上越選手権開幕。

　いよいよ、雪不足、練習不足の中、妙高・赤倉でスキーの上越選手権が始まります。今日はGS、明日はSL。

　地元スキー場の雪不足でうちのジュニアにはなかなか厳しい練習環境だったと思います。遠征や合宿に行ける子供たちはいいのですが、家庭の都合や学校もあるのでなかなかそういう長期合宿で北海道やら海外やらに行けない子も多くいます。どうしても、雪上にいる時間が長い方が有利になってきます。

　いま、いろんなスポーツで日本人が活躍しています。

　が、アルペンスキーだけはどうしてもヨーロッパ勢には勝てません。体格差なのか技術の差なのか、環境の差なのか…。ますますこのアルペンスキーがマイナーな種目となっているような気がします。スキーのなかでアルペンは基本で一番競技人口も多いはずなのですが、それでも壁を越えられないのはなぜなんでしょうか。１人でも凄い選手がでれば一躍注目され、競技人口も増えるはずなのですが。スキー連盟さんも何とか手を打ってほしいものです。

　これまで何度も言ってきましたがこの競技はすごくお金が掛かります。それなのに世界で活躍出来ません。マイナースポーツです。（ヨーロッパではすごくメジャーだそうです。アルペン選手はスーパースターだそうです。）

　でも、子供達も親達もこの雪上で熱い闘いを繰り広げているのです。私も何とかこの面白さを伝えたいと思っているのですが。

　とにかく、今日は開幕戦です。私は会場には行けませんがみんなの次に繋げる滑りに期待してます。