新年～田舎からの挑戦～。

　あけましておめでとうございます。本年も私のつぶやきにお付き合いくださいませ。

　地方からの挑戦なんて、一体どんなことすんの？ってわけですが、

　まずは私が考える田舎暮らしのことをいろんな視点で伝えていきたいと思います。

　例えば、本当に私たちに必要なものってお金ではないということ。お金はなんでも願いを叶えてくれ、お金があれば大抵の事は解決するという経済中心の価値観。

　この価値観に私たちは大切なものを奪われているということを伝えたいと考えます。

　自分の手で土に触り、風を読み、自然の中でいろいろな体験をすることで自分たちがこの世界で生きていることの意味や、命の素晴らしさを感じるという体験がいかに大切なことか、

　田舎で生きるということは、自然の中に身を置くことであり、人間が生かされているということに気付かされるということで、決してすべて経済で解決するとは思わないということです。

　厳しい生活環境は人と人の繋がりで乗り越えてきたし、そこには売り手と買い手のような関係はなく、一緒に生きて行くという地域の連帯を作ってきました。そうしてこそ、田舎は生き残ってきたのです。

　しかし、そういう濃密な関係を嫌い、誰でもある程度のお金を手に入れられるようになった現代では、田舎に住む意味を失い、より生活に便利な市街地や都会での暮らしを選択していったのです。

　田舎はそういった時代の流れの中で取り残された人たちだけが細々と生きています。

　うん、都会の人たちからみれば取り残されているように見えるでしょうね。

　でも、私はそんな田舎暮らしが楽しくて仕方ないのです。この楽しさをどうやったら人に伝えることが出来るのか。

　これが今年の課題です。本年もよろしくお願いします。