あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス』プレイ日記 ~KHFM(7)~

2018-08-28 21:00:00 | キングダムハーツ

 [トラウ゛ァースタウン]の“鍵穴”も封印したソラ達。
 ナビゲーショングミをシドが取りつけてくれたお陰で新しいワールドに行けるようになりましたし、早速向かいましょう。

 

 そこは何処かというと―――

 

 

 

 はい!「アラビアンナイト」がモデルの、ディズニーの名作『アラジン』!
 その世界[アグラバー]です!


 しかし、既にここも敵の支配下に・・・。

 

 ここの世界の“鍵穴”も探しているマレフィセント。
 そしてジャファー。(+イアーゴ) 

 

 彼らは同時に、この世界の王女ジャスミンも探していました。
 なるほど。アリスに続き、どうやらジャスミンも「プリンセス」のようですね。流石はディズニー公式プリンセス☆

 ここで彼らが「プリンセス」を集める理由が明らかに。



 「最後の扉」?
 なにそれ。

 っていうか、扉を開けるのは“鍵”を持つソラだけじゃないの?

 そして「プリンセス」は全部で七人いる模様。
 今後は彼女らを「セブンプリンセス」と呼ぶことにします。



 そんな彼らの会話をこっそり聞いていたのが、当の「セブンプリンセス」の一人、ジャスミンでした―――

 

 

 

 それから少し遅れてソラ達も到着。
 ジャファーによって住人がいなくなってしまったアグラバーを探索することにしましょう。
 住人の代わりにハートレスはワサワサ出てくるけどねっ。

 このワールドは屋根の上に上がったりと、探索がちょっと面白い所ではあるのですが、足場が悪いというのが厄介なんですよね~。
 ことハートレスの襲撃に遭うと尚更。



 アラジンの家に行くと、身動きが取れなくなっている魔法の絨毯を発見。


 助けると、絨毯はお辞儀をして外へ飛び立っていってしまいました。
 何処へ行っちゃったのかな?

 それと、ここには街の通路が開ける鍵穴があるので開けておきましょう。
 タンスの裏に隠れているのでご注意を。


 そんな鍵穴はアラジンの家と街中とで、計三ヶ所あります。




 引き続き街を探索していくと・・・

 ジャスミン発見!


 ジャスミンからアグラバーの現状や、その元凶がジャファーであること、そしてアラジンが助けてくれたこと等を聞くソラ達。
 そこに現れたのがジャファー。 

どうでもいいけど、どうして悪役って毎度高い所から現れるんでしょうね。(←ホントどうでもいい)

 

 ジャスミンを逃がし、ソラ達はハートレスを撃退。
 ですがそのドサクサに紛れて、ジャスミンが行方不明になってしまいました。

 街中を探してもいないようなので、砂漠の方に行ってみることにしましょうか。
 ・・・暑そうでイヤだけど。(※リアル世界は猛暑真っ只中)

 
 すると砂漠には絨毯が。
 どこに飛んで行ったのかと思ったら、こんな所にいたのね。
 絨毯に話し掛けると、砂漠を渡った先にある魔法の洞窟に連れて行ってくれます。
 これでミイラになる心配なし!(←←←)

 

 
 魔法の洞窟前に辿り着くと、流砂に呑まれかけているアラジンが。
 助けたいのですが、沢山のハートレスに囲まれてしまいます。

 するとアラジンは立ち上がり、魔法のランプを掲げます。流砂に呑まれかけてたのに。

 

 はい!ランプの魔人ジーニーのご登場ー!! 

 一つ目の願いとして、ジーニーはハートレス達を追い払ってくれました。
 ジーニーの力ってハートレスにも通用するんだね。凄いね。



 場所を変え、アラジンにどうして魔法の洞窟にいたのかを聞くソラ達。
 アラジンは洞窟のお宝の力でジャスミンを助けようとしていたのでした。
 そのお宝というのが魔法の絨毯と、願いを叶える魔法のランプだったという。

 

 

 ここからは原作もしくはジーニーファンは必見!
 原作の目玉の一つである、ジーニーの超ハイテンポなサービスアクションが見られます。
 山寺さん凄いなあ~。(中の人で言うな)


 一つ目の願いはさっき叶えたため、残る願いはあと二つ。
 そのうちの一つを使って、アラジンはお金持ちの王子になろうとしていました。ジャスミンに相応しくなるために。
 あ、ここは原作の通りですね。

 早速叶えようとするジーニー。
 え?30分も掛かるの?(←ジョークに決まってんでしょ)

 同じくアラジンもジョークが通じず。
 ドンマイ、ジーニー(苦笑)。

 でもその願いは保留となり、まずは急いでジャスミンを助けることに。




 街に戻る途中で、ジーニーの宿命を知るソラ達。

 

 
 無敵の力を持っていながらも、自由は全くない。
 それがランプの魔人の宿命。

 アラジンはそれを聞き、王子になる願いを諦め、三つ目の願いを使ってジーニーをその宿命から解放することを約束してくれるのでした。(^^)





 かくして街に戻ったソラ達一行。
 まずはアラジンの家に行きましょう。
 でないと先へ進めないんだなこれが★

 するとここで、ジーニーが気になる発言を。

 どこで?どこで?
 でも遥か昔の事なので、記憶が定かではないとのこと。
 なんだよもう~。



 ほとんどの道が塞がれているため、屋根の上を飛び移って王宮前へ。


 いた!ジャスミン!
 しかもジャファーも!

 生憎ジャスミンは人質になってしまい、ソラ達は手が出せなくなってしまいますが・・・
 ここでこそ二つ目の願いの出番です!


 

 ジーニーがジャスミンを助け出し、形勢逆転!

 かと思いきや。

 

バカーーー!なに盗られちゃってんのーーー!!

 


 再びジャスミンはジャファーの手に落ち・・・というかツボの中に落ち(笑)、ポットセンティピートとのバトル開始です。

 


 倒しはしたものの、ジャスミンはジャファーと共に魔法の洞窟へ。
 はい逆戻り逆戻り★



 ちなみにアラジンの家に寄ってみると、原作にも登場していた行商人がいて、買い物ができます。
 人ん家で勝手に商売していることにツッコみたい気もしますが。

 しかもコイツは『KH Ⅱ』でも再登場してきます。
 そのうえ・・・いえ、それについてはどうぞ本編をご覧ください。

 



 

 絨毯に乗って、魔法の洞窟までひとっ飛び~♪

 でもって悪い魔法に掛かって襲ってくるタイガーヘッドを叩いて正気に戻して、と。
 うう、ここも足場が良くないんだよな~~~。


 


 ふう。それではいざ、お口の中へ。
 もとい。
 洞窟の中へ。

 



 中が結構広い魔法の洞窟。
 トラップや敵は単体でならそれほど厄介ではないのですが(あ、でもファットバンディットは例外★)、これらが一緒に襲ってくるとかなり面倒くさいんですよね~。
 何度も言いますが、足 場 が 悪 い し!(怒)

 

 

※たまたま撮れた、アビリティ【スタンインパクト】発動の瞬間。

 

 宝箱を開けようとすると、ハートレスが襲ってきて谷底へ真っ逆さま★
 ハートレスに気を取られると、トラップに引っ掛かって谷底へ真っ逆さま★

 ま~~~初プレイ時はどんだけストレスが溜まったことか。💢



 しかもこの谷底も地味に厄介だったんですよね~。
 暗い上にあまり特徴がない風景なので、一度行った場所かどうか分からなくなってしまうんですよ。
 この作品は地図(マップ)が無いですし。

 

 とにもかくにも、像に触って道を開いていきましょう。

 

 届かない所はアブーにお願い。
 気を付けたいのが、アラジンをパーティーに入れておかないとアブーの協力が得られないこと。
 アラジンは有難いアビリティ【ラックアップ】を持っていますし、基本的にいつもパーティーメンバーに入れておいた方が良いと思います。

 

 この石柱を見付けたら、攻撃を当てて壊しておきましょう。
 でないとボス戦直前で行き止まりを喰らいます★

 

 柱を壊すとイベントシーンに。

 ジャファーは一つ目の願いとして、“鍵穴”を探させていました。
 うなだれるジーニーの背中が、見てて可哀想。
 自分が望んでいない事にも加担しなければならないというのは辛いですよね・・・。

 

 ジーニーによって現れた“鍵穴”は、遺跡の最奥部に。
 なるほど、だからさっきジーニーは“鍵穴”を見た覚えがあると話していたのですね。

 

 

  かくして、ようやく宝物庫まで到着。

黄金に手を出さないソラ達の鉄の理性。(←)





 ま、宝箱はしっかり頂きますけども。(←)



 

 セーブもしっかり済ませ、いざジャファー達のいる広間へ。


 そこにはマレフィセントもいて、ソラ達のことについて話していましたが・・・。
 え?リクに教えていない真実?
 それはマレフィセント達の計画にも関わっている模様。
 その真実とは一体?

 そこへソラ達が現れ、話は中断。(お約束)

 ソラにとっては、これがマレフィセントとの初対面。
 ですがマレフィセントは何も言わず消え去ってしまいました。

 残されたジャファーは「セブンプリンセス」のことについてべらべら暴露。聞いてもいないのに。
 やられ役の典型的パターンにのっとって、さくっと倒しておきましょう。
 二つ目の願いを使われジーニーも攻撃してくるものの、近付かなければほとんど当たりません。しかも時々プライズを撒いてくれるという。ありがとジーニー。(^^)



 無事討伐。
 ジャスミンは気を失ってはいるものの、無事なようで一安心。 

 


 と思いきや。
 退けた筈のジャファーが再び姿を現し、三度目の願いを使ってしまいます。
 そしてジャファーは地下に・・・
 何で地下?(ツッコんじゃダメ)


うわあ。溶岩だよ。めちゃ暑そうだよ。イヤだよ~。(※リアル世界は酷暑真っ只中)(二度目)

 

 

 まあ、そんなことも言ってられないのでいざ突入。
 願いによって無敵の魔人と化したジャファーと勝負です。 

 

 ジーニーもそうでしたが、「無敵」と銘打っているだけあって魔人ジャファーにはトドメが差せません。
 なのでジャファーはこの際無視して、ジャファーのランプを持ったイアーゴを攻撃。
 ここでも足場が邪魔してきますけどねっ。 



 ランプのHPをゼロにすれば、ランプを奪えるので―――

 はい、「お願い」。
 ランプの中に戻りなさい♪




 

 続けて“鍵穴”も封印っと☆


 

 ですが、ジャスミンの姿はどこにも見当たらず。


 しかも洞窟が崩れ始め、脱出を余儀なくされることに。
 ここからの脱出劇はミニゲーム風になっているのですが、結構よくできているなあ~と今プレイしても思います。

 


 なんとか脱出し街に戻るものの、ジャスミンは攫われたまま・・・
 落胆するアラジン。
 ですが。
 最後に残っていた三つ目の願いとしてアラジンが願ったのは
 ジーニーとの「約束」でした。



 晴れて自由の身になったジーニー。
 その上で、アラジンはジーニーに頼みます。ソラと一緒にジャスミンを探してほしいと。

 ですが、ジーニーはもう誰の命令もきくつもりはありませんでした。

 ただし。

 “親友”のお願いは別でしたが。
 


 誰の願いをきくか、自分で決める事が出来る。
 それもまた「自由」というものですものね。(^^)

 

 ターザンの時と同様に、アラジンからキーホルダー≪デザイアーランプ≫を貰いました。
 余談ですが、≪デザイアーランプ≫は各ワールドのキーブレードの中でも一番気に入っているデザインだったり♪

 そしてこれ以降はジーニーが召喚魔法として力を貸してくれます。
 心強い仲間がまた増えましたね。(^^)


 それは良いとして、ちょっと疑問に思った事が一つ。
 アラジンはソラ達と同行するのはダメでしたけど、ジーニーならばOKというのはどういう条件の違いなのでしょうね?
 「世界の秩序を守るため」というルールに基づいているのは分かるのですが・・・。
 生身の人間か否かという点でしょうか?




 ちなみに、洞窟を脱出してから[アグラバー]を出るまでの間だけですが、少しだけ住人の姿を確認することが出来ます。勿論会話もできますよ。

アラビアンな美人さん♪

 

 商売してる人も。

 

お買い物は出来ないんですけどね。(残念)

 

 

 

 一方その頃、ジャファーを失った闇の陣営はというと―――



 ジャファーの代わりにジャスミンを攫ったのは・・・なんとリクでした。

 


 なにやってんのリク!!
 誘拐は立派な犯罪行為なのに!!

 嫌な予感はしていましたが、確実に闇の道に手を染めてしまっている模様・・・。(><;)



 ですがそれには理由がありました。
 リクが闇の勢力に加担したのは、条件としてカイリを探し出してもらうためだったのです。


 約束は守られ、カイリの居場所が明らかに。
 でも・・・。

 

 

 今回のテーマを挙げるとするならば、「願い」でしょうね。
 大切な人を探し出したい
 という点で、同じ願いを抱いていたアラジンとリク。(正確にはソラもですが)

 でも。

 アラジンはその願いを親友に託したのに対し、リクは闇の勢力との結託だったという。
 「願い」を叶えるための手段というものを通して“光”と“闇”の形が示されていた、そんな[アグラバー]のエピソードでした。

 

 

 さて、では次回はクジラのお腹の中を探検することにしましょう(苦笑)。
 それではまた!

 


突然の訃報。

2018-08-27 22:30:00 | 日記

 目を疑いました。

 信じられませんでした。

 『ちびまる子ちゃん』の作者である、さくらももこ先生が・・・!

 え!?そんな高齢でしたっけ!?!?と混乱のまま報道を更に見ると・・・
 まだ53歳・・・。

 早すぎますよ。

 『クレヨンしんちゃん』の臼井儀人先生といい
 『ドラえもん』の藤子・F・不二雄先生といい
 広く、温かく、国民に愛されてきた漫画家さんはどうしてこう早く旅立たれてしまわれるのでしょうか・・・。

 月並みな事しか言えませんが・・・

 これまでお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 ・・・一応、今日発売の『ソーマ』の感想も一言述べておきましょう。

 こりゃあ、今章のキーパーソンは恵ですね。

 (語ろうと思えば、今回の話はそれなりに語れるんです。でも・・・どれだけ考えを連ねても、それらがことごとく裏切られていきそうで気力が湧きません。)


溜息。

2018-08-20 18:00:00 | 食戟のソーマ

 週刊少年ジャンプ2018年38号掲載
 掲載順第16位
 第275話 【そっちの方が面白ぇ】

 

 

 ・・・はい。

 

 

 前回宣言した通り。

 

 

 しばらく『食戟のソーマ』の感想記事は休止します。

 

 

 だって。

 ま~~~~~たはぐらかされてしまいましたから。

 ま~~~~~~~~~~た軽薄な形で。

 

 

 いい加減、辛くなってしまいました。

 好きだった作品に対する不満を、こうも毎回述べることが。

 本当は、「面白かった!!」と笑顔で感想を綴りたいのに。
 ワクワクした気持ちで、次回を楽しみに待ちたいのに。

 今のこの作品は、少なくとも私にとっては、ちっとも面白くありません。

 なので、しばらく筆を休ませていただきます。

 

 

 

 

 といっても、これからも読み続けはしますがね。

 最後までこの作品を見届ける。

 これは、私が己に立てた誓いですから。

 

 

 なので、一言二言程度の規模で来週以降も感想を綴っていく可能性はあると思います。
 「面白い!」と感じた回ならば、これまでと同じように長文で綴っていこうかと。



 『ソーマ』の感想を目的に訪れてくださっている方々には大変急な身勝手さですが・・・、どうかお許し下さい。(m(_ _。)m)

 


『食戟のソーマ』第274話感想。

2018-08-14 21:20:00 | 食戟のソーマ

 世間はお盆休みの真っ只中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 私は日々仕事に励んでおります。
 5~6年に一度でいいから纏まった休みが欲しいと願う今日この頃です。栗うさぎです。

 

 

 週刊少年ジャンプ2018年36・37合併号掲載
 掲載順第17位
 第274話 【“先生”VS“第一席”】

 

 

 流石は創真。
 朝陽がただの「先生」ではないことに勘付きましたか。
 この勘働きの良さは相変わらず侮れませんね。

 えりながこの発言を聞いていたならば、「鈴木先生=才波 朝陽」であることに気付けたかもしれませんが・・・。
 
失神中というのが、都合がいいことこの上ない。

 そして恵は、創真の爆弾発言の真意をちゃんと理解していました。
 その発言までの流れを見ていたからとはいえ、フリーズしなかったのはそのためだったのね。



 そういうわけで当事者を完全にほったらかしにして(苦笑)、創真と朝陽の料理勝負が行われることになったのですが・・・


 なんと、朝陽の秘密を明かす対価として、創真の包丁が賭けられることに・・・!!

 うっわ~~~・・・。創真のこのダークフェイスひっさし振りに見た・・・。



 かくして料理勝負が始まることに。

 ここで、個人的にホッとした事が一つ。
 手ぬぐいを巻けば、創真のルックスはこれまでと全然変わっていませんね。(^^)
 創真はスタジエール編終了後からの髪型が一番似合っていると思っていたので、新章開始に伴うヘアチェンジには盛大に落ち込んだのでした。
 なので、手ぬぐい装着時の容姿だけでもこれまでとほぼ同じだったのは嬉しかったです♪


 今回の勝負は、特に決まったテーマは無し。
 そんな条件の中、創真は何を作ってきたかというと・・・。
 チーズフォンデュロースカツ定食!

 トンカツ定食という創真らしい庶民料理ではありましたが、馴染み深い料理に驚きの要素を加えてくるのもまた創真の料理なわけで。
 その驚きの要素は「チーズフォンデュ」の方にあるのだろうとは予想が付きましたが、「チーズ」だから白いだろうと思っていたソースの色は、なんと黒!
 
お~これは良い意外性ですね。

 
創真の料理の中では久し振りに、食べてみたいかもと思えました。
 連帯食戟での創真の料理はいずれも「盛り込み過ぎ」ていて、味がイメージし辛いものになっていたんですよね。
 でも今回は程良く「イメージのしやすさ」と「未知」が組み合わされた料理になっていたと思います。


 創真の実家『ゆきひら』での技術と遠月学園での研鑽から出来上がったのが、このチーズフォンデュロースカツ定食。
 食べた恵のリアクションはというと、黒いソースにちなんで
 黒ギャル化★
 
・・・まあ、悪くはないんじゃないでしょうかね。
 これはこれで結構カワイイとは思いますよ?
 少なくとも湯けむり温泉編でのあの「黒い」恵よりは数千倍マシです。(第267話



 対する朝陽は、一体何を作ったかというと―――
 なんと、創真と同じロースカツ定食!
 唯一違っていたのはソース。
 創真の方のソースはカツを浸ける形でしたが、朝陽のは最初からカツにかかっていました。
 でもなによりの違いは。
 創真の黒に対して、白!

 城一郎に完勝するほどの実力を持つ朝陽ですから、これを食べた恵のリアクションが相当インパクト大なものになるのは想像に難くありません。
 ですが、是が非でも「おはだけ」だけはしないでもらいたいところ。
 恵を「おはだけ」させるのは創真だけ。
 これだけは絶対に守り通してほしいですね。





 いや~・・・それにしても。
 朝陽が遠月学園に現れてから、ここ最近の展開をずっと「二番煎じ」と言ってきましたが・・・
 ここまで重ね掛けされると逆に興味深くなります。

 第80話で仄めかされた、創真の包丁という“伏線”をまさかここで回収してくるとは・・・!
 全く予想が出来ませんでしたが、展開としては全く無理がありませんね。
 上手い運びだと思います。
 秋の選抜の美作戦で語られた通り、料理道具(包丁)を奪うことは料理人の「誇り」を奪うことと同義。
 そして朝陽は、「城一郎」に纏わるものに執着している人物ですから
 
 ですがそうなると、創真の包丁は「才波」所縁の物となるわけですが・・・果たして。




 今話で第80話の伏線が取り上げられましたが、思えば今回の展開には第150話第162話になぞった展開も一緒に組み込まれていますよね。
 そして、そのいずれの展開においても“伏線”が未処理のままという。
 
 この二つの話を当時読んだ時は、その着地の仕方に個人的に凄く納得がいかなかったんですよ。
 第150話でえりなが創真と城一郎の関係を知った際は、えりなが創真を「聖域の侵害」としてより一層否定と反発を強くしないかと懸念したものの、どーゆーわけかその後も普通に会話。
 第162話のVS司戦でセントラルの目的が「不出来な店を潰すこと」、ひいては創真の実家『ゆきひら』も将来潰される対象になることが判明した際は、創真が負けた場合己を批難しないかと危惧したものの、どーーゆーーわけか敗北してもギャグ調の不機嫌顔になっただけ。
 
 もうね。

 この肩すかしっぷりには、当時かーーーなーーーりーーーの不満の権化
と化しました。(もし当時の荒れ様を詳しく見たいという方がおられましたら、こちらをご覧ください。)

 それをようやく。
 よ・う・や・く。
 正面から向き合ってくれるのでしょうか、ようやく。(3回言った)




 もし。
 これだけ身構えさせておいて、ま~~~~~たはぐらかされたりしたら・・・

 

 

 

感想記事を暫く休止するかもしれません。


 



 

 最初は全く意味が感じられなかったこの勝負でしたが、創真の包丁が対価に懸かった途端に俄然興味が湧いてきました。
 ・・・創真の敗北が極めて濃厚なだけに、尚更。

 この関心が再び裏切られない事を切に祈りながら、次回を待つことにします。

 


『食戟のソーマ』第273話感想。 それと・・・

2018-08-04 12:30:00 | 食戟のソーマ

 毎日『少年ジャンプ +』の方もチェックしている栗うさぎ。
 そんな中、本誌の方で『BOZEBEATS』を連載なさっていた平野稜二先生の最新作が一昨日掲載されていました。
 その作品名は、『勇者ご一行の帰り道』。
 なんとなく興味を引かれ、読んでみたところ―――

 涙腺崩壊。

 確かに作品名にこれ以上ないくらい寄り添った内容でした。
 中盤くらいで“真相”に気付きはするものの、それが尚更主人公ニナの心情を噛みしめさせるものになっています。
 一回読むだけではその良さを理解するには不十分。むしろ二回目以降から本当の意味が分かる作品ですね。
 それぐらい丁寧で深い造りになっていました。
 これほど心に響いたのは、私も「帰る」ということの意味を考える年代になってきたからかも・・・。
 思えば、このブログで主に扱っている作品である『食戟のソーマ』も、『キングダムハーツ』も、「帰る」という要素が一つの鍵として用いられている作品ですしね。
 内容もさることながら、時折挟まれるカラーページもまた印象的でした。
 いや~~~これほど良い涙を流させてくれた漫画に出会えたのは本当に久し振り・・・。
 お勧めです。



 それと、以前附田&佐伯先生も出演なさっていた『ヒット作のツメアカください!』。
 それに今出演なさっているのがミウラ先生なんですよね。
 読んでみて、改めてミウラ先生の凄さを再認識。
 さらっと凄い事実が判明してます。流石は佐伯先生の師匠・・・!
 個人的には“理想病”のくだりがとても共感できました。
 そうなんですよ。
 漫画にせよ、料理にせよ、文章にせよ、良いものを作ろうとすればするほどこの“病”に罹りやすくなってしまうんですよね~。
 作者:天望先生の『ゆらぎ荘の幽奈さん』への見解・感想にも大いに共感し、大いに苦笑しながら楽しく拝読させてもらいました。
 次回も楽しみです♪

 

 

 では『ソーマ』の感想をば。
 今回は短いです。

 

 

 週刊少年ジャンプ2018年35号掲載
 掲載順第10位
 第273話 【もう一人の息子】

 

 

 前回の『食戟のサンジ』が冒頭カラー2ページだったというのに、引き続き今回もセンターカラー。
 集英社さん、どうか佐伯先生に夏休みをば(懇願)。
 そして附田先生にもどうか休養をば・・・!(←目次ページ見て青ざめた人)

 そんなセンターカラーは、恵とえりなによる海辺のシーン。
 ダブルヒロインということで、佐伯先生はこの二人を一緒に描く場合共通性もしくは対照性を意識した描写をしてくることが多いですが、今回は二人ともツインテールという共通性を持たせています。
 特に恵のツインテールは初という事もあって新鮮な限り☆

 ・・・え?
 「もう片方」の感想はどうしたって?
 じゃあ述べさせてもらいますけども・・・・・怒らないでくださいね?

 ぶっちゃけ、ヘアチェンジした現在の彼女の髪型は
 重い
 と思っています。(←ぶっちゃけすぎだバカヤロー)

 でも、こうやってアップにすればバランスが取れるな~とは思っていたり。


 


 本編。

 おやまあ。
 
 第162話の司戦だけでなく、第150話の爆弾展開の二番煎じでもあったとは。

 

 今回の展開は、正直言って

 

 

 

ふ~~~~~ん。
(棒読み&余所見&耳ほじ&欠伸)

 

 

 

 としか思えませんでした。私はね。


 これはきっと、恵が対象になっていても同じ感想になっていたと思います。

 これは完全に私個人の好みの話なので申し訳ないのですが、私はこういった“誤解”によって巻き起こる恋愛沙汰ってかなり嫌いなんですよ。
 「なんでそうなる💢と、見ててかなりイライラしてしまうタイプなんです。(私がラブコメオンリーの作品に対して基本辛口なのはこのためです)

 それとはまた別に、私にとって創真は「無遠慮に発言しているように見えて、実は言葉選びを常に気遣っている人物」とずっと尊敬していたこともあって、今回の誤解しか招かない発言に落胆してしまった、というのも原因にあります。



 そういうわけで、とにかく早々に今回の“誤解”は解消してもらいたいところ。
 長く引っ張れば引っ張るほど、周囲が混乱するだけですし・・・
 なにより、えりなが傷付くだけになるんで。

 

 

 そもそも。

 

この勝負にほとんど意味なんてありませんしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて。

 それでは本番へ入りましょうか。

 なにが本番かって?

 それは勿論♪

 

 

 今週の『ゆらぎ荘の幽奈さん』感想

 

 

 もうもうもう!

 もうもうもうもうもうもう!!

かるら良い子すぎるだろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

o(><o))((o><)o)(o(><o))((o><)o

 

 つくづく思います!!
 かるらを好きになって良かった・・・!


 この作品の登場人物って優しい子がほとんどなだけに、正面からピシッと叱れる子って貴重なんですよね。
 そういった厳しい役目をしっかり担える子がかるらなんですよ。
 本当に、かるらは「人の上に立つ者」であり「一人の女の子」でもあるという、「高貴さ」と「健気さ」が凄く魅力的に融合しているキャラクターだと思います。

 

 そんなかるらだけでなく、呑子さんも大活躍。
 十升が全力かと思っていたら、まさかの千升・・・!(ひーえー)
 なんだかんだで呑子さんもまた隠れた実力者の一人でしたが、これほどのものだったとは。
 なのに宵ノ坂の家とは勘当しているんですよね、この人って。
 これほどの才能の持ち主ならば尚の事、「家」のしがらみは大きかったでしょうに・・・。
 彼女のドラマもかなりのものがありそうです。

 そんなわけでバトルがいよいよ宇宙規模(笑)になってきましたが・・・

 師匠さんもまだ全力を出していませんよね。
 それに、いくら呑子さんも戦闘経験アリとはいえ、戦歴は師匠さんの方が圧倒的に上。
 まだ形勢逆転とは言えないでしょう。


 ・・・それと、思ったのですが・・・。


 おかしいですね、呑子さん。


 私から見て呑子さんは、普段の態度はだらしないものの本当はゆらぎ荘の住人の中でもトップクラスの思慮深さと器を持つ人物だと思っています。
 なのに、師匠さんにあれほどケンカ腰の態度をとるなんて・・・。
 いくら相手が、可愛がっているコガラシを吹っ飛ばしたといえども。大切な“家族”である幽奈を消滅させようとしているといえども。
 これはちょっと、呑子さんにしては短絡的な対応の仕方なのでは・・・。

 師匠さんが霊装結界を修復した時のあの横顔といい、ひょっとしたら呑子さんは、何かを既に察知しているのかもしれませんね。
 師匠さんが話し合いでは簡単に引き下がらないであろうことを。力づくでしか止められないであろうことを。

 それを考えると、やはり師匠さんは・・・。




 そして、ここまで呑子さんが出し惜しみなしの大バトルを披露してくれているならば、本命主人公のコガラシに期待が高まるのは必然なわけで。

 師匠さんは自分と別れてから修行してないだろ?とか言ってましたが
 んなわきゃないでしょ。
 何話だったかは忘れてしまいましたが、かつてコガラシは千紗希に言ってましたよね。
 憑りつかれた幽霊達から仕込まれたスキルを発揮することは、彼ら幽霊の供養でもあると。
 ならば勿論。
 師匠さんから仕込まれた八咫鋼の力はずっと磨き続けてきたはずです。
 コガラシならば、きっと。

 そもそも、師匠さんが成仏しない原因の根底にあるのはコガラシへの心配です。
 幽奈と蛾爛洞との関係の解明。
 信頼できる仲間達。
 そして何より、コガラシの成長。
 それらをもって、是非師匠さんを安心させてもらいたいですね。



 それにしても今章はこれまで丁寧に張ってきた伏線を見事に回収してくれていて、読んでてとっても面白いです!!(><)
 各キャラクターも、それぞれが「その人物だからこそ出来る事」をフルに用いて活躍してくれているのが素晴らしい限り!!
 もはやちょっとした総力戦とさえ言える展開にワクワクが止まりません。
 ハッキリ言って、今の展開はどれだけ女性キャラの露出が多かろうが「それがどうした」と思えるほどに、王道の面白さがお色気のインパクトに勝っていると思います。

 

 どうしよう・・・単行本買っちゃおうかなあ~。