あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

今年もありがとうございました!!(『食戟のソーマ』第100話感想)

2014-12-31 11:00:00 | 食戟のソーマ

 今日で2014年も終わりを迎えますね。
 ・・・まあ、私はこれから仕事ですが。(ちなみに明日もフル出勤
 
 年々思う事ですが、やはりあっという間に過ぎ去った一年間でした。
 でも、それだけ充実した一年間だったと言えるのでしょうかね?
 確かに今年は去年以上に『ソーマ』に没頭させられた一年だったかも(笑)。
 今年の最初に「更に『ソーマ』が飛躍しそう」と予想していましたが、まさにその通りとなり、アニメ化決定となった『食戟のソーマ』。
 それも相まって、来年2015年はいよいよ『ソーマ』が紙面から大きく飛翔しそうな年になりそうです!!
 来年はアニメ化だけでなく、画集も出るかも・・・?

 そんな煩悩尽きない栗うさぎですが、この煩悩だけは除夜の鐘で払うつもりは一切なし!(←)
 来年は新しいことに取り組んでみたいな~と思いつつも、まずは変わらずこのブログを大切にしていきたいと思います。
 今年も文章ばかりがひしめく熱苦しいこのブログに来訪してくださり、誠にありがとうございました!!
 来年もどうぞ宜しくお願い致します!!



 それでは!
 最後はいつもの感想記事で〆といたしましょう!!
 2014年最後の記事を、第100回という記念回で締めくくれて嬉しいです♪
 



 週刊少年ジャンプ2015年4・5合併号掲載。
 掲載順第4位
 第100話 【鋭き刃先】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前回は黒木場が扉絵を飾っていたので今回はきっと葉山が扉絵だろうと思っていたら、あらららら?
 扉絵じゃない?
 っていうか扉絵自体が無い?
 ありゃま~葉山ファンの人はさぞがっかりしたでしょうに・・・

 と思っていたら。

 次のページで扉絵並みのぶち抜き描写でした。
 なるほど、こういう手段でアピールしてきたか・・・☆



 葉山が出してきた品はカルパッチョ。
 やはり黒木場の品とは対照的に、すました・・・もとい洒落た冷菜となっております。
 中心の球状の物体は何なのでしょう?
 何かのゼリー?めっちゃ気になる・・・。


 対抗意識バリバリながらも、葉山の素材選びの腕は認めていた黒木場。
 正確には目利きじゃなくて鼻利きだけどネ☆(←)

 そしてアリスちゃん、「カルトッチョ」と「カルパッチョ」の名前の似よう振りに大ウケ。
 前回私も気付いた点ですが、やっぱ附田先生は主張したかったようです。
 この会心のダジャレを(爆)。
 だけど無反応な仙左衛門&堂島先輩が、どうしようもない寒さを伝えている・・・(苦笑)。


 実食に入る前に、最後の仕上げとしてカルパッチョをバーナーで炙り始める葉山。
 ふむ。やはりここは予想通り。
 だがそんな事では黒木場には及ばない―――
 そう思う大泉のお爺ちゃまの唐突なシリアス顔にちょっとびびった(爆)。  

 ところが、匂いを嗅いだ途端、レオノーラは腰砕け。
 匂いだけでこうなってしまうのですから、食べたりしたらもう・・・はい、男性読者の期待通りとなりました(笑)。

 これほどの匂いはどうやって出したのか?
 お~。第93話での考察が珍しく当たってくれました(笑)。
 香りを“足す”のではなく、食材そのものの風味を“引き出して”きた葉山。
 それに加えて、「かえし」を表面に塗ることで香ばしさと風味を強化させたとのこと。
 なるほど、「かえし」の糖分による焦げやすさですか!
 この現象は、照り焼きや西京焼きなどが普通の塩焼きよりも焦げやすいのと同じ理屈ですね。
 それを葉山は逆に利用してきたというわけですか。
 やるな~! 

 イタリア料理の「カルパッチョ」に「かえし」という日本の万能調味料を用いてきた葉山。
 なんかタクミがマジで出してきそうな「イタリアンと日本食の融合料理」になってますよ。
 タクミはこの決勝戦を見ているのかな~?
 黒木場の品もそうですが、今回の葉山の品を見てどう思うだろう・・・?

 そういうわけで葉山は「香りの引き算による強調」をこの品で実現させたわけですが、ここのくだりは葉山が創真と出会った時に教えたこと(第45話)ですね。
 あの時も述べていた、汐見の“理論”と“実践”の葉山。
 その二人三脚の功績をこの決勝で披露したというわけですね。
 第98話の黒木場とはまた違った形で、葉山の汐見への忠義が窺えました。


 お互いの武器(剣)の表現が非常に的確だった件について。
 黒木場の“力”は拳のような「膂力」ですが、「剣」に例えるならまさにこんな感じですね。(『FF7』のバスターソードを思い出したのはきっと私だけじゃない)
 対して葉山の「剣」はこれまたこんな感じ。
 「鋭さ」である葉山の“力”は、細身の剣や槍、矢といった「細く鋭い」武器のイメージですね。

 どうやら黒木場と葉山の勝負では葉山に軍配が上がった模様。
 審査員ら3名も、フル見開きの大盤リアクションです。
 良い子はこういうサンマの使い方はしないでネ☆(←誰もしねえよ)





 迫る時間切れ。
 それに伴って隠れていく月。

 そんな最中、浮かない様子の叡山。 

 ・・・♪( ̄ー ̄)ニヤリング



 そして。

 消える月。

 その直後。

 

 

 待ってました・・・!!



 真打にして本命にして主人公、遂に出番です!!!



 前回の感想では敢えて述べませんでしたが、月の光が消えてから創真の出番が訪れたこと。
 とても嬉しかったです。
 これまでの遠月の歴史の中でほぼ全ての料理人が浴びてきた「月の洗礼」。
 それを創真には浴びて欲しくなかったのですよね。

 だって。


創真に“お清め”なんてすんげー似合わねーもん(笑)。

(※栗うさぎは創真ファンです)

 






 浄化?聖?格式?片腹痛い。


創真は正真正銘の“魔”な料理人でっせ?

(※栗うさぎは創真至上主義者です)








 月の光には浄化の力があるといいますが、そーんなもの創真にはミスマッチ。


むしろ創真のダークオーラには月の光も屈折するっつーの。

(※しつこいようですが栗うさぎは創真命です)





 真面目に言えば、創真は遠月の風潮とは一線を画す「異端者」ですから。
 これまでの者達と同じ「形式」には染まって欲しくなかったのです。

 まさに「異端者」として、「革命者」として、相応しい演出でした♪





 闇夜から現れる創真のなんと格好良いことvvv

やっぱダーク入っている方が「創真様」って感じですね♪

 


 

 

 

 黒木場回であった前回のサブタイトルは「先陣をきる牙」。
 それに続いて葉山回であった今回は「鋭き刃先」。
 黒木場という名前が「黒牙」を意味していることは割とすぐに気付きましたが、葉山は「葉」(スパイス)ではなく、「刃」を意味した名前なのかもしれませんね。

 今回の戦いは黒木場と葉山、二人の「戦い方」が準決勝の時以上に如実に出ていたと思います。
 黒木場は相手の土俵に敢えて立つことで、逆に完膚なきまでに叩きのめすタイプ。
 対して葉山は、徹底的に己の武器を研ぎ上げるタイプという。
 どちらの戦い方も私は好きですけどね。

 そして次回はいよいよ待望の創真のターンです!!
 今回はイメージ画を通して葉山と黒木場はそれぞれの「剣」で戦っていましたが、果たして創真の「剣」はどんなものになるのやら。
 っていうか、もはや「剣」ではないような気も。
 創真の“力”は傷つける力ではありませんし。(^^)
 それでも強いて「剣」で例えるならば、「灰猫」(by『BL●ACH』)のような攻守共に使える非常に応用性に富んだ剣になりそう。
 黒木場が「剛」、葉山が「鋭」なら、創真は「柔」ですからね。



 どうやら創真の料理は決勝戦としてだけではなく、長きに渡った「秋の選抜」全ての“〆”である模様!

 ということで、今回も見事に私の予想は外れみたいです(苦笑)。
 さすがに「ちらし寿司」は〆には出ませんものね。
 ですが、当たる当たらないかは、ここまでくるともうどうでもよかったり。
 私の想像を超える品を創真が出してきてくれる。
 もう今ではこの事が嬉しくさえ思えてきています。

 三人の中では、創真は調理スピードは早い方だと思います。(少なくとも葉山よりは確実に早い筈)
 そんな創真が一番最後に、しかもタイムアウト寸前まで時間が掛かったということは、この料理、相当手間暇が掛かっているみたいです。
 もともと創真は勝負時は後方になることが多いですが、それはそれだけ創真が制限時間目一杯までかけて丹精込めた品を作っているということを示しているのではないでしょうか?
 
よくネットでは「後出しの法則」とかいう言葉を目にしますが、そう考えた方がずっと作品を楽しめると思います。(^^)



 
 今回もやはり“温かい”料理を作ってくれた創真。
 一見簡素ながらも、驚かんばかりに多くのものが詰め込まれた品になっているのは間違いないでしょう。

 「秋の選抜」最後を飾る、創真の〆の料理。
 〆・・・それは選抜第一回戦で、勝敗の決定打になった点。
 〆の料理と聞いて連想されるのは、雑炊や麺類。
 そして創真はこの決勝戦で、これまでの闘いで学び得たことをきっと活用してくる筈。
 
 そのことを考えると・・・
 多分、創真は「雑炊」を出してきそう。

 何故なら、「雑炊」は日本版「リゾット」だから。

 そう。

 選抜予選で創真が出した「カレーリゾットオムライス」に繋がるんですよ。

 まさにリベンジのリベンジというわけです。
 なにせ創真さんは究極の負けず嫌いですから。(^^)

 予選の「リゾット(雑炊)」。
 本戦第一回戦の「〆」。
 ならば、第二回戦[準決勝]で学び得た事はといえば。
 やはり仲間達との絆、そして対戦相手への理解でしょうね。  
 実際、創真は葉山や黒木場をよく“見て”くれていますし。(^^)



 ・・・とまあ、今回も懲りずにあれこれ予想してしまいましたが、創真は非常に大きいキャパシティを持ってるだけに、どの方面からのアプローチによる料理を作ってくるかなかなか読み切れません。
 ですが、そこが凄く面白い!!
 もはや「読めなさ」も、今や立派な創真の魅力なんだなあ・・・とつくづく思います。





 「こいつで 〆だっ!」
 その言葉通り、記念すべき第100回目を怖いぐらい素敵に締めてくれた創真。

 もう否応なしに期待が高まるってもんです。

 果たして創真はどんな「集大成」を披露してくれるのでしょうか?



 そして!
 そんな創真回である次回はセンターカラー!!

 ありがとうジャンプ編集部!!!
 いつもながら大感謝です附田&佐伯先生!!!
 



創真の単独ピンなイラストを
何卒よろしくお願いしまーーーす!!!
(m(_ _)m)





『食戟のソーマ』連載100話突破!!・・・ということで☆

2014-12-29 23:50:00 | その他感想・考察


祝!!連載100回目突破!!

 

 いや~~~「週刊少年ジャンプ」2012年52号にて、強烈なインパクトによるスタートから早二年。
 遂にこの度、めでたく100回目を迎えることと相成りました!!

 年末の多忙さに負け、かなり遅れてしまいましたが、記念としての感想&考察記事をUPしていきたいと思います。

 私としては今回を含めて、「100」という三桁突入にちなんで3つほどUPできれば・・・と考えているのですが果たして(苦笑)。

 

 それではいってみましょう。
 まずは第一弾として、小説版『食戟のソーマ ~a la carte~ Ⅰ』の感想をば。

 

 今年2月4日に発売されたこの小説版第一弾ですが、実を言いますとこれまで読む気があまり起きませんでした。

 なぜならキャラクターが崩れてしまっていないかが非常に不安なため。

 特に好きであればあるほど、そのキャラクターが私の中のイメージと少しでもずれるとかなりの嫌悪を抱いてしまうんですよ、私の場合。
 うん、石頭ですよね。自覚してます(苦笑)。

 そのため、小説であれアニメであれ、好きな漫画のメディアミックス化にはどちらかと言えば後ろ向きだったり。

 そういうわけでこの小説版も、本当なら購入するつもりは無かったのです。
 ですが、ちゃんと読んでもいないのに受け入れないのはあまりにも作者の方々に失礼ですし、番外編的内容であれ、『食戟のソーマ』という作品に登場する人物達をもっと理解していきたい。

 そういう思いもあり、本編が100回目突破というひとつの節目を迎えるのに合わせて、この小説版を手に取った次第です。



 

 では肝心の感想へといってみましょう。
 ここでも単行本感想と同じく、前半は扉絵などに対する感想と、各章の内容に対するちょっとしたツッコミ(笑)を箇条書きで。
 後半で各章と全体に対する総評を、といった構成で述べさせて頂きます。



≪扉絵≫
 
小説版ではありながらも、やはり扉絵や挿絵は読者の期待に応え、原作の作画を担当しておられる佐伯先生が描いてくれております。
 そんな表紙絵は、今作でメインキャラとして挙げられている四宮小次郎、田所恵、タクミ・アルディーニが。

 それにしても四宮がセンターだなんて・・・!!
 
ゲストキャラでありながらなんという優遇・・・!!
 
ですが実際、確かに四宮のストーリーが実質共にメインとなっておりました☆

 各々が手にしているクロッシュ。(この「クロッシュ」っていう名称が分からなくて、寸前まで本気で「ドーム状の銀の蓋」と書こうとしていたのは秘密/爆)
 その中にある、彼らの料理は果たして何なのか。
 原作の読者なら、そんな期待を煽られそうなイラストとなっております。

 ・・・ところで・・・。

 このイラスト、致命的な欠陥が一つだけあるのですが・・・!

 実は今作は彼ら三人の他にメインとして挙げられていた人物が、もう一人いたという。

 それは吉野悠姫!

 何故表紙に描かれていなかったのでしょう?
 お陰で私も、発売後しばらくたってから吉野のエピソードもあったことを知りました。
 打ち合わせのミスなのか、それとも吉野の話は急遽追加されたものだったのか・・・どちらにせよ、吉野不憫なり。



≪裏表紙≫
 
そんな四宮メインな今作について、乾がブーイングを。
 人気があるからでしょ☆(キッパリ)
 本編第22話冒頭のシーンを使い回し上手く再利用しております(笑)。



≪附田先生&佐伯先生コメント≫

 お二人とも、ノベライズ化にうひょうひょ(笑)。
 ノベライズ化、おめでとうございます。(^^)



≪伊藤先生コメント≫
 
今回の小説を書いてくださった方、伊藤美智子先生。
 普段はアニメのシナリオを書いているんだそうで。
 来年のアニメ化の際も、この方がシナリオを書いてくださらないかな~。
 



≪特別付録≫
 
この小説版では、特別付録として折込ポスターが付随されています。
 表は佐伯先生の描き下ろし♪
 小説内の一場面である、修行先を探す中で昼食のパンを頬張る四宮の姿が。
 仏頂面ですが、そのパンのお味は・・・。

 そして裏は、どういうわけか『番外編 夏休みのエリナ』の扉絵で用いられた、調理服姿のえりなが。
 今回は欠片も出番がないというのに何故???
 ・・・やっぱヒロインとしての精一杯の意地かしら?(←)



≪本編≫
 
 
【1.恵の旅】

  • 冒頭から早速、本編の裏設定が。
    恵のトランクにそんな背景があったとは。
    これは要チェック。(φ(..))

  • 本編でも私が思った点を的確にツッコんでくれた一色先輩に感謝。
    恵ちゃんはナチュラルにイノセント(笑)。
    そして気付かなかった創真くんもナチュラルにイノセント(笑)。

  • 正統派爽やか少年創真くんと、非正統派爽やか先輩一色さん。

  • ここでも恵の心のもやを払ってくれる創真。(^^)

  • 高遠城址公園・・・「天下第一の桜」・・・行ってみたいかも。(←桜好き)

  • 小説版でも原作でも立証。恵は方向音痴。

  • 夕日に向かって叫ぶ。マンガのような青春の一場面(爆っ)。

  • 牛の突進に恵ボーゼン。
    逃げろよ!!!

    私だけでなく、きっと創真もそうツッコむに違いない。

  • ああ、お婆ちゃんからの花輪が・・・。(><。)

  • 創真のレシピがここで登場とは☆
    個人的には嬉しいけど、やっぱこのメニューは出来立てホカホカが一番だと思う。

  • 牛肉の料理が出されて気まずくなるほど、畜牛の方はヤワではない。・・・多分。




 【2.タクミの下町合戦】

  • のっけからジ●リの名台詞を口にするイサミ。

  • スカイツリー。私も職員旅行で行きました。下も眺めました。クラクラしました(爆)。

  • だからタクミの気持ちが分からないでもない。

  • 東京の名所に響き渡るタクミの雄叫び。

  • アルディーニ兄弟の母親が時々来日していることが、この小説版で初判明。
    果たして本編で登場する機会はあるのでしょうか?

  • 創真にメラメラなタクミ。

  • タクミが創真の事を考えてることにすぐ気付くイサミ。
    さすがは双子。
    いや、タクミが分かりやすすぎるだけか(爆)。

  • 食品サンプル。それは一種の芸術品☆

  • 空想が創真の存在ひとつで妄想へと変わるタクミ(笑)。

  • 創真の事を考えるのはいいけど、傍から見れば危ない人になっとる(大笑)。

  • ほんとタクミを見てると飽きん。

  • 二言目には文句なタクミ。こういうところがえりなと同じ。

  • 貪欲に様々なことを吸収したいと考える、ひたすら料理に一途なタクミ。そういうところが創真と同じ。

  • 「色眼鏡で拒絶するのも、幅の狭い考え方なのかもしれない」
    そう自分で気付けるタクミは偉い子。(^^)

  • どっかのお嬢様に爪の垢飲ませてやりたい。

  • 「おかえりなさい」と言われたら「ただいま」と返す。これは常識です。
    恥じることは無いぞタクミ!!(真顔)

  • もはやタクミに同情。

  • 東京の名所に響き渡るタクミの雄叫び(二度目)。

  • 湯船から立ち上がる必要があったの???

  • 日本文化を好いて、尊敬までしてくれてるタクミ達に対して本当に感謝するべきなのに、何いちゃもんつけてんねんこのオヤジは(怒)。

  • ブンのおやじを見ていると、うちのおとんを思い出してしゃーない。

  • タクミ、またもや妄想。もはや何度目かという。

  • ほんとタクミの中の創真の存在の大きさは半端じゃない(嬉)。

  • イサミ、何気にスゴ技披露。

  • 結論:タクミは創真が大好き。(^^)




 【3.失われたルセット】

  • 創真と恵の事を思う四宮。
    「若い二人の熱にあてられたのだろう」
    ここだけ読むと、完全に創真と恵がカップルにしか思えん。

  • 意外にも独り言キャラだった四宮。どこぞの創真大好き料理人を思わせるマヌケさ(爆)。

  • そのマヌケさにさらに追い打ち。

  • まあ、ここまでは軽く読み進んでいたのですが・・・。

  • (><。)

  • 「若いうちに苦労することは大切かもしれないが・・・誰かに助けてもらう経験をするのも、また大切なこと」
    これ、今回最大の名台詞。

  • 「少女になって、森の中を木イチゴ摘みに出かけているような―――」
    これが小説でよかった。
    もし漫画で表現されていたら、きっと[マジカル☆キャベツ]並みの威力になってたに違いない(爆)。

  • やっぱ水原とより乾との方が四宮は仲良さげ。


 

 【4.静かなる極星寮】

  • 元気さがウリの吉野も、落ち込む時は勿論あるというわけで。

  • 子守唄でないだけマシ。

  • なんとなく察してたけど、やっぱふみ緒さんはお料理上手でしたか。

  • だがしかし。
    女子力以上に地獄耳と遠投力の方が異常でした(汗)。

  • 気になる伊武崎の前髪へのこだわり。

  • 巧みに 【恵の旅】とリンク☆

  • 「いただいた命は、次に繋いでいかなくては。」
    ごもっとも!!
    ここのくだりは、読んでて素直に賛同&尊敬させられました。
    吉野立派!!

  • 創真や恵なら・・・と考える吉野。
    吉野~~~?それは 思・い・込・み。
    創真や恵だって懸命に考えて試行錯誤しながら「答え」を探っているのですよ?

  • 「シめてやる」→「マジ天使」
    この変わり身の早さ。(^^;A)

  • 総合的な力を持っているからこそできることもあれば、専門的な知識をもっているからこそ分かることもある。
    つまりどっちも必要。(^^)

  • オチはお約束の丸井で(笑)。




 【番外編 『マジカル☆キャベツ』】

  • アホ炸裂。

 

 

                                                                                

 

 

<恵編>

 恵のお話は、要約すれば「『わらしべ長者』的恵の一人旅」。
 本編でも描かれていた「郷土料理研究会」の合宿が、実は結構な冒険旅行だったというお話(苦笑)。
 内容としては勝負や対決等の無い、全ストーリーの中で一番起承転結の少ないお話でしたね。
 でもその緊張感の少ないゆったりした展開が、逆に恵の雰囲気とよく合っていたと思います。

 「郷土食研究会」に所属しているという恵の設定。
 当初は地方出身だからかと安直に捉えていましたが、その理由をここで掘り下げてくれたのはかなり意義深く感じました。

 なかなか自分の目的に辿り着けないながらも、目の前にいる困った人を助けることを優先する恵。
 そんなスローペースながらも、「今あるものの貴さ」をちゃんと見い出せる恵の姿は、とても彼女らしいと思いました。
 こういう所が恵の良い所であり、創真と似ている所。
 創真も誰に対しても平等に接し、目の前の状況を柔軟に楽しむ子ですからね。(^^)

 その土地に根差した料理である「郷土料理」を知ろうとし、その土地の人々と温かい交流を交わしながら、その土地の風景や空気を堪能した今回の旅。
 恵の大地性”を理解するうえでなかなか良いストーリーだったのではないでしょうか。





<タクミ編>

 タクミのお話は、イサミと一緒に東京観光をした際に成り行きでもんじゃ対決をすることになる、といったストーリー。
 全ストーリーの中で、タクミのキャラクターが一番原作のイメージ通りだったと思います。
 話の内容とも相まって、このお話は全作品中最も楽しみながら読めました♪

 このお話で特に私が印象的だったのが、タクミの日本観。
 ―――食に対しての好奇心や飽くなき探求心、自分の国の料理を一番と思わず、様々な国の料理を受け入れながら、自分達のものにしている―――
 日本のそんな懐の深い所が好きだと言うタクミ。
 これは恵の「郷土料理研究会に所属」という設定と同様に、タクミのキャラクター性を大きく掘り下げてくれた場面でしたね。
 タクミ(&イサミ)が日本食とイタリアンを融合させた料理を作ってくるのは、単に二人が日本人とイタリア人のハーフだからという理由だけではなく、しっかりした己の価値観や美意識に沿ったものだったというのにはいたく感心させられました。
 彼らが日本の姿勢をそう捉えてくれていたことも純に嬉しかったです。(^^)
 「定番」という固定観念に対して、「融合」という、隔たりを超えた料理で勝負したタクミ達。
 お互いの信念や価値観を上手く料理に絡めて描写してくれたなあ~と思います。

 そして。
 タクミが好きだと思う、この日本のスタンス。
 それはまさに創真の姿勢そのもの。
 確固とした誇りを持っていながらも自分の料理を一番とは考えず、様々な分野の優れた点を素直に認め、より己の料理を向上するべくそこから常に学ぼうとするという。
 それが創真の、料理に対する姿勢。
 このお話で、創真は日本の料理スタイルの象徴的存在だということに気付かされました。
 いや~本当にこのエピソードは大きな収穫でした。
 だからタクミはあれほど創真に入れ込むのですね(笑)。





<四宮編>

 このお話はフランスに戻った現在の四宮が、初めてフランスに降り立った頃の自分と、そんな自分を助けてくれた恩人との過去を思い出すといった内容。
 私から見て、このお話が一番『食戟のソーマ』という作品を表現できていたように感じます。
 まあ、若かりし頃の四宮のキャラクターは少々意外な部分もありましたが(あんなに高いテンションだった時期もあったのね/笑)、熱く真っ直ぐな姿勢や喫食時のリアクション表現など、原作の作風が最も組み込まれているように思えました。

 このお話を読んで感じたことは、とにかく四宮というキャラは社会人からしてみれば非常に共感できる人物だという事ですね。
 私も既に経験しているからこそ言えることですが、社会というものはこれまでの「自分のやり方」が通用しない、想像以上に厳しい世界です。
 しかも四宮は国外という完全にアウェイな世界に身を置いているため、尚更。
 これまでに培ってきた実力と自信。
 それだけを頼りに、過酷な境遇に耐えてきた四宮。
 見かけによらず、人の何倍も苦労している。
 それが『四宮小次郎』というキャラクターを深くしているのだと思います。
 原作でも彼の苦労に満ちた過去には非常に共感させられましたが、今作でもその共感性は健在でした。

 だからこそ、エルベの親切が非常に心に染みたわけで。(><。)

 辛い状況にいるほど、人の優しさや理解が心に響くのですよね・・・。ほんと分かります。
 エルベの料理を食べた時の四宮の描写は、原作第26話のオマージュとみてまず間違いないでしょう。

 冒頭で四宮は創真に昔の自分自身を重ねていた述べられていますが、その理由は最後まで読むと納得できる作りになっています。
 恩(仲間意識)だけでなく、料理人として失うべきではない。
 
エルベを助けようとする昔の自分の姿が、恵を助けようとする創真の姿と重なったわけですね。

 そんな過去の回想が中心となっていたお話でしたが、私としてはラストシーンが一番好きです。
 “これまでの四宮”から、“これからの四宮”へ。それが想像出来る最後の場面。
 きっともう、四宮は大丈夫ですね。(^^)



<吉野編>

 一色先輩からとある問題を出され、伊武崎や榊と一緒に試行錯誤して「答え」を探す。それが吉野のストーリーとなってます。
 これまでの三人と違って、本編では出番こそあれどメインとして描かれたことはこれまで無かった吉野。
 それだけに、このエピソードは彼女を知る良い機会でもありました。

 このエピソードは表向きには一色先輩からの問題に挑む吉野らの姿が描かれていますが、実際は合宿編をきっかけに急成長していく恵に対する吉野の複雑な心境を、彼女がどう整理していったかが主題として描かれています。

 元気で活発、泣くにしても怒るにしても明るくギャグチックという吉野のイメージ。
 ですが、この小説版ではそんな彼女のシリアスな部分が。

 恵に対する吉野の思いは、嫉妬よりも寂しさの方が勝っていると思いますね。
 支えているつもりが、実は自分が支えられていたという。
 本編でもよく自分からスキンシップを取ってくる様子からなんとなく感じ取ってはいましたが、吉野は結構甘えんぼさんだと思います。
 だからこそ、友達思いでもあるわけですが。(^^)

 愚痴をこぼしたり息抜きを望んだりなど、全キャラクター中でもかなり人間臭いキャラといえる吉野。
 ですが、かといって自分勝手な子では無いんですよね。ちゃんと周囲の空気を読む配慮も持ち合わせているという。
 真面目でストイックなキャラがほとんどな中、喜怒哀楽を素直に表し、程よい不平不満を口にできる吉野は、恵とはまた違った方向性で場の空気を和ませてくれる大切な存在だと思います。
 本編ではいまだに大きな活躍は見られない吉野ですが、彼女も創真達極星勢の大事な仲間の一人。
 彼女ならではのこれからの活躍に期待していきましょう。 
 




<マジカル☆キャベツ>

 もはや伝説的リアクションである[マジカル☆キャベツ]が、ショートストーリーとして上記のストーリーの合間に掲載。

も、はっちゃけすぎ(爆笑)。


 もはや「考えるな!感じろ!」といったカンジ。
 無駄に詳細なキャスト&スタッフだの、タマネギ魔人だの、水中メガネだの、しなびた大根怪物だの・・・。
 ですがやっぱり極めつけはピンクなアニキ。
 ま~~~とにかく笑わせて頂きました。

 キャラ崩壊もここまでぶっ飛ぶと、いっそ清々しいのだという事を知った次第です。
 創真といい、一色先輩といい、「我が道を行く人」ってやっぱ最強だね・・・(遠い目)。



 ちなみにこの小説版には各ストーリー一話につき一枚挿絵が入っているのですが、この[マジカル☆キャベツ]は4編に区切られており、その分挿絵も4枚+αと、他に比べて優遇された形になっています。
 佐伯先生、かなり楽しんで描いてくださったようですね。
 特にキャベツピンクは(大苦笑)。





<総評>

 今回の小説版はいずれのお話も6月の同時期、本編における「唐揚げ編」のサイドストーリーとして描かれています。
 そのため本編の主人公である創真は最初の2ページにしか登場せず、あとは全く出番がありません。(シクシク)
 ですがその分、今回メインになっていたキャラクター達の描写はなかなか充実しておりました。
 それに本人の出番こそはほとんど無かったものの、メインキャラ達の創真に対する思いは想像以上に描かれており、その点は大変嬉しかったです。
 創真愛されてるな~(笑)。

 小説自体の印象はというと、とても読み易く、読んでて脳裏にその光景が実際に浮かび上がってくるよう。
 これは私が小説を読むうえで最も重要視している点でもあったので、この時点で既に好感触☆
 それぞれのキャラクター描写も、心配していたよりは違和感はありませんでした。

 この作品全体を通して描かれていたのは、それぞれの「料理人」としての誇り。
 誰かのために―――食べてくれる人の幸せを望む者として。
 自分らしいものを―――国境という“隔たり”を超えた料理を目指す者として。
 やってやる―――夢に向かって常に真っ直ぐ挑み続ける者として。
 追いつきたい―――特定の専門分野を持つ者として。
 メインキャラそれぞれの考えがストーリーや料理と上手く関連して述べられており、期待以上にそれぞれのキャラクターを知ることができました!

 本編とのリンクもかなり絶妙に組み込まれてましたね。
 各所で、「あ、こういうところ創真と似てる」「あ~えりなみたいだ」「ここは恵のおにぎりの事を示してるのだろうな」といった、本編との繋がりを感じさせる部分が至る所に。
 本編では明かされていなかった裏設定もかなり用いられてましたが、この小説版で判明した事がそのうち本編の方に逆採用される時があるかもしれませんね。

 ちなみに、これは思いっきり私の推察ですが・・・。
 恵・タクミ・四宮のエピソードは完全に小説用として作られたものでしょうが、吉野のエピソードは、ひょっとしたら附田先生が本編に用いようとしていたネタだったのではないでしょうか?
 
何故そう思ったのかというと、吉野のエピソードだけ、他のエピソードと比べると少々異質なのですよ。
 他のエピソードは「それぞれが作った料理」が問題解決のカギになっていますが、吉野の場合は「これまでの自分の経験」が「答え」を見つけ出すカギになってるんですよね。
 なんとなくなのですが、こういった展開は小説よりもむしろ本編の方で扱われそうな気がしたのです。
 味覚」がポイントとなっていた、一色先輩から出された問題。
 
それを、附田先生は創真や恵に与えようとしていたのでは。
 でも。
 まだ創真の「味覚」について照準を当てる時期ではない。
 そう附田先生は判断して、この案を小説の方に回し、代わりに吉野ら極星陣に担ってもらったのではないかと。
 まあ、これも本編感想でたびたび述べているように、創真の味覚のポテンシャルはえりなに匹敵しうると私が考えているからですが。

 各キャラクター描写やストーリーだけでなく、登場した料理についてもやはり丁寧に描写されていました。
 それぞれの分野が結構詳細に述べられており、良い勉強に。
 それらについて色々と取材し、考えを練ってくださった伊藤先生に感謝です!(^^)

 ただ、気になった点も少し。
 各キャラクターの心理描写自体に違和感は無かったのですが、セリフの方に時々違和感を感じる箇所が幾つか見受けられました。
 「ん?タクミはこういう言い方はしないんじゃないかな?」というような。
 附田先生はキャラの「言葉」には常に留意してくださっている方ですので、小説版でもそこはもう少し気を配ってもらいたかったですね。
 あと、普段聞かない料理名や地域名(シブレット、コンフィ、ロケット、ローヌアルプ等)が多く用いられていたので、注釈として説明があると良かったかも。

 なんにせよ、思っていた以上に楽しめ、色々と収穫のあった小説版でした。
 どうもご馳走様でした!

 



 最後に一言。


 皆さん叫びすぎ(大笑)。

 


祝!!!連載100話目突破!!!・・・なのですが・・・。

2014-12-22 23:40:00 | 食戟のソーマ

 今日発売のジャンプにて、遂に100話という大台を突破した『食戟のソーマ』!!

 ということで、盛大にお祝いを!!・・・と意気込んでいたのですが・・・。

御免なさい。


 体調を崩してしまい、お祝い記事を纏めきれませんでした。
 職場の仕事のハードさと、ここ最近のストレスがここにきてオーバーフローとなってしまったようで・・・。

 肝心な時にこんなことになってしまい、自分が情けない限りです。(><。)
 とりあえず、今週中にはUPするよう努めますので、どうかもうしばらくお待ちくださいませ。



 ・・・では最後の力を振り絞って、一言。

 

 

 

 

附田先生!!!

佐伯先生!!!

森崎先生!!!

担当編集の中路さん!!!

 

 

『食戟のソーマ』

連載100回目突破

おめでとうございまーーーす

!!!!!

 

(\(≧▽≦)/) 



 


『食戟のソーマ』第99話感想

2014-12-19 22:10:00 | 食戟のソーマ

 いよいよ明日から始まる、「ジャンプフェスタ」。
 去年は行きませんでしたが、今年は『ソーマ』のアニメ化も決まりましたしぜひ行こうと思っていたのでした、が。

その日はガチで仕事(涙)。


 しかし・・・!
 ステージの模様は当日ニコニコ生放送で中継されるというじゃありませんか!!!

 神は我を見捨ててはいなかった・・・!(TT)
 ・・・でも少年ジャンプブースでの附田先生と担当さんのお話も聞きたかったな・・・。(←尽きぬ欲望)




 週刊少年ジャンプ2015年3号掲載。
 掲載順第6位
 第99話 【先陣をきる牙】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は「99」というゾロ目回。
 そんな今回の扉絵を務めたのは、前回からメインを張っている黒木場。
 単独ピンです。
 ということは、次回の扉絵は葉山の単独ピンでしょうか?
 そして次々回で、我らが創真が堂々の扉絵っていうね。

 ですよね?

 そうですよね?

 そうに決まってますよね附田&佐伯先生~~~? (←栗うさぎさん、それって脅迫)





 最初に料理を仕上げたのは黒木場。
 「耐熱フィルム」で料理を袋状に包んだまま給仕。
 どうやらその耐熱フィルムを用いて、何か仕掛けてくるようですが・・・。
 その「仕掛け」に予測が立っていた葉山は創真に言います。
 「たぶん お前もよく知ってること」だと。

 !!(・o・)

 なるほど・・・!!
 
創真も葉山も用いた「あの手法」ですか!予選で!!



 そうして出された品は、やはりぐつぐつと沸騰しまくりでした。(^^;A)
 「火傷しろ」と言わんばかりだな(爆)。

 いざ実食。
 耐熱フィルムを開封した瞬間―――

 引き摺り込まれる、海の香り。

 黒木場が仕掛けてきたのは、予選のカレー料理勝負で創真も葉山もやっていた「香りの爆発」!!

 そんな怒濤の香りに仙左衛門は、どうやら超レアなリアクションらしい“おニヤケ”を。
 なんだそりゃ。
 ってゆーか。
 それがどうした。
 上げ足取りを得意とする(←ヤな特技)私から言わせれば、第4話の回想で、仙左衛門は創真のふりかけご飯でとうに笑んでいるんですけど!

 料理としては「アクアパッツァ」な黒木場の品ですが、耐熱フィルムで包んだことで料理名が変わることに。
 その名は、「秋サンマのカルトッチョ」!!

 香りの爆発だけでなく、口にしてもやはり暴れまくる魚介の旨味。
 しかも黒木場は「ハーブバター」も加えることで更に濃厚なコクと風味を。
 ハーブバターですか~。
 懐かしいです。私も昔調理実習で作ったことがありましたっけ。
 手軽に作れて作り置きもできるから、料理にもうひと風味付けたい時等に便利なんですよね。
 “香り”の発火装置に続き“ハーブ”の使用と、かなり葉山の料理を意識した品になっています。 



 黒木場らしい徹底的なまでの暴力的な美味さに、薙切一族として(笑)レオノーラも“おはだけ”を。
 極星の名無しくん改め青木大悟くん、興奮してゴリラ顔になっちゃってます。(^^;A)
 ま。
 そんな観衆らや読者が期待した“おはだけ”ではありませんでしたが(笑)。
 私としては研究部門のトップという、理論派な彼女らしいリアクションだな~と思いますよ。

 そういうわけで本家もおはだけ。

海とひとつに!!(by仙左衛門&レオノーラ&堂島)

それってプール。






 審査員らの高評価に、「俺の料理の膂力を目に焼き付けろ!!」と葉山に見せつけようとする黒木場でした・・・

 が。

 うっわ~~~~~。

 葉山サン、史上トップクラスの冷めた眼です。(- -;)
 見てるこっちが引くぐらいの冷めようだな。



 二番手として料理を出す葉山。

 彼の出す品は―――

 「カルパッチョ」!!

 へ~!
 初めて知りました!
 カルパッチョって本来は生の牛肉を用いた品なのでしたか!!
 これまで生のお魚を使った品だと当たり前のように思っていただけに驚きでした。
 発祥はイタリアながらも、新鮮な魚を手に入れやすいという日本の土地柄が反映された料理だったわけですね。
 ということは、葉山の品は黒木場の品より「選抜の真のテーマ」に応えていると言えるかも・・・☆

 

 前菜メニューという、メイン的インパクトの無い品に、ふざけてんのかと黒木場はご立腹。
 メインかサブかは別としても、確かに「香り」を武器にしている葉山にしては、香り豊かとは特に言えないカルパッチョを選択してきたのは意外です。
 ですが、葉山は審査台に出してからもう一工夫を施してきそうな予感が。
 第95話の試作の様子からすると、黒木場が「耐熱フィルム」を自身の料理の鍵にしたのと同様に、葉山は「ガスバーナー」を用いてきそう。
 調理開始直後に多くの料理酒らしき物も取り出していましたし、おそらく葉山はこのカルパッチョをフランベするのでは(※フランベ・・・調理後の料理にアルコール度数の高いお酒を加えて発火させ、香りを付ける調理法)

 冷たい”冷菜のように見えて、実は“熱い”品だぞっていうね☆






 

 

 

 正直、ね。とても意外だったんです。

 黒木場が「アクアパッツァ」を作ってきたことが。

 黒木場はフランス料理を得意としているのに。
 しかも「ブイヤベース」という、似たフランス料理があったというのに。

 何故、わざわざイタリア料理である「アクアパッツァ」を選んだのか。

 

 

 でも。

 今回を読んで分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・クスクス。(^m^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 相も変わらずお上手な事してくださりますね、附田先生♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒木場の料理は、アクアパッツァ改め「カルッチョ」。

 そして、今回判明した葉山の料理は「カルッチョ」。


 どちらもイタリア料理、そしてたった一文字違いという、とっても似た料理名になってますよ、二人の品は。


 この漫画は料理そのものが、その料理を作った人物のキャラクター性の媒体となっていますが、やはり附田先生は黒木場と葉山を「違うけど似ている者同士」として捉えてくれているようですね。  

 こうなってくると、勝負の最中か決着後に創真から「お前達似てるよなー (^^)」とか言われそう♪
 そして「「誰がこんな奴と!!」」とユニゾンし、そんな二人を創真がヘラヘラと眺めてたりして。
 そんな展開が来たら、嬉しすぎて泣く。

 さらに付け加えるならば、今回二人の料理を敢えてイタリア料理にしたのは、決勝で創真と闘えなかったタクミへの、附田先生なりのフォローかも・・・と思ったり。
 ・・・さすがに考えすぎかな?
 でもホント、私も[イケメンカルテット]がこの大舞台で揃っていれば・・・とつくづく惜しく思ってしまうので(苦笑)。



 さて、次回は葉山のターン。
 創真スキーな私としては、次回ラストもしくは次々回での創真の出番に想いを馳せることにしましょう。





 さあ、そして・・・!!

 連載100回目まであと1回!!
 
 (記念すべき100回目のメインキャラが葉山なのが残念、というのは内緒★)



あれーーーーー!!!???

2014-12-15 23:50:00 | 食戟のソーマ

 仕事帰りにジャンプを買い、今しがた一通り読み終えたのですが・・・。

 

あれーーーーー!!!???

 

 次回でめでたく100回目を迎えるというのに・・・!



 『ソーマ』がセンターカラーでさえもないなんて・・・!


 うっそーん・・・。

 



 代わりに?『ソーマ』が『磯兵衛』と・・・

 

えーーー!!??




 

 追伸
 ちなみに今回の『ソーマ』本編の感想は、一言でいうと―――

 

(^^;A)

 


(一言じゃなく一文字感想になっとる)