更新がてら、今朝『ソーマ』のコラボMADを視聴しようとしたところ、非公開になっていました。
あれ~~~???
どうしたんでしょう?何か事情があるのでしょうが・・・。
週刊少年ジャンプ2014年44号掲載。
掲載順第6位
第88話 【~夢の国~】
『秋の選抜スペシャル』として、遂に出される創真の「ゆきひら流ビーフシチュー」!!
それは皿の上に様々な牛肉の部位と野菜が乗せられた、美作の品とは大きく違ったものでした!
誰も見たことが無いような外見の品でしたが、創真は言います。
これ全部が付け合せ[ガルニチュール]だと。
それでも、自由すぎるその品に大丈夫なのだろうかと心配する極星陣。
何言ってんの☆
「自由すぎる=枠に囚われない」料理は最初から創真の持ち味じゃありませんか。
美作も、「てんでバラバラの素材をゴチャゴチャと・・・」と、悪あがきの品にしか思っていません。
何言ってんの☆
どれも同じ「牛肉」じゃありませんか。
それに野菜も、ハラミと同様に七輪で焼かれているという共通性がありますし。
かくして、いざ実食へ。
固唾を呑んで見守る郁魅と恵。
もうどこをどう見てもこの二人がメインヒロインです。
思い出される、 「負けたら料理人をやめる」という、創真の言葉―――
大丈夫だよ。絶対に。
口に含む角崎。
ゴォオオオ
ゴオウ
ギュン
ぐるん
「旨ーーーーーッ!!」
飛び出る絶叫。
それは牛肉の各部位の旨味が次々と展開する、ジェットコースターのような美味しさ。
一見無茶苦茶なように見えるものの、実際は緻密ながらも完璧に組み上げられた品でした!!
ここの美作のガルニチュールをトランプタワーに、創真のガルニチュールをジェットコースターに例えたイメージ。
これ、幾重にも理由のある表現になっていますね。
高さの違いはもとより、一方は息を吹きかければあっさり崩れる弱さに対し、片や一方は頑強な造り。
完成までに費やされた時間・手間・技術・知識・全てが雲泥の差です。
美作と同様に、燻製ベーコンのような強いガルニチュールでの味の強化を考えていたと話す創真。
ですが、それでは自分の求める味にはならなかったと―――
そう。この時点でもう、美作が創真を“分かっていなかった”ことが仇になってしまっていたのでした。
「自分の料理」がどういうものかをきちんと分かっている。
それこそが「本物の料理人」の証です。(^^)
色とりどりの味や素材が一皿に集結している―――
それが創真の求める料理。
・・・ここのシーン。
将来のビジョンが見えるような気がしました。
幸平創真という“器”に、様々な個性ある料理人という“素材”が集う様が。
木久知も感嘆するほどの独創性に溢れていた、創真のビーフシチュー。
その答えに辿り着いたのは、つい今朝方だったとのこと。
すっげギリギリだなおい!!!(滝汗)
なるほど、それで当日に牛肉を購入していたわけですか。
美作のトレースから逃れるためではなかったのですね。
ホント創真は正当派ですわ☆
その辿り着いた発想のモデルとなったのは・・・なんと「筑前煮」!!
以外!!・・・ではありませんね。
定番からの斬新な発想。
これも創真の料理の特徴ですもの。
でも、モデルは「豚汁」じゃなかったか・・・ちぇ。(←)
創真曰く、プロが作る筑前煮は素材それぞれを種類別に煮て作るのだそう。
ふむ。なんかそんな事は聞いたことがあるような無いような・・・。無いようなあるような・・・。(どっち)
つまり、筑前煮は「炊き合わせ」の一種というわけですね。
即興調理とはかけ離れた、高い完成度。
実家の「ゆきひら」での経験をしっかり活かした発想。
自分の想定を遥かに超えた創真の料理に、もはや美作は完全に理解不能でした。
あからさまに余裕ゼロで、思考を停止した即興調理に逃げたんじゃなかったのか!?と創真に問う美作。
「即興なんて一言も言ってねーよ」
ごもっとも!!!
きたよきたよきましたよ。
これこそが『言葉の支配者』の真髄♪♪♪
言い得て妙な発言。
それだけでなく。
迂闊な発言もしない。
だからこそ、私はこの二つ名を創真に付けたのです。
創真は思考の停止などしていませんでした。
ただ自分の料理を組み立て続けていただけ。
調理が始まってからも、ずっと。
やはり創真も気付いていましたか。
相手の料理を完璧に模倣し、その上で勝つための「一歩」しか歩もうとしなかった美作のやり方が「保守的」だということに。
それに対し、これまで歩んできた道のりを全て踏まえ、調理終了までその歩みを止めなかった創真。
そうやって辿り着いたのが、美作の「周到なる追跡」さえも届かない領域。
その領域に築き上げたのは、牛肉のめくるめく旨さが彩る遊園地。
その名も「ゆきひーランド」。
あらお上手☆(発音も似てるし)
・・・ゆきひーラット欲しい・・・。(ゆきひランタンでもいい)
堂島先輩にはもはやツッコみません。
マジカル☆キャベツの時点で耐性はつきました(爆)。
私としては、印象的だったのはやはり角崎。
ウソみたいに可愛いんですが・・・!
えりなといい、ツンツントゲトゲな女子を可愛く描くことにおいて佐伯先生の右に出る者はいないと思う。
様々なアトラクションを通しての楽しさ、そして最後は友情を約束し合う温かい気持ち。
リアクションを通して、創真の料理に審査員達が感じられたものがしっかり表現されています。
この作品のリアクション描写って、初見ではとんでもなくぶっとんだものに見えますが、ある程度見慣れてくるとその根底にはきちんとした意味や理由があると分かってくるのが凄い所ですよね。
そんな創真のビーフシチューは、審査員達の脳内だけに留まらず、現実世界にまで引っ張られるほど陶酔させる出来でした。
乾って、角崎を「タキちゃん」なんて呼んでたんですね。
そんな子どもっぽい呼び方をしてるから、反発されてるんじゃ・・・(苦笑)。
さあ、そして判定へ。
乾―――『幸平創真』(イラスト上手すぎ)
水原―――『幸平創真』
木久知―――『幸平創真』(丁寧な書体ですね)
堂島―――『幸平創真』(ワイルドな字だこと)
そして・・・
水原:(じっ)
乾:(じっ)
栗うさぎ:(じ~~~っ)
角崎―――『幸平創真』(期待通りデレて認めてくれて満足也♪)
結果:5-0
創真の完・全・勝・利!!!
「御粗末ッ」
よっしゃあぁぁぁ
!!!!!!!!!!
今回はもう、読みながらガッツポーズの連発です!!!
さっすが創真!!!お見事!!!
(d(>▽<)b)
VSアリス戦に引き続き、今回もまた「創真らしさ」を存分に発揮して相手を完封してくれました!!
やっぱり創真の勝利は見ててスカッとします。
この爽快感が堪りません♪
リアクションの方も大盤振る舞いでしたね。さすがは夢の国(笑)。
「止めない思考」によって、思いっきり“格”の差を見せつけてくれた創真。
それに対し、徹底的な追跡・把握を得意としている筈が、逆に思考を止めてしまっていたという美作。
その根底的原因は、創真を勝手に見切ってしまったから。
タクミとの食戟の時には、「共立てに対する別立て」、「ビスキュイ・ジョコンドの使用」、「マスカルポーネチーズによるコクの付加」、「塩レモンによるレモンの風味の強化」と、色々なアレンジを施してきた美作。
なのに、今回の創真との食戟で施してきた“勝つためのアレンジ”は、「特製ベーコンというガルニチュールによる味の強化」のみと、随分とツメが甘いものでした。
ですが、その判断を取ったのは、そもそも美作自身が「創真は思考停止の即興調理をしてくる」と推測したから。
創真はこれ以上の工夫をしてこないだろう。
もう考えを巡らすのをやめてくるだろう。
そう判断した故に、自分もそれ以上の工夫も、思考も巡らさなかった美作。
創真を「知っている」と言いながら、“分かって”いませんでした。
創真を「信用している」と言っておきながら、侮っていました。
まさに、美作は自身の言葉と思考によって自爆してしまったわけです。
そんな美作の品に圧倒的格差をつけて勝利した、創真の「ゆきひら流ビーフシチュー」。
まさに彼がこれまで歩んできた道のりの集大成とも言えましょう。
そして・・・。
今回の品もまた、「筑前煮」という大衆の味であり、日本料理の代表格といえる品を元に進化したものとなっています。
やはり、私が予測している「選抜お題の真のテーマ」に合った品になっていますね。(ニヤリ)
それに加え、白味噌という日本を象徴する調味料の風味も活かされていることですし。
そう、白味噌。
実際のところ、今回の勝負の様子だけでは「ビーフシチュー対決」というより「ガルニチュール対決」になってしまっているんですよね☆
きっとそこを次回補完してくれるのでしょう。
創真が一週間かけて取り組んだ、ビーフシチューの“土台”の部分を。
美作とタクミへのメッセージと共に。
創真がこのビーフシチューに込めたものは、今回明かされたものだけでは無いと思っています。
二人でビーフシチューを一緒に食べた時から。
創真は美作にずっと送っていました。
ある“サイン”を。
遂に、勝敗がつくまでその“サイン”に気付けなかった美作。
次回、彼は知ることになるでしょう。
いえ、知らなければなりません。
創真からの、とても大切で、とても温かな“サイン”を。
・・・まあ、なにわともあれ。
創真!!
第二回戦完全勝利
おめでとうー!!!!!
★。.::・'゜☆。 \(>▽<)/ ☆。.::・'゜★
★。.::・'゜☆。 \(>▽<)/ ☆。.::・'゜★