を招くよ。
間に入り、理由を聞く創真。
ここの創真の所作がナイトのそれという。
創真&恵派の私にとって、ここは見逃せないシーンでした。
ややデフォルメ描写だったのが勿体無く思えたぐらいです。
彼らが遠月学園を敵視する理由、それは。
薊の「粛清」に苦しめられていたためでした。
遠月学園内だけでなく、もう外部にまで手を出し始めただなんて・・・!
まだ総帥に着任して1~2ヶ月?ぐらいしか経っていないというのに。
これは・・・かなりの強硬策に出ている模様ですね。
そして女木島冬輔が北海道に来ていた理由も、これによるものでした。
女木島冬輔はラーメン道を追求すべく、屋台を引きながら日本全国を修業していたとのこと。(出席日数大丈夫なんだろうか?)
そんな全国行脚の最中で関わったラーメン店主達の人望をどんどん集め、今や女木島冬輔はラーメン界の若き王とまで崇拝されるまでに。
そんな顔見知りのラーメン屋達を守るために、女木島冬輔は北海道に赴いていたという。
なるほど。
北海道に来る前に女木島冬輔が電話で話していた相手は、そんな地元のラーメン屋さんだったのですか。
確かに旭川は日本屈指のラーメンの聖地ですしね。
組長て。(by創真+栗うさぎ)
しかも浴衣姿なだけに、もはやどう見ても任侠の頭にしか見えないという罠。(地味に笑いを誘うバックイメージ)
こりゃ確かにどっかの「頭(ドン)」とは大違いですな(苦笑)。
改めて女木島冬輔に協力を願う創真と恵。
ですが、女木島冬輔はやはり首を縦には振りません。
前回にて竜胆先輩が言っていたように、女木島冬輔は勝負事に興味が無かったため、毎日のように食戟という名の勝負が繰り返される遠月学園のシステムに辟易していたのでした。
じゃあなんで入学したのかというと
「そりゃ日本一の料理学校だって聞いたから・・・」(この言いまわしなんかカワイイ)
確かにね。これほど殺伐・・・とは言いすぎですが、これほど好戦的な学校なんて普通あり得ませんし。(苦笑)
で、周りから挑まれるままに食戟を受け続けていたら、いつの間にか十傑第三席にまで上り詰めてしまっていたと☆
すげえ。(by創真+栗うさぎ)
いや~意見が合いまくりますね創真さん♪
女木島冬輔の気持ちは分かったものの、それでも協力を頼む恵。
友達を、退学から守りたいから。
精一杯頭を下げる恵の表情、いいですね・・・。
すっごい久し振りに佐伯先生の気合が入った恵を見れた気がします。
ですが、「守りたいもの」があるのは女木島冬輔も同じ。
生憎女木島冬輔は遠月学園にもう一切未練はなく、それよりも自分の道であるラーメンと、その仲間達を守る方が大切だったのでした。
もはや見込み無し・・・と思われたその時、申し出る創真。
はあ・・・?(by女木島+栗うさぎ)
一瞬呆気にとられるものの、創真の不敵な態度が癪に障る女木島冬輔。
ですが創真は一切引かず、勝負まで持ちかけます。
・・・・・・・・・・創真?
恵も不審に思ってますが・・・
キミ、意図的に煽ってる・・・?
かくして、連帯食戟への協力を賭けて勝負することに。
ですが、それは勝負とは程遠い、“躾”でした。
見てて苦しかったです。
ギャグがギャグになってないよう。
辛いよう。(><。。。)
一体どれだけの時間が経ったのか。
連戦を繰り返し、その度に惨敗し続けた創真はもはやボロボロでした。
・・・泣きたい。(T-T)
それほどになってまでも諦めようとしない創真。
創真がそこまで意地を張るのは、仲間を守りたいだけではありませんでした。
創真が守りたいもの。
それはラーメンだけに留まらず、ありとあらゆる料理、ありとあらゆる料理人が集う環境。
・・・なんという・・・。
だから、もう一勝負・・・と言いかけたまま倒れてしまう創真。
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・っ。
毎回「寝落ち」というオチにはしていますが、創真のこういう所がとんでもなく危ういところなんですよ・・・!
心が強すぎて、先に体の方が限界を超えてしまうという。
そのうち本当に体を壊してしまいそうで、心配で堪りません。
お願いですから、ホント誰か、創真を守ってやってください。(><。。。)
そんな創真の姿に、自分の負けを認める女木島冬輔。
連帯食戟にて、勝利のために全力を尽くす。
それが、女木島冬輔が創真と交わした“約束”でした。
創真・・・
キミって子は・・・
男前すぎるだろ
こんちくしょおぉおおお
!!!!!
創真のメンタルの強さを久々にガチで見させていただきやした。ありがとうごぜぃやす。(←なぜに江戸っ子調)
連帯食戟が始まってからずっと熱い展開が続いていましたが、今回は一際胸に来ました。
やはり創真が展開の主軸になると“熱”が一際高まります。
これまでの様子から、女木島冬輔は馴れ合いを嫌う一匹狼なのかな・・・と思っていたらば
まさかこれほどの好漢だったとは☆
人情に篤くて面倒見が良く頼り甲斐があるうえに、料理人としてもラーメンという料理に深い愛情を抱いている実質伴った実力者。
この作品では物凄く珍しい、ストレートに尊敬できる人物ですね。
特に感銘を受けたのは、
「料理に勝ち負けがあるとすれば・・・いかに客を喜ばせられるかという競争だけでいい」
というこの考え。
心の底から同意すると同時に、「力」ではなく「心」を尊重してくれる人物だというのがこの言葉だけで理解出来ました。
そして。
この言葉には、創真もきっと共感したに違いありません。
そんな文句無しの男前なこともあって、周りの風潮に流されない人物かと思いきや、いつの間にか十傑第三席になってしまっていたという、ある意味で流されやすいというご愛嬌も。(^m^)
うん、決めた。
今後からは女木島の旦那と呼ばせて頂きます。
嘘です。(←)
竜胆先輩や一色先輩と同じく、「女木島先輩」と呼ばせて頂きますね。(^^)
そんな男前な女木島先輩に負けず劣らず男前だった創真。
きっと創真は、上に述べた女木島先輩の言葉に共感できたからこそ、敢えて勝負を吹っ掛けたんじゃないのでしょうか?
相手の「心」を見てくれる女木島先輩なら、勝負の向こう側にある「心」にも気付いてくれるだろう、と。
創真は、もうあの時点で女木島先輩の漢気を信用していたのかもしれません。
女木島先輩も作中で思ってましたよね。
なんで勝負を受けてしまったのかと。
創真の目を見てたら、つい熱くなってしまったと。
そうなんですよ。
創真の“熱”って伝播していくんです。
・・・それがきっと、今章の解決における最大の鍵。
それがきっと、必要。
えりなや葉山と同様に、自ら“熱”を手放した「あの人物」に。
女木島先輩は創真の情熱や漢気もさることながら
自分はほとほと嫌気が差していた「闘う」ということに、創真がこれまでとは違うものを見出していることにも感銘を受けたのかもしれません。
勝負によって全てが決定付けられるという、残酷とも言えた遠月学園の旧教育体制。
これもまた薊の新教育体制と共に大きな物議を巻き起こしていた点ですが、女木島先輩は十傑第三席という完全強者でありながら旧教育体制に辟易していたという稀有な人物でした。
ですが、そんな女木島先輩を通した旧教育体制の不満点に、創真は別の観点から価値を見出していたという。
「料理を戦闘の道具にしたくない」
心から共感できた、女木島先輩のこの思い。
でも。
少なくとも、創真は料理を「戦闘の道具」と思って勝負に挑んでいるわけではありません。
創真にとって料理勝負というものは
「相手との語り合い」なのですから。(^^)
それら全て踏まえても、
創真の求心力。
それを改めて強く思い知らされた今回でした。
恵の守りたいもの。
女木島先輩の守りたいもの。
そして、創真の守りたいもの。
まさにサブタイ通りに、彼らそれぞれの「守りたいもの」への思いが主張されていた今回。
でも。
「創真が最も守りたいもの」に関しては
述べられていませんでしたが。