あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第227話感想

2017-08-27 23:50:00 | 食戟のソーマ

 週刊少年ジャンプ2017年38号掲載
 掲載順第8位
 第227話 【2nd BOUTの行方】

 

 

 

 全選手の料理を一度に審議することになった2nd BOUT。
 審査員達は、まず久我達反乱軍の料理を口に。

 

 

 ・・・あ・・・。

 久我達の方から先なんだ・・・。

 

 

 かくして、評価はというと・・・

 期待通り上々。
 惜しげもなくおはだけも披露され(苦笑)、大絶賛されます。



 次々に解説される美作・女木島先輩・久我の料理。


 美作がアレンジの一貫である軍艦巻きを作る際に取り出していたもの。
 それは久我へのサポートの際に作っていた燻製醤油!
 ・・・!(・・)
 
予想当たってもーた・・・。


 それは「究極のネギトロ卵かけご飯軍艦」でした。(ちと長い名前だな・・・と思ったのはここだけの話)
 燻製醤油で和えたネギトロの上に乗っていたのはなんとメレンゲ!
 さらにその上にうずらの黄身を乗せることで、あの小さい一貫の中でネギトロと卵かけご飯を同時構築させたという。
 メレンゲ・・・といえば・・・。
 秋の選抜でタクミと闘った時も、美作は別立て法(ビスキュイ)を用いる際にメレンゲを作っていましたよね。
 やっぱり!
 美作はこのアレンジに、創真、そしてタクミとの勝負の際に用いた己の技を用いてくれていたわけです!!
 くうう、粋すぎるぜ美作!(><)



 そして女木島先輩のラーメンはというと、テーマである唐辛子はラーメン自体には加えられておらず、添え物のペーストの方に大量に用いられていました。
 そのペーストとは、北アフリカ発祥の調味料である『ハリッサ』。
 ハリッサですか!懐かしいですね。
 創真も思い出していた通り、城一郎がかつて極星寮で料理を振る舞った際に作っていた調味料がここで再登場してくるとは。(第41話)
 おっと、「キャラウェイシード」はまだ未解説でしたよね?
 ※キャラウェイシード・・・セリ科。「シード(種)」とあるが、香辛料として用いられているのは果実の部分である。
                クミンと同じセリ科ということもあって外見はよく似ているが、風味は違い爽快な甘い香りと共に穏やかな甘味とほろ苦さを持つ。
                チーズやりんご、キャベツと相性が良く、お菓子や卵料理、シチューなどによく用いられる。お酒の風味付けに用いられることも。
                ヨーロッパでは古くから人や物を引き止めたり結びつけたりする力があると信じられ、盗難防止のおまじないにも使われていた。

 そしてアフリカの要素はラーメンの方にも。
 スープのベースになっていたのは『チキンムアンバ』!
 ・・・!!(・・;)
 
またもや当たってもーた・・・。
 どうしよう、ここまで的中すると逆に不安になってくるんですけど・・・。

 スープに大量に仕込まれたピーナッツのコクやまろやかさ等によって、ハリッサ(唐辛子)を足せば足すほど辛さと美味さが深まっていく仕組みになっていた女木島先輩による「アフリカンラーメン」。

 まさに前振りの通り、この世の何処にも無かったラーメンを見事創り出していました!!
 凄 す ぎ る ! !



 そしてそして、実食前に「良くも悪くも未知数」と言われていた久我の料理は、「緑茶黒酢豚」とも言える料理でした。
 ただし「酢豚」といえども、その枠が破壊され、中華だけでなくフレンチの技巧も用いられていたという。
 調理中に黒酢と一緒にバルサミコ酢を取り出していた久我でしたが、それはフレンチのソースである「ソース・オ・ウ゛ィネーグル・バルサミック」を作るため。

 これまでずっと中華(四川)専門の料理人としてその腕を振るってきた久我。
 ですが「司に勝つためにはどうすれば」とずっと格闘し続けた中で見つけ出したのが、自分で作り上げてきた殻を壊すという方法でした。
 だからこそ、これまでの自分だったら到底活かせなかったであろう「緑茶」というテーマでもこれだけの品が作れたと。
 本当に成長したね久我・・・!


 ・・・ですが・・・。
 そんな久我を見る竜胆先輩の表情は・・・。




 こうして反乱軍の審査を終え、次はセントラル陣の審査へ。
 司の品を一口食すアン。

 その途端。

 これまでのどんなものとも違う反応を。



 更にアンに実食を勧める司。
 「俺が困るから」と半強制的に。
 ・・・司ってさあ・・・、普段は弱気で低姿勢なのに、料理が関わる事にはホント自己中になるよね・・・。
 (最近は全く見られなくなったものの)創真も相手に無理矢理ゲテモノ料理を食わせるところがあるけど、それとは全然ニュアンスが違うんだよなあ・・・。

 口にするアン。

 そして・・・。





 電光表示板に示される、2nd BOUTの結果。

 全カード 3-0により・・・

 

 

セントラル陣の完勝。
 
 


 

 


 

 

 

 

茫然・・・。

 

 

 

 

 反乱軍の方から審査が先と知った時点で、嫌な予感はしていました。
 俯瞰的に考えても、この結果は全くおかしくありません。

 けれど。





 納得はすれども、やはりこれほど悔しさを感じるのは・・・やはりそれだけ反乱軍達一人一人の掘り下げが大変見事だったからに他なりません。
 久我はこれまでの自分優先な姿勢を変え、仲間達の事を信じ、考えられるようになってくれて。
 女木島先輩は戦いに辟易し、自分の道のみを守ろうとしていたところを全力で闘ってくれて。
 美作は仲間達への借りを返さんと、体に負担をかけても己のスキルを更に磨き上げてくれて。

 三人とも、仲間達のためにと、とても頑張ってくれたというのに。

 本当の本当に、彼らの気概は、姿勢は、非の打ちどころが無かったと思います。
 負ける要素なんて全く見当たりませんでした。



 となると、敗因は技術的な面になるのでしょうが・・・。
 彼らの料理はいずれも大変素晴らしいものばかりでしたよね?

 特に女木島先輩の場合は、竜胆先輩とはたった一席分しか席次における差はないというのに、どうして「3-0」なんて完封負けを喫することになってしまったのか非常に不思議なところ。
 取り敢えず私の視点から敗因を探すとすれば・・・。

 反乱軍の料理は、いずれもテーマ食材がメインになりきれていなかった・・・とか?

 女木島先輩のラーメンは唐辛子要素であるハリッサが添え物になっており、その添え物(唐辛子)を加えずともラーメンとして既に成立してしまっているんですよね。
 過去の例を出すならば、秋の選抜でアリスが出した手鞠寿司が「弁当」というテーマではなく「寿司」というテーマでも出せた品であった、と評されていたケースと似たような事になってしまっていたのでは。

 そして久我の場合も、素材至上主義の司の料理と比べれば、残念ながら緑茶の主役性が及ばなかったのでは。

 美作の場合は・・・。
 これが一番言い辛い・・・というか言いたくない・・・。
 ・・・アレンジの軍艦巻きが、逆に一皿全体のバランスを崩してしまった・・・のでは・・・。
 斉藤聡明の寿司は十貫で構成されており、そのいずれもまぐろを活かす加工が施されていました。
 ですが、美作が追加した軍艦巻きは「卵かけご飯」というまぐろ以外の要素が追加されてしまっているという。



 反乱軍は、皆仲間達のためにと頑張ってくれる素晴らしい人達ばかりです。
 対してセントラル陣は、基本的に自分の料理の事だけを考えている面子がほとんど。
 今回の勝負は、そんな敵側の自己主張の強さがそのままテーマ食材の主張の強さとして反映されたのではと、個人的に考えています。





 さて・・・これにて一応5対5のイーブンに戻ったわけです。
 次なる闘い、3rdBOUTは翌日になるようですね。

 取り敢えず、次からの闘いにおける不安はさほどありません。(吉野や青木&佐藤らはお通夜のような状態になってそうですけど)
 反乱軍にはまだ、えりなや一色先輩といったさりげないダークホースがいますし、それに・・・。
 「連携」という起死回生の手段もありますし。
 美作の時に作中では散々連携云々と言っていましたが、あの連携の仕方はハッキリ言って不充分な形でしたからね。(美作には申し訳ない限りですが)
 第200~203話で行われた城一郎達との紅白戦で行われたような連携の仕方が、実力差をひっくり返す可能性を生んでくれることと思います。
 美作が敗れた今、「サポート」として秀でてるのは創真、そして恵。
 3rdBOUTは彼らが出ることになるのでしょうか?






 大きな衝撃と悔しさを味わされた今回。
 果たして反乱軍はどんな夜を迎えることになるのでしょう。

 願うのは、「負けたからハイ終わり」にはならないでくれること。
 勝負の場には出られずとも、アドバイスなり何なりで創真達の力になれることはまだこれからも沢山あります。
 郁魅やアリス達も、応援するだけでなくもっと何らかの形で創真達の力になってくれることを期待します。
 勝負はまだ終わっていないのですから。

 


『キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス』プレイ日記 ~KHFM(5)~

2017-08-19 10:10:00 | キングダムハーツ

 [ワンダーランド]で出会ったアリスの安否が気になるものの、他の世界に行くことにしたソラ達。

 ゲームとして順当に進めるならば、次は「神話の世界」なのですが・・・敢えて先送りさせて頂きます。
 理由は、この時点ではまだ「鍵穴」を閉じられないから。(=ワールドクリア出来ないから)
 ワールドクリア出来る段階まで進んでからプレイ感想を述べたいと思います。





 かくして新たなワールドを訪れたソラ達。

 ですが、ここでトラブル発生。
 この世界には王様はいなさそうだから、という理由で着地する必要は無いとドナルドは判断。
 でも王様はいなくてもリクやカイリはいるかもしれない、という理由から着地をソラは主張。
 そんな押し問答の挙句・・・


あ~れ~~~。

 

 

 

 木上の家に墜落する子が一人。


(落ちてるの見えます?)

 

よくまあ落っこちる主人公だこと。

 

 ドナルド達とはぐれてしまったソラ。
 そこに突然襲い掛かってきたのはサボ―!

応戦!応戦!

 

 この闘いも勝とうが負けようがストーリー進行に支障はありません。
 どちらにせよサボーの狡猾さによって、ソラは窮地に・・・!



 そこに鮮やかに現れたのは―――

待ってました!ターザン!




 サボーを追い払ってくれたターザンに、ソラはお礼と共に友達の事を尋ねてみます。
 ドナルドとグーフィーの事を・・・

 言いかけて、躊躇するソラ。

 自分が探している「友達」はリクとカイリの筈なのに・・・。

 

え・・・?



 

 言葉があまり通じない中、「※&&×%」という、意味不明な言葉を発するターザン。
 どうやらそこに「友達」はいる模様・・・?

 こうしてソラはターザンに案内してもらうことに。
 ソラって結構誰とでもすぐに打ち解けあえる子ですよね。

 

 

 眼下に広がるのは、一面の密林。

 
そう。ここは・・・

『ターザン』の世界[ディープジャングル]!!

 

 


 一方、ドナルドとグーフィーはというと・・・


 ソラを心配するグーフィーですが、ドナルドはおかんむり。
 と、そんなドナルドに・・・?

タークとの衝撃の出会いが(笑)。



 逃げ去る時に、何かを落としていったターク。

 そこへ姿を現したのは・・・
 出た。クレイトン。

 


 ひょっとしてドナルドとグーフィー、ピンチ!?
 だって彼らはアヒルとイヌ。(おい)

 

 

 ソラの方はというと、パーティーにターザンが加入。
 下に降りる前に木上の家を軽く探索。

う~ん、絶景かな絶景かな♪

 

 そんな絶景が拝める屋根には、墜落時にソラが空けた穴もちゃんとあります(笑)。


 さて、それでは下界へと向かうことにしますか。
 下へ、下へと下っていき・・・



 ひゃ~~~爽快!!

 

 この「ターザンスライダー」は原作の魅力をまさにフル活用していますよね!
 私も原作を初めて見た時は、木々を“滑る”というあのスピーディーな表現には大きな斬新さを抱きましたっけ。



 こうしてキャンプ場に到着。

 

あ。原作でもあった、ジェーンが描いたターザンの絵だ。 


 



『美女と野獣』からゲスト出演???

 

 他にもここではお料理や実験も行なえますが(ハイポーションやエーテルが手に入ります)、それはひとまず置いておき、テントの中へ。
 
そこでジェーンとご対面。

 

 するとそこへ、クレイトンに連れられてドナルドとグーフィーが!
 よかった、狩られてなくて。(をい)


 こうして無事に再会できた三人。

 


 ・・・☆

 

 ・・・☆

 

((ぷいっっ))


 ここ一連のシーンを見て、「ときど~き あっちむいて ぷん♪」というフレーズが浮かんだ人は私だけではないと思いたい。(←その世代)



 ターク
が去り際に落していった物体。
 それはグミブロックでした。
 グミブロックはグミシップの材料であり、それがこの世界にあるという事は、外の世界からの来訪者がいたということ。
 つまりは、王様がこの地を訪れた可能性が・・・!?


 そういうこともあって、ドナルド達もソラ達と一緒にこの地を調べることになりました。
 取り敢えず、ね。(苦笑)





 あらあら~ おやおや~ それからどんどこしょ~~~♪ (←その世代なんです)





 
事の成り行きをジェーンに話したところ、スライドをターザンに見せて言葉を学習させれば意思疎通が出来るのでは、と提案されます。
 キャンプ場の至るところに散らばっているフィルムを集めて、いざ撮影会。

 そんな中、一枚のスライドに不思議な感覚を抱くソラ。


 その感情は―――懐かしさ。


 でもソラは故郷の島から一度も出たことはなく、こんな大きなお城は知らない筈なのに。
 その気持ちはやはり・・・「あの子」によるものなのでしょうか?
 う~~~ん、それにしても何なのでしょうね、このお城は。
 シリーズ中でもまだ登場していませんし・・・。
 ・・・してませんよね?(※栗うさぎは『Ⅰ』・『Ⅱ FM+』・『358/2Days』・『Re:coded』しかプレイしていません)



 一通りスライドを見せ終えても、大した収穫は得られず。(いえ、個人的にはソラのあの反応は非常に大きな収穫でしたけど)
 残る手がかりはターザンの家、つまりゴリラの巣しかないとクレイトンは言い、ターザンに自分達を案内するよう要求してきます。
 クレイトンはともかく、ソラを思い遣ってくれたターザンはゴリラのボスであるカーチャックを説得しに行くことに。



 ちなみにこの時点ではまだハートレスは出現しませんが、時々サボーが襲い掛かってくるのでご注意を。

 

 ツタをよじ登り。

 

 ツタを飛び移って。


 カーチャックの元へ。

 

 彼らは自分と同じ。
 だから自分は・・・、彼らの力になりたいとカーチャックに話すターザン。
 ターザン、キミほんと良い奴・・・。(><。)
 ゴリラの群れの中で自分一人だけ人間という孤独をずっと味わってきただけに、同じ存在に対する思いが強いのでしょうね・・・。

 ですが、話の途中で立ち去ってしまうカーチャック。
 聞く耳を持たなかったわけではなく、何かを察知したからの模様。

 カーチャックが気にしていた木上の家へソラ達も向かってみると・・・。
 タークに銃口を向けているクレイトンが!!

こらーーー!!(byドナルド&栗うさぎ)


 危機一髪。
 ドナルドのファインプレーのお陰でタークは無事でしたが、カーチャックは人間に対する不信感を一層強めてしまいます。
 なんてことしてくれたんだクレイトン!!ターザンの純粋な気持ちを裏切りやがって!!(怒)

 

 当然のことながら、ジェーンから金輪際決してゴリラ達には近づかないようにと釘を刺されるクレイトン。
 強い不満と怒りを抱きながらクレイトンはテントを後に・・・

 とそこへ、不穏な気配と共に・・・


 ハートレスが出現!



 ゴリラ達を助けたり、攫われたジェーンらを助けたりと、ソラ達はジャングルを行ったり来たり戦ったり。

 この地に降りた時からしつこく狙ってきたサボーにも、ようやく引導を。

 そしてこの混乱の元凶がクレイトンであるとようやく突き止めるのですが・・・
 なにやらそのクレイトンも様子が・・・?

 

 ステルススニークと組んで攻撃してくるクレイトン。
 人に向かって銃なんか撃つんじゃねえよ。
💢
 ということで、こっちも遠慮無しにメッタ打ち。(←)

 

クレイトン単独でもメッタ打ち。

 

ステルススニーク単独でもメッタ打ち。

 

 「プラウドモード」ということでこれまでずっと苦戦しっぱなしでしたが、ようやくここらあたりからさほど苦労せずにボスを倒せるように。
 最後はクレイトンもステルススニークも共倒れとなりましたとさ☆

 そして
癒しの魔法【ケアル】をゲット!よっしゃ!
 
やっぱり回復魔法があるかないかでは安心感が段違いですからね。



 そんな一部始終を見ていたカーチャックは、
少々手荒に(苦笑)、ソラ達を自分達の住処に運んでくれました。
 どうやらソラ達を信用してくれた模様です。
 ありがと。(^^)

 
 こうして滝の裏へ。



うわ~マイナスイオン凄そう~。(←)

 

 所々にある宝箱をしっかり開けつつ(笑)、上へと上っていくと・・・

 

 神秘的な場所に辿り着きました。

 

 ここでターザンが口にしていた「※&&×%」という言葉の意味が明らかに。
 「※&&×%」とは、「こころ」。
 ターザンは、リクとカイリは心の中にいるということを伝えたかったのでした。


 ターザンは言います。
 友達は心が同じ。
 心が無いと友達が見えない。
 心が無いのは独りぼっち、と。
 
 ターザンとても良いこと言いますね。(^^)

 っていうか。

 これって「心が無い⇒ハートレス」と置き換えて考えると、かなり重要な台詞なのでは。


 互いに反省し、謝るソラとドナルド。

 

 うん、そうだね!!(^^)

 ・・・でも。

 この頃からもう、彼らは仲間“だけ”の関係ではなくなっていたんですけど、ね。(^^)




 こうして全て丸く収まり、「鍵穴」も閉じて[ディープジャングル]も無事クリア。

 しっかし綺麗な蝶々さんだこと・・・☆

 

 

 

  ソラはターザンから友達の証として、キーホルダー≪ネイティブワーク≫を貰うのでした。

 

 この「キーホルダー」って、もの凄く巧いゲーム設定ですよね~!
 ソラの武器は「キーブレード」という“鍵”。
 その“鍵”に装着することで形や能力が変わるアイテム、ということで「キーホルダー」を用いるとは。
 武器のパワーアップはゲームにおける必須要項ですが、これは凄い腑に落ちる形だと思います。





 こうして、ターザン達との絆を得たソラ達は次のワールドへ。
 仲直りして早々に、またもてんやわんやを繰り広げながら(苦笑)。

 

 

 

 そんなソラ達を監視していたのは、闇の勢力。
 ソラが世界の「鍵穴」を封印していっているのは厄介なものの、彼らにはもう一つの目的がある模様。
 それは「プリンセス」の収集。
 そしてまた一人、捕まったプリンセスが・・・

 

 

 アリス!!?

 

 

 

 さて、それではグーフィーも提案していたことですし、一旦[トラウ゛ァースタウン]へ戻ることにしましょうか。
 それではまた!

 


『食戟のソーマ』第226話感想

2017-08-14 12:30:00 | 食戟のソーマ

 なんだか今週号のジャンプは
 『ソーマ』⇔『鬼滅の刃』で「遊女」
 『ソーマ』⇔『Dr.STONE』⇔『ぼくたちは勉強ができない』で「ラーメン」
 といったように、随分と共通点が多かったような・・・。

 

 

 

 


 週刊少年ジャンプ2017年36・37合併号掲載
 掲載順第4位
 第226話 【揃い踏む時】

 

 

 

 初っ端から失礼します。

 

 

麗うぜぇ。💢

 

 

 ここ最近静かで爽快に読めていたというのに、ま~た不快極まりない発言再開です。

 斉藤綜明の寿司技術を「一朝一夕じゃ入り口にも辿り着けないほど険しい道」だの、美作を「見よう見まねで美味い寿司が作れるわけがない」などと散々まくし立ててますけども・・・。

 

おめーらも薊政権の名のもとに高等技術を見よう見まねで習得しようとしているじゃねーか。💢 

 

 と、大音量のスピーカーで怒鳴りつけてやりたい。


 素晴らしいところが沢山あるこの作品ですが・・・この強すぎるヘイト描写は大きな欠点ですよね・・・。
 折角のワクワクした楽しい気持ちが酷く冷めてしまいます・・・。





 そんなわけで。



 美作さんありがとうございました♪



 でも少しツメが甘いですね~。
 麗のような悪役なら「完全おはだけ」させてもよかったのに。
 容赦無しの恥辱と侮辱と屈辱を(それぐらいにしとこうかSうさぎさん)


 ちなみに「嫁に行けなくなる」とか言ってましたけど、大丈夫ですよ。

それ以前に誰も貰い手なんていやしないだろーから。





 さて。

 こうして長年の精進がものをいう「寿司」という分野でありながら、トレースの成功をしっかり証明してくれた美作。
 ですが、美作の寿司には斉藤綜明の寿司とは一ヶ所だけ違うところがありました。
 それは、一貫の軍艦巻きが追加されていたこと。
 どうやらその一貫が美作自身によるアレンジの結晶の模様です。

 その勝敗を分けるであろう一貫に、何かを察するえりなと創真。
 不安げな表情のえりなに対し、創真は不安が窺えない表情です。
 それもそうでしょうね。
 えりなは“料理”を見ていますが、創真は“人”を見ていますから。





 双方とも料理が完成し、早速実食に入ろうとしたところ・・・

 ここで一気に残りの選手達の料理も完成!!

おおお~~~!!これは圧巻!!


 
 こういった流れの料理披露は初めてなだけに、非常に新鮮味と迫力がありました!!

 『唐辛子』がテーマの第2カードは、いかにも唐辛子!!といった風情の料理を出してきた竜胆先輩に対し、女木島先輩のラーメンは唐辛子が入っているとは一見思えないような見た目。

 『緑茶(茶葉)』がテーマの第1カードは、酢豚のようでありながら美しく盛り付けられた料理を出してきた久我に対し、湯気の立ったシャーベット?もしくはアイスクリーム?という摩訶不思議な物体を出してきた司。(これは分子料理の可能性が濃厚)

 いやはや、これは王道性や非王道性が入り混じった、個性溢れる料理ばかりですね~!!
 何とも目を惹かれる見開きです!!



 そしてなんと、全選手の料理を一度にまとめて審議することに!
 これはテンポが良い♪



 


 

 

 
 蛇のような周到さの中の、ルビーのような輝く情熱。
 そんな寿司を作り上げた美作。
 この遠月革命編の裏テーマは「自我と情熱」と考えている身としては、この台詞にガッツポーズでした!
 むしろ、ここまでくると
 美作の負ける要素ゼロなんですけど!?
 本気で彼の負けるビジョンが浮かびません。

 それぐらいこの闘いにおける美作の姿勢は、試合前に私が願っていたビジョン通りなんですよね。驚くぐらい。



 そんな風に考えてたらば・・・



 附田先生が美作の模倣スキルを更に極めさせてきた理由が分かった!!ようやく!!


 何度も言ってきたように、美作の模倣スキルは薊政権の教育指針の理想形とさえ言えるもの。
 そのスキルを『閃』という究極域まで極めさせることで、逆に「美作にしか出来ない模倣」にしてくれていたわけですね!

 

 っていうか。

 

そもそもこれ私が言ってたことじゃん!!!

 

 私のバカ!
 何ですぐに気付かなかったアホ!
 附田先生に土下座しなくちゃいけないレベルのマヌケさです。
 本当に御免なさい附田先生。
 そしてありがとうございます附田先生。
 とっても、とっても嬉しいです。(><。)


 模倣の部分では「閃」という進化で、そしてアレンジの部分では「オリジナルの一貫」という形で、両分野で確かな個性を発揮してくれた美作。
 次回以降で明かされるであろう「オリジナルの一貫」に込められた美作の工夫と気概。
 それはきっと、勝利の決め手になる一貫と信じています!!





 さあそして。
 まさかの一斉審議という、一気に畳み掛ける決着の付け方になったわけですが、果たしてどう勝敗が分かれることになるのでしょうか? 
 本音だけで言わせてもらえば、勿論反乱軍の全勝を望んでいますけど・・・現実は甘くありませんからね・・・。

 【第1カード  司VS久我】
 これは司の勝ちでしょう。
 私はこの遠月革命編では「自我」「情熱」を、そして「人を見ることを重要ポイントと考えているわけですが、司に対する久我の見方は大部分が対抗心であり、『司 瑛士』という人物の本質部分をまだ理解していないと思うんですよね。
 なのでここは、純粋に実力差が出る形になるかと。
 美作との連携の部分においても、美作のあの協力の形は久我が必要としているものを代わりに作っただけであり、「美作自身の料理」をぶつけてはいないので・・・。
 言うのが心苦しいですが、あの連携は「久我×美作」という相乗形ではなく「久我+久我」という追加形になってしまっていたと思います。

 【第2カード  竜胆VS女木島】
 このペアは実力差が最も拮抗しているだけに、一番勝敗が読み辛いです。
 本当の本当に、どっちが勝ってもおかしくありません。
 「人を見る」という点においても、女木島先輩は竜胆先輩を、竜胆先輩は女木島先輩を、しっかりと見ていますし・・・。
 どちらが勝とうが素直に納得できるかと。

 【第3カード  斉藤VS美作】
 十傑上位と十傑外の一年生という、これまでの中で最も実力差が大きい対戦ペアと言えましょう。
 ですが。
 上記で散々述べたように、少なくとも私から見る限り美作の負ける要素が全く見つかりません!!
 むしろこれで負けたら茫然です。
 それに・・・。
 この遠月革命編が本格始動した頃、仙左衛門が言ってましたよね?
 「えりなを救えるとすれば、それは創真と、彼らの世代なのだろう」と。(第137話)
 美作もまた、立派な[玉の世代]の一人。
 大丈夫。
 創真が見込んだ料理人である美作なら。
 きっと。

 


『キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス』プレイ日記 ~KHFM(4)~

2017-08-11 17:40:00 | キングダムハーツ

 辿り着いた[トラウ゛ァースタウン]でドナルド&グーフィーと出会い、行方不明のリクとカイリを探しに旅立つことを決めたソラ。

 出発前にドナルドからは炎の魔法の力【ファイア】を。
 グーフィーからはアビリティ【ドッジロール】を貰えます。
 ちなみに【ドッジロール】と【リフレクトガード】はソラのアクションの代表格と思ってます。個人的に。
 レオン達からも500マニーを貰えますし、アイテムや装備を整え・・・



 いざグミシップにて出発!!

 

 

 で。



 「プラウドモード」を選んじまったことを再び大後悔。


 グミシップ移動までも難度が上がるとはね★
 しかも受けるダメージがオリジナル(無印)の4倍。
 それでありながら自機の攻撃力はオリジナルの2/3。
 ふざけんなよ。

 オリジナルをプレイした時はグミシップの改造無しでも余裕で進めましたが、少なくとも今作の「プラウドモード」においては改造は必須になると思います。
 ただでさえシューティングゲームが得意でない私にとって、これは苦痛のハンデでした。



 悪戦苦闘の末・・・

 

や、やっと着いた・・・!



 序盤からこんなんじゃあ先が思いやられるなあ~、と軽くゲンナリしつつも、気を取り直していざ着陸。

 着いたその世界は―――

 

 

 

『不思議の国のアリス』の世界[ワンダーランド]!

 

 




 不思議な穴をゆっくりと落下して・・・
 着地して早々、ソラたちの目の前を駆けていく白うさぎ。ちなみに私は栗うさぎ。言うと思った



 原作のアリス同様に白ウサギを追いかけてみると、とある部屋に。
 白うさぎは小さくなって扉の向こう側へ消えていってしまいました。

 原作を知っていればどうやって小さくなるかはすぐ検討がつきますが、生憎ながらソラ達は分かりません。
 そんなソラ達の会話に入ってきたのは・・・ドアノブ!

 


三人揃ってビックリ☆



 普通なら喋らないものが喋る。
 「普通じゃない」ことが「当たり前」になる。
 それが[ワンダーランド]。



 驚きはしたものの、寝ようとするドアノブにすぐに話し掛けられるソラ達は順応力が高いと思う☆

 




 教えられたとおり、テーブルの上にある薬を飲んで小さくなると・・・

ハートレスの来襲も始まります★


 

 あ。

 ちなみに小さくなってもドアの向こうには行けません。
 向こう側に進むには、小さくなる前にまずベッドを壁に押し込んでおかなければならないという。

 

 こんな風に、[ワンダーランド]は大きい状態だからこそ出来る事、小さい状態だからこそ出来る事を使い分けて進んで行くことになります。
 そんな“仕掛け”の多さは[トラウ゛ァースタウン]以上と言えましょう。

 

 こうして壁の向こう側へ行くと、そこでは裁判が開廷されるところでした。
 被告人はアリス!
 でもアリスは潔白の様子。

 


 なのに容疑を掛けられているのは何故かというと。

酷すぎるなんてもんじゃない。

 

 常識で判断すれば、あまりにも理不尽な裁判。
 だけど残念ながら、この場所ではハートの女王が絶対的存在。
 アリスを弁護してくれる者は誰もいません。

 そんなアリスを不憫に思うソラ。
 ですがドナルドとグーフィーは外の世界から来た者はその世界に干渉してはならないという掟があるということで、関わるのを躊躇します。

 ですが、アリスの処刑が宣言され、ソラは思わず飛び出してしまいました。


 ソラはこういう子。
 「掟」とか「ルール」とか二の次で、目の前の困っている人を放っておけない子なんですよね。
 ・・・ほんと、こういうところ今も昔も変わらないなあ・・・。(⌒‐⌒)



 アリスの無実を証明したいのなら証拠を探して来いということで、証拠集めに。
 その間アリスは囚われてしまいます。

 いえいえ、気にしないで。
 あんな横暴極まりない裁判なんて見過ごせませんし。


 続けてアリスの話を聞いていくと・・・


 ・・・!!

 グーフィーも「普通の人は違う世界を行き来できないはずなのに?」と不思議に思っていますが・・・それもその筈。
 原作をご存知の方ならお分かりの通り、この世界は[アリスの夢]ですからね。
 つまりアリスが外の世界から[ワンダーランド]に来たわけではなく、ソラ達の方が[アリスの夢の世界]に来たというわけです。

 この一連の会話は何気に重要と言えます。
 何故なら。

 『キングダムハーツ』という作品において、「夢」というものは非常に大きな意味を持っているのですから。



 ちなみに、更に会話を重ねていくと、処刑が確定されてしまった場合のアリスの不安が聞けるのですが・・・

そこ?




 とにもかくにも、証拠を集めるためハスの森へ。
 そこでいきなり出会ったのは、この世界の傍観者であり精通者でもあるチシャ猫。



 そしてソラ達にも、ヒントかどうか微妙なヒントを与えてくれます。
 でも個人的にはチシャ猫の発言って、言葉の妙が効いていて好きだったり。

 


 [ワンダーランド]は全てが不思議な世界ですが、おしゃべりな世界でもあったり。
 そんな「世界の声」を軽くダイジェストで紹介。

 

 そんな木の実を食べると小さくなれるわけですが・・・


この時の「カリッ」という音がとっても良いんだなこれが♪(アーモンド食べたくなってくる・・・)

 

 こんな風に色々と話しかけてくる周囲。
 お花との会話もそう。
 お花が望むアイテムをあげると・・・

 こちらこそ、ありがとう。(^^)


 

  スズランの花には雷の魔法【サンダー】を当てると、こんなに綺麗な反応を♪(勿論アイテムも貰えます)

 

 
 今更だけど、ソラのこの「コンコン」って宝箱を開ける仕草好き。とっても可愛い。(^^)




 証拠は全部で4つあり、1つでも見つければストーリーを進めることは可能ですが、たくさん集めておけばおくほど後で有利に。
 ちなみにチシャ猫が「見つけるのが難しい」と言っていた証拠を見つけると、ご褒美に氷の魔法【ブリザド】が貰えます。(ここで貰えなくても、ボスを倒せば入手できますけどね)

 

 こうして証拠を集めて裁判を再開させるものの、相変わらずの横暴進行。
 挙句の果てに女王に逆らったものは有罪と言いのけ、ソラ達まで捕えようとする始末。

 というわけで。

 遂に堪忍袋の緒が切れた。私の。


 トランプ兵を適度に蹴散らし、時々ハートの女王もボコりながら(←)、塔を破壊させてバトル終了。

 とここで、囚われていたはずのアリスがいなくなっていることに気付く一同。
 どうやら騒動の最中に攫われてしまった模様です!

 


 もう女王達は無視するとして、今度はアリスを探しに森の奥へ。

 ティーパーティー会場では、帽子屋&三月うさぎの絵の傍にある看板を二回ほど調べると椅子に座れるようになります。
 各椅子に座るたびに色々な事が・・・。


 

 ティーパーティー会場を抜けると、「同じだけど違う空間」へ。
 この空間に明かりを付ければ“影”が現れるのですが、その前に「同じだけど違う空間」を文字通り上下左右から探索。

 

 宝箱って各ワールド毎にディテールが違ってるんですよね~。(つくづく感心)

 

クマさんかわい~~~♡ (ソラ!抱きつけ!)(←)

 

 
ミスリルのかけらがゲットできます☆ 

 

  

 さて、一通り宝箱やアイテムもゲットしましたし、ボスへと挑みましょうか。

 部屋に明かりを灯すとチシャ猫が“影”の出現を予告。
 準備を整えてから、ドアノブと話した最初の部屋へ赴き・・・

 いざ、この世界のボスであるトリックマスターと勝負です!


う~ん、やっぱり初代の配色の方が・・・。(←しつこいって)
 

 

 とは言ったものの・・・

 ここでも大苦戦。(←どんだけ)

 攻撃が効く部分が高所にあるため、遠くから魔法で攻めていたのですが・・・
 あっと言う間にMPは切れ、アイテムも使い果たし、仲間はあてにならない。(←酷)

 それすなわち絶体絶命。


 さあどうする。


 決まってるでしょう。


 ひたすらジャンプ攻撃するっきゃない!!!(←)
 
 
 
 ・・・で、そんな強硬策の結果どうなったかというと・・・

 勝っちゃった。(←←)

 

 


 ま、根性の勝利というヤツですね☆(←←←)




 それにしても、これだけの大騒動を前にしても尚寝ていられるドアノブって一体・・・と思っていたら。


 ドアノブの口の中に「鍵穴」が・・・!

 その「鍵穴」にキーブレードが反応し、勝手に閉めてしまいます。
 ふむ。どうやらこの「鍵穴を閉じる」ことが各世界を旅するうえでのソラの使命のようですね。



 こうして戦いに勝利し、「鍵穴」も閉じたものの・・・、
アリスは戻ってきませんでした。

 チシャ猫曰く、この世界にはもういないとのこと。

 悔しさと心配を抱きつつも、ソラ達は次の世界へ向かうことに・・・。





 ではお次は「神話の世界」へ・・・といきたいところですが、「密林の世界」に行くことにします。

 それではまた!