あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

ごめんなさい。

2013-11-25 21:56:30 | 食戟のソーマ

 来月まで更新ストップさせて頂きます。
 理由は簡単。

 オーバーフローです。

 
イレギュラーの仕事が続けざまに入ったうえに、今週末は半年前から予定していた旅行もあるもので。
 それらが全て落ち着いたら、またブログの更新を復活させて頂きます。

 とりあえず、『ソーマ』関連について少しだけ。

  • 人気投票・・・勿論創真に投票します。・・・財布に幾ら入ってたっけ?(←何枚投票するつもり!?)
  • レシピ選手権・・・応募しようと思っています。2作品ほど考え中。創真が教えてくれた事を守った丼物にしたいと思います。(^^)
  • ジャンプ「新鮮力」キャンペーン・・・詳しくはコチラ。 創真の新しいカラーカットにひっくり返りそうになりました。そして「おおっっ!!」となったのが「静画MADコンテスト」!!! ぜひともこの方に参加して頂きたい!!!この方なら絶対優勝です!!間違いありません!!本当にこのMADには衝撃にも似た感嘆を抱きましたから・・・!

 来週は単行本発売記念センターカラー&「新鮮力」記念ポスターですか・・・。
 人気あるのは滅茶苦茶嬉しいのですが、佐伯先生・・・どうかご自愛ください・・・。(^^;)


現実は小説より奇なり。

2013-11-19 23:52:14 | 日記

 表紙&巻頭カラーの創真に朝からテンションMAXでした
 これで一週間不眠不休で頑張れます。(←嘘こけ)

 昨日は一周年記念第一弾として単行本第3巻の感想を書き上げてみましたが、今週はアニバーサリー・ウィークとして、もう1つ、出来れば2つ感想をUPしたいと考え中。
 本当は先週の内にその計画をもっと進めようと思っていたのでした。
 ですが、予想もしないアクシデントのようでそうでないイベントが起こってしまったもので、書けず仕舞いに。
 なんのこっちゃ?と思われるでしょうが、今日はその、アクシデントのようでそうでないイベントの事を書かせて頂こうと思います。


 時は先週の土曜日。
 金曜、土曜と久し振りの二連休だったのですが、一日目の午前中は家事、午後は組合の会合(ま~た休日とかぶっちまったのですよ)でほぼ丸々潰れてしまいました。
 ならば二日目の土曜日は、一日フルに使って感想を書き進めよう!!・・・と思ったのですが、しばらく祖母を温泉に連れて行っていなかったため、午前中は祖母とお出掛け。 
 祖母宅にもお風呂はあるのですが、脱衣室が(超)寒いので。
 これからの時期は特にヒートショックが怖いですからね…。

 祖母のペースに合わせ、のんびりゆっくりまったり。
 それでも昼過ぎにはアパートに戻って来れました。

 さあやるぞー!とパソコンに向かってほんの1、2時間後・・・。
 突然、叔母から電話が。
 何だろうと出てみたら、伯父がを釣ってきたので貰いにおいでという話。

 マジか。

 伯父は釣りと山菜取りが趣味。
 そういえば去年も釣ってきたんだっけなあ・・・。まさか今年もとは。

 感想はまだ全然進んでいなかったものの、タダで真鱈をゲット出来るという餌に私も釣られ(爆)、車で約30分の伯父の家へ。
 まあ、貰って少しお話したらすぐ帰ればいいよね、と思って。
 ところが現実はそう上手くはいかず。

 叔母も伯父宅にいて、鱈のお刺身&鱈子の醤油煮&鱈汁という鱈づくし(笑)をご馳走になりながら、しばし談笑。
 しっかり伯父の戦利品(笑)もゲット。
 しかもご丁寧に捌いてくれました。
 ありがたやありがたや。

 聞けば、私と同じように叔母から連絡を受けて両親も伯父宅に来るとのこと。
 それなら来るまで待ってようかなと思い、待つこと約一時間。
 ・・・来ない。
 実家に電話をしてみても、出ない。
 母の携帯にかけてみようかとも思いましたが、やめました。
 母の携帯に電話をしても、出る確率は1割以下なので(爆っ)。

 
日も暮れ、さすがにもう帰ろうとした時にご両親来訪。遅いよ。
 とりあえず両親交えてまたしばらく談笑後、今度こそ絶対に帰るぞ~!と思ったその時。
 「外で夕飯食べよう」とお父様。

 マ ジ か 。 

 近所の目的のお店が満員だったため、寒空の下でお店を探してウロウロ。(「タダ」と「オゴリ」に滅法弱い栗うさぎ)
 ようやく焼肉屋さんを見つけ、中へ。

 そこでとんでもないものを発見!!

 
本棚に並んでいたもの、それは。
 
 約一年前の「週刊少年ジャンプ」!!

 そう。

 『食戟のソーマ』が連載開始となった2012年第52号が!!!

 マ ジ か ! !

 

 『ソーマ』にハマったのがかなり遅かった私。
 単行本は持っているものの、「できればカラーで掲載されていた本誌・・・せめて第一話の回が欲しかったなあ・・・」と思っていたものの、一年も前に販売された週刊雑誌。
 叶わぬ夢と、とうに諦めていました。

 それが!今!目の前に!!

 しかも!!

 単行本感想でも絶賛した、第21話が掲載されていた2013年22・23合併号も!!!

 マ ジ か ! ! !

 両親&伯父伯母との会話もそこそこに、ひたすらカラーの表紙&巻頭創真とB5サイズの宣戦布告創真を熟視。(でも焼肉はしっかり食べた/核爆)

 そして満腹&皆(特に父上)のお話も区切りがついたので、帰ることに。

 会計の際。
 思い切って、丁度おられた店長さんに聞いてみました。
 普段は絶対にこんな事はしません。
 私の心を鷲掴みにした『ソーマ』が悪いのです。(←)

 栗うさぎ:「この雑誌2冊、購入させて頂けませんか?」
 
店長さん:「購入だなんて!それで宜しければどうぞもらっていってください!!」

 マ・ジ・か・!!!!!

 とりあえず、全力で感謝の言葉を述べ、腰を90度に折ってお辞儀しながらお店を後に。
 お店側からしたら既にヨレヨレの古雑誌に思えたのかもしれませんが、私にとってはもうお目にかかれるか分からないお宝に他なりません。
 ありがとうございます店長さん!!焼肉柔らかくて本当に美味しかったです!!


 そういうわけで、一周年記念の感想を書く時間は不意な出来事で取れなかったものの、その分思いもよらないところでかけがえのないお宝を手に入れられたという、少し困ってめっちゃ嬉しいハプニングイベント満載な休日だったのでした。


 ゲットできた52号と今回の号。
 

 今も昔も変わらない創真の笑顔が嬉しいな。


『食戟のソーマ』単行本第3巻感想

2013-11-18 08:00:00 | 単行本感想

                          祝!!『食戟のソーマ』一周年!!
               ☆(\(≧≦)/)☆

 
 早いものであの第一話掲載から一年たったのですねえ・・・。
 正確には次回の52号で本当の一周年なのですが。(←言っちゃダメ)

 というわけで、一周年記念第一弾は伝説(?)の第21話が掲載されている単行本第3巻感想です!!
 ・・・あれ?今「いつもと同じじゃん!」という声が聞こえたような?(←)

 ま、まあ、それはともかく、では今回もレッツ・ゴー!!





 2013年8月2日に発売された第3巻。
 第15話【摩擦と選良】~第21話【至上のルセット】までの計七話が掲載。
 加えて今回は、特別読み切りとして『少年ジャンプNEXT!』2011年SPRING号に掲載された佐伯先生のデビュー作「キミと私の恋愛相談」が収録されています。
 そして巻末には番外編『CUOCO IN ITALIA(クォーコ・イン・イターリア)』も。



≪表紙≫
 創真、えりなと続いたならば、今回の表紙は当然恵ちゃん!
 青空の下、ザル一杯の野菜を手に笑顔の恵。
 その後ろにはおにぎりをくわえた創真くんが。
 これは疑いようもなく、前巻ラスト収録の第14話【恵の庭】のシチュエーションですね。
 緑をメインカラーにしたからという理由があったとしても、これまで屋内のイラストだっただけに今回の屋外のイラストは爽やかで良い感じ♪
 青みがかった黒髪に、創真と同じ金眼な恵。
 ほら、創真と恵はカラーリング的にもお似合いですってやっぱり。
 そしてさり気に、創真の私服姿をカラーで拝められて嬉しかったりv 

 ・・・アレ?なんか遠くの木の上に何か居るような・・・?
 あ。きっと木の妖精さんでしょうかね。
 そう、木の精ですよ。
 きのせい、きのせい。
 気のせい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。



≪裏表紙≫
 さて、今回の描き下ろしイラストは内容的にみても、今巻初登場の創真のライバル『タクミ・アルディーニ』かな?と楽しみにカバーをめくってみたらば。

 ・・・・・・・・・・。

 そこに鎮座していらしたのはザ・マン・オブ・インパクトこと『堂島銀』先輩。
 モロに本編113ページで披露している裸姿です。
 「ガッカリさせてしまったかな」と仰っておられる堂島先輩。
 いや、ガッカリはしてませんよ?
 ただ衝撃くらっただけで。
 ・・・いえ、やっぱり少しガッカリだったかな、描き下ろしイラストじゃなくって。
 そんな私達読者に、堂島先輩は裏で(やっぱり裸のまま)「まぁ今回は俺の躰で手を打ってくれ」と。
 いや、だから・・・(大汗)。
 ・・・よっぽどご多忙だったのね、佐伯センセイ。



≪附田先生コメント≫
 早くも単行本が3巻を迎え、これからも宜しくと御挨拶なさる附田先生。
 押忍!!こちらこそ、これからも宜しくお願い申し上げます!!



≪中表紙≫

 お守りを手に、ふええと涙目な恵ちゃん。
 表紙の笑顔も良いけれど、「恵らしさ」でいえばやっぱりこっちの表情ですね(苦笑)。
 1巻の創真といい、2巻のえりなといい、単行本の中表紙は各キャラクターの一番「らしい」表情を描いてくださるのが嬉しいです♪

 ちなみにこの巻で気付いたのですが、中表紙に表記されているサブタイトルって、各巻毎にそれぞれ書体が違うんですね。
 第1巻【果て無き荒野】は楷書体で、第2巻【氷の女王と春の嵐】は明朝体、そしてこの第3巻のサブタイトル【至上のルセット】は丸ゴシック体で表記されています。
 サブタイトルの書体までも、キャラクターの雰囲気に合わせるという芸の細かさ。
 恐れ入ります。



≪特別付録≫
 この第3巻で紹介されている作中の応用レシピは2品。
 タクミのメニュー「鶏もも肉の香り焼き ~緑のソースを添えて~」は66ページに。
 それに対抗しての創真のメニュー「ゆきひら流 お柿揚げ ~木の芽のふわふわソース添え~」は86ページに紹介されています。

 今回もなかなかの充実振りなおまけ的挿絵。
 第15話終了直後の26ページには、当の15話ラストで創真に声をかける直前のタクミが。
 壁の後ろで「踏むぞ~・・・踏むぞ~・・・!」と心の準備をしているタクミくん。
 好きな人にアピールするため、わざと廊下でぶつかろうとする乙女みたいだな(爆)。
 本誌で創真の足を踏みやがった時にはなにすんねん(怒)と思ったものですが、こういう姿を見てしまうと憎めなくなってしまうのがちょい悔しい。

 46ページの挿絵は、これまでとはちょっと変わった趣。
 イタリアの料理店の分類別による名称を、タクミが説明。
 なるほど、「リストランテ」にならディズニーシ―で行った経験有りです。
 こういう解説的なものは良い勉強になるので、もっと行なってもらいたいですね。

 ドラ●エ風勇者ユウキは106ページに(笑)。
 これは直前の第19話(101ページ)で登場していた、50食作りチャレンジ中の『吉野悠姫』ちゃんのイメージイラストですね。
 なんとか50人斬り 食を作りきり、レベルアップを成し遂げた勇者ユウキ。よく頑張りました。
 それにしても装備してる包丁&中華鍋って、結構攻撃&守備力高そうだよね☆(実際ド●クエにも、「おなべのふた」とか「シルバートレイ」といった防具があったし)

 そして。
 例の第20~21話の間となる126ページには、恵が故郷を旅立つ際に渡された学業成就のお守りが。
 第20話で起こった衝撃のラスト。
 大切な人達の想いが込められている、恵の大きな心の支えになっていたお守り。
 そのお守りは効かなかったのか。それとも・・・?
 ここの挿絵を当のお守りにしたという選択は、次の回【至上のルセット】への繋ぎに深みを持たせる意味でとても効果があったと思います。



≪特別読み切り 「キミと私の恋愛相談」≫
 佐伯先生が脚本・作画共に手がけられた初のデビュー作。
 そのあらすじはというと、学校のアイドル『河合 唯』に昔から片思いしていた主人公『小早川』が、片思いにケリをつけるため告白しようとするものの、当の本番で言葉が出ずに、思わずもう1人のアイドル『川島 明日香』と間違えたと発言。しかしながらその発言がきっかけで河合唯が恋愛相談の相手になり、はからずも親しくなっていく・・・といった内容です。

 『食戟のソーマ』は料理漫画ですが、この作品は純度100%の恋愛漫画。
 ですが、主人公とダブルヒロインが軸といった内容には、少しだけ『ソーマ』と似てるかもと思ったり。
 
 主人公である小早川は、誠実だけど内向的で自分の気持ちを中々言えない、典型的ヘタレ男子。そして苗字だけで名前は明かされなかったという不憫な男でもありました。
 そしてヒロインの河合唯は才色兼備な学校のアイドル。にも関わらず、とっても気さくでくだけた性格の子。
 もう1人のヒロイン川島明日香はクールでちょっと不良っぽい感じですが、周囲の噂と違って実際は・・・という子だったり。
 最初はこの3人の三角関係が展開されていくのかと思っていたのですが、実際はほとんど小早川と河合唯の2人だけで話が進んでいき、川島明日香は完全に補佐役といった役どころでしたね。
 個人的にはもう少し川島明日香もストーリーの中心に絡んでいってもらいたかったです。

 これがデビュー作かと思ってしまうほどの作画の安定ぶりは、流石佐伯先生といったところ。
 『ソーマ』でも感じていた、様々なアングルからのキャラクター描写は当時から健在だったのですね。
 キャラクターの表情もやはり良いですし、特に女の子の表情は文句無しのレベルに思えました。
 ただ、やはりデビューしたばかりとあって、話のテンポや演出がぎこちなかったり、違和感を感じる部分も。
 でもこればっかりは、経験の積み重ねでしか上達できませんものね。

 内容としては、結構「恋愛観の切り口」が面白かったと思いました。
 ちょっとした誤解から始まる三角関係というのは今まで山ほどありましたが、この作品では主人公が始めから玉砕覚悟で告白を試みているのですよね。ここがポイント。
 そして当の河合唯は、恋愛に対して真面目で純情な子であったために、数多くの相手から告白されながらも、いい加減な気持ちでOKするわけにはいかず、断り続けてきたと。ここがもう一つのポイント。
 小早川の告白するという決断は、一見前向きな判断に思えるものの、その実態は至ってネガティブ。
 彼は河合唯を“高嶺の花”と見ていて、自分とは釣り合わないと端から諦めているんですよね。告白を試みたのも、次の恋を探すために自分の気持ちに決着を付けるためで。
 それに対して、河合唯は告白されても断ってはいるものの、まずは相手の事をよく知ってから・・・という、ポジティブ的な気持ちを持った上での判断。
 それなのに告白してきた相手は小早川と同じように、「断られた=恋の終了」と思ってしまい、彼女の事を諦めてしまうという。
 要はすれ違い。
 そういった「告白する側」、「告白される側」の心情が丁寧に描かれた、なかなか読み心地の良い作品でした。

 当時の佐伯先生に教えたいです。
 この漫画の主人公は恋するヘタレ君だったけど、約1年後、恋愛感情ゼロだけどべらぼうに男前な主人公を描くことになりますよと。



≪番外編 CUOCO IN ITALIA≫
 日本語に訳すると『イタリアの料理人』。
 そのタイトルの通り、タクミ・アルディーニ(アルディーニ兄弟)がどうして遠月学園にやってきたか、その経緯が描かれています。

 ①可愛い女の子
 ②セクシーなお姉さん
 ③コメント不可
 それら全てのお誘いを、紳士的にではありますが断るタクミ。

 実家の店で順調に腕を上げつつも、実は心の一部が冷めていたタクミ。
 彼が求めていたもの、それは彼女ではなく、競うべき好敵手。
 そんなタクミの心情に気づいていた父親の意向によって、彼は弟のイサミと共に遠月学園に編入してきたのでしたか。

 そして高等部始業式の日、タクミは出会うわけです。
 自分と同じ、「現場を知っている手」を持つに。

 やっぱり魅せ方が上手いなあ・・・。
 左手首を見せるだけで創真だと分かるところがまた見事ですよね。

 大衆食堂出身。
 既に「食の現場」で戦っている料理人。
 「プロ」としてのプライドを持つ者。
 そんな自分と全く同じ立場である上に、公然と宣戦布告した創真。
 創真はまさに、タクミが求めていた存在そのものだったと。
 第16話(49ページ)の回想で、創真の所信表明の際にタクミがどことなく嬉しそうだったことにも、これで納得がいきました。
 数多くの女性をあしらうようなクールなタクミが、創真にだけはあれほど熱くぶつかっていくのも、そういう理由があったからこそだったのですね。

 ああ・・・それにしても。
 創真さんの手、綺麗すぎて惚れ惚れしますv



≪佐伯先生コメント≫

 ペットのフェレットの怖い表情に戦慄しつつも、これはこれでかわいいと思っておられる佐伯先生。
 世間ではこれを「親バカ」という。(佐伯先生すみません/土下座)




                                                                                                                                                                   




 生き残りを掛けた学校行事、地獄の合宿。
 その合宿編がこの巻から丁度スタートとなります。


 厳しい課題が次々と襲い来る中、共に生き残ろうと励まし合う創真の仲間達。
 それが恵を始めとする極星寮のメンバー。
 今回はそんな極星寮の面々について考察していきましょう。

 始業式の日、所信表明の場で多くの在学生を敵に回してしまった創真。
 そんな創真に歓迎会を開いてくれた極星寮の人達。
 当時はまだこの作品に全然興味が湧かず、ほとんど流し読みしていた私でしたが、それでもホッとした覚えがあります。
 「ああ、良かった。創真を迎え入れてくれる人達がいてくれて・・・」と。


 個性的な面子ばかりの極星寮の住人達。
 その中でもひときわ変わり者なのが、リーダー的存在である『一色慧』。
 彼は創真より一つ年上の2年生。
 そして、「遠月十傑評議会」の第七席という、相当な実力者でもあります。
 
 笑顔を絶やさず、無駄なまでに爽やか(笑)、加えて面倒見も良い一色先輩。
 ですがそんな好男子振りを台無しにしているのが、ほぼ全裸に等しい服?の趣味(笑)。
 そういった残念な出で立ちから奇人に見られがちな彼ですが、実際はかなりの食わせ者です。
 温和な笑顔の隙間に見せる、野心的で策略家な眼差し。
 そんなただならない人物ですが、寮の仲間達を大切に思っているのはきっと本当でしょう。
 腹の底は見えにくいものの、信用に足る人物だと私は思っています。

 編入してきた創真に、一色先輩は何か期待をかけている様子。
 第14話で遠月の競争教育に思う所がある様子を見せていたことから考えて、彼は多分、創真に遠月学園の変革を期待しているのではないのでしょうか。
 学園の風潮に全く染まっていない、確固とした意志と、変革を成し遂げるだけの可能性を秘めた創真ならばと。

 ちなみに、創真の問いに対して逆に問いで返して誤魔化していましたが、彼は創真の予想通り割烹料理関係の出身でしょうね。創真はかなり料理への着目点が鋭い子ですから。
 いまだに真の実力を見せていない一色先輩ですが、そのことから考えて和食系の料理を得意としているのでは。

 これまで登場してきた学生達の中で、一番計り知れないものを感じる一色先輩。
 これは完全に推察ですが・・・、現在十傑第七席に在している彼ですが、本当はもっと上席に相当する力を持っているのではないでしょうか。
 それこそ、上位五位以内に入るぐらいに。
 第14話で彼自身が言っていました。「極星畑の世話で、授業にまともに出ていない」と。
 確か遠月十傑の選出基準は、“学内評価が上位10名の生徒”だったはず。
 
授業にあまり出席していないにも関わらず、十傑第七席という立場。
 それならば、もしまともに授業を受けて、真の実力を公にしたならば・・・。
 考えすぎかもしれませんが、一色先輩ならそれを故意にやりかねないと思います。



 ここからは創真と同じ一年生のメンバーを。
 『伊武崎峻』は極星寮208号室の寮生。
 得意とするのは燻製料理で、燻製に用いるスモークウッドを自作する程のこだわりよう。

 口数は多くなく、クールな性格ですが、同時にとても鋭い観察力&洞察力も持ち合わせています。
 髪で目元が隠れているため表情が見えず、一見何を考えているか分かり辛い伊武崎。
 ですが、寮生達の集会に参加してくれたり、さり気なく仲間を気遣う等、深い思いやりが言動の端々から感じられます。

 これも私の勝手な推測ですが、伊武崎は一色先輩と、同じ寮生という以外の“関係”があるのではないでしょうか?
 外見も似ていますし、本心が読みにくいという点も同じ。加えてかなり鋭いという点も共通しています。
 生き別れの兄弟でした、ともし言われたとしても私は驚きませんよ。



 『丸井善二』は205号室の住人。
 真ん丸メガネをかけた、勉強家で潔癖で神経質、そして存在感がいまひとつな子です(苦笑)。
 自室をいつも会合場所に使われ、しかも決まってその後の片付けを押し付けられるという、不憫キャラ。
 そんな貧乏クジ体質の彼ですが、いまだに得意料理が明かされていないなど(2013年11月現在/第47話まで)、意外と料理に関する素性が謎だったりします。



 116号室在住の『吉野悠姫』は、お団子ヘアが特徴の明るい活発な女の子。
 同じく快活タイプな創真とはよく気が合い、2人のやり取りは爽快な友情感があって、見ててとても気持ち良いです♪
 野生の鳥獣[ジビエ]の扱いを得意としている吉野。自分の手で新しいブランド鶏を作り出すことが夢で、鶏を始め、様々な動物達を飼育しています。

 この第3巻に収録されている第19話での調理シーンで、タクミのように周囲の学生達とは違う調理服を着ていること、そして内心で大阪弁を語っていることから、彼女の背景にも色々なものが隠されていると予測しています。



 そして112号室の寮生は『榊涼子』。
 極星ガールズの中で一番大人っぽい雰囲気の、ロングヘアーの子です。
 榊は塩麹を使った料理を得意とし、寮の近くに専用の作業場まで所持。
 その雰囲気に違わず性格も落ち着いていて思慮深く、お姉さんのような温かさを持って寮の仲間達と接してくれています。
 その落ち着き故に、伊武崎と共にツッコみ役になることも(笑)。



 他にも揚げ物を得意とするヤンキー風情の男子二人がいるものの、残念ながら現在をもってしても名前不詳のまま。
 創真と一緒に騒いでくれる気の良い人達なのですが、果たして彼らの名前が明かされる時は訪れるのでしょうか?



 各自異なった得意分野を持つ極星寮の仲間達。
 そしてそれを自ら作っているのも彼らの特徴です。
 一色先輩は野菜、伊武崎は燻製、吉野は肉類&卵、榊は塩麹を始めとする発酵食品。 
 使用する食材の全ては当事者が自ら用意する。それが食戟におけるルールのひとつ。
 そのことから、創真が今後彼らの力を借りる展開は大いにあり得るでしょう。


 
そんな個性豊かな仲間達が集う極星寮は、三階建ての構造。(※単行本2巻29ページ参照)
 303号室の創真、302号室の恵は三階に。
 一色先輩(部屋の配置から、206号室と推測)と伊武崎、丸井は二階に、そして吉野と榊は一階に在住。
 この極星メンバーの部屋割り。
 これは、それぞれの潜在能力の高さを表していると個人的に考えています。
 よって、伊武崎と丸井はかなりの実力を秘めた存在と推察。
 そして、創真は至極当然として、恵もえりなに匹敵するほど、最終的に十傑三位以内に入るほどの可能性を秘めていると思っています。


 かつて多くの十傑を輩出したという極星寮。
 そんな黄金時代を創真達が再び築くと確信してますが、創真と恵、そして一色先輩の他に十傑入りする者はいるのか。いるとするなら、果たして誰になるのか。
 そこもまた興味深いです。





 では今巻全体の感想をば。

 序盤は課題を通して『タクミ・アルディーニ』との勝負が繰り広げられます。
 そこで創真は、初めて「ライバル」という存在に出会うことに。
 今回は引き分けとなり、いずれ食戟にて決着をつけることにした両者。
 いずれ訪れるであろうその勝負が今から楽しみです。
 中盤ではえりなとの久し振りの邂逅&堂島先輩とのお風呂でバッタリが(大笑)。
 小休止的な回かと思いきや、去年の一色先輩の様子や、えりなが創真を凌ぐ実力者だったということが発覚するなど、油断のならない内容となっています。
 そして終盤では、本誌で大反響を巻き起こした四宮編へと突入することに。


 本編ラストを締めた第21話【至上のルセット】。
 この回は本誌の掲載順で初めてトップ(=人気アンケート第1位)を獲得し、ファンの間でも神回と言われ高く評価されています。
 いわば、たったこの一話で、『食戟のソーマ』という作品への評価が爆発的に跳ね上がったともいえましょう。
 ですが、それだけの魅力がこの回にはありました。本当に。

 これまで、王道か邪道かといわれれば、やや邪道寄りといえたこの作品。
 主人公は飄々としていながらも不敵で掴みどころがあまり無く、それ故に強さも嫌味になってしまう部分が。
 おまけにヒロインの一人はああいった反感くらいまくりな性格をしているという始末。
 とどめが「あの」リアクション。
 ストーリー自体は料理の頂点を目指すというとても真っ直ぐかつ簡潔なものではあったものの、私が最初そうであったように、始めの頃の『ソーマ』は賛否両論がかなり激しい作品だったと思います。
 
 キャラクターやリアクションだけでなく、ストーリー(構成)の方も第1巻あたりの頃は勢いが重視された展開で、いうなれば見どころは「ストレート」さと「型破りさ」だけだったのですよね。
 ところが。
 第2巻あたりから次第に「深み」という魅力が加わっていき。
 この第3巻から急激にそのレベルを上げ、ラストとなる第21話で完全に作画&演出と肩を並べるレベルにまで成長。
 良きライバルの登場、許せざる敵の出現、ヒロインの頑張りと危機、主人公の熱き思い。
 それらが巧みな構成と素晴らしい演出、そして見事な作画と融合した結果。
 『食戟のソーマ』は誰もが認める“王道漫画”へと相成りました。
 これまでの批判的見解が完全にひっくり返されてしまうほどの作品自体の成長。それにはただ脱帽するばかりです。  

 
 この第21話【至上のルセット】はお気に入りの回と本誌のインタビューにて共に仰られていた、作者の附田&佐伯先生。
 附田先生は話の展開にキャラクターの感情がしっかり乗ったと。
 佐伯先生はそんな附田先生のネームを見て胸を熱くさせられたその想いを、上手く良い絵としてぶつけられたと。
 そんなお二人の特別な思い入れが込められた第21話が、読者アンケートで初のトップを獲得し、今の人気の切っ掛けにもなったこと。
 両先生はとても嬉しかったことと思います。(^^)


 
 劇的に私達読者の印象を変えたのは、作品自体だけではなく、主人公の創真自身もです。
 といっても、彼の場合は1~2巻を通して少しずつ醸し出されていた面がこの第21話で一気に炸裂した形でした。
 相手が自分よりどんなに上の立場であろうと全く臆さず自分の意見を述べる面。
 窮地に立たされている相手を目にしたら放っておけない面。
 飄々とした不敵な面に隠れていたそれらが、このラストで思いっきり前面へと出たわけです。


 それだけでなく、今巻は全体を通しても創真の深い内面部分が描かれてありました。
 
 まずはタクミとの出会いと勝負。
 これまでずっと、ひたすら父親を超えること、そして実家の定食屋を守ることのみを目指してきた創真。
 だからこそ、唐突に遠月学園に編入することになった時は自分の夢への遠回りにしか思えず、しかも在学生達は権力や家柄を振りかざしているだけの奴らばかり。
 そんな事前体験もあり、創真は最初遠月学園を少々みくびってさえいました。 
 
 ところが、ここにきて初めて出会ったのが自分と“対等”な存在、タクミ・アルディーニ。
 自分と同い年で、同等の実力を持った料理人。
 同じように確固としたプライドを持って自分の店を守ってきた者。
 この出会いをきっかけに、創真は“自分の世界”の狭さに気付いていくことに。

 これは割と最初の方から感じていたことでした。
 創真って一途すぎるなあ・・・と。
 他の事には脇目も振らず、料理の道ただ一筋に歩んできた創真。
 父親を超えること、そして店を守ること。
 これだけで彼の“世界”は出来上がってしまっている。
 私がある程度の経験を重ねた年代だからこう思えるわけですが、創真はまだ15歳。
 無限の可能性の塊です。
 そんな未来溢れる年代の子が、例え本人の意思だとしても一つの場所に留まり、世界の広さを知らないままで終わる…。
 
それはもの凄く勿体無い事だと思うんです。
 
世界の広さを知り、学んだ上での決断なら何も言いません。
 ですが、創真はその真っ直ぐさ故に、“自分の世界の外”を知ろうともしなかった。
 外の世界に溢れる、様々な人達の考え方や技能、数えきれない文化や工夫。
 そういった多くの事柄に、自分自身の眼で見て、聞いて、触れて、感じて、学んで。
 沢山の「経験」という宝をため込んでもらいたい。
 そう思うのです。
 世界の広さを実際に体験している父・城一郎なら、尚更そう思ったことでしょう。
 だから創真を“外の世界”のひとつである遠月学園に編入させたのでしょうね。
 
 この事に自分で気付けたこと、そのことからも、創真は率直な子だけど単純な子ではない、とも感じました。


 次にえりなとの邂逅で発覚した創真の一面はというと。
 創真は誰に対しても平等に接する子である、ということ。
 例えそれが、過去にどんな因縁があった相手だとしても。
 
曲がり角でぶつかったえりなに対し、真摯に詫びてえりなを気遣った創真。
 郁魅やタクミとのやり取りでも漠然と感じていたことではありましたが、ここのえりなとのやり取りで確信を持てましたね。
 
これまで相手が誰であろうが、創真は自分が思ったままをどストレートに口にして度々反感を買ってきました。
 そんな彼の無遠慮な所、それは彼の“短所”として見られていた点だったと思います。

 ですが、それは彼が常に裏表無く、真っ直ぐに相手と向き合っているということの裏返しでもあったわけです。
  “短所”を反転させ“長所”へと変換させたのは、描写こそさり気なかったものの、大変見事な技だったと思います。

 そして。
 例の第21話。 
 単行本第1巻の感想で創真を「荒野」と例えましたが、まさかその大地の下にこれほど熱いマグマが存在していようとは。
 仲間思いの熱い子であったとは。 
 第1話で自分の店を踏み荒らされた時も激怒していましたが、それ以降は激しい怒りを見せることが全く無かった創真。
 そんな創真が見せた激昂。
 それは仲間の為―――
 まさに創真と私達読者との心が200%シンクロした瞬間でした。



 こうして作風だけでなく主人公への見解も大きく覆されることに。
 これほど作風の傾向と主人公のキャラクター性が同調している作品も珍しいのでは。
 少年漫画の三本柱である「友情・努力・勝利」
 「勝利」は既に充分に披露。
 「努力」は表立ってではありませんでしたが、創真の「ゆきひら」での現場経験や丼研編で証明済み。
 その反面なかなか満たされなかった「友情」。
 それがここでようやく満たされましたね。


 そんな少年漫画として最高の「引き」で終結した第3巻。
 単行本派の方はとてつもなく次の第4巻に期待を煽られたでしょうが、同時に発売日まで地獄だったことでしょう(苦笑)。 


 少年漫画の本質である「熱さ」と「勢い」を全力で感じ取れた第3巻。
 久し振りに純粋なワクワク感を思い起こさせてくれました。
 本当にごちそう様でした!!

  

 今巻のベストシーン
 144&145ページ
 これ以外に何がありましょう!!!???

今巻のベストシーン
 92ページ
 創真、初の食戟の申し込み。ベタ(黒塗り)を一切使ってない描写に、≪ベストシーン≫の次に作者の気合を感じました。
   &
 141ページ
 
皆の心を一つにした、恵の健気さ。


あわわ。

2013-11-15 20:31:35 | 食戟のソーマ

 御無沙汰しております。
 『食戟のソーマ』の一周年記念に向けての準備で手一杯で、ブログの更新に全く手が付けられませんでした。
 連載が始まったのは52号からだというので、てっきり再来週にお祝いされると思っていたもので・・・。
 確かにタイミング的には丁度良いんですけどね。
 一周年記念ということで、ジャンプ本誌では表紙&巻頭カラー!!
 
人気投票も果たして行われるのでしょうか・・・。ワクワクです。
 あと、単行本第5巻の情報公開もそろそろかも。
 表紙は順番的に考えて、アルディーニ兄弟でしょうね。

 さて、そんな楽しみでならない次回ですが、今回もまた最高でしたね~。
 ラストの創真に、マジで意識がトビそうになりました(爆)。
 でも、それだけでなく今回の内容には本当に期待感を煽られました。
 私にとっては、「考察し甲斐がある作品=大変面白い作品」です。
 だから重厚で緻密なストーリーである『キングダムハーツ』も好きなのでしょうね。勿論それ以外の魅力も沢山ありますが。
 というわけで、次号が発売される前に今回の考察を少し述べたいと思います。

 ネタバレ全開ですので、反転させて頂きますね。


 今回で各メンバーがA・Bどちらのブロックか判明されましたね。
 このうち4名ずつが各ブロックから選出されることに。
 さて、それでは誰が通過するか、私なりの予想を立ててみたいと思います。

 ・・・え~と。
 始めに言っておきますね。
 今回の選抜で、郁美とタクミは創真と戦うことはないと思っています。
 なぜなら、二人は既に創真と戦っているから。
 郁美はともかく、タクミは既に創真といずれ食戟にて戦うという約束を交わしていますし。
 今回戦う必要性はありませんからね。
 ・・・本人には悪いけど(苦笑)。

 まずはAブロックの方から。
 創真は絶対絶対絶対通過(超断言)。
 
主人公だからとか、そんな陳腐な理由ではなく、今の創真は親父さんとの約束がありますもの。(^^)

 次に確実なのはアリスのお付き君。
 彼の右手首を見た瞬間に、相当の実力者であろうことを感じ取りましたから。
 そして多分葉山も通過。
 創真と違って「カレー料理」というお題のもう一つのポイントに気づいていない可能性があるのですが、得意分野で予選敗退となってしまったらそれこそ立つ瀬がありませんからね~。
 初期の郁美のように、自分の得意分野ということに驕りを見せていたら予選敗退と予想していましたが、彼は驕ることなく、なお精進していましたし。
 ですが・・・多分葉山は本選で創真と戦うことはないでしょう。
 彼は「え!?あの葉山が・・・!?」といった風に、これまで実力未知数だったキャラの犠牲になってしまうのではないのでしょうか。
 そしてタクミのように、また場を改めて創真と勝負することになる、と予想します。
 残るは一人。
 これが一番悩みましたね。
 伊武崎と丸井、どちらかで。
 郁美と涼子は予選突破はないと始めから思っていましたので。(ファンの方ごめんなさい)
 私は、伊武崎と丸井の実力はほぼ互角と推測しています。(理由は近日公開)
 特に丸井は最近ダークホース的演出が入っていますから、気にはなるのですが…。
 でも・・・私は伊武崎が予選突破すると予想します!
 理由はというと、第40話で創真とアリスが次代の十傑について話すシーン。
 ここの伊武崎くん、さり気にセンターなんですよね・・・。
 
番狂わせという意味では丸井が一番適任だと思うのですが、敢えてここは何も気配を見せていない伊武崎を推してみます。


 お次はBブロックのメンバー。
 アリス、恵、えりなの秘書の子は間違いなく通過でしょう。
 アリスはやはりえりなのライバル的存在だけあって、今回の選抜メンバーの中でも1・2を争う実力者に違いありません。
 恵は、単行本第2巻感想でも語っていますが、私は彼女の潜在能力はかなり高く買っています。
 えりなの秘書の子も、「あの」えりなが実力を認める程なのですから、かなりの強者なのでしょう。
 そしてここでも残り一枠にかなり悩みました。
 イサミと吉野は予選落ちと即判断出来たのですが…。(これまたファンの方々ごめんなさい)
 ここはやっぱりタクミ・・・と言いたいので・す・が。
 私は北条美代子と予想します!
 先程述べたように、恵の実力をかなり評価している私。
 これまで創真にはタクミや葉山、そしてえりなにはアリスと、ライバルキャラが次々登場してきました。
 ですが、恵はその気弱な性格からライバルといえる存在がいなかったんですよね。
 北条は、そんな恵にとって初めてのライバルなんです。
 
周囲から落ちこぼれと見られていた恵を見下すことなく、彼女の実力に興味を持ってくれた北条。

 私としては、本選で恵と北条のガチンコ対決を見てみたいのです。
 あー、ちなみに貞塚ナオとえりなの秘書の子との対決については・・・。
 予選で決着をつけてくださいな、ということで(爆)。

 纏めると、
 Aブロック:創真、アリスのお付き、葉山、伊武崎
 Bブロック:アリス、恵、えりなの秘書の子、北条
 ということに。
 ここで気付きましたが、丁度Aブロック・・・男性陣、Bブロック・・・女性陣となっちゃいましたよ。
 こりゃあバランス良いや☆(←)
 

 少々気がかりなのが、叡山枝津也の魔手(笑)。
 少なくとも今回のメンバーに叡山からの刺客らしき人物は見当たらないのですが…。
 ここにきてぽっと出で登場しても感情移入はしにくいですから、刺客という妨害手段は無かった・・・と思っていいのでしょうかね?
 といっても油断は全然出来ませんけども。
 

 予選突破ならなかった人達も、ぜひそれぞれ見せ場を作ってもらいたいですね。


 さて、それでは再び準備に入ることにします。
 ・・・間に合うかな~。