・・・と、タイトルで叫んだところで・・・
ばったーーーん(卒倒)
・・・佐伯先生、男性読者にばかりか創真ファンにまでとんでもない爆弾落してくださったぜ・・・。(クラクラ☆)
・・・と、タイトルで叫んだところで・・・
ばったーーーん(卒倒)
・・・佐伯先生、男性読者にばかりか創真ファンにまでとんでもない爆弾落してくださったぜ・・・。(クラクラ☆)
予想通り、次のジャンプの『食戟のソーマ』はアニメ化直前記念ということで表紙&巻頭カラーでしたね。
しっか~~し。
ここでもまた予想の斜め上を行かれてしまいましたよ。
描き下ろしポスターってなに???
アニメ放送開始時に合わせて単行本&小説版発売。
しかもコレときた。
次号予告では「カラー祭り」と謳っていましたが
これはもうカラーフェスティバルです。
ここ最近のジャンプ作品でも、これほどの仕事量をこなした漫画家はそうはいないのでは。
佐伯先生~~~!!!
どうかどうかご自愛くださいませ~~~!!!(><;;;)
『ソーマ』の感想の前に、他作品の感想も二言三言。
『暗殺教室』の“殺し技”には「キャーーー!」と思わされつつも、「なるほど☆」と納得もさせられたり。
しっかり“男”な渚が格好良くてもうね。
女の子が元気なのも良いけど、やっぱり男性の方が主導権を握っている方が好きですね。ドキドキでしたv
そして読切の『どんどはれ』。
これは面白かった!!
最近の読切の中では一番のヒットでしたね。これはぜひ連載化して欲しいです!
さて、では全文消失というアクシデントに見舞われましたが、何とか書き直した今週の『ソーマ』感想の方にいってみましょう。
・・・やっぱバックアップはこまめにとっておくべきだね・・・。
週刊少年ジャンプ2015年17号掲載。
掲載順第5位
第111話 【コース料理】
今回のサブタイトルが【コース料理】と知った時の私の第一印象。
きたあ!!(Σo(>▽<))
「ビュッフェ形式」と同じくらい創真にとって馴染みが無かった「コース料理」。
それを遂に経験する時が来たのだと。
でもそんな考えは冒頭の創真くんに軽く吹っ飛びかけましたが。
バンダナな創真くん!!
ほっかむりな創真くん!!
三角巾な創真くん!!
カメラどこーーー!!??
見事な不意打ちでした。
附田先生もですが、佐伯先生も油断ならない方だ。
内装作業もようやく終わり、明日から「プレオープン」が始まるとのこと。
「プレオープン」とはお店の試運転のようなものだそうです。
ここで前回から登場していた『SHINO’S TOKYO』のスタッフ達の紹介が。
落ち着いた物腰のポニーテール女性は『高 唯』。
中国系の方とは思いもしていなかったので驚き。
この方は料理人ではなく、サービス部門の責任者とのこと。
そしてそばかすのショートヘアの女性は『リュシ・ユゴー』。
肉料理担当とのこと。
まず創真はこの方のサポートに付くそうです。
でもって副料理長は紹介されず。(地味に哀れ)
会話の内容から、『アベル』という名の模様。
がんばる!とガッツポーズな創真くん。
キラーン☆な創真くんは何気に私のツボにストライクだったりします。
いつか創真くんと一緒にサムズアップをキメるのが私の夢です。(本気)
プレオープンとはいえ世間の注目が集まる、店の大事な初お披露目。
絶対に成功させなければなりません。
プレッシャーを掛けてくる四宮。
勿論創真は「望むところ!」といった面構えです。(これが恵だったら確実に胃に穴が空いてたな)(←)
そして最終日にはスタッフ同士での新作メニューのコンペも行われるとのこと。
創真もそれに参加できるとのことです。
ここで立派な事を言う四宮さん。
この瞬間、四宮さんは日本全国の読者からツッコミの集中砲火を浴びました。(大苦笑)
ま、私もどの口がそれを言うと思いましたけどね。
今は改心してるし、これ以上ツッコみはしませんけどね。
そしてやっぱり被害者アベルさんもそう思っちゃってますが・・・。
四宮さん、あなたテレパシストですか?
このスタジエール研修の合格条件からしてみても、そして新しい技術を得るためにもこのコンペは絶好の機会。
まずはサポートをしっかりこなして認めてもらおうと、創真は意気込むのでした。
かくして、翌日。
★。.::・'゜☆。 \(T▽T)/ ☆。.::・'゜★
佐伯先生ありがとうーーーーー!!!
とうーーー・・・
とうーー・・・
とうー・・・
↑
(エコー)
創真のコックコート姿ーーー!!!うおあーーー!!!(大歓喜)
カメラどこーーー!!??
ビデオカメラどこーーー!!!???(おちつけ)
目にした瞬間、新鮮ピチピチなお魚を担いでもぎたて果物を手に新風吹くお花畑を踊り回りました。(※脳内イメージ)
とどのつまり、あまりの新鮮さに狂喜乱舞したという事です。
おまけにこれが案外サマになっているのがまた堪らない!
磨けば光る。
創真はそんな潜在的ジェントルマーン♪
そんな創真に仏頂面な四宮さん。
創真が予想以上にコックコートを着こなしているのが面白くなかったのね。
そんだけ創真をからかうのを楽しみにしてたのね。
ツンデレツンデレ(笑)。
ここで説明される、フランス料理のコースの流れ。
「アミューズ」は知りませんでした。
日本で言う「お通し」のようなものですね。
第55話感想で名著『美味礼賛』について調べた時「チーズのないデザートは片目の美女である。」という記述に、はてなマークがとびまくったのですが・・・ようやく納得。
チーズって、前菜やメインと同様に“一つの皿”として確立されているんですか☆
そんなにフランス人ってチーズが好きなんだ~。(←)
ここらの基礎知識は知っていた創真くん。
ああ、でもその考えはマズイよ~~~!(><;)
そしていよいよお客が来店。
途端に、厨房には張り詰めた緊張感が。
リュシさんが十字架を切っていましたが、これはなんとなく理解出来ました。
この緊張感は“本番”を前にしたプロの役者やスポーツ選手のそれと同類のものでしょうね。
実際、プロサッカーリーグで神に祈りを捧げる選手を目にしたりしますし。
四宮の号令によって、いざ、調理開始。
早くも静かな作業をこなしていくスタッフ達。
それは無駄な雑音を立てると咎められるほど。
ひえーーー!!(><;;)
料理が出始め、[魔術師]の味に魅了されていく客達。
一方、創真は想像を絶する仕事量に振り回されていました。
この対比はかなり印象的ですね。
料理の美味しさに夢見心地の客と、必死に働く創真。
表舞台の裏側で行なわれている懸命な作業。
見開きに一緒になって描かれているため、尚の事その差が鮮烈になっています。
リュシも仕事前の明朗な態度から打って変わって、毅然とした態度で創真に指示を。
「静かに急ぐ」
これって凄く難しいよーーー!!!(><;;;)
急ぐだけなら誰でも出来ますが、ここに「静かに」という条件が入ると一気に難度が増すんですよ。
音を立てないよう、動き一つ一つに細やかな注意と丁寧さが求められる。しかも迅速に。
なんて仕事場なんだ・・・!!!(><|||)
定食屋の数倍という仕事量の多さに加え、聞き慣れない多くの専門用語も創真の足枷になっていました。
創真は学識が浅いだけに、ここも痛い点でしたね。
それでも、遠月学園に来る前の創真だったらそれこそ全く対応出来なかったでしょう。
ここらを考えると、創真もまだまだ不充分なレベルですが学識も確実に得ているのですね。
判断の遅れを感じながら、それでも何とかついていけた創真。
ですが、ここでミスを犯してしまうことに。
それは「コース料理」という料理形式独特の盲点。
同時進行。
それは創真もこれまでずっと行なってきたものでしたが、実家の定食屋でも、前研修先の三田村でも、それは単発的なものでした。
ですがコース料理は違って、連続的なもの。
全体の流れの把握。
これまでの現場とは比べ物にならないほど、コース形式というものはそれを必要とさせられたのです。
すかさず四宮の指示が入り、創真のミスを全員でカバーすることに。
一つのミスが、全体の流れに支障をきたす。
それがチーム作業というもの。責任感が非常に責められるんですよね。
うう、共感できるだけにこれは見てて辛い・・・!!(><。)
創真をチームの一員として認めてはいないと、辛くあたるアベル。
言ってることは間違ってはいないんですがね。
今それを言う必要あるの?(怒)
それと言っときますが
創真の辞書に「わきまえる」なんて言葉はありませんのであしからず。
即座に頭を下げ、自分の作業に取り組んだ創真。
創真のこの態度は物凄く尊敬させられましたし、また物凄く好ましくもありました。
ここの創真、アベルの言葉を途中で遮っているんですよ。
「すぐ戻る」というこの発言も、迷惑をかけたことに対する詫びと「でしゃばるな」というアベルへの反抗が同時に含まれているんですよね。
柔軟な素直さと頑強な意志。
それがこの一コマだけで示されていました。
そんな創真に笑む四宮。
創真の根性は四宮も認めるところですからね♪
っていうか、どんどん四宮の創真を見る目が城一郎や堂島先輩に近くなってきてるな・・・。
良いことだ。(☆d(‐ ‐))
プレオープンは計5日間。
このままでは終われない。
創真は決意します。
最終日までに主戦力に食い込むことを!!
創真頑張れーーー!!!!!
(o(><)o)
気付けば、中盤からずっと体を強張らせながら読んでいました。
それぐらい今回は共感に基づいた緊迫感が半端じゃありませんでした。
三田村での研修が創真には余裕綽々だった分、今回の四宮の店での研修はかなり厳しい展開になるだろうことはあらかじめ予想出来てはいたんです。
ですが、そんなメタ的な視点を叩き伏す説得力と臨場感に絶句。
まさかこれほど「コース料理」が恐ろしいものだったなんて・・・!!
合宿編での朝食ビュッフェ編以来となる、大きな過失を犯してしまった創真。
この作品の絶対的真実と言える、「未経験の怖さ」。
それが今回久し振りに、非常に重厚な構成で描かれていましたね。
合宿編での四宮との食戟の際や三田村での研修にて大きくクローズアップされていた、創真の「サポート力」。
創真の得意分野であったそれが、この店では最低限のレベルにしか届いていないということに愕然とさせられました。
これがそこらの零細店なら、創真もここまで翻弄はされなかったかもしれません。
ですが、ここは「世界」を相手取るトップクラスの店。
意識、技術、動き、全てが洗練されたハイレベルなもの。
これこそが「一流の世界」。
私も「一流」の店に行ったことなんて無きに等しいですが、それでも上質なお店の待遇の良さは凄いものがありました。
料理を食べ終えたらすぐに、しかもとても自然な流れで食べ終えた皿が片付けられ、次の料理が運ばれる。
飲み物も、お代わりが欲しいタイミングでさり気なく注ぎ足される。
そんな素晴らしい気配りの細やかさと心地良さにとても感心させられた覚えがあります。
だからこそ、「一流」の店のスタッフはほんの少しのミスやタイミングのズレも許されないと言えるのですね。
今回の内容は「コース料理」という初めての提供形式に翻弄させられる創真の姿が主軸となっていましたが、一方で三田村と四宮の店の違いについて対比してみても様々な相違点が見つかりました。
まずは客の受け入れ。
三田村ではさばききれない怒涛の客数に対する恐怖からの緊張感が走っていましたが、四宮の店のスタッフ達が抱いていた緊張感はそれとは全く異質。
最高の料理、最高のサービス、そして最高の時間を提供しようとする崇高な意識によるもの。
次に厨房の様子。
どちらも多忙極まりない状況でしたが、その雰囲気はまるで違っていました。
三田村での厨房の様子を「戦争」と表現するなら、四宮の店の厨房は「聖戦」。
それは静かでありながら厳格な戦い。
そして料理に舌鼓を打つ客の様子。
温かく落ち着いた雰囲気だった三田村の客に対して、料理の美味しさに浮き立つように酔いしれていた四宮の店の客。
それは一種のエンターテイメントに高揚しているかのよう。
同じ状況でありながら、反応や構え方の違い。
その視点で見ても、今回の研修先がいかにプロフェッショナルな店かという事がしっかりと描かれていたと思います。
そしてそんな対照性は創真も。
三田村での研修では落ち付いた寛大さと思慮深さが表立って描かれていた分、今回の研修では創真の熱さと真っ直ぐさが描かれるかもしれないな、と思っていたら、まさにその通りでした。
っていうか、予想以上でした。
「プロ」としての誇りと自信を持っていた創真でしたが、「一流の世界」では彼もまだまだ半人前だということが如実に描かれていた今回。
ですがその半面、彼の気概の強さもまた印象的に。
ここも朝食ビュッフェ編に相通じる「落し」と「上げ」の巧みな相乗効果でしたね。
潔さと切り替えの早さ。
ここの態度と発言の巧妙さがもう凄いの一言。
幾度とない敗北もあるし失敗も犯してしまう創真ですが、それでも彼の物凄く「強い」というイメージが揺らがないのは“力”ではなく“器”の大きさが非常に感じられるからなんですよね。
だからこそ、必ず名誉挽回な活躍をしてくれるだろうと期待できる。
本当に安心できる主人公です。
今回の失敗をバネに、主戦力に食い込むことを決心する創真。
三田村では「自分がいなくなっても店が上手く回っていけるように」という考えでしたが、今回はその真逆というのがまた面白いところです。
表立って牽引しているようで、肝心なところは一歩引いていた三田村での創真。
そして今回はサポートに徹しながらも、存在感を刻み付けようとする創真。
つくづく「メイン」も「サポート」もこなせるオールラウンダーですよ創真は。もう全ての意味で。
全く未経験だった提供形式に加え、一流の世界という事もあり大きく苦戦させられた創真。
ですが、創真は現場で働くことの「基礎」はもうとっくに完成されている筈です。
あとはそれの「応用」だと思うんですよ。
今回は不慣れなものが多すぎてミスを犯してしまいましたが、専門用語や流れの把握など、ポイントさえ押さえれば順応も早いと思います。
それと今回の研修は新しい技術や世界の経験も勿論ですが、それ以上にこれからの展開に必要とされるものが暗に示されていると感じました。
それは「チームプレイ」。
一人でも、ペアでもない、多人数での連携調理。
これから後、団体戦などもあり得るかもしれないと予想している私としては、この点が非常に重要に感じ取られました。
元々創真は協調性抜群な子ですが、今回の経験でそれが更にレベルアップしそうで楽しみです♪
まずはサポートを完全にこなせるようになること。そしてアベルに認めてもらう事が当面の課題となりました。
ですが今回苦い経験を味わった分、必ず次回から大きな活躍を魅せてくれるものと信じています!!!
アベルの反感をどう創真が解いていくか。
それにも注目ですね。
そして最終日の新作メニューのコンペ。
これが四宮の店で学び得たことの、ひいてはスタジエール研修で学んだことのひとつの集大成になりそう。
果たして創真はどんな料理を創りあげるのか。
そして四宮や他のスタッフ達は最終日にどんな表情で創真を見送るのか。
既に色々と期待が高まっています。
・・・さて!!
次回(っていうかもう明日だけど /爆)はアニメ放送直前という事で絢爛豪華カラーフェスティバル!!
とりあえず明日は日の出とともにコンビニに突撃するつもりです。
カラーイラストに関してはもう萎縮するぐらいの豪華さですが、個人的には内容の方も創真の活躍という豪華さを期待したいところ!!
フレー!フレー!そ・う・ま!!
☆\(>▽<)/☆
髪切りに行ってきました。(サッパリしました)
歯医者に行ってきました。(スッキリしました)
冬が戻ってきました。(窓を開ければそこは雪国でした)
今週の『食戟のソーマ』第111話感想記事が消えました。
只今心のダメージ修復中です。
ですが、今週の内容が
★。.::・'゜☆。 \(T▽T)/ ☆。.::・'゜★
だったので、反動が普段以上にデカく・・・。
次号発売日までには何とかかんとかUP出来るよう頑張ります。(つまり日曜日までってことね★)
あああよりによってこのタイミングに・・・(泣)。
『ワールドトリガー』キャッチコピーのコンテスト。
投稿作全てに目を通して審査してくださった葦原先生ですが、その数に絶句。
いちまんはっせんぷらすさんびゃく・・・(眩暈)。
そんな『ワートリ』は次回休載。
・・・葦原先生・・・ゆっくり休んで・・・。(T‐T)
巻末の作者&編集者の巻末コメント。
毎回目を通していますが、今回は『ソーマ』の担当の中路さんがコメントされていたのでピックアップ。
中路さんが「天才!」と思わされた、松岡さんの演技。
第一話でなくて第二話で、というのが興味深いですね。
・・・と思ってたら、その事が公式ツイッターにも挙げられていました。
そしてやっぱりアニメの創真も容赦なしで美形v
そんなアニメの放送まであと半月ほどですが、春にアニメが開始されるジャンプ作品陣の中で『ソーマ』は一番早い模様。(そしてやっぱり深夜枠だった・・・/凹)
ということは、放送直前にあたる3月30日のジャンプの表紙は『ソーマ』になりそうかな?
・・・あ゛あ゛あ゛佐伯先生のご多忙さを考えると素直に喜べない自分がいる・・・。
週刊少年ジャンプ2015年16号掲載。
掲載順第4位
第110話 【魔術師再び―――!!】
まず始めに言っておきます。
スミマセン、DIYってなんですか???(真顔)
でもここのコマの四宮は今回のベストシーンです(笑)。
わーい期待通り創真単身だー♪ 四宮とガチンコ勝負だー♪(←研修です)
と思ってたら、まずは内装工事&お掃除から。
あんだけ文句言ってたのに手伝ってもらう気満々じゃん。
それにしても、どうしてこうぷにソーマの後姿はカワユイのやらv
どうやら今回の新店舗展開はほとんどの人達から大反対された中無理に決行したらしく、予算的にあまり余裕が無い模様。
しかも内装や食器類にかなりこだわった事もあって尚更。
うん、四宮ってこだわり強そうだもんね(苦笑)。
そんでもって見栄っ張りだもんね(再苦笑)。
でも「自分で出来ることは自分で」という考えは尤もだと思います。
それに、自分で手を入れた方がお店により愛着が持てますし。(^^)
改めてスタッフの方達と挨拶を交わす創真。
でも四宮の右腕である副料理長はなんだか創真に対して仏頂面・・・と思ったら。
単なる嫉妬でした☆
高校生に嫉妬する社会人て・・・。(^^;A)
ま、それだけ四宮が慕われてるという事か。
顎鬚のお陰で最初分かりませんでしたが(笑)、この人は第26話(※単行本4巻収録)の回想で四宮に意見していたスタッフさんでしたか。
当時は独裁者状態だった四宮に正面から意見してくれていたその姿から、四宮に対して反感を抱いていなかったというのは当時から感じてはいました。
そのこともあって、四宮も彼に信頼を置くようになってくれたのですね。良かったね。(^^)
そしていいタイミングで四宮の変化を話し合うスタッフさん達。
引きつる四宮。
そりゃそうだ。
変わった原因が今目の前にいるんだから(笑)。
というわけで。
怒られた。
ツンデレツンデレ(大笑)。
そんな中、三ツ星獲得のための大事な今の時期に、どうして日本に出店してきたのかを創真も尋ねます。
案の定、答えない四宮。
逆に四宮も、創真がさり気なく口にしていた「四宮の店に研修に来れてラッキーだった」という言葉の意味を聞きます。(自分のスパルタ振りには自覚があった模様/苦笑)
四宮とは違って素直に(笑)答える創真。
前回誓った、自分の新たな決意を。
その創真の答えに笑む四宮。
そして先程の創真の問いに答えるのでした。
「今の俺が上へ行くのに必要なこと・・・だからだ」
・・・ん~・・・。
漠然とした答えですが、これはかなり深く読むことが出来ます。
「目に見える実績を残すこと」という今回のスタジエール研修の合格基準といい、附田先生って敢えて漠然とした言葉を提示して、その意味を読者に考えさせようとしてきますよね。
まったくもう、考察し甲斐があるったらありゃしません♪
そうしてお昼時となり、まかない料理を四宮が作ってくれることに。
これは非常に珍しい事のようで、かなり興奮するスタッフ達。
四宮のこの行動はきっと開店準備を手伝ってくれたスタッフ達への労いでしょう。でもそれだけでなく、創真への“投げかけ”も感じられます。
思えば地獄の合宿編では、四宮の調理描写は全くと言っていい程描かれてませんでしたよね。
そう思うと、中々注目させられるものがありました。
四宮が作ったのは「キッシュ」!
ゴボウにキノコ類、そしてチーズ、味付けに醤油も使ってるのかな?うわこれは美味しそう・・・!
私達読者にとっても味がイメージしやすいだけに、尚更食欲が掻き立てられますね~。
森崎先生ナイスセレクト!
これは単行本にレシピが掲載されるに間違いない!!
キッシュの説明のしがてら、創真にちょいと嫌味を飛ばす副料理長。
あ~言っときますが
創真さんに皮肉は通じませんのであしからず。
かくしていざ、いただきます☆
「魔術師」の魔法は健在でした。
っていうかむしろパワーアップしてね(汗)?
この漫画のリアクションである「コスプレ」と「脱衣」。
それを同時にさせるという高等テクを披露しております。
笹がきゴボウということで、コスプレ衣裳も笹がきにしてしまうとは。
相変わらず上手いというかなんというか。(^^;A)
創真まで脱いじゃってたらどうしよう。
そうハラハラしながらページを捲った私。
・・・脱いでなかった。良かった。(こんな私でごめんよ創真)
欧米ではあまり使われていないゴボウ。
あ、歴史関係の文献で読んだことがあります。
外国の人からしてみると、ゴボウって「木の根っこ」というイメージがあって敬遠されやすいそうですね。
そんな日本特有の食材であるゴボウをフランスの郷土食へと用いた料理に、スタッフ達は大いに賛辞。
ですが、創真だけは目にしていました。
これほどの料理を作りながらも、不服な四宮の呟きを。
この研修で、確実にスペシャリテへ近づけると創真に断言する四宮。
ただし、それは自分の仕事に最後までついて来れたら。
うっわこれは身が引き締まる・・・!!
次回から第二スタジエール本格始動です!
・・・しっかしまあ、ホントこの人はふんぞり返った姿が似合うこと。(^^;A)
今回の扉絵は地味に良かったなあ~♪
合宿編をリアルタイムで追ってた時はこんな扉絵を目にする時が来るなんて夢にも思っていませんでしたよ。
そんなこんなで今回は最初から最後まで四宮ワールドでしたね。
カドが取れたことでようやく明かされた四宮本来の魅力が、余す所なく描かれていました。
スタジエール編開始時(第105話)の郁魅・伊武崎・新戸もそうでしたが、今回の四宮もまた小説版に裏付けられた姿が描かれていましたね。
言いたいことを臆面なく口にしながらも、確かな尊敬と信頼を集めている。
そんな良好な関係をスタッフ達と築けている四宮の今の姿は、見ててとても嬉しかったです。(^^)
創真の決意を聞いて笑んでいた四宮。
それは創真の姿勢が自分と同じだったから。
楽な道を選ばず、より己の料理を輝かせるため、新しい世界を知るために、敢えて厳しい道を選ぼうとする創真。
それは己の夢を果たすために、フランスという厳しい“外”の世界に単身で旅立ったかつての自分と同じ。
小説版を読んでいなかったら、四宮の心情をここまで読み取れなかったと思います。
ほんと小説版を読んでいて良かった・・・!
そんな四宮が明かしていた、新店舗を開いた理由。
あくまで私の考えですが、改めて“上”に行くためには“地盤”を見つめ直す必要があるんじゃないかな・・・と思うんですよ。
だからこそ、自分の母国である日本を選んだのではないかと。
彼がどうして料理人を目指すようになったのか。[“野菜”の魔術師]になったのか。
そういった理由と関係してくるのではないかと。
丁度「ジャンプ+」で連載されている番外編でも日本の野菜の事が触れられているので、そこと繋げてくる可能性もありそうですね。
それと今回久し振りに彼の料理を目にしましたが、同じフランス料理といっても黒木場の料理とはまた違った雰囲気ですよね、四宮の料理って。
まあ、四宮は「野菜」、黒木場は「魚介類」と、得意食材の違いというのもあるんですが。
合宿編で披露した「シュー・ファルシ」もそうでしたが、昔ながらの郷土食という極めてオーソドックスで素朴な料理を、こうして自分の腕ひとつで高い次元に引き上げさせるのですからほんと凄いですよね~。
今なら素直に感心できます(笑)。
あ、それとここで気付いたのですが、四宮って「嗅覚」「フランス料理」と、葉山と黒木場の料理のファクターを両方持ってるんですね☆
創真がこれから葉山や黒木場と勝負していくためにも、今回の研修は得るものが大変多くなりそう。(そうなってくると尚更タクミが水原の所へ研修に行くのを期待してしまう・・・!)
四宮の“プロ”としての意識の高さに愕然とした創真。
“現場”に立っている“プロ”。
それが創真の誇りでした。
ですが、それもやはり「井の中の蛙」的なものだったという事です。
確かに自分の国の中であれば、創真のその誇りや考えは充分に通用するものでしょう。
ですが、“世界”を相手にしている“プロ”は、それよりも遥かに高い志を持っているという事です。
“プロ”としての姿勢を暗に見せつけた四宮。
多くの一般論を押し切って一見不利に思える新店舗を構えることを決めたのも、「自分自身の考え」を確固として持っているからこそ。
受け取り様によっては「頑固」ともとれてしまうでしょうが、世界のプロ達を相手に戦っていくにはそういう真っ直ぐさもきっと必要なのでしょうね。
ラストの自信の塊のような発言も、挑戦的であると同時に一種の頼もしさのようなものまで感じてしまうのがもう凄いの一言。
創真に“世界”の広さを教えてくれることを期待してはいましたが、まさかこれほどとは・・・。
城一郎や堂島よりは“近く”、でも[三本柱(タクミ・葉山・黒木場)]よりは遥かに“高い”場で創真に刺激を与えてくれる立ち位置になってくれた四宮。
おいしすぎるキャラだぞマジで。
さて、三田村での研修では『商店街復興編』を彷彿とさせましたが、今回の研修では合宿での『朝食ビュッフェ編』的な展開を予感している私。
非常に大きな困難に苦戦させられる半面、創真ならではの“力”も大きく魅せてくるという。
なんだかんだで合宿編では四宮の料理を口にしていなかった創真。(※全課題終了時の宴は卒業生陣の合作という事で除外)
今回初めて口にしたことで改めて彼の凄さの一端を知った事と思います。
一方、四宮も「創真自身の料理」はまだ知らないんですよね。
四宮という“世界で戦っているプロ”の仕事についていきながら、いかに「目に見える実績」を残すのか。
そこを創真と附田先生は果たしてどう対処していくのか、注目です。
でもって。
どうかどうか
創真のコックコート姿を・・・!
そうまのコックコート姿を・・・!!
そうまのコックコートすがたを・・・!!!
附田&佐伯先生に念を送っておきます。(←やめんかい)
おどろき・・・!
もう催されることはないと思っていたのに。
『D23 Expo Japan 2015』開催決定とのこと!!!
わーーーーー!!
まさか今年も催されるなんて!ビックリ!
一昨年(2013年)開催された時は東京ディズニーランドが30周年を迎えたのを記念してのことだと思っていたんです。
だからもう当分そんなビッグイベントは無いだろうとばかり。
なのに!!
やっぱ『アナと雪の女王』効果が凄まじかったこともあるのかなあ~(笑)。
そして今回も『キングダムハーツ』のファンイベントを開催する模様!!
他は無理でもこれだけは行ってみたい!!(><)
『ソーマ』のことで今は手一杯な栗うさぎですが、それでも『キングダムハーツ』はゲームの中で一番好きな作品なので・・・!
ここ最近は新しい情報が全く聞かれないので、尚更興味が引かれます。
きっと前回と同様に抽選制でしょうが、まずは応募してみようかと。
・・・まあ、それ以前に開催日に休みが取れたら、なんですが・・・(溜息)。