あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』単行本第2巻感想

2013-10-31 23:31:08 | 単行本感想

 はい、お待たせいたしました。
 『食戟のソーマ』単行本第2巻の感想、いってみましょう!



 この第2巻の発売日は2013年6月4日。
 第1巻の発売から丁度二ヶ月後ですね。
 これまで週刊誌に連載の漫画は3~4ヶ月サイクルで単行本化されていると思っていたので、これは結構早く感じました。
 それだけ早くも人気が出ていたということなのでしょうかね?(それとも『少年ジャンプ』では、そう珍しくないことなのでしょうか?)

 第1話が新連載ということで大増ページ。加えてプロトタイプ版読切や番外編等も収録されていたため、本編は5話しか掲載出来なかった第1巻でしたが、いよいよこの第2巻から、最初から最後までフルで本編を満喫可能に。
 そんな今巻は、第6話【極星のマリア】~第14話【恵の庭】まで、たっぷり九話分が収録されています。



≪表紙≫
 第2巻の表紙を飾るのは薙切えりな。
 どうやら表紙には毎回メインとなるキャラクターが1人抜擢され、背景もそのキャラクターの設定やイメージを反映したものになる模様です。
 内容的にも確かに彼女が相応しいですしね。
 グラス片手に玉座のような椅子に座っているえりな。
 そんな彼女に献上される、高級な料理の数々。
 まさに「食の女王」といった感じです。
 これでえりながドレスでも着ていたら、誰もが彼女を王女様かお姫様と間違えてしまうことでしょう。

 このイラスト、かなり第1巻の表紙イラストと関連付けてますよね。
 それは。
 創真との因果関係。
 第1巻では料理を“差し出す”創真が。
 で、この第2巻では料理を“差し出される”えりなという。
 なんつー関連性かと。(おまけに差し出される料理も肉料理と、共通だし)

 ですがそんな因果が暗示されつつも、雰囲気は見事なまでに対照的。
 赤がベースだった1巻に対して、この2巻は青。
 素朴で庶民的ながら、皆に囲まれ、賑やかで温かな雰囲気の中笑顔の創真。
 対してえりなは豪華で高級な物品に囲まれていながらも、1人という冷たい雰囲気の中で、無表情。
 本当にこの2人、因縁はかなりあれども正反対です。


≪裏表紙≫

 この巻から、カバー下の裏表紙に描き下ろしイラストが入りました。
 どんどん単行本ならではのお楽しみが増えてきて、嬉しい限りです♪
 カバー表紙がえりななら、カバー裏は誰が・・・?と思っていたら、抜擢されたのは、この巻初登場にして創真の初の食戟相手『水戸郁魅』。
 思いっきりカメラに迫り、舌なめずりな郁魅さん。
 ・・・う~~~ん・・・。
 男性からしたら郁魅のこの姿態はセクシーに思えるんでしょうねえ・・・多分・・・。
 狙いすぎな感があって、個人的には全くセクシーさを感じられませんけども。

 その裏表紙の後ろには、単行本103ページで丼研主将『小西寛一』を威圧する郁魅のシーンが。
 なるほど、裏表紙のイラストも、この時の丼研主将の視点からの郁魅の姿だったというわけですか。
 郁魅の威圧に怯えながらも、内心では彼女のワガママボディにドキドキだった小西サン。
 何時如何なる時でも女性の胸に目がいくのは、もはや男の性[さが]なのでしょうか?


≪附田先生コメント≫ 

 子ども時代、学校に行くのが好きではなかったと仰る附田先生。
 でも、嫌だったのは学校に行くことで、学校自体は嫌いではなかったと。
 この附田先生の経験は、そのまま創真にも反映されています。
 創真も学校ひいては遠月学園に行くことへの意味が分かりませんでした。
 ですが、楽しく話せる極星寮の仲間達がいて。シャペル先生等の信用できる先生がいて。他にも想像すらしていなかった事が色々あって。
 遠月学園という場所は決してつまらない所なんかではなかった。
 そしてその事実が、彼の世界を変えていくことに繋がっていくわけですね。 


≪中表紙≫

 今回の中表紙は調理姿でベッド?に仰向けに倒れているえりな。
 これもセクシーポーズっていうんでしょうかね?(同性だとそこらへんがよくわからん)
 一応無防備な姿ですが、その瞳は冷たく。
 選出されたサブタイトルも第9話の【氷の女王と春の嵐】。
 「氷の女王」とは、これまた言い得て妙ですな。


≪特別付録≫

 今回紹介されたレシピは、26ページに「ゆきひら印 鯖缶ハンバーグ」、46ページに「鰆の山椒焼き 春キャベツのピューレ添え」、70ページに「ゆきひら流 鰆おにぎり茶漬け」、そして198・199ページに「ゆきひら流 シャリアピンステーキ丼」「田所ちゃん特製 3種のおにぎり」の計5品と、前巻に比べ大幅増量。
 各レシピに附田先生画によるキャラクターがコメントを入れてくれてます。


 更に加えて話の間の空きページに、おまけ的挿絵がかなり充実した内容で掲載。
 94ページには第9話の扉絵の後日談が。
 豆まきに使ったお豆は、一色先輩が炒って美味しく食べてくれたとのこと。
 はい。食べ物は大事にね。(^^)

 114ページでは、小西先輩の切られたリーゼントをくっつける作業を恵ちゃんがお手伝い。
 リーゼントが重いのは理解出来るんだけど、よく包帯巻いただけでくっついたこと。
 

 134ページには「食戟当日!朝の肉魅さん」という4コマ漫画まで。
 食戟当日の朝、鏡の前でブラを選考中の郁魅さん。
 いつものアメリカ国旗柄、ヒョウ柄、カウガールバージョン・・・。
 最終的には本編で着ていた炎柄に決定。
 以降も外せない調理の際には、炎柄のブラで挑むことに。
 とまあ、気合を入れるのはいいんだけどさ。
 そもそも調理の服装がソレというのは、如何なものかと。

 154ページには食戟で司会を務めていた女の子の詳細が。
 食戟の司会担当である以上、これ以降も登場するでしょうし、ここで紹介しておいてくれるのは有難いですね。
 名前は『川島麗』。創真らと同学年ですか。
 郁魅の人気に舌打ちした時点で腹黒キャラということは察知してましたが、予想以上のブラック具合でした。
 なんでしょうこの男子からの好感を得ようとする計算に満ちたプロフィール(汗)。
 なんなんでしょう内心の超暗黒ゼリフ(大汗)。
 外見ヤンキーで内面乙女の郁魅と真逆だなとも思ったり。
 まあ、これでキャラはしかと立ちましたけども。
 これからも度々存在を(自分から)アピールしてきそうな予感です。

 「食戟当日!朝の肉魅さん」の続編「食戟翌日!朝の肉魅さん」は174ページに。
 食戟にて創真の料理から、「思うままにでいい、自分らしく」と語りかけられた郁魅ちゃん。
 本来はしとやかな女の子であった彼女は、その翌日普通の制服を着てみることに。
 あの露出の高い服装は、彼女にとっては“強い自分”であるためのコスチュームのようなものだったのですね・・って。
 かわいーーー!
 なにこれこっちの方がよっぽど良いじゃないですか!裏表紙の郁魅とはまるで別人!
 大抵の場合、ある程度の露出がある方が女性としての魅力が引き出されるものなのに(特に郁魅のようなプロポーションが良い子なら尚更)、普通の服を着た方が魅力的だなんてなんのマジックですかこれは!?
 だけど郁魅は気恥ずかしさに耐えられず、ブレザーを脱衣。
 でもやっぱり・・・ということで、第13話ラストの服装に至る・・・と。
 まさか郁魅がこんな可愛い子に化けるとは、彼女の初登場時には思いもしませんでした。
 そんなヤンキー娘をこんな純情乙女に変えちゃうとは、創真はなんてミラクルボーイ


≪佐伯先生コメント≫
 フェレットかわいいですね~。
 ほんとかわいいですね~。(ひたすら同意)



                                                                           



 序章であった第1巻から、遂に本格始動するのがこの第2巻。
 とは言いつつも、舞台である遠月学園のルールや「遠月十傑評議会」の仕組み等、第1巻に引き続きこの作品の土台となるものが説明されています。
 この作品のタイトルにある「食戟」という名とその仕組みも、この巻で披露。
 そんな土台固めと同時に、創真が在することになる極星寮の存在や寮の仲間達、えりなを頭とする敵対勢力、研究会等、これからの展開の伏線的設定も次々と登場していき、なかなかに先の予想を促す内容になっています。

 この巻の見どころは大きく分けてふたつ。
 まずは極星寮の個性豊かな仲間達との出会い。
 なかでも、遠月十傑第十席のえりなを上回る実力者である十傑第七席『一色慧』との勝負は、今後の展開への様々な含みが込められています。
 そして創真にとって初の食戟となる、『水戸郁魅』との対決は必見。
 プロトタイプ版読切を連載用に練り直した内容となっていますが、読切版の対戦相手では説得力がまるで無かった“繊細な調理を行う”という設定を、女性である郁魅に変えたことでその設定が説得力あるものへと改良されています。
 一色先輩も郁魅も、創真と関わる魅力的なキャラクターとしてこれ以降も多々登場することに。


 そんな新しい環境と出会いによって広がっていく世界観ですが、それは創真自身にとっても。
 彼のこの変化については、第3巻以降からはっきりと明示されていくことに。
 その一方で、戦うべき相手には悪役と見まごうばかりの見事なダークフェイスを見せたり、人情に厚いところや、人の話を一見聞いていないようで実はしっかり聞いているところ、そして結構自由気質なところなど、1巻では見られなかった面が続々と発覚。
 そんな創真のダークサイド顔ですが、慄きつつも私は結構好きだったり♪
 第1巻では無敵っぷり全開といった感じの創真でしたが、この巻から引き分けに思えた勝負が実は相手が手加減していたり、メニュー作りに四苦八苦し、仲間達の何気ない発言によって助けられたりと、勝負が一筋縄ではいかなくなることに。
 ですがその一方で、高級志向の強者に庶民的な料理をもって勝利を収めるその様は、相変わらず気持ち良く爽快です。
 ストレートさと奥深さ。それらが上手く組み合わされたメリハリあるバトル展開となり、俄然面白みが増したと思います。

 そしてこの第2巻全体を通して描かれているのが、創真とえりなの対照性。       
 この巻では創真の食戟と同時にえりなの食戟も描かれていますが、同じ勝利を収めるといっても、その動機や敗者への接し方はまるで対極です。
 一方はもはや我が儘としかいえない個人的な理由で食戟を行い、もう一方は直接的には自分と関係が無いにも関わらず、自身の退学も賭けて食戟の肩代わりを買って出て。
 一方は自分の才能[神の舌]にて相手の料理の欠点を指摘し、もう一方は仲間の発言から相手の料理の至らぬ点を指摘。
 敗北を喫した対戦相手への礼儀と非情、その一方で、対戦相手への無遠慮と懐っこさ。
 なにより決定的だった2人の違い、それは。
 決着後、えりなは負けた部下を冷酷に切り捨て、創真は戦ったばかりの敵を温かく迎え入れたこと。 

 上記でこの巻の見どころは極星寮の仲間達との出会いと郁魅との対決と述べましたが、実績派なえりなと温情派な創真、この2人の違いこそがこの第2巻の最も注目すべき点だと思います。

 えりなの食戟の後に残るのは“屈服”。
 創真の食戟の後に生まれるのは“絆”。
 これらの違いが、後々2人に大きな差となって関わってくる、そう確信しています。





 さて・・・。
 それではこの作品の主要キャラクターについての感想&考察を述べさせて頂きましょうか。
 前回は我らが主人公創真について語ったので、今回はヒロイン二人について。

 これまでの料理漫画はヒロインが重要視されることはあまり無かったと思うのですが、この作品は違います。
 その理由は、創真の父親にして彼の目標であり、この作品全体のキーパーソンでもある『幸平城一郎』氏のこの発言。
 「いい料理人になるコツは・・・、自分の料理のすべてを捧げたいと思えるような そんな女と出会うことだぜ―――」
 料理人は、自分の料理を食べてくれる人がいてこそ成り立つもの。
 
このことから、創真の料理人としての成長を握る鍵はヒロインであることが示されました。


 
そんな重要な役割を担うヒロインは、二人。
 その一人が『薙切えりな』。
 えりなはとにかくルックス抜群。
 この作品上で一番美人で華のある子ですよね。

 しかも[神の舌]と呼ばれる天性の超味覚を持ち、成績は主席というトップエリート。おまけに遠月学園総帥の孫娘という生粋のお嬢様と、まさに完璧超人。
 性格以外は。
 
外見の完璧さに反し、性格はほぼ最低といえるほど欠点だらけなえりな。
 高慢で不遜、高飛車で我が儘で理不尽。
 おまけに実は幼稚で意地っ張りで素直じゃないという。
 まさに「残念美人」という言葉のお手本のような子です。

 創真とは彼の編入試験の際に試験官を務めたことがきっかけで出会うことになりますが、えりなはまさに創真と対極に位置する存在です。
 上流階級の中でも食のエリートであるえりなと、一般階級で大衆食堂出身の創真。
 高級志向で気位の高いえりなに対し、創真は一般志向でフレンドリー。
 えりなは偏見と一方的な思い込みで物事を判断するのに対し、創真は物事を分け隔てなく真っ直ぐに捉え、判断します。
 高貴で悠然とした振舞いとは裏腹に、人としての器は極小なえりな。
 飄々とした軽薄そうな態度の裏で寛大な器を持つ創真。
 まさに背中合わせといった2人ですね。

 
 個人的に好感度最低のえりなですが、唯一の命綱ともいえるのが創真とのやりとり。
 普段は氷の女王と呼ばれる彼女が、創真と絡む時だけはただのツンデレな女の子に。
 すました態度から一変、創真の一挙手一投足にアタフタと振り回される様は、見てて至極痛快です♪(※栗うさぎはかつて占いで「ドS」と診断された経歴の持ち主)

 まあ・・・、創真に逐一ムキになって反応してしまうあたり、根はピュアな子だとは思ってますがね。
 秘書の女の子への態度は柔らかいものがありますし。
 これまでプライベートな部分はほとんど描かれていない分、今まで見えていなかった一面が発覚する可能性は充分にあるでしょう。(実際読切版では、祖父との会食に出す料理の試作に精を出すという、祖父思いな面が見られましたし)
 えりなは性格の欠点や未熟さが目立つ分、精神的成長の伸び代が非常に大きい子ですね。

 えりなのイメージは「氷山」。
 下界はその氷山を見上げ、氷山はその下界を見下ろす。
 冷たく、美しく、そして脆い山岳。
 果たしてその山岳は崩れることになるのか。
 もしくは溶かされるのか。
 溶けた場合、その氷の下には果たしてどんな姿が隠れているのでしょう。



 そして、えりなと並ぶもう一人のヒロインが『田所恵』。
 えりなは創真と対照的な子ですが、恵はえりなと対照的といった感じの子です。
 高貴で華やかな外見のえりなに対し、純朴で質素な外見の恵。
 今時三つ編みおさげにヘアピンなんて子、探してもそうそう見つからないと思いますよ(笑)。
 性格も女王様気質なえりなとまるで違って、臆病で弱気な泣き虫さんというみそっかす気質。
 しかも成績においては、堂々の最下位という始末。
 外見、性格、成績と、見事なまでに三拍子揃った正反対振りです(苦笑)。
 ですが。
 
よく見れば土台はなかなか良質な可愛い子ですし、料理の方も実力を発揮できずにいるだけで、本当は確かな腕の持ち主。
 そして何より、素直で頑張り屋。なおかつ常に相手を気遣うといった、思いやりのある気立ての良い子です。
 一見パッとしないものの、地力はかなりのものを持っている。 
 恵はそんな侮れない子なのです。

 東北の村出身の彼女は、余裕が無くなると方言が出るという癖が。
 個人的には、もうこれだけで応援したくなりますね。(←同じく東北育ち)
 立派な料理人になるため、故郷を離れて遠月学園にやってきた恵。
 地元の家族や友人知人、そして遠月学園で出来た友人達。そんな大切な人達の期待に応えたい。
 それが恵の原動力となっています。

 最初の授業でペアになったのが、恵の創真との縁の始まり。
 
以降、幼馴染の真由美ちゃんを凌駕する勢いで創真とは身近な関係になります。
 同じ学校、学年なのはもとより、同じ一般庶民という立場であり、授業の際もペアで、おまけに同じ寮、極め付けは部屋がお隣同士。
 もうどんだけ。
 
クセの強いキャラクター達の中でも常識人かつ良識派である恵は、それ故にマイペースで大胆不敵な創真にしょっちゅう振り回されることに。
 最初こそ創真を苦手に思っていた恵ですが、創真の高い実力と懐っこさを知るにつれ、次第に信頼と親睦が。
 そして今では、創真と一番の仲良しになりました。(^^)


 創真を「荒野」、えりなを「氷山」とするならば、恵のイメージは「田
 それはほとんどの日本人の心の中にある“故郷”の風景。
 素朴で温かい、心安らぐ癒しの地。
 そして、始めは注目を浴びないものの、水を引き、日の光を浴び、長い目で見守っていけばいつしか豊かな実りとなる。
 恵はそんな大器晩成の子であるに違いありません。


 
 それではここで、二人のヒロインらと創真との関係性を見てみましょう。

 えりなにとって創真は「排除すべき異分子」。
 ただでさえ軽蔑する要因の一つである一般庶民だというのに、立場なんて全然わきまえない態度と無遠慮な物言いをしてくる創真。
 しかもそんな彼の実力に屈服してしまったという、おそらく人生で初めて受けたであろう大きな屈辱。
 そういった経緯から、えりなはあからさまに彼を敵視し、反発しています。
 もっとも、そんな反抗的な態度は、それだけ彼を意識しているということの証明でもありますが。

 創真にとってえりなは「自分の料理を絶対に認めさせる相手」でしょうね。
 創真の料理によってプライドを傷つけられたえりなですが、それは創真にとってもです。
 自分の料理を「不味い」と言われてしまったのですから。 
 これまで自分が不味いと自覚している料理を不味いと言われてきたのは多々あれども、旨いと自信を持っている料理を不味いと言われたのは多分初めてでしょう。
 そんな仕打ちを受けながらも、えりなのように意固地になったり反発したりしないのが創真の立派な所です。
 常に自分に真っ直ぐ接してくれる創真がどれだけ尊い存在か、えりなが気付くのは一体いつになるのでしょうか?

 これまで述べてきたように、立場・性格・料理に対する考え方と全てが正反対な創真とえりな。
 ・・・ですが。しかし。それなのに。
 結構共通点も多いんですよね、この二人。
 自信家でプライドが高いところを始め、強気で「世界が狭い」という点も同じ。
 しかも案外気が合う所も多いという。
 それは3巻から始まる合宿編で露呈されていきますが、まさか「自分の中で大きな意味を持つ存在」まで同じとは思いませんでした。
 対立しながらも、強い因縁で繋がっている。
 創真とえりなの関係はこう言えますね。


 恵にとって創真はなんでしょうね・・・。「心強い存在」・・・でしょうか。
 勿論それ以前に大事な同僚であり仲間であり友人でもあるのですが。 
 退学寸前という、どん底の出だしから始まった恵の高校生活。
 そんな時に創真と出会ったのは、彼女にとって最大の不幸にして最大の幸運でもありました。
 
以降、恵は創真にいつも助けられることに。
 ここまで親しい間柄で、料理面でも精神面でも大きく支えられているというのに、いまだに創真に恋愛感情を抱いていないのが不思議で堪りません(笑)。
 まあ、それでも恵の中で創真は少しずつですが確実に特別な位置になりつつあるようなので、これからの進展に期待、ですね。

 そして創真にとっての恵は、同じく同僚で仲間で友人。
 そして。
 「自分が認めた料理人」。
 これは個人的に確信していることですが、創真の“人を見る眼”はかなりのものだと思っています。
 そんな彼の眼にかなった人物、それが恵です。
 恵の実力を認めていると同時に、彼女の成長を見守ってくれている創真。
  “料理人”という道を共に歩む関係。
 
創真と恵の関係はこう言えるのではないでしょうか。



 さて、ここで公言させて頂きますが、個人的に、えりなは創真と結ばれてほしくない子No.1で、恵は創真と結ばれてほしい子No.1です。
 勿論、創真が選んだ子なら認めたい、応援してあげたい・・・という気持ちはあります。
 それにえりなは創真のブレなさや器の大きさを、そして恵は創真の頼り甲斐さと優しさをと、二人とも創真の魅力をそれぞれの形で引き出してくれる存在ですしね。
 だけど。
 だ・け・ど・も。
 「女の子は素直が一番」と考える私にとって、意地っ張りで嘘つきでことある毎に創真を侮辱してくるえりなは、どう頑張っても創真と結ばれてほしいとは思えません。(ちなみに男は誠実が一番☆)
 しかもただでさえ女王様気質なえりなに、創真が自分の料理の全てを捧げる・・・。そう考えただけで拒絶反応が起きてしまいます。
 根は悪い子じゃないと思ってはいますが、頭では分かっていても心が認められないといった感じです、正直なところ。
 個人的な希望としては、彼女にはあくまで“ライバル”として、最後まで創真と関わっていってもらいたいです。
 それでもえりなのようなツンデレタイプは、後半からの大逆転が怖いですからねえ…。
 普段創真との接点が少ない分、要所要所で大きな印象を与えてくるえりな。
 それだけに油断なりません。

 対して恵は、いつも創真と一緒にいて、ジワジワと親密さが深くなっていくといった形ですね。
 個人的に、本当にお似合いに思えてならない創真と恵。
 並んでる姿がごく自然というか、絵になっているというか。
 えりなが因縁で創真と繋がっているなら、恵は性格や雰囲気が創真とピッタリ嵌るといった具合。
 きっとこれから後、二人は安心して互いの背中を預けられるような、そんな最高の“パートナー”になれるとほぼ確信してます。
 とても安定した仲の良さである創真と恵。
 でも。
 だからこそ。
 恋愛関係までには発展しなさそうな予感もしてしまい、不安になってしまいます。

 創真そしてえりなと恵の関係を考えるたびに、頭に浮かぶ言葉が。
 それは某有名少女漫画の「望みは癒しか挑発か」というフレーズ。
 困難にぶつかり挫折してしまった時、どちらを選ぶか。“癒し”で傷を回復してもらうか、それとも“挑発”で自分の限界を超えさせてもらうか。
 勿論“癒し”は恵で、“挑発”はえりなです。
 なんといっても創真は「ああいう子」ですからねえ~。
 当然のように“挑発”を選びそうで、そこがまた恵派の私にとっては心配になってしまうんです。
 個人的には「ああいう子」だからこそ、“癒し”が必要に思うのですが…。

 創真と恵が結ばれることを願いつつも、えりなと結ばれる予感も拭いきれない。
 どうやら相当長く、こんな悶々とした日々を過ごすことになりそうです(苦笑)。
 


 では最後に、もう一度城一郎氏の発言を振り返ってみての考察を。
 あの発言から、城一郎は「大切な女性(創真の母親)」によって良い料理人になれたようですが、私からしてみれば、創真はこれに当て嵌まらないと思うのです。
 創真と城一郎は確かによく似ています。それは最近本誌の方でもよ~くそれを感じました(笑)。
 でも、創真と城一郎は似てはいますが同じではありません。
 勿論これからの展開の中で、創真がヒロイン達に影響を受けたり、教えられたり、助けられたりする機会は多々あることでしょう。
 ですが。
 創真は女性によって変えられる子というより、女性を変えていく子です。
 この第2巻では郁魅、そして続く第3~4巻では恵と、彼女らは創真によって今まで潜んでいた魅力や実力が引き出されています。
 そしてそれは、きっとこの先えりなも。(12月発売の第5巻では「あの子」も)
 創真によって変わったヒロイン達が、どう創真に影響していくか。
 私はその相互関係を重視していきたいと思います。
 




 ・・・とまあ、ここまで長々と語ってきましたが、これらの考察も今のところほっとんど無意味なんですよね。

 いかんせん。
  

当の創真くん御本人が色恋皆無な方なので。


 

 恋愛感情が欠けてるとか、色恋沙汰に鈍いとかじゃなく元から無い、もはやそーゆーレベル。
 ま、彼のこんなところもまた「ひたすら料理に一途」といった感じで私は好きですけども。(^^)
 はてさて、そんな彼の「特別な女性」は一体誰になることやら。
 願わくば、私も素直に認められるような子と結ばれてくれますように・・・(祈)。



 個性的なキャラクターの連発と、創真の初の食戟に心惹かれた第2巻。
 どうもご馳走様でした!!
 さあ、次巻からは合宿編の始まりです!


≪今巻のベストシーン≫
 93ページ ・・・ 1コマ目

 底の知れ無さを漂わす創真。彼はまさに春に訪れた“嵐”。



≪今巻の“裏”ベストシーン≫
 153ページ ・・・ 6コマ目
 
この創真の笑みが今の私の原点!
          
 182ページ ・・・ 4コマ目
 
上(↑)のような不敵な笑みが多い中、この無邪気な笑顔は超絶レア☆


皆揃ってのバースデー♪

2013-10-24 23:50:42 | 日記

 今日10月24日は、私の祖母の誕生日。
 本当は誕生日当日にお祝いしてあげたかったのですが、今日は仕事があったため、昨日お祝いしました。

 祖母は御年94歳。
 ですが今も元気に1人暮らしをしております。
 幼い頃、よく祖母の世話になっていた私。
 今も時間が出来たら祖母に会いに行き、よく温泉等に出掛けています。



 昨日は、事前に予約していたケーキを受け取った後、祖母宅へ。
 勿論前日のうちに電話で連絡を入れておきましたよ。

 祖母は5人の子供持ち。(ちなみに栗うさぎの母が祖母の子です)
 丁度昨日は県外に住んでいる伯母家族や従姉家族も祖母宅を訪れていたというナイスタイミング。
 笑顔で迎えてくれた祖母に、「はい、おばあちゃん、誕生日おめでとう~」とケーキを。
 驚きつつも喜んでくれて、私も嬉しかったです。
 驚いたのは祖母だけでなく親戚達も。
 なんと、祖母の誕生日を覚えていたのは私だけだったという・・・。おいおい。

 私が祖母宅を訪れたのは昼過ぎだったので、ケーキは夕食時に一緒に食べようということになり、私は祖母や従姉としばし雑談。
 かねてから5月のディズニー旅行の動画を見せる約束をしていた私と従姉。
 やっと今回見てもらうことが出来ました。

 ですが、アパートに洗濯物を干したままにしていた私は、一旦アパートに戻ることに。
 夕方もう一度祖母宅を訪れることにしました。(私のアパートと祖母の家までは、車で15分☆)



 洗濯物を取り込み、『食戟のソーマ』の単行本第2巻の感想(※近々公開予定)を練り上げることにしばし時間を費やした後、日が傾いたので再び祖母宅へ。
 そしたら、駐車場に置いてある車が増えているじゃありませんか。
 なんと、連絡していなかったというのに、県内に住んでいるもう一人の叔母も祖母宅に来てくれていたのでした。
 叔母いわく、「霊感が働いた」とのこと。
 ・・・霊感・・・?

 しかも偶然はこれで終わりません。
 なんとなんと私が来た直後に、同じく県内に住んでる伯父も来訪!勿論連絡などしていません。
 そして当然、祖母の誕生日のことも知りません!(おいおいおーい)
 最終的に、祖母の子5人の内3人の家族が自然と集まってしまいました。

 恐るべし 栗うさぎ一族!!!

 こんなに大勢集まるなら、もっと大きいケーキを買っておくんだった・・・と思っちゃったり。


 でも嬉しかったです。
 年に一度の祖母の誕生日を、こんなに大勢で祝うことが出来て。


 皆で夕食を食べ、いよいよケーキ登場。
 

 って、ボケちゃった~~~!うわ~ん!

 こっち(↓)が食卓に出す前のケーキです。(どうしてこういうどうでもいい時の写真が割とマシに撮れるんだろ
 

 ケーキは近所に今年できたばかりのケーキ屋さんで購入。
 オープン時に訪れた際「フルーツが一杯で華やかだな~」と気に入り、祖母の誕生祝はぜひこのケーキに、と決めていたのでした。

 ケーキ屋さんにて一緒に購入した「9」と「4」の数字型ロウソクを刺して、点火。
 さすがに6号サイズのケーキに94本もロウソクを刺したらギネス記録になっちまいますからね(爆)。
 伯父は数字型のロウソクを初めて目にしたようで、物珍しい様子で観察しておりました(笑)。

 明かりを消し、皆でハッピーバースデーの歌を。
 折角だからと皆で記念撮影も。
 その後、伯母夫婦がイギリス旅行に行ってきた際に買ってきた紅茶と一緒に、ケーキをおいしく食べました。

 その後しばらく皆で賑やかに談笑し、私は次の日仕事があったので帰ることに。
 駐車場まで伯母達が見送ってくれました。


 予期せず賑やかな誕生祝となりましたが、とても良い思い出になりました。
 とりわけ祖母が喜んでくれたのがなによりでしたね。
 来年も皆で祝えるよう、祖母にはこれからも元気で頑張ってもらわなくては。

 改めて、おばあちゃん誕生日おめでとうーーー!! 


感謝と感動の80周年。

2013-10-19 23:55:42 | 旅行

 去る9月30日。東京へと日帰りで出かけてきました。

 目的は、「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」!!



 
完璧に『ドラえもん』世代な私。(当時、藤子・F・不二雄先生は藤子不二雄A先生と共に「藤子不二雄」という名でご活躍なされていましたが)
 毎日『ドラえもん』のコミックを読み、毎週『ドラえもん』のアニメを見て、毎年『ドラえもん』の映画を鑑賞していた子供時代。

 今の私の漫画の価値観は『ドラえもん』によって育まれた。
 そう断言できます。

 他にも、アニメの『おばけのQ太郎』や『パーマン』、『キテレツ大百科』、『エスパー魔美』、『チンプイ』・・・。
 その作品それぞれに溢れる輝くような夢、ワクワクする冒険心、ゾクッとするような毒、胸しめつけられる切なさ、そして深い温かさ・・・。

 本当に、本当に、どれだけ藤子・F・不二雄先生には多くのものを頂いたか…。



 
先生がご存命だったら、もう80歳になられていらっしゃるのか・・・。
 そんな思いを胸に、開催場所の東京タワーへと赴きました。


 東京タワーへは、中学の修学旅行で一度行ったきり。
 勿論一人で来たのは今回が初めてです。
 
 東京駅からJR浜松町駅へ。(←地下鉄はややこしそうという理由で使わない人物/爆)
 そこから都営バスで目的地の東京タワーへ到着。

 




       
  
 いやあ~東京タワー周辺って、まさにオフィス街といったかんじですね。
 高層ビルが立ち並ぶ様を見てると、「都心だな~」とつくづく実感(ザ・田舎者)。
 当時いかに東京タワーを中心にして街が作られていったかというのがよく分かります。(それを考えると、スカイツリーは周辺がまだまだ未発展ですよね・・・)

 今回訪れる際、決めていたことがひとつ。
 聞いたところによると、今回の催しには「80周年」にちなんで80体の等身大ドラえもんが展示されているとのこと。

 ならば。

 80体全員カメラに収めてやろうじゃねえか・・・!!(燃)


 そんな(アホな)決意を胸に、チケット売り場へ。
 入口には早速ドラえもん達がお出迎え。
 大展望台にもドラえもんが展示されていると事前情報を得ていたため、「藤子・F・不二雄展&大展望台セット券」を購入。

 まずは大展望台へと足を運ぶことに。
 そこで150メートルの高さから見た東京の景観を堪能。
 ですが、敢えて写真は撮りませんでした。(なんせ、たった一週間前に450メートルの高さを体験しましたからねぇ・・・。
 修学旅行で訪れた当時は「なんて高さだろう・・・!」と足がすくんだものですが(苦笑)、時がたち、再びその場に立ってみると、見方も変わってくるものですね・・・。

 あ、勿論ドラえもん達は忘れず撮影。
 撮り忘れは無いか、くまなく周辺をチェックしながら(笑)。


 そしていよいよ本命の藤子・F・不二雄展へ。
 展望台へ向かうのとは別のエレベーターにて、フットタウン屋上へと向かいました。

 人が少ないであろう平日を狙って行った、今回のお出掛け。

 なのに・・・
 子ども連れの人達がたっくさん。
 何で~~~!?

 

 お陰で、写真の撮り辛さが半端じゃありません。
 
 しかし!ここで退いてはドラえもん世代として名がすたる!!(←?)

 人波の隙間を根気よく狙い続け…。

 遂に目標達成!!!


 さあ、それでは・・・。


 栗うさぎの

 意地を

 見よ!!!


             
    1.タイムライト         2.カムカムキャットフード      3.ムードもりあげ楽団          4.神様ロボット          5.ミチビキエンゼル


             
   6.窓景色切り替え機         7.季節カンヅメ          8.時間ナガナガ光線         9.深海クリーム         10.ペットクリーム


             
    11.水よけロープ          12.スカンタコ            13.救命イカダ              14.時門           15.スーパー手袋


             
   16.強力うちわ風神          17.夢風鈴             18.タイムベルト          19.フエルミラー         20.チューケンパー


             
   21.着せ替えカメラ         22.独裁スイッチ        23.CMキャンデー発射機      24.ハウスロボット          25.もぐら手袋


             
           26.ハッスルネジ巻き                     27.取り寄せバッグ        28.N・Sワッペン         29.オールマイティパス


             
     30.光ごけ            31.お手がる巻物         32.ゴーゴードッグ          33.ムシスカン          34.悪魔のパスポート


             
    35.室内旅行機          36.エースキャップ         37.タンマウォッチ          38.アベコンべ           39.名刀電光丸


             
40.ロビンソンクルーソーセット     41.とうめいマント          42.バイバイン          43.糸なし糸電話          44.ペコペコバッタ


             
   45.いいなりキャップ         46.呪いのカメラ          47.まあまあ棒         48.猛獣誘い寄せマント       49.ワスレンボー 


             
     50.正直太郎           51.望み実現機        52.カップルテストバッジ        53.上げ下げくり           54.復元光線


             
   55.ファンタグラス           56.本物図鑑          57.コンビパトボール        58.ドラマチックガス         59.ころばし屋

             
 60.桃太郎印のきびだんご       61.ウソ800           62.あいあいパラソル        63.コエカタマリン        64.ほん訳こんにゃく


             
   65.通りぬけフープ         66.スモールライト         67.タイムふろしき       68.コンピューターペンシル       69.アンキパン


             
     70.ドロン葉             71.空気砲            72.石ころぼうし            73.水圧銃             74.ビッグライト


             
    75.ウマタケ             76.タケコプター         77.カムカムキャット       78.絵本入り込みぐつ        79.ミニドラえもん


 以上!
 って・・・・・・・・・・。

 あれ?

 79体?
 もう1体は・・・???

 まさか。 見逃した・・・?

 いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!

 そんなはずは!
 そんなはずは~~~!!

 はっ

 なるほど、そういうことですか主催者様!もう、ニクイことをなさるなあ~!

 はい、最後の80体目です!!

 
     80.ミニドラちゃん 





                     ツッコみは一切受け付けません!!!!!(←開き直った!!)




 ていうか、お願いですからどうかツッコまないでくださいませ・・・(涙)。
 展望台はくまなく探した自信があるので、フットタウン内に居たのかなあ~。(どうやら「Yろう」や「影切りばさみ」を持ったドラえもんも居たようですが・・・。時期によって展示内容が多少変更されたのでしょうかね?)



 気を取り直して、次の展示の話に移りましょう。

 フットタウン屋上から階段を下りて、四階へ。
 

 建物の壁面には藤子・F・不二雄先生の作品のキャラクターや、東京タワーが登場するシーンなどが貼られてありました。
 

 

 

 

 

 展示の形式や雰囲気は、『藤子・F・不二雄ミュージアム』のそれを感じさせられました。

  こういう点や・・・。

  こういう点が。

  極めつけがコレ(笑)。


 そしていよいよ藤子・F・不二雄先生の作品が展示されているブースへ。
 


 ここから先は残念なことに撮影禁止。
 入ってすぐに、日本初となる室内型の4Dプロジェクションマッピングによる「SF(すこしふしぎ)シアター」に案内されました。
 今回の展示で、これを一番楽しみにしていた私。
 感想はというと・・・。

 素晴らしい!!!

 
色づき動き出すキャラクター。飛び出し広がる藤子・F・不二雄先生の世界・・・!
 感動しました。ちょっと涙さえ浮かんでしまいました。
 実物大ドラえもん達もそうですが、藤子・F・不二雄ミュージアムでもどうか展示して頂けないでしょうかねえ~。


 次に原画が展示されているブースへ。
 ここは、藤子・F・不二雄ミュージアムで展示されている内容とほぼ一緒でしたね。
 それでもじっくり閲覧してしまいましたが(苦笑)。
 ここでは白黒時代の『オバQ』と『パーマン』の上映もなされていて、小さい子供たちが座って鑑賞していました(笑)。
 私は時間面が心配だったので、ここは少し惜しくもスルーすることに。


 そして藤子・F・不二雄先生と藤子不二雄A先生の合作「少太陽」。
 今でいう同人誌がそれにあたりますが、なんと緻密でクオリティの高いことか…!!
 漫画はもとより、読み物や次号予告、挙句の果ては広告や奥付まで・・・!!!
 これが全部手書きというのだから、もう脱帽としか言いようがありません。
 このパワー、この才能…。
 手塚治虫先生が“漫画の神様”なら、藤子・F・不二雄先生&藤子不二雄A先生は“漫画の王様”ですよもう。


 そして場が明るくなり、撮影スポットの「なりきりキャラ広場」へ。
 

 

 

 

 

 おひとり様だった私では、ここのブースの魅力を半分もお伝え出来ないことをどうかお許しください(半泣)。
 ああ、のび太のおばあちゃんとツーショットしたかった・・・。
 ちなみに、一番人気はのび太の机(タイムマシンへの入り口)から顔を覗かせられる撮影スポットで、長蛇の列ができておりました。さすが。


 そして「どこでもドア」をくぐり抜け、最後の展示へ。
 

 ここも撮影は禁止。
 あああ残念無念。
 
 部屋の奥には、あるブロンズ像が。
 それは、ドラえもんと握手を交わしている藤子・F・不二雄先生。
 そんな2人を囲んで、Q太郎&O次郎、パーマン、魔美、コロ助、チンプイ、(ドラえもんの真下にゴンスケ/笑)が。
 先生とキャラクター達のその姿に、熱いものがこみ上げました。
 そうですね。先生が生み出された数々のキャラクター達。
 先生亡き後も、今度はそのキャラクター達が先生が伝えたかったものを私達に今伝えてくれているんですよね…。


 展示の最後の最後に、生誕80周年のお祝いとして、各著名人の方々から藤子・F・不二雄先生に向けての色紙が飾られていました。
 これがもう、とんでもない豪華な面々ばかりで・・・。
 『名探偵コナン』の青山剛昌先生に、『こち亀』の秋元治先生、『タッチ』のあだち充先生、『絶対可憐チルドレン』の椎名高志先生、『うる星やつら』や『犬夜叉』の高橋留美子先生、『ドラゴンボール』の鳥山明先生、『あしたのジョー』のちばてつや先生、『うしおととら』『月光条例』の藤田和日朗先生・・・、他にも漫画界のそうそうたる面々がズラリ。
 そして・・・、先日他界なされた、やなせたかし先生の色紙も。(ご冥福をお祈りいたします・・・)

 それは漫画界だけに留まらず、声優界や芸能界の方々まで。 
 当然といえば当然ですけども、大山のぶ代様も!ひー!(大山ドラえもん世代の栗うさぎにとって、大山様は声優の巨匠)
 そして中には武田鉄也さんの色紙も。この方も、旧・映画ドラえもんの主題歌を長らく担当して下さっていたんですよね~。 
 改めて、藤子・F・不二雄先生の存在の大きさ、そして先生の作品がいかに多くの方々に愛されているのかを強く感じました。

 そんな絢爛豪華なお祝い色紙の中で、特に私が印象に残ったものが3つほど。
 ひとつめは、先生のアシスタントであらせられた田中道明先生の色紙。
 F先生の手の平の上で頑張って執筆する田中先生。そんな田中先生をF先生が指ちょんちょん。
 しかもF先生が咥えているパイプから出ている煙は、なんとドラえもんの顔という粋っぷり。
 本当に温かさとF先生への敬意に満ちたイラストでした。

 ふたつめは同じくF先生のアシスタントであらせられた、むぎわらしんたろう先生。
 色鉛筆調の優しい絵柄で描かれたF先生のキャラクター達。
 そこに書かれていた一言のメッセージ。
 「みんな元気ですよ。」
 もうヤバかったです。
 
すでに緩んでいた涙腺が決壊しかけましたよ。

 そして・・・。
 この方を語らずして何がありましょう。
 F先生の無二の相棒、藤子不二雄A先生。
 A先生が描かれたイラストに、コメントは一つもありませんでした。
 ですが。
 そのイラストは、絶句するほど緻密に丁寧に描かれたF先生と、先生の周りを囲む先生のキャラクター達。
 ・・・そうですよね。
 もはや言葉はいらない。
 
そんなお二人の絆の深さをひしひしと感じました。 

 どなたからのかは忘れてしまいましたが、多くのメッセージの中にあった一文。
 「80歳の先生にお会いしたかった・・・」
 涙腺の限界突破。
 
本当に、心から本当に、これらのメッセージをご覧になって頂きたかった。
 藤子・F・不二雄ミュージアムの開館に立ち会って頂きたかった。
 ドラえもんの生誕100年前を、皆と一緒にお祝いして頂きたかった。
 今の日本の漫画界を見て頂きたかった。
 もっともっと藤子・F・不二雄先生に生きていてほしかった・・・!!!

 
・・・改めて、藤子・F・不二雄先生に尽きぬ感謝と尊敬を申し上げます。



 涙をしまい、展示ブースをあとに。

 ショップは結構な混雑ぶり。
 私は公式図録と、家族へのお土産にクランチチョコレートを購入。
 自分へのお土産は「桃太郎印のきびだんご」を(笑)。
 ショップのおすすめと紹介されていたこのきびだんごですが、ホントに美味しかったです!
 年内に藤子・F・不二雄ミュージアムに行くつもりなので、その時にまた買おーっと♪



 そうして、万感の想いで帰路へとつきました。
 もし時間に余裕があったら芝公園あたりを散策できればと思っていたのですが、夢中になってじっくり閲覧していたらあっというまに時間が過ぎてしまっており、散策は断念。
 でも、その分心ゆくまで展示を堪能出来て非常に満足です。  

 帰りも都営バスを利用しようと思っていたのですが、バスが来るのを待っているより歩いた方が早かったため、徒歩で浜松町駅に向かうことに。
 ぶっちゃけ道がよく分からなかったのですが、「ま、行きは東京タワー目指して向かってたんだから、帰りは東京タワーを背にして歩いていれば着くでしょ☆(←アバウト過ぎ)」と安直に考え、ひたすらテクテク。
 細い道に入っても、途中で何度か道を曲がってもひたすらテクテクテク。

 結果。

 無事に駅に着きました。(←)
 いや~野生の勘って結構頼りになりますねえ~。(←←←)


 東京駅内のお店で夕食を購入後、予定通りの新幹線に乗車。
 夕方には地元に帰ってこれました。




 本当に充実した一日でした。
 改めて藤子・F・不二雄先生の偉大さを学び直し、また、実感し直すことが出来たと思います。
 本当に行ってきて良かった…!!
 そう、心から思えたお出掛けでした。

 


 最後までお付き合いして下さり、ありがとうございました!


未練たらたら「D23 Expo Japan」。

2013-10-14 11:33:00 | 日記

 一昨日の12日から開催されている「D23 Expo JAPAN」。
 とうとう今日でお終いですねえ…。
 あああ行きたかった・・・。

 
よりによってチケットが抽選制でしたものねえ。
 そうしないと会場が人で埋め尽くされるのは火を見るより明らかですから、確かに仕方ないことですけども。(それでも、買い物だけで約3時間待ち。昨日に至っては、ディズニーランド&シーで午前8時40分から入場制限がかかったといいますから・・・ひえええ

 はい、私も抽選に参加しましたよ勿論。
 そして見事に落ちましたよ。

 
ああ・・・、ディズニー・オン・クラシック・・・、30周年スペシャルプログラム・・・、キングダムハーツリミテッドステージ・・・。

 あああ行きたかったなあ~~~。

 
こんな機会、あといつ訪れるか分かりませんからね。
 それだけに尚更未練が残ります。
 はあ・・・。



 
ま。ダラダラと引きずってもしょうがありませんよね!
 またのチャンスを気長に待つことにしましょう!
 それに、プログラムの一つである「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」が来年から全国巡回してくださるということですし!
 地元の近くにも来て下さることを期待しつつ、楽しみに待ちたいと思います。


 「D23」の代わりというわけではないのですが、先日またまた東京へと行ってきました。
 今回は個人的に、あるイベント目的で。

 その内容は、また次回に報告させて頂きま~す。





 追伸:只今仕事が終わってネットを覗いてみたところ・・・。

 『キングダムハーツHD2.5リミックス』が来年発売予定とのこと!!!

 
今日のイベントからなんとなく予想はしてたけど・・・。

 よっしゃあ!!!(\(≧▽≦)/)


いざ東京(2)

2013-10-11 22:58:06 | 旅行

 さてさて、職員旅行の第二日目。
 この日は2つの班に分かれ、片方の班は新橋歌舞伎座にて歌舞伎を鑑賞という日程。
 私はもう片方の班。
 7時半にホテルを出発し、私鉄とJRを乗り継いで目的地へと向かいました。

 いやあ、しかし・・・。
 改めて東京って凄いですね。
 何がって。

 通勤ラッシュのあの混みよう

 汗が出る程の密集率って、どんだけですか。
 それに毎日耐えている東京の人って、本気で凄いと思います。



 そんなことがありつつも、ようやく目的地に到着。
 はい、既にお分かりかと思いますがそこは―――




 

 
 はーい再びやってきました東京ディズニーランドでーーーす☆

 
5月に行ったばっかしなのに何やってんのアンタとか言われそうですね。
 はい、私もそう思います(爆)。

 ですが致し方ない理由があったのですよ。
 事前に幹事さんから歌舞伎かディズニーかどちらに行きたいか聞かれた時、「どちらかといえば歌舞伎がいいけど、もし人数バランスが悪くなるようだったらディズニーでもいいです」と答えたのでした。
 そしたら案の定歌舞伎に人気が集まってしまい、私はディズニーの班へと配属されることになったのでした。
 でも、別に不満は全く無し!
 時期的に丁度だったのですが、ハロウィンイベントを体験するのは今回が初めてでしたから。

 ということで、ランドの装飾もハロウィンバージョン。
 

 惜しむらくは天気。
 昨日に続いて今日も曇り…どころか、小雨が降っているという空模様でした。
 まあ、事前に天気予報で予想はしていましたし、折り畳み傘を持参していたので私は全く問題なかったのですが。(備えあれば憂い無し!

 まずは『モンスターズ・インク“ライド&ゴーシック!”』のファストパスを入手するため、全員揃ってアトラクション前へ。(全員で行かなくても、全員分のパークチケットさえあれば1人行くだけでいいんですよ・・・とは言えず
 とりあえずファストパスを無事ゲット。時間は13時半頃。

 次に昼食をどこでとるか相談。
 予約(プライオリティ・シーティング)できるところを、ということになり、「イーストサイド・カフェ」に。
 


 場所を確認&11時半に予約をし、ここで一旦個人個人に分かれて楽しむことに。

 最初私は女性職員の方々と一緒に行動していたのですが、皆様が『スプラッシュ・マウンテン』に乗るということで、絶叫系ダメダメな私は『バズ・ライトイヤーのアストロブラスター』に事前に並んでおくことにしました。

 その途中、小雨が完全な豪雨に変貌。
 折り畳み傘大活躍ですよもう。

 『バズ』は50分待ちとの表示。
 まあゆっくり待ってましょ~と思ってたら・・・、あら?

 なんか列が動くのが早い・・・?

 どうやらこの豪雨で、順番待ちの人が激減している模様。
 どんどん列は前に進み、15分ほどで入り口前に。
 えええちょっと待って~!
 この調子だと私一人だけが乗ることになっちゃうんですけど~~~!
 慌てて携帯で連絡してみるも、繋がらず。
 何故に!?

 ・・・
結局。
 私一人だけで乗ることになってしまいました。(おまけに、前回よりも点取れなかったし)


 その後ようやく連絡が取れ(心の中で「遅いよ!」とツッコみつつ/苦笑)、私はこのまま単独行動を取らせてもらうことにしました。
 皆で一緒に行動しても良かったのですが、他の方々と違って私は5月にもここを訪れているため、今回はここでお土産等を購入するつもりは全く無かったので。


 
そしてフリーダムとなった私は、とりあえず待ち時間が短めだった『ミッキーのフィルハーマジック』へGO!

 その途中で、ハロウィンのモニュメントをパシャパシャ撮影。
 ランドでのハロウィンは“パンプキン”をテーマにしていたので(ちなみにシーでは“スケルトン”とのこと)、全体的に可愛く明るい感じでした。
 

         

 

 

 やっぱり『フィルハーマジック』は何度見ても楽しめますね~。 


 そして次に向かった先は、「トゥーンタウン」!
         
 実はここを訪れるのは初めてだったり。
 今回の旅行で、もし単独行動が出来るようだったら行ってみようと密かに計画していたのでした。
 そこかしこにユーモアが溢れていて、ただ歩き回るだけでも充分に楽しめる所ですね。

 そして、以前から興味のあった『ロジャーラビットのカートゥーンスピン』に。(ちなみに20分待ちでした)
 
 感想はというと・・・う~ん・・・。
 アトラクション自体は『プーさんのハニーハント』と同様に、ライドに乗ってその作品内を巡っていくといった内容。
 それだけに、そのストーリーをある程度理解していないと、流れが分からず、「ただグルグル巡っただけ」となってしまうかも(苦笑)。
 でもアメコミ的な明るいずっこけ感はちゃんと感じ取れました。


 『カートゥーンスピン』を乗り終わったすぐ後に、ハロウィン限定パレード『ハッピーハロウィーンハーベスト』の開始時刻に。
 最初見るつもりは無かったのですが、あまりにタイミングが良かったので鑑賞することに。
 普段は数ヶ所で止まって観客と踊るパレードらしいのですが、雨天のため、今回は止まらずただコースを通過するだけに変更とのこと。
 でも個人的にはその方が良かったですね。かなり。
 私は周囲と一緒に踊るのは「どうかご勘弁を!!!」という人間なので。(つまりノリが凄まじく悪いってことよ)

 そして始まった『ハッピーハロウィーンハーベスト』。
 

 
   

 

 

 
 
 

 

 
 あ~あ、もう少しだけ空が明るかったらなあ~・・・。

 このパレード、思っていた以上に良かったです!特に音楽が!
 ハロウィン独特の怪しさ、そして楽しさのイメージがとても良く表現されていると思えました。
 一回聞いただけなのに、そのメロディーがしばらく耳に残っていましたもの。
 
 
 そしてこれまた丁度にお昼の時間となったので、「イーストサイド・カフェ」にて全員集合。
 
実はここに入ったのも初めてな私。
 ランドではもっぱら「れすとらん北斎」を利用してたので。

 ここはパスタがメインで、前菜、パスタ、デザート、飲み物(パンも付きます♪)からそれぞれ好きなものを選べるという、コース形式のお店。
 私はコーンチャウダー、リガトーニ・海老と赤パプリカのラグーソース、季節のタルト、アイスティーを選択。
 私達にはやや年輩のキャストさんが対応して下さったのですが、これがとても丁寧な対応をしてくださる方で。
 終始笑顔なのは勿論、対応も丁寧で、頼んだメニューのことを自ら説明して確認してくださり、とても有難かったです。
 頼んではみたものの、「リガトーニ」って何ぞや???と内心思ってましたし(爆)。(実際はやや大きめのマカロニといった感じのパスタ名でした☆)

 そして料理が運ばれ、頂くことに。
 これが予想以上に美味しかった・・・!!

 
コーンチャウダーは写真を撮りそびれてしまったものの、人参やインゲンのスライスが入っていて、赤・黄・緑と彩りも綺麗。
 リガトーニ・海老と赤パプリカのラグーソースは、ラグーソースの牛ひき肉と海老とパプリカがマイルドに溶け合った美味しさで、勿論リガトーニも丁度良いアルデンテ。 
 

 季節のタルトは、今は栗とナッツのタルトということで、ふんだんに「秋」が詰め込まれていた味でした。
 

 予想以上の味と質の良さ、加えて接客や店内の雰囲気も良いとくれば、もはや文句無し!
 これからはここの常連になりそうです。
 他の職員の方々も、「おいしい」と喜んでくれていました。


 そして大満足で食事を終え、再び解散。
 そこで私は、『ジャングルクルーズ』へ。
 

 ここは来年リニューアルされるとのことで、その前にぜひもう一度と思っていたのでした。
 待ち時間は15分程。その待っている間にもジャングルの生物のクイズが出されたりして、楽しく待つことが出来ました。(ちなみにシマウマに関するクイズでした)
 いや~ほんとディズニーって、こういうところもまた素晴らしい。

 そして船長さんの案内によって、いざジャングル探検へ。
            

            

            

            

            

            

            
        (ここに隠れミッキーがいるんですよね~♪)

 開業以来ずっと安定した人気を得てきた『ジャングルクルーズ』。
 果たしてリニューアルされた暁には、どんな新しい魅力が加わるのでしょう?


 雨露に濡れたハイビスカス。
 とても綺麗だったので思わずパチリ☆ 
 



 ここで私は一旦ランドを退場し、ディズニーランドホテルへ。

 5月に訪れた際、ここにはポピーが植えられていました。
 


 久しぶり~!
 

 前回は写真を撮り忘れるという失態をかました分、今回は忘れずに撮影(笑)。
 

 ここを訪れたのは、以前訪れた際「ルッキンググラス・ギフト」で売られていたケーキ型の石鹸がまだ売られているか、確認しておきたかったからなのでした。
 ですがやはり四ヶ月も前の話。既にありませんでした。ああ残念。

 折角来たのだからと、「ディズニー・マーカンタイル」も覗いてみました。
 ホテル内のショップって割と人も少なめだし、ディズニーリゾートの代表的なお土産が厳選されて売られているしで、結構穴場ですよね。
 まるでお重箱のようなケースに入ったお煎餅が気に入ってしまい、購入。
 以前職場でお世話になった方へのお土産にすることに。


 ファストパスの指定時間になったので、ランドへ再入場し『モンスターズ・インク“ライド&ゴーシック!”』へ。
 ここでようやく職場の皆さんと一緒にアトラクションを楽しむことが出来ました(苦笑)。
 前回は3匹見つけた東京ディズニーランド限定のモンスター“ロッキー”も、全部見つけられましたよ~!


 そんでもってまた解散。(う~ん、何度も集合&解散する旅行班だこと
 またまたタイミングばっちりだったので、『ハピネス・イズ・ヒア』を鑑賞しに前回と同じ鑑賞場所へ移動。
 前回は動画のみだったので、今回は写真撮影に専念。
 というわけで、パレードの写真をズラズラっとですが載せておきますね。

  まず先頭はグーフィー。

 

  最初は音楽をモチーフにしたユニットから。

  ダンサーさん達の衣装って、ほんと各テーマを見事に表現してますよね~。

 
 ピノキオ達のフロート。楽しさ満載といった感じです。

 

 
 
 


  結構好きなこのフロート。マリーら猫さん3匹とバイオリンって・・・可愛い。

  そしてスティッチ。ここからディズニーの仲間達の友情をイメージしたユニットへ。

 
 『ファインディング・ニモ』ですね~。

 


 
 お次は『トイ・ストーリー』。

 

 

 

  『アラジン』のユニット到来です。

 

 

 

 

 

 
 
  やってきました。ディズニープリンセス達の優雅なユニット。

 
 ディズニーランドパレード初登場のプンツェル。

  最初「どこの子?」と思ったけど、白鳥のフロートを見て分かりました(笑)。『みにくいアヒルの子』ですね。
 
 個人的にとてもいいセンスだと思うこの衣装。

 

 
 タンポポの綿毛がイメージされたこの衣装も、夢溢れて可愛らしい♪

 

  そして『ふしぎの国のアリス』のユニットが。

 

 

 

 

 

 

 

 
 来ました。『クマのプーさん』のユニットです。ラビットかわい~。(←ウサギ大好き)

 

  このフロートも好きですね~。

 

  特に好きなのが・・・。 

 

  この部分(笑)。

 

  遂にやって来ました!ラストにしてメインのミッキー達のユニットです!!

 

  やはりラストのユニットだけあって、華やかさ溢れてます。

 


 


  カストーディアルさんあってこそのディズニーですよね☆
  

 

  シンデレラ城とミッキー&ミニー。

 

 

 

  やっぱりミッキー達のフロートは大きい~!豪華~!凄~い!

 

  最後の最後まで忘れずに(笑)。


 『ハピネス・イズ・ヒア』も堪能し、最後にと向かったのはシンデレラ城。
 

 お目当ては…。
 
 『シンデレラのフェアリーテイル・ホール』!
 

 ここも以前から気になっていたんですよね~。

 

 展示用のガラスの靴。
 

 天井には幾つかのシャンデリアが飾られてあるのですが、いずれもデザインが違うとのこと。
 でもやっぱり、ホールのこれが一番圧巻でした!
 

 そのホールには体験用のガラスの靴も。
 試さなかったけどね(爆)。
 

 ここはまさに『シンデレラ』のアートギャラリー。
 女の子の夢を余すところなく叶えてくれる空間といった感じでした。


 帰り時間も近づいてきたため、すぐにランドを出られるよう「ワールドバザール」に向かっている途中・・・。

 カモさん発見!!
 

 ちょこちょこv
 

 キミは何て名前?
 

 かわい~v・・・けど、もう行かなくちゃ。またね~。
 


 「アイスクリームコーン」にてアイス[ダブル]を買い、残りの時間はテラス席でアイスを食べながら、ゆっくりまったり。
 ・・・にしても、ここのアイスって一般のアイスの1.3倍くらい大きいのですね(汗)。
 時間に余裕が無かったら、ちょっぴり苦行になってたかも(爆)。


 そうこうして、とうとう帰る時刻になったためランドを去ることに。
 今回も沢山のハピネスをどうもありがとうー!! 
 

   

またお会いしましょう!・・・近いうちに。(←!!!???

 

  そして舞浜駅にて職員の方々と合流し、東京駅で歌舞伎の班の方々とも合流。
 こうして無事に戻り、今年の職員旅行は終わったのでした。

 天候は今一つ恵まれなかったように感じたものの、こうして振り返ってみると、1日目の夜の屋形船の時は雨に降られませんでしたし、2日目のディズニーも雨のお陰で待ち時間がかなり短くなってくれて、結果的に色々楽しめたので良かったと思います(しかも自由に行動できたし)。


 これで今年の職員旅行のレポートは終わりです。
 ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました!!