あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

遠い地で聴く『奏』。

2020-11-25 00:20:00 | 鬼滅の刃

 鬼滅の刃初のオーケストラコンサート『鬼滅の奏』。
 配信終わりましたねー。

 本当は今年の春に行なわれる予定だったこのコンサート。
 ですがコロナの影響で、この秋に延期されることに。
 私も運良くチケットを入手でき、東京会場で拝聴するつもりだったのですが・・・
 やはり考え直し、キャンセルしたんです。
 もう同じ思いはしたくなかったんです。志村けんさんがコロナに命を奪われたあの時と同じ思いは・・・

 ですがその代わり、ネット配信の方のチケットをゲット

 配信開始を楽しみに待っていたのですが、その直前に仕事の山場が訪れ・・・見事撃沈。
 今回ほど自分の力不足を痛感した時はありません。
 結局終始フォローされるばかりでした・・・・・・・・・・消えたい。

 ・・・まあそんな泥沼思考に陥りかけたものの、今回のコンサートのお陰でだいぶ回復。
 やはり気分が落ち込んだ時は「好きなこと」をするのが一番ですね。
 最近は特にそう思います。


 素晴らしい楽曲の数々でしたが、私が一番好きなのは【to destroy the evil】です。
 この曲はアニメ版鬼滅の刃のメインテーマをより壮大かつ壮絶にアレンジされたもの。
 民謡的な歌声とエレキギターによる転調、そこからの壮大なコーラスが、もう!
 最っ高に痺れるんですよ~~~!!(o(><o) (o><)oo(><o) (o><)o

 あとは【鬼殺隊】も好きですね。
 格好良いのは勿論のことながら、曲調に「崇高な魂」が感じられるのが凄く良い!!(Σd(><))
 配信を一気見した後はほとんどこの二曲を繰り返し視聴しちゃいました。
 ネット配信ってこういうところが良いですよね。アーカイブとして何度も繰り返し楽しめるのが♪

 それにしてもまさか【大正コソコソ噂話】まで演奏されるとは思わなんだ☆

 そんな選曲のセンスに苦笑したりもしましたが、ラストのラストにあたるアンコールでは、現在絶賛上映中の劇場版のテーマソング【炎】が披露。
 ・・・これって最初の予定通り春に開催されていたとしても、この曲が演奏される予定だったのでしょうかね?
 もしそうだったならば来場者にとってはこの上ないサプライズになっていたことでしょう。
 たしか当時はテーマ曲のタイトル名こそは発表されていたものの、実際のメロディーはまだ未公開だった筈ですから。

 そうこうして、最後まで視聴し・・・
 改めて実感。

 

やっぱ炭治郎は格好良いなあ~~~♪(←)
 


 とまあ、耳だけでなく目も(苦笑)存分に満足できたコンサート内容でした。
 パソコン越しでさえこれほど満足できたのですから、実際の生演奏はきっと筆舌に尽くし難い素晴らしさだったのでしょうね・・・。
 コロナが終息し、また今回のようなコンサートが催されることになったら、その時こそは絶対に現地で聴きたいと思います!!!

 


 で も。

 


なんで今回の音楽CDが発売されて
いない
の~~~?!?!?!

 

 この事実が一番驚かされました。

 いやいやいやコンサートといったら音楽でしょ。
 音楽こそがメインであり柱であり礎でしょ。
 なんでありきたりなキャラグッズばかりで肝心の音楽グッズが無いんでしょうか!?
 買う気満々でいたので、これにはもう特大の疑問符しか浮かびませんでした。
 う~ん・・・これはやっぱりコロナの影響によるものなのでしょうかね・・・。
 オーケストラの収録となると、それこそ大勢が至近距離で、しかも長時間掛かるものでしょうから・・・。
 もしそうならば、今回の配信をDVDにして販売して頂けたら、と思っています。
 実際配信の画像も素晴らしい編集がなされていましたし、なにより。
 こんな厳しい状況の中でも素晴らしい演奏を披露してくださった指揮者:栗田博文さんや東京フィルハーモニー交響楽団の皆様を始めとする参加者の方々に、少しでもお礼として還元したいんです。



 まだまだコロナの完全な収束は見えませんが、今回のような配信が上手く活用されて、演奏者と観客が共に音楽を楽しめる機会がもっと増えてくれるのを願って・・・。

 


唐突にキングダムハーツ考察 ~タイトルロゴについて~

2020-11-12 02:00:00 | キングダムハーツ

 日付は変わってしまいましたが、11月11日はポッキーの日。
 みなさーんお食べになられましたかー?(私はおやつに食べましたー♪)
 それと同時に。
 11月11日はキングダムハーツ最新作『KH メロディ オブ メモリー』とキングダムハーツⅢのサウンドトラックの発売日でもありました。
 ですが私はまだどちらも購入していません★
 来週始めに仕事の最大の山場が控えているので、それまで自粛するためです。
 私の性格上、手元に置いてしまったが最後、絶対プレイして止まらなくなってしまうので(苦笑)。


 なので今回は発売記念として、“ちょこっと”レベルですが以前から抱いていた考察を述べさせていただきます。
 この考察は内容的にKHシリーズのどこで述べるべきか迷っていました。
 ですが今回発売された『KH メロディ オブ メモリー』はこれまでのシリーズのおさらいといった内容なので丁度いいタイミングと思ったんです。
 その考察とはタイトルロゴについて。

 

 

 

 


 これまで十余年も続いてきたこのキングダムハーツシリーズ。
 作品が出るたびにそのタイトルロゴは色合いを変えてきました。

 ですが。
 何気に【Kingdom Hearts】のタイトルデザインも作品ごとに「ある変化」が生じているんですよね。

 それはというと。

 両端の「K」と「S」の文字の末端が伸びていること。

 上に掲載している画像にある通り、最初の頃は「K」も「S」も普通の表記でした。
 ですが、シリーズが増えるにしたがって「K」と「S」のデザインが変わっている時があるんですよね。


 例えば、ナンバリングタイトル二作目の『KH Ⅱ』はこれ。

 

 ね?『Ⅰ』と比べて「K」と「S」の末端が伸びているでしょ?

 

 で、非ナンバリングタイトルであり『Ⅱ』の後に発売された『KH 358/2days』のタイトルはこれ。


めっちゃ伸びとる。

 

 ちなみに同じく非ナンバリングタイトルである『KH バース バイ スリープ』はこれ以上に伸びています。もうお互いがくっつく寸前までに。

ほらね☆

 

 これだけ見ると非ナンバリングタイトルだけ伸びているのではと思われるかもしれませんが、他の非ナンバリングタイトルはそれほど伸びていないんですよ。
 例えば。

 この『KH コーデッド』(写真はリメイク版の『リ:コーデッド』のものですが)や、写真は割合しますが『KH ドリーム ドロップ ディスタンス』は『KH Ⅱ』と同じくらいの長さです。


 これらの「K」と「S」の形の変化に、もし法則があったとしたら―――
 これはもしかして。

 

 

 

 

ソラとカイリの“遠さ”を表しているのでは。

 

 

 

 「K」と「S」両端の長さが短い場合はソラとカイリがすぐ近くに。
 逆に、両端の長さがあるほどソラとカイリの距離が離れていることを表しているのではないのでしょうか。

 現に『KH Ⅰ』ではソラとカイリは「心はずっと一緒」でした。
 『KH Ⅱ』では終盤までずっと離れた世界にお互いがいましたが、最後にはようやく一緒に。
 そして『KH 358/2days』では世界の違いは勿論ですが、ソラは「あの状態」だったのに加えカイリもソラの記憶が不確かだったという。
 一番長さのある『KH バース バイ スリープ』はというと、世界の違いどころかお互いがまだ出会ってさえいなかったのですから。

 こう考えてみると大体の作品がこの仮説に当て嵌まるんですよ。
 案の定、最新作『KH メロディ オブ メモリー』は私の予想通り両端がとても長く伸びたデザインになっていましたし。



 私がこの考えに至った理由もちゃんと作品内にあります。
 それは全ての始まりである『KH Ⅰ』のこのシーンに。

 


 

 

 

 最適なスクリーンショットはちょっと撮れなかったのですが、最終的にはソラとカイリがお互いに手を伸ばすことになるこの画。
 両端が伸びているタイトルロゴとデザインが重なりませんか?
 そう捉えた場合、これらタイトルロゴのデザインはソラとカイリが離れているほどお互いが手を伸ばしあっている様を示唆しているのでは。

 それを考えると―――

 

 『Kingdom Hearts』という作品はソラとカイリが結ばれるまでの物語と言えるのかもしれません。

 

 

 現に。

 

 

 『Kingdom Hearts』の両端の文字「K」と「S」は「カイリ」と「ソラ」のアルファベットの頭文字ですから。

 

 

 

 

 

 攻略本「アルティマニア」にてノムテツさんは仰っておられました。
 タイトル名を決める時、【キングダムハート】では語呂が悪い為【キングダムハーツ】にした、と。

 ノムテツさんの場合、そういうさり気ない動機にとんでもなく重要な伏線を仕込んでいたりするんですよ。

 

 少なくとも私にとってノムテツさんはそういう方です。

デザインからストーリーを紡ぐことができる。
それが「ディレクター:野村哲也氏」の最大の武器なのですから。