雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

人口が減少するということ。

2016-01-09 07:12:35 | 日記
 私たち過疎地域に住むものにとって人口減少は目に見えて深刻なものとなっています。

 しかし、まだまだ、市街地や新興住宅街に住んでいる若い世代はそういうことを深刻にとらえていない気がします。

 が、身近で、こんなことがありました。

 知り合いの奥さんが亡くなり、今の先祖代々のお墓には入りたくないということで、新しくお墓を買うという話で進めるという決着のようですが、そこは一人娘のお嬢さんが既に嫁いでおりそのお墓は一代限りとなりそうなのです。その後、どうするのか誰がお墓をこもるのかという話になっています。

 最近、市街地でも郊外で宅地が広がり、新築の家が沢山立ち並んでいます。そうして、昔の市街地は空洞化してそこにあった学校が児童数が減って危機的状況にあるような話も聞きます。

 当地でも、昔の中心市街地はご多聞に漏れずシャッター街と化し、地元の青年会議所などで中心商店街活性化事業などをしているようですがなかなか打つ手はないようです。駅前なのに閑散としていますから、これはどうにかしたいと私も思います。でも、やはり、中心街ということで家賃が高かったりして空き店舗の活用もままならないのでしょうね。昔の価値観から脱却しないと。今や、昔の商店街は生活不便地です。


 もうこうなると、何が正しいのかはわかりませんが、言えることは目先の経済で大事なものを失うなということです。

 ここ十数年を見ていると、

 宅地が移り変わるということがわかります。それによって、街の構成年代も変化し、いろんな地区からの人が動くのでその地域の伝統文化が根付いていかないのではないかと考えられます。もはや、1軒の家は一世代しか住まないのです。受け継がれないのです。アパート暮らしなら新築した方が安いという考えで若い世代もどんどん新築しています。でもそれだとたった30年でその新興住宅街が高齢者住宅街と化してしまい、老朽化した住宅や空き家が立ち並ぶことになります。現に30年前の宅地街が既に子供達が巣立って親世代だけになりつつあります。30年一世代でどれほど地域のコミュニティーが築けるのかは不明です。

 行政は人口が減るという先のことを考えていかないと、市街地までが使い捨てになってしまいます。残された空き家や高齢者を結局は行政でお金を掛けて見て行かなければならないということになってしまいます。

 新しい宅地を作らないこと。(新しい街をつくる必要がない。)

 新築より、リフォームをすすめること。(空き家対策にもなるので、素晴らしいリフォームが出来ることを業者はPRすべし。)

 道路を拡張するなど元の街の住環境を整備すること。(今ある街はインフラ整備が出来ているので新たにガスや水道を引かなくてもいい。)

将来を想定して市街地の計画を立てることが大切で、目の前の経済だけで動いてはいけないと思います。





 

上越スキー選手権2016・SL

2016-01-09 06:45:24 | 日記
地元糸魚川から見事、伊藤匠くんが中学男子の部で優勝しました!

 あとの皆もこれから始まる県大会に向けて今日からまた練習に励んで欲しいと思います。

 こちらは、深々と雪が降り始めました。この連休でいい感じに積もりそうです。私もこの連休でいよいよ今季初の除雪作業になるかな~。

 雪が無いと、ご近所さんも実は手持無沙汰だったりしているようです。ほどほどなら少しくらい雪があってもいいみたいです。

 スキー場には恵みの雪ですね。

 大会結果はここから↓

 www.akakura.gr.jp/ski/