読んだ直後は特大の疑問符で全身を殴り飛ばされたような気分でした。
なんで。
どうして。
だって。
まだ。
あれだけの伏線になり得るものがあったというのに。
でも。
吾峠先生がこれで終わりとお考えになられたのなら。
これで描きたいものを全て描ききれたのなら。
満足なされたのなら。
それでいいんです。
でも
寂しい。
これまでの人生の中で、大好きと思えて、熱中し、追いかけてきた漫画は沢山あります。
それと一緒に沢山の最終回も見届けてきました。
でも。
こんなにも。
こんなにも終わってしまうことが寂しいと心底思った作品は、この『鬼滅の刃』が初めてです。・・・初めてなんです。
喪失感が 物凄い。
吾峠先生が紡ぐ、炭治郎達の物語をもう見守ることが出来ない その実感が全然湧いてこない。
読み終わったその日の夜に取り組んだのは、吾峠先生への感謝の手紙を書くことでした。
・・・書いていて、涙が止まりませんでした。
そして今、このブログも泣きながら打ち込んでいます。
・・・どうしてだろう。
どうして今年はこんなにも私の「大好きなもの」とのお別れがあるのだろう。
頭と心がごちゃ混ぜで一杯になっているような
空っぽになっているような
この気持ちを、まさか立て続けに味わうことになるんだなんて。
ごめんなさい。
もう少しだけ時間をください。
『鬼滅の刃』の最終話の感想記事は書きあげます。必ず。
だからそれまで、もう少しだけ。