なんかこれも毎週定番になってきたなあ・・・。
まあ、私が述べたいのは創真の事に決まってるわけですが。
多分今週ラストの創真の姿は、創真ファンの方々の間で
超
・
絶
・
大
・
反
・
響
を巻き起こしてるでしょうね~、うん。
へ?
なのになんで私はこう落ち着いてんだよって?
いや、私はある程度想像済みでしたから☆
第47話ラストの創真を目にした時に。
なんかこれも毎週定番になってきたなあ・・・。
まあ、私が述べたいのは創真の事に決まってるわけですが。
多分今週ラストの創真の姿は、創真ファンの方々の間で
超
・
絶
・
大
・
反
・
響
を巻き起こしてるでしょうね~、うん。
へ?
なのになんで私はこう落ち着いてんだよって?
いや、私はある程度想像済みでしたから☆
第47話ラストの創真を目にした時に。
さてさて、いよいよ(栗うさぎ的に)本命ヒロインが登場してきましたよ♪
・・・ですが・・・。
御免なさい、今回はかなり辛口感想です★
試験官が大不正を犯した編入試験。
それからしばらくたち、今日は始業式という新たな門出の日。
[食の魔王]こと薙切仙左衛門。
原作未読の方にとっては、ここでようやく前回ラストで創真の不合格を取り消したのは誰だったのかという疑問が解けることに。
仙左衛門による祝いの言葉ですが、ここはもう少し雰囲気を柔らかくというか、笑みを浮かべてもらいたかったです。
外見や威圧感から完全に戦慄している学生達を「あれ?それほど怖くない?」と一瞬思わせてからこそ、あの「捨て石」発言が効果を真に発揮させると思うんですよ。
いわゆる持ち上げてから落とすというヤツですね。
原作ではこういうアップダウンは結構重要なものとして用いられているので・・・。
気になっていたライバル達の描写ですが、これがアルディーニ兄弟や黒木場(※バンダナ無し)だけでなく、極星寮の面々やアリスに加え北条や貞塚、そして葉山まで描かれていたのには驚かされました。
葉山らもこの時点で描かれたという事は・・・、今期のアニメは「秋の選抜編」まで手掛けてくれるとみていいのでしょうかね!?(森崎先生もブログで葉山の登場を楽しみにしてたし)
だとしたらかなり長い期間放送してくれることになるのですが・・・!!
ちなみに郁魅は出番が割と近いからか、下半身だけ登場(苦笑)。
原作で出てきた算盤娘やカチューシャの女の子達も漏れなく描かれてましたね。
ということは、彼女達もこれからの展開で登場してくる可能性があるのかも?
司会が川島麗だったのも地味にグッジョブでした☆
・・・とまあ、ここまでは普通に観てたんですがねえ・・・。
なんで「踏み台」発言がこんなにあっさり流れるんだーーー!!!???(大不満)
演出があっさりしすぎる!!!
その代わりになのか、「てっぺん獲るんで」発言に学生達の反感が集中する形に。
ですが、私からすればそれは違うと言わざるを得ない・・・!!
ここら一連の創真の発言は終始見事な挑発発言でしたが、「てっぺんを獲る」という意気込みは先のえりなを始め、きっと仙左衛門によって高揚させられた他の学生達ほとんどが同じことを思っていた筈です。
創真はそれを包み隠さず口に出しただけ。
大事なのは「踏み台」発言の方だと思うんですよ、私は。
一見酷い言い様でありながら学生達の向上心を煽る意味にも取れた仙左衛門の「捨て石」発言。
創真の「踏み台」発言もまた、仙左衛門のそれとほとんど変わらないんですよね。
美食界に君臨する魔王と、一般庶民の編入生。
お互いに言ってることを要約すれば、「他者を糧にして己を高めていく(高めていけ)」ということです。
だけど、立場と微妙(?)な言い回しの違いによって相手側の受け取り方が全然違ってしまったという。
この発言を軸にして、周囲のほとんどを敵に回してしまうという「創真の遠月学園での立ち位置」が、そして追々分かってくる「創真の発言の誤解され易さ」が確立されることになる訳です。
何より、ここは創真の“爆弾性(破壊性)”の初お披露目だったというのに!!!(だからこそ附田&佐伯先生もコマぶち抜きでここの創真を描いたというのに!!)
さらりと「爆弾」を落とす創真のこのキャラクター性は、昨今の少年漫画においてもオンリーワン的なものだと思っています。
シリアスにおいてもギャグにおいても重要なものとして用いられているだけに、やはりここのシーンは、学生達を石化させるだの何だのして大きく印象付ける演出を施して貰いたかったですね・・・。
そ~れ~と~。
創真のえりなに対する宣戦布告も個人的には不満。
ここは演出がどうこうではなく、創真の声。
私としてはここの創真の声音は、静かながらも箔の篭った言い方にして欲しかったですね。
これはこれで王道な良い表現でしょうが、私としてはこのシーンはこういうイメージでは無かったんですよ。
原作第113話感想でも散々騒ぎましたが、創真の魅力の真骨頂は「静かさの内にある熱さ」だと私は思っています。
普段は快活な声のイメージなのですが、創真は大事な時であればあるほど敢えて声音を抑えて静かに話す子だと思うんです。
それだけにガックシ★
更に言わせてもらえば、創真には近づくまいと決心する恵のカットが原作通りにありましたが、あの背景は何なのでしょう?
この時の恵は一見気持ちを奮い立たせているように見えるものの、考えていることは「触らぬ神に祟りなし」という根本的にネガティブなものです。
そんな後ろ向きな考えの場面に、あの明るい背景はハッキリ言ってミスマッチに思えました。
それといくらデフォルメ絵でも三つ編みの空中固定はおかしいよ。
そうして恵にとって最大の不幸であり最大の幸運がここから始まるわけです☆
いらんツッコミその1:ホワイトボードの字。スタッフの方、字下手★
いらんツッコミその2:料理学校ではフランス料理の料理名はフランス語で書かれます。
いらんツッコミその3:シャペル先生顔色わるっ(核爆)。
そして後々創真にネタにされてしまう(笑)、鍋に張り付く恵。
目が血走ってる血走ってる(汗)。
そこに創真の呑気な声がかかるわけですが、今になってみると、恵の肩の力を抜いてくれたのだろうと思えますよね。
そう思えるぐらい、今の創真は深い気配りが出来る子になっているんだよなあ~。
あと、ここで調味料が充実していることを創真が確認していたことも、後の逆転劇の伏線になっているんですよね☆
嫌がらせを受けてしまい、絶体絶命のピンチに恵は涙を。
次第に涙が溜まっていく表情の変化は丁寧に描けていて良かったです。
でも。
折角シリアスな描写にしたのなら、そこに無理矢理原作のデフォルメ絵は挿入する必要は無いと思うのですが。
お陰でピンチ感がぼやけてしまいました。
「ブッフ・ブルギニョン」も美味しそうではあったのですが、肝心の柔らかさがいま一つ伝わってきませんでした。
あの描写では、柔らかさというよりジューシーさの方が伝わってきたかと。
そんな今回の料理「ブッフ・ブルギニョン」。
単行本にはレシピが載ってない品ですが、このアニメは背景や小道具の描写がしっかりしてるのでホワイトボードに書かれていたレシピがちゃんと読み取れましたね。(リアクションが終わって、笑顔のシャペル先生のシーンでレシピのほぼ全容が見れます)
こういう所がさり気に親切使用☆
ちなみにここにも専門用語が用いられているので簡単に説明をば。
当時の創真はそれこそフランス料理用語の知識なんて皆無だったでしょうから、ここらは恵に教えてもらったのでしょうね。
代わりに恵は創真の対応力と経験値によって、退学の窮地から脱することが出来たわけです☆
エピローグでは、原作第9話ラスト近くのえりなが。
まあ、シャペル先生繋がりという事で、ここで用いてきても違和感はありませんし、分かりやすくもあったとは思います・・・うん。
個人的に言わせてもらえば、ここもマイナスとは言いませんがプラスとも言えない変更点でしたが。
原作第9話のサブタイトルは【氷の女王と春の嵐】。
この回のえりなはまさに[氷の女王]と呼ばれるだけの、冷淡で非情で冷酷な姿が描かれてましたよね。
ですが、そんな“氷”である彼女が“炎”になってしまう唯一の存在が創真だという。
その対比と、えりなとタクミの共通性とを考えると、ここで出してしまったのはちょっとだけ勿体無く思えました。
しかしながらここでも貞塚が登場していたのには本気で降参★
凄いよアニメスタッフ。
そういうわけで今回は、原作に対するアニメスタッフの見解と私の見解とが初めて大きくズレてしまった回でした。
不満が大きくなってしまった要因は、この回が全ての“始まり”として私がとても重要視していたこともあったかもしれません。
あ~あ・・・それだけに残念・・・。
(四宮編もこんな感じだったら、マジで荒れ狂ってしまうかも・・・)
それと今回は全体的なクオリティも少し低く感じました。
まあ、最初が良すぎたため、その反動でしょうけども。
今回はちょっと「止め画」が悪い意味で目に付いたかな、と。
テンポは良いのですが、反面流れや動きの“溜め”や“重み”もありませんでしたね。
特にそれを感じたのが、仙左衛門の「捨て石」発言前の手の持ち上げ方。
なんていうか・・・浅い!
そして作画も浅い・・・っていうか固い。
女の子は特に気にならなかったのですが、一方の創真を始めとする男性陣の描写が悪い意味で固く見えました。
作画を受け持つ方は毎回違うため、絵柄の差異は仕方のない事なのですがね。
本当に好きな作品ということもあって、どうしても文句が多くなってしまいます。御免なさい。
そんなこんなで不満ばっかり書いてしまいましたが・・・。
「コマ切りしたキュウリ入れる???」には抱腹絶倒大爆笑。
この瞬間、松岡さんを天才だと思いました。
アニメオリジナルとして、始業式後に吉野達の会話を入れてくれたのも嬉しかったです。
この挿入によって、吉野達の視聴者への印象付け&次回への伏線に。
そして創真に反感を持つ者ばかりではないという安心感にも繋がってくれました。(^^)
プニキャラは相も変わらず可愛いしvvv
序盤は「E」評価を下しそうになりましたが、このグッジョブのお陰で「B」にまで一気に評価アップです。(←単純)
さて、次回はいよいよ創真とはまた違った意味でこの作品の看板キャラクターである、一色先輩の登場です。
「彼」の声を務めるお方は櫻井孝宏さん!
声優に疎い私でも知ってる、「本物」の声優さんです。(なんせ、私の前ジャンルの主人公を務めてた方ですから☆)
底の知れない人物として、私も高く買っている一色先輩。
そんな彼を櫻井さんがどう演じてくださるのか今からとても楽しみです!!
追伸:そして次回のEDは「極星のマリア」が抜擢されることでしょう。きっと。
このアニメスタッフなら絶対そうする、間違いない。
あらかじめ予測済みだったことではあるのですが、『ソーマ』の感想が本編・アニメ共に押してます。
ほんと御免なさい。
いよいよ附田先生もサポーターとして参加なされる「ミラノ万博」の開催が迫ってきたという事で、ジャンプ本誌の方でも特集がありましたね。
日本館では、本格的なものを始め、馴染み深い「日本食」も食べられるとのこと。
その中には、「カレー」や「ハンバーガー」も。
ふ~~~ん。どっちも「秋の選抜」のお題の品ですねえ~~~。
はい、いまだに私は信じていますよ。
あの大会の「真のテーマ」を。
週刊少年ジャンプ2015年20号掲載。
掲載順第6位
第114話 【ゆきひら・改】
もともと単行本の売り上げも凄かったこの作品ですが、アニメ化に伴って更に伸びた様子。
累計600万部突破ですか!おめでとうございます!
そして今回はセンターカラーなわけですが、またもや四宮のピンイラストで御座います。
もうどんだけ優遇されてるんですかこの方。
今回のスタジエール編での再登場はもとより、少し前から「ジャンプ+」での外伝でも主役だわ、小説版第3弾でも再び抜擢されるわ(しかも続編確定だわ)、ほんと凄い持ち上げられっ振りです。
今人気投票を行ったら、本気で前回より順位を上げてきそうで怖い。
やっぱり附田先生にとっても四宮は、堂島先輩やえりなと違って城一郎と関連が無い分「自由に動ける強者」として扱いやすいのでしょうね~。
あ、肝心のイラストの内容の方ですが・・・驚きました。
四宮にギターという違和感の半端無さに(核爆)。
かくして新作コンペへの出品を許可された創真。
それを聞いた乾達は見学することに。
好奇心の強い方々ですね。
まあそれだけ創真の品に興味を持ってくれているというわけだけど。
そして余計な事を言ってどつかれまくるヒナコさん。(^^;A)
水原って結構ハードにどつく人だったのね(汗)。口だけで手は出さない人だと思ってたのに。
それにしても女性でありながらこれほどどつかれても全く不憫さを感じないのは、全てヒナコさんの人格故だよなあ・・・(苦笑)。
責任逃れのための口裏を合わせる面々。(堂島先輩が気の毒)
そんなにシャペル先生って怒ると怖いの???
そしてこのコンペは、創真のスタジエール研修の合否も掛かっているものに。
皆さん創真の事を気に掛けてくれているようですね。
立場上表立っては言えませんが、ここにいる全員が創真の実力を買ってくれている方ばかりですから。(^^)
高校からの編入生であるため、フランス料理の基礎が出来ていない創真。
しかしながら、それは大きな不安要素でもある半面全く型に嵌らない考え方が出来るという強みでもあると思いますよ?
回想で出てきた「ブッフ・ブルギニョン」。懐かしいですね~。
思えばこの品は、創真が初めて作ったフランス料理でしたものね。
そして丁度この料理はアニメ最新作(第3話)でも登場してきました☆
こうして見るとアニメの進行具合と絶妙にリンクしている・・・!!(驚嘆)
サービス担当の唯もこのコンペに参加するそうで。
そもそも唯は半年前までは本店で肉料理を担当する程の料理人だったとのこと。
そんな唯でもほとんど採用されないほどこのコンペは難関だそうです。
唯も、リュシも、それぞれの覚悟を持って挑むこのコンペ。
そしていつもの如くアベルも創真に突っかかってきます。超極悪面で。
それでも些かも退かない創真。
覚悟やらそういうのは全て皿の上に。
あ~~~んもう格好良いなあ~~~!!(o(><)o)
第23話で言っていた事をここでも述べるあたり、つくづく創真ってブレませんよね~。
あ゛~~~~~!!!(←単行本第4巻を読み直して再悶絶)
かくして調理開始。
調理の中で城一郎との思い出を振り返る創真。
実家で習った技法。創真が定食屋の技だと思っていたそれは「ポワレ」というフランス料理の技法だったという事実。
自分が何も知らなかったことを知った創真。
だからこそ今分かること。
ならば、今自分がやるべきことは―――
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
創真が串刺しにーーー!!!
いやイメージなんですけどね。
でもあまりの迫力に素で驚かされました。
なんだろう、この描写力。
附田&佐伯先生のアニメに負けまいという気迫がマジで伝わってくる・・・。
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
創真の服がーーー!!!
でもこういう描写ならノープロブレム☆(d(><))
むしろグッジョブ!!(Σd(><))
創真は健やかな色気に溢れる子ですから!!
下手な脱衣よりこういう描写の方がよっぽど魅入られるんですよね!!(だからなに熱く語っているんだという)
それは孵化のように。
今までの自分を、「ゆきひら」をぶち破る―――
そうして出された創真の品。
なんとこれはまた予想外のものを・・・!!
それはうずらが丸々皿に乗っているという、なんともワイルドな品でした。
創真が言うに、その品は「親子丼」とのこと。
その言葉に驚愕する一同ですが、四宮は冷静な表情。
創真の品を真っ直ぐに受け止めてくれているようですね。(^^)
創真が自信を持って差し出す、今の自分が作れる最高のフレンチ。
果たしてその「親子丼」にはどんな工夫と発想が詰め込まれているのでしょうか?
創真が出してきた「親子丼」。
これまでの創真は意外なメニューや食材を用いてきた時には「ど~ん」なヘラ顔だったというのに、この表情・・・。
うわ惚れ直しそう(///)。
まさに一皮剥けたというか。
また少し大人っぽくなったね。(^^)
「親子丼」とは、また予想外ながらも深そうな料理を作ってきましたね~。
四宮の話に感銘を受けたが故の、「自分の土台(ルーツ)を踏まえた上での新しい世界への挑戦」を示した料理のように思えます。
そしてこれまた創真と同様に、料理人という道を決めさせた要因が親の存在だった四宮からしてみてもこれは興味深い品かと。
関連性は他にもあるんですよねこれが☆
「親子丼」というからには間違いなくウズラの中にご飯や具材が詰め込まれている筈。
そう。「詰め物」。
「詰め物」はフランス語で「ファルシ」って呼ぶんですよね~~~。
四宮を再登場させたからには「地獄の合宿」での出来事を何らかの形で絡ませてくるだろうとは思っていましたが(実際回想という形で描写してくれていたし)、食戟時に四宮が出した「シュー・ファルシ」をこういう形で関連付けてくれましたか。附田&森崎先生。
丼ぶりに入っていないということで創真がネーミングに悩んでいましたが、これはまず間違いなく「―――・ファルシ」という名前が付けられるでしょうね。(^^)
ちなみに、鳥等の丸焼きを食卓で切り分けるのは西欧では最高のおもてなしとのこと。
創真はまずこの事は知らないでしょうが、その観点で見てもまた面白いものがあります。
今回の調理描写で、研修中に習った「スュエ」を行っていた創真でしたが、こうなってくると実家で習った「ポワレ」も用いていそう。
気になるのはどこで用いているのかという事ですが・・・やっぱりうずら肉にでしょうかね?
でもいくら小ぶりとはいえ、こんな丸ごとの塊肉をフライパンに押しつけて焼くのは相当難儀なのでは・・・うむむ?うむむ?
あとは勿論、それ以外の工夫や発想にも注目したいところです!
水原やシャペル先生もオブザーバーとしてコンペに参加してくれているようですし、リアクションはそちらが受け持ってくれそう。
結果としてはやはり正式メニューには取り上げられなさそうですが、そこに上手い采配が下りそうですね。
多分、そこで一枚噛んでくるのがアベルになりそうな気が。
なんだかんだで厳しかったものの、アベルは創真をずっと見てましたからね。
正式メニューには無理だけど賄いメニューとしてなら採用、とかいう結末になりそうです。
多分次回、もしくは次々回でこの「スタジエール編」も終わりを迎えることでしょう。
気持ち良く“次のステージ”へ繋がる形で、創真にはこの実りの多かった研修を終えて貰いたいです。(^^)
さて、待望のアニメ第2話の感想です!!
・・・と言いたいんですが・・・。
正直あまりこの回は楽しみにしていませんでした。
っていうかむしろスルーしたかったです。
このブログにお越し頂いている方ならご存知でしょうが、私はツンケンお嬢様大嫌い人間です。
普段の素行も嫌いですが、その始まりとなったのが今回のお話。
しかもジャンプ本誌で読んだ時はまだ作品自体に入れ込んでなかったのでさほどこだわりはしなかったものの、大ファンとなってしまった今ではもう・・・なんつーか・・・。
あの時の嫌悪感をまた繰り返すのか・・・と思うと、ハッキリ言って気乗りしませんでした。
でも観ましたけどねっ。
創真に会うために!!
というわけで、「お嬢様」ファンの方はどうかどうか今回の感想はお読みにならないでくださいませ。
絶対不愉快な思いをさせてしまうでしょうから。
それでは今回の感想へと入りましょう。
「お嬢様」が早速お得意の横暴さを振るいまくってるシーンから今回はスタート。
この振る舞い・・・例えギャグだとしても、料理人に対して、何より料理と食材に対して非常に失礼極まりません。
のっけから気分が悪くなりました。
でもニシローランドゴリラさんの解説は非常にグッジョブ☆
ほんとこのアニメは製作スタッフさん方のサービス精神が光ってますよね。(^^)
・・・お色気サービスは別にいらないんだけど(苦笑)。
第1話ラストだった城一郎のシーンを、アニメでは第2話の冒頭に移動。
病を抱える者には生きようとする活力を与え、宗教や文化を捨ててでも食べたいと夢中にさせる。それが城一郎の料理。
そう。
これが“城一郎の料理”なんですよね~~~。(と、意味深げに言ってみる)
そして城一郎による創真への挑発☆
う~~~ん、ここは原作の方が良い表情でしたね。
今回だけの使い捨てキャラ二階堂。
はっはっは☆
すみません、コイツぶっ飛ばしていいですか?
原作でもコイツには「お嬢様」と並ぶくらいの怒りと不快さを抱いたっけなあ~。
それだけに、創真の吊るし上げには超スッキリ♪
よくやった!!!(Σd(>▽<))
でも、今こうして見るとこういう風に安直に物や人に当たる創真はこの時限りだったんだな~とつくづく思いますね。
現在の本編の創真では、こういった姿を見ることはまずもう無いでしょうから。
周囲の創真への嘲笑が・・・。
見てるこっちが辛い・・・。(><。)
頑張れ創真!偏見なんか気にするな!!
そして試験会場に集まる、創真ら編入志望の人達。
うん、やっぱ創真の赤髪は目立ちますね。
群像の中でも、どこにいるかすぐ分かりました。
必死で逃げようとする二階堂を片手であっさり引き止めている創真さん。
やっぱりアニメの創真さんも何気に力持ち☆
今回も読切版の設定を用いてきましたか。
でも産まれて第一声がダメ出しな赤ん坊って・・・。(-_-;)
説明を終え、ベショ★となる二階堂がナイスでした(笑)。
お疲れ様。
もう顔見せないでね。(←酷っ)
そうしてえりなの勝手な判断による試験に、創真一人だけが受けて立つことに。
至ってナチュラルに質問する創真が地味に大物。イノセント。
私だったらあのアホ劇場を目にしたら思いっきり白い目になってましたよ。(※栗うさぎはえりな&新戸関連には一切合切容赦無し)
調理が始まり、えりなに料理名を明かす創真。
前回も感動しましたが、BGMの「無音」の用い方が上手すぎる!!
前回は熱い効果に大興奮でしたが、今回のギャグ効果には大笑いでした。
おお!仙左衛門が既にその場に居たとは!!
これは良いアニメオリジナルだったと思います。
このカットがひとつ入るだけで舞台背景がぐっと深まりますよね。
えりなが今回の編入試験の審査を任されたのは、十傑としての単なる仕事ではなかったということです。
煮凝りのプルプル感が良い感じに表現されてて、美味しそう♪
黄金に輝く表現もとっても綺麗ですね。
まあ、振りかけるアングルとしてはPVの方が好みでしたが。
そして「どーよ?」と創真が詰め寄るシーンに。
ここの演出は原作並みのセンスの良さを感じました。
地味目なシーンなのですが、創真が身を乗り出してカメラに近づくことで、彼の“攻め”の姿勢が良く表せているな~と。
黙りなさいと虚勢を張るえりなを無視し、さらに言葉を重ねる創真。
ここも良かったですね。
ここも読切版を反映させたのかもしれませんが、創真の“攻め”の姿勢への更なる畳み掛けに。
創真には「口」では絶対に勝てないという証にもなっていて、個人的にニヤリ♪
そして今回もリアクションの世界にご案内。
三口目で昇天していたえりなですが、今こうして見返すと、秋の選抜編(第85話)でえりなが批評していた「定食屋の味は三口目で美味しいと思わせる優しい味わい」という言葉に見事に当て嵌まってるな~と感心。
はい、こうしてえりなは「最低」の烙印を自分で自分に押すことになったわけです。
あ~~~!!!腹立つ!!!
というわけで
壁パンチ
↓
悶絶
ザマミロ♪♪♪
原作未読者にとっては「次回どうなるの!!??」といった引きに思えたかのように見えましたが、エピローグで伏線回収も兼ねた救済措置が描かれてましたね。
原作とは違って豪快に大笑い&「おはだけ」も披露してくれた仙左衛門。
「おはだけ」を半分だけにしておくというのも、後々の展開を考えると上手かったですね。
ということは、「秋の選抜編」もやってくれるんですよね!?ね!!??(早くも期待)
そんなこんなで創真至上主義の私から見れば、ラストの創真はもう不憫でなりませんでした。(><。。。)
えりなめ・・・(怨)。
確かに冷静な観点で見れば、創真の態度は礼儀に欠けたものだったと思います。
でもそれは創真がどんな相手に対しても対等に接する人物だからこそだと思うんですよ。
立場や経歴、権力等一切関係なしに相手を真っ直ぐ見る創真。
彼にとってえりなは、一人の女の子だったのだと。
対してえりなは初っ端から創真を偏見で見下し、数々の侮辱発言をかましやがったという。
創真を「無礼」というのなら、えりなも充分「無礼」です。
つまりは今回のお話は最強の対等目線者と究極の上から目線者のぶつかり合いだったわけなんですよね。
やっぱり今見直しても、我が儘で横暴で浅はかで理不尽で身勝手で稚拙で(以下略)・・・なえりな。
でもまあ、アニメでは「動き」が付いた分、デフォルメ化すると可愛さもUPして鼻につく感じが幾分薄くなったように思えました。
ですがそれ以上に創真の不快さを和らげていましたね。
原作では不敵な笑みを浮かべているところを屈託の無い笑みに変えたりして、生意気な印象が軽減されていたかと。
特に「いいぜ・・・教えてやる」と言った創真の笑顔の可愛さといったら。
キョトン顔からのこの笑顔。
天使かという。
確かにこの後天使化したけど(核爆)。
そしてアニメになると殊更感じますね。
やっぱり創真眼大きいv
可愛いv
愛くるしいv
ベリーキュートv(言ってろ)
ちなみに今回の料理であった「化けるふりかけご飯」は、今見てもそのアイデア性が一際輝く品だと思います。
材料は卵と鶏肉という、いうなれば「親子丼」と味はそれほど変わらないような品であるにも関わらず、発想と工夫でこれまで誰も食べたことの無い品へと変えるこの手法。
それは今も変わらず。
これからも「馴染み深くも新しい料理」を創真は創っていってくれるのでしょうね。(^^)
第1話が満足な出来だった分、第2話から作画が崩れてきたりしたらどうしよう・・・という不安感があったのですがそんな心配は無用でした。
相も変わらず綺麗で丁寧な作画で、テンポもとても良かったです♪
特に料理の説明は原作以上の分かりやすさになっているのがまた素晴らしい。(^^)
やっぱりこのアニメは至る所で原作に対するリスペクトや愛情が感じられます。
しかもその上で原作をも上回ろうという気概も感じられるのが凄く良い。
つくづく素晴らしい製作スタッフに恵まれたなあ~・・・。
本当に感謝です。
さて、いよいよ次回はもう一人のメインヒロインの登場ですね!!
ですが私はそれ以上に始業式の創真の宣戦布告を楽しみにしています。
遠月学園に対しての。
そして、えりなに対しての。
このシーンは単行本感想でも[ベストシーン]として取り上げましたが、今でもベスト3に入るお気に入りのシーンですから。
あと、仙左衛門の式辞の際に描かれていたライバル達の描写もどうなるのか気になるところ。
今を持っても尚、登場したのはアルディーニ兄弟と黒木場、それと榎本円ちゃんぐらいですからねえ~。
多くの見所を感じるだけに、サブタイトルは【魔王、『玉』を語る】にして欲しかったのですが・・・。まあ贅沢は言うまい。
最後に余談。
個人的に大衝撃だったEDですが、前回は倉瀬ちゃんの絶叫だったのが今回はえりなの絶叫に。
おお、これまた芸が細かい!素晴らしい!!(OPもさり気にカレーの絵が変わってたし)
ということは、次は間違いなく恵だな☆