こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「無駄花」

2020-06-26 17:41:00 | 自然
こくご食堂本日のお話は
「無駄花」

近くの畑に茄子の花が咲いていました。
とても美しい。

そんな話を母にすると
「茄子は無駄花がない。」
と言いました。
「無駄花ってなに?
「実にならない花のことだよ。」

茄子の花は、必ず身をつけます。ほかの植物は、花が咲いても実にならないことがあるそうです。

茄子は凛としてる。

検索していると、こんな諺が。

親の意見と茄子の花は、千にひとつも仇がない  

茄子に無駄花がないように、親の忠告には何一つむだがないというたとえだそうです。

この話をした日。朝から雨の予報でした。
母は朝からずっと
「雨に降られるから、早く帰りなさい。」
と言っていました。
普段はそんなこと言わないので、なんだか気になっていました。

帰る時間になっても何度も言うので、気持ち5分はやく実家をでました。
実家からえきまでは徒歩3分。

駅に着くと同時にかなりの雨になりました。

千にひとつも仇がない

こういうことか?

さて、私は茄子の花のような生き方はできません。
無駄花を、頭の上から爪先まで咲かせています。

そして、息子たには、「仇がない」アドバイスをしているかどうか? 

早朝。
近くの畑の茄子の花をみながら、毎日考えています。


🔺かなりピンぼけ