二週間振りということもあってかいずれの作品も楽しく読めた今週のジャンプ♪
幾つかピックアップして短文感想をば。
- 『幻獣医トテク』・・・金未来杯エントリー5作目。
これまでのエントリー作の中ではこれが一番気に入りました!
幻獣達かわいーーーv
ボロンもv(プニプニしたい)
オルトロスもv(ナデナデしたい)
ドラゴンさんもv(どうかお大事に・・・!(><。))
絵の読み易さと治療シーンのリアル性に伴った説得力もあって、これは連載して欲しい作品です。
- 『火の丸相撲』・・・いつも熱いけど、今回はいつにも増して熱いな!!
この作品の熱さは本当に好きです。素晴らしい。
個人的には真田さんの“強さ”は「憧憬型」で、小関部長の“強さ”は「共感型」ですね。
相手の「凄さ」を“本当の意味で”理解した時抱く感情。
それは嫉妬や妬みなんかではなく、尊敬もしくは恐怖だと思います。
共に心から相撲を愛する者同士。
今回の真田さん側の描写もこれだけ良かったのですから、次回描かれるであろう小関部長側の描写も今から大変楽しみです!! - 『斉木楠雄のΨ難』・・・お爺ちゃんかわいそっ。
全国のジャンプ読者は、これを機会にお爺ちゃんお婆ちゃんを思い遣るべきだと思う。 - 『背筋をピン!と』・・・「中華料理屋」発言は『ソーマ』を狙ってのことですか?(そういえば、担当編集さんが『ソーマ』と同じと風の噂で聞いたような・・・)
ワルツの次はタンゴですか☆
タンゴは「スタンダード」の中で一番好きな踊りです。(「ラテン」で好きなのはパソドブレとジャイブ)
キレのある動きの変化が大きい踊りって、観てて楽しいんですよね♪
こういう作品ほど、アニメになると凄く輝くと思います。 - 『ニセコイ』・・・ニセコイヒロインズの中で、万里花が一番好きな私。(「好き」という気持ちを真っ直ぐに相手に伝えられる女の子が大好きなんです)
それだけに今回の章はかなり注目して読んでいます。
万里花の背景が今回だいぶ明らかになりましたが、私としては万里花の母親:千花はちゃんと万里花のことを考えてくれていると思っています。
自分にも他者にも厳しい万里花。
そんな彼女故に、楽と同様に過去の楽しい思い出を共有している筈の千棘や羽とは親しく接してこなかったと思うんです。
楽への恋を第一に選んだ以上、同時に友情も失いたくないと思うのは甘い考えだと思っているから。
そして、千花はそんな万里花の「母親」なわけで。
過去の万里花への仕打ちも、万里花のプレゼントが本当に嬉しかったからこそ捨てたのではないのでしょうか・・・?
血筋とはいえ、万里花を元気な体に産んでやれなかった自分。
そんな負い目があるからこそ、自分だけが万里花の気持ちを受け取って幸せになる訳にはいかない。むしろ、嫌われるぐらいが自分には丁度いい。
そう考えているからこそ、万里花に自ら“壁”を作っているのではないのでしょうか?
そして無茶苦茶に思える結婚も、自分が外の世界で満足に働けないような弱い体だからこそ、同じく病弱な万里花を一生不自由なく養ってくれるような経済力と社会的経験を既に持っている相手を、と考えたからかもしれません。
要するに、千花も華と同様に、娘への愛し方が非常に不器用な人なのでは。
でもって、『ソーマ』アニメの抱き枕・・・。
もう苦笑いしか出んかったわ★
自然な色気とあざとさは全く別物だと思うの。
そんなアニメグッズの方はさておいて・・・
さて!それでは二週間振りにいってみましょ~!
週刊少年ジャンプ2015年39号掲載
表紙&巻頭カラー
第131話 【あの人を待ちわびて】
久し振りの表紙&巻頭カラーですよ~~~!!
はてさて、今回は如何様な・・・?
うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あの歓喜が再び。
はっぴ姿!!!!!
創真のはっぴ姿!!!!!
まさにハッピー!!!!!(←つくづく申し訳ありません)
遂にきました現在の創真のはっぴ姿!!
しかも表紙で!!
堂々と!!!
ブラボー夏☆
ああ、私夏生まれで良かった・・・。(←関係ねえ)
創真が焼いているのは何でしょうかね?
個人的にはシシカバブに見えるのですが・・・。
レア加減といい、美味しそうに焼いてくれますねぇ創真くん!(あー食べたい)
素敵に夏祭り姿な創真の一方で、恵&えりなのヒロインズもお揃いの浴衣姿と、なかなか良い感じ。
浴衣だけでなく、髪型や髪飾りまでちゃんとお揃いにしてくれているあたり、佐伯先生のこだわりを感じます。(^^)
いつものことながら佐伯先生本当にありがとうございました。
これで私、きっと年末まで頑張れる・・・!!
というわけで今度ははっぴ姿の全身像を(←ドロップキック)
巻頭カラーと共に始まる本編。
第122話の扉絵に続き、今回は遠月ガールズ五人衆のチャイナ服披露です。
・・・正直に白状しときます。
御免なさい。目にした瞬間、「北条とおんなじ・・・」と思ってしまいました。(←コラァ!)
いやホントすみません。
丁度今アニメの方でも北条が活躍中という事もあるのですが、アニメの彼女のチャイナ服も「赤」なものですから、どうしても第一印象が被ってしまったんです。
ちゃんと見ればそれぞれしっかり違い分けされてるというのにね。
皆それぞれ髪型やアクセサリーも凝ったものにしてくれてるのにね。
アリスは色白という事もあって、凄く赤色が映えてます。
えりなもお団子頭という超レアな髪型☆
新戸のポニーテール姿だなんて、本編ではまず見れないかと。
特に髪型が気に入ったのが恵!髪をおろした恵はかなり好きな事もあって、その延長線であるこのヘアスタイルは個人的に花マル!!
対して、イマイチに思えちゃったのが郁魅。まあ、彼女は遠月ガールズの中でも一番髪が短いから、アレンジが難しいのは分かるんですがね。
この作品はカラーイラストが多いですが、大体が学生服か調理服か水着(←をい)なので、今回のチャイナ服というドレスアップ姿はいつもとちょっと違う華やかさがあったと思います。
特にこの作品の女の子達はアリス以外はアクセサリーをほとんど身に付けないだけに、その点が一番新鮮でした。
まあ、白状ついでに言わせてもらえば創真のチャイナ服もぜひカラーで拝みたかったですけども。
さて、仲間達の協力のお陰で月饗祭4日目の売り上げ首位を掴み取った創真!!
首位を奪われたことに歯噛みする久我。
そんな久我に勢いよく駆けつけて来たのは、十傑第二席の『小林 竜胆』!
巻頭カラーでめっちゃ買い食いしてた彼女ですが、ここでもしっかり中華まんを手にしながらの御登場です(笑)。
なんと久我は竜胆が苦手な模様。
案の定敗北を突っつかれてしまいます。
久我をからかうためにわざわざ駆けつけて来たんですか竜胆先輩・・・。
いやそれ以前に人一倍五月蠅い久我にに「うるさい」と言わしめる人物がいたなんて・・・!(笑)
全て創真の目論み通りになってしまったと思っていた久我でしたが、創真は微塵もこれで勝ったとは思っていませんでした。
本当に勝ったと言えるのは、五日間の通算で上回った場合のみ。
そうして迎えた月饗祭の五日目―――最終日。
さすがに最終日である今回は郁魅やアルディ―ニ兄弟は助っ人に入れませんでしたが、それでも頑張る創真達。
ですが惜しい所まではいったものの、通算売り上げで勝てる見込みはやはりありませんでした。
え~~~っとぉ・・・。
創真さん・・・いくらなんでもさすがにその見通しは私もフォロー出来ません・・・。(T-T)
前回の私の推測が恥ずかしくなるレベルのアバウトさ。勘弁してください。
目論みとしては超アバウトだったものの、真剣に勝つつもりでいた創真。
(^‐^)=з
そうなんだよね。
創真はいつだって本気で闘う子。
勝負事に関してはある意味で完璧主義とも言える子なんだよね。
悔しさを口にする創真を、素直な奴だと評する竜胆先輩。
そうなんですよ!!!
創真は一見生意気に見えるけど、実際はとても素直な子です。(^^)
通算売り上げでは久我に負けたものの、赤字からは脱出した創真達。
では、もう片方の赤字組であるアリス&葉山&黒木場チームはどうしているかというと―――
アリスが考えを改めて作り出した創作カレー。
それはカレーの上に3Dプリンターで作り出したチョコレートがトッピングされた品でした。
これにはビックリ。
3Dプリンターそのものは知ってましたが、食べ物もプリントアウト出来るとは全く知らず。
そしてチョコレートがカレーの隠し味に用いられることも知ってはいましたが、そのチョコを3Dプリンターで大量生産させるとは。
これはアイデア的にとても面白いですね!!
・・・ええ、アイデア的には。
個人的に食欲は全くそそられない品ですけど。
とにかくこれでアリス達も無事赤字脱出。
そんなアリスの突飛ながらも柔軟なアイデアに、やれやれと笑む葉山。
お☆
これは良い傾向。(^^)
葉山の「世界」もまた少し広がってくれたようです。
創真の店や久我の店の品も食する竜胆先輩。
・・・リアクションは取りませんか。やっぱり(笑)。
そんな中、竜胆先輩は去年の「紅葉狩り会」の事を久我に振ります。
「紅葉狩り会」にて思いっきり無謀に大胆に食戟を申し込んでいた創真。
実は久我も去年、創真と同じことをしていたのでした。
去年のメンバー、皆さん髪が短いですね~。
創真といい、この作品の人物はほとんどの方が時間の流れと共に髪型も長くなってますよね。
過去より現在の髪型の方が短いキャラって、今のところ水原とタクミぐらいじゃないでしょうか?(堂島先輩は例外☆)
そして去年は、そんな久我の申し出を受けた十傑が一人いたのでした。
それが司先輩。
その食戟で、久我は司先輩に完敗を喫することに。
そんな去年。
月饗祭で「中央エリア」にて5日間連続1位だった司先輩。
久我は、自分も同じことをやれたらもう一度食戟してほしいと頼んでいたのでした。
やっぱり久我と司先輩の「約束」は食戟でしたか。
っていうか。
自分も同じことやってたんなら創真らを「雑魚」呼ばわりして見下すなよ(怒)
と、私は思うんだけどねっ。
竜胆先輩の言葉のお陰もあってか、去年の自分を振り返ると共に創真について考え直す久我。
そして、創真の伸びしろを認めるのでした。
よし!認めたな!!認めたんだな!!?
じゃあもう第128話のような超陰険な嫌味を創真に言うんじゃねえぞ!!!(※栗うさぎは非常に執念深い性格です)
屈辱を受けた相手であろうが、その力量は認める。
竜胆先輩は久我のそんな素直なところが気に入っている模様。(^^)
そして同様に素直な創真も気に入った竜胆先輩は、創真をある店に誘います。
その店とは、司先輩の模擬店。
一方、えりなは自分の模擬店の特等席を一人分だけ空けていました。月饗祭中、ずっと。
ふむ、回想から察するに、どうやらえりなは城一郎に「自分が料理人になった際には、自分の店に来てほしい」といったような約束をしているようです。
えりなのこんな表情初めて見た☆
本当に、えりなにとって城一郎は“聖域”なんだな~。
・・・そ~いえば。
ついこの前創真もえりなの店で食べさせてほしいと言ってたよね、胡椒餅と引き換えに(笑)。
果たしてこの事は伏線に用いられるのでしょうか?
そんな時、予約していない客が来店。
まさか城一郎では・・・という期待がよぎるえりな。
ですが。
その来訪者を目にした瞬間、戦慄します。
「お父様・・・」
・・・ふ~~~ん・・・。
ここでもまた、えりなと「あの子」の共通点が出来るとはねえ~・・・。(単行本第二巻&小説版第2弾を見ながら)
そんなこんなで、今回の中華対決は勝者無し!
創真は通算売り上げで勝てず。
久我は司との食戟がご破算に。
創真:ぐぬぬ
久我:ぶすっ
(^m^)
竜胆先輩の働きのお陰で、後味の悪くない結果になってくれたと思います。
私としても久我が創真を認めたという事実だけでもう充分満足♪
まあ、出来れば創真にはこの後でいいので、恵や美作に感謝を伝える場面を設けてもらいたいですね。
特に恵には今回、あらゆる面で助けてもらいましたし。
今回勝てなかった事に対して非常に悔しがっていた創真。
でも、その理由は自分の誇りだけではなく、仲間達も協力してくれていたからだと思うので。
それを僅かでも描いてくださるのと描いてくださらないのとでは、私はともかく一般読者の印象がだいぶ違うんじゃないかな、と思います。
そして以前から気になっていた小林竜胆が遂に登場&キャラ判明。
予想以上に自由奔放なキャラクターでした(笑)。
初登場時には悪い意味での小悪魔感を抱いていましたが、意外というか、やはりというか、この子もアリスと同様に「憎めない困ったちゃん」みたいですね。
ただ、アリスは「自由奔放な子ども」ですが、竜胆先輩は「自由奔放な姉貴」といった感じ。
気ままそうですし、人をからかって遊ぶし、行動原理は「面白そう」という人物っぽいですが、大事な部分はちゃんと見ている感じが窺えます。
これまで榊や北条など「お姉さんキャラ」は既にいましたが、竜胆先輩は実質を伴った「姉キャラ」になりそうですね。
そして案の定竜胆先輩に気に入られた創真。
やっぱりね!
やーっぱりね!!(喜)
マジで創真は老若男女どころか強者も弱者も惹き付けますね~。
基本的にはフレンドリーな態度で。
そして素直な姿勢で。
時に超不敵な対応で。
とどめに温かい誠実さで。
もはや死角無し!!!(Σd(><))
現第一席である司先輩がどんな模擬店を出しているのか、どんな料理スタイルの持ち主なのかは私も気になっていただけに、これは非常に興味深い展開となりました。
初日売上トップだった『茜ヶ久保もも』の店も気になりますがね☆
その一方で、全く予想だにしていなかった人物が登場。
まさかえりなの父親がこんなところで現れるとは・・・。
っていうか御存命だったのね☆(核爆)
いえね、まだ学生という身でありながらあんなにも「薙切」の名を背負って多忙な生活を送っているえりなの姿に、「ひょっとして両親は早くに他界していて、だからこそえりなは後継者としてあんなにも肩ひじ張っているのかな~」と推測していたものでしたから。
とにかく、母親は未だに不明ですが父親に関しては今回判明。
ですが・・・。
えりなや新戸のあの表情から一目瞭然。
絶対に「良い父親」ではない様子です。
えりなの父親という事はつまり、遠月学園次期総帥というわけですか。
・・・こうして書くとめっちゃ偉い人に見えるな~。(いや実際偉い人なんでしょうけども)
当の父親はというと・・・。
出た。手袋キャラ。
「手」はこの作品における超重要なキーポイントと考えている私。
それだけに、ただでさえ重要人物そうなえりなの父親が手袋を嵌めているというこの設定には妙に納得させられるものがありました。
「手」は料理人にとって命同然の部位。
それと同時に、「手」は人にとって、他者との“繋がり”を示す象徴たる部位です。
その「手」を覆い隠しているえりなの父親。
このことから相当の潔癖性、そして拒絶性が感じられます。
えりなもかなりの完璧主義者ですが、父親はそれ以上の完璧主義者であり、最上主義者に違いなさそう。
果たして彼も料理人なのでしょうか?
でもこの雰囲気からして、少なくとも考え方は叡山のように「全ての料理人を従える者」といったような支配者的思想を持っていそうな人物に思えます。
自分に刃向うものは「切り捨てる」や「叩き潰す」どころじゃない。
跡形もなく消滅させる。
そんな人物なのでは・・・。
どうやら城一郎の為にとっておいた特等席は父親が座ることになりそうですね。
おそらく今回の対面でえりなは父親から、月饗祭の売り上げが首位でなかったことや、いまだに十傑の末席であることに酷い圧力を受けそうな予感がします。
ここ最近えりなの物腰が少し和らげになっていたのは、今回の前振りだったのかもしれませんね・・・。
創真や恵との出会いを通してほんの僅かに緩んでいたものが、父親から再びきつく縛られることになりそうです。
う~む・・・。
“えりなが囚われているもの”はこれまでの話からだいぶ見えてきていましたが、その象徴たる存在がまさか父親になるとはなあ・・・。
創真の父:城一郎はある意味でのラスボス的存在ですが、えりなの父もどうやらラスボス的存在になる模様。
・・・ということは、恵の父親も!?(ナイ)