本当は今日は、この前の『スマッシュブラザーズSP』の電撃発表直後に公開されたもう一つの電撃発表について述べるつもりだったのですが・・・。
まさか、『ドラゴンクエスト』の音楽を聴きながら1日中ずっと追悼することになるんだなんて。
第1作目からずっとずっと大作RPG『ドラゴンクエスト』の楽曲を担ってこられた作曲家すぎやまこういちさん。
今日、昼過ぎに訃報を知りました。
つい一昨日、ゲーム業界の歴史が動いたことに歓喜したばかりだというのに。
まさか。
またもゲーム史に残ることで、しかも今度は悲嘆に暮れることになるんだなんて思いもしませんでした。
このブログでもゲームの音楽については度々述べてきました。
『キングダムハーツ』についても。
『FFⅦ』についても。
そんななか、『ドラゴンクエスト』については語る機会がありませんでした。
本当は、本当なら、ブログで語っていた筈なんです。
2年前に。
コンサート体験レポートとして。
約2年前、地元でドラゴンクエストⅢのコンサートが開かれることになり、なんとすぎやまこういちさんもお越しになられるということで、チケットを購入して楽しみに待っていました。
ですが。
コロナによって、コンサートは中止に。
泣く泣くチケットは払い戻し、早くコロナが収まることを祈って、今度こそドラゴンクエストの演奏をすぎやまさんと共に拝聴できる機会が訪れることを祈って、日々を過ごしていました。
・・・すぎやまさんは高齢のため、残り時間はどれぐらいなのだろうと恐れながら・・・。
なのに・・・。
ワクチン接種が普及し、ようやくコロナが収まりかけたと思っていた矢先に旅立たれてしまうんだなんて・・・。
ドラゴンクエストの楽曲は私にとって幼い頃から馴染んできたものでした。
マリオと双璧を成すほどに。
音楽ジャンルで私が王道が好きなのも、クラシックが好きなのも、ドラゴンクエストの影響と言えるかもしれません。
それぐらい好きでした。
・・・大好きでした。
【序曲】に始まり
【広野を行く】
【はるかなる旅路】
【この道わが旅】
【冒険の旅】
【おおぞらをとぶ】
【そして伝説へ】
他にもたくさん、たくさん・・・
どれも名曲揃いで、どれが一番好きかなんて選べません。
でも、今日は。
【この道わが旅】を聞いた途端、すぎやまさんのこれまでの旅路と重なってしまい涙が止まらなくなってしまいました。
今夜はドラクエの音楽を聴きながら喪に服したいと思います。
今まで本当にありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。
すぎやまこういちさんが生み出された数々の名曲。
それらはずっと『ドラゴンクエスト』の思い出と共に私達の中で輝き続けます。