こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【ブームから】

2018-10-26 19:51:09 | ビブリオ
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

10月無料体験
10月23日(火)
16:00~1年生2年生残席6名
17:00~2年生3年生残席6名
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂、今日のお話は
【ブームから】

去年の暮から、今年の頭にかけて、私の中ではブームがありました。

それは、リブリオバトル。
リブリオバトルとは・・・
自分が面白いと思った本を5分でプレゼンテーションするものです。原稿はみません。そして発表のあと、質問を受け付けます。その受け答えも含めて、紹介したグループの中でどの本が一番読みたいか決めるものです。ざっくりですが。

このリブリオバトル、全国大会があるのです。
これに参加するのがマイブームでした。
今回は、高校生全国大会・大学生全国大会を観覧しました。

これには続きがあります。この全国大会会場では、紹介された本を販売しています。気になった本は全部購入しました。そして、その最後の本がこれでした。


▲「絶望ノ―ト」
歌野晶午著
幻冬舎


一言。面白かった。

久しぶりに、小説らしい小説でした。

抽象的な表現になってしまいます。当初、リブリオバトルでこの本の紹介を聴いたとき、「デスノート」みたいなものなのかな?と思っていました。殺したい相手の名前をノートに記すと、その相手が死亡するノートです。

しかし、まったく違いました。

テーマは「いじめ」。小説の半分までは、とてもせつなく苦しくなる場面が続きます。もういいでしょ。というくらいに。

しかし後半から一気にまくしたてるようにストーリーが流れて行きます。前半の伏線が、輪になっていく。そして結末も。

内容を言ってしまえないのが残念です。

そしてこの小説を読み終えて、
「自分のセンスでは絶対に選ばない小説だった。だから、余計に面白かった。」
という感想にいきあたりました。

以前に紹介した本「BUTTER」(柚木麻子著・新潮社)は、全体的に女性的な空気が流れる小説で、こちらを実写的としましょう。対して、この「絶望ノート」は、ドラマ的。[Butter]は、実際にありそうだと感じるところに面白みがあります。「絶望ノート」は、完全にドラマ。気持ちよく、きれいにパズルができあがる面白さなのです。

ビブリオバトルをみていると、斜めに物事をみてしまう私はある意図を感じるときがあります。本当に自分が好きな本ではなく、リブリオバトルむきの本を選んでいるな・・と思ってしまうことです。あまりにも上手くまとめすぎるプレゼンテーションは、嘘っぽくみえるのです。その時、
「この人は、この本が好きじゃないな。」
と伝わってしまいます。そうして選ばれた本は、ビブリオバトル決勝には残らないように感じます。

この「絶望ノート」。斜め目線からの感想があります。全体的には、前半の長い伏線から、最後にぴったり輪につながる面白さです。しかし、要所にでてくる、家族の在り方、友達との上下関係。理由のない嫌悪。絶妙にからみあってくるのですが、時々考えさせられるのです。不思議な小説でした。

主人公のお父さんはジョンレノンが好きです。そして人生がジョンレノンそのものになっていきます。私はビートルズ世代ではないので、そこにはあまり共感できない部分がありました。それより、作者はジョンレノンが好きなのかな?と思いました。小説を読んでいると、作者のことを考える瞬間があります。物語に入り込んでいるのに、どこか冷めている時です。ジョンレノン愛が満載で、苦しくなる時もありました。そこをみなさんならどう読むのか、聞いてみたいです。

久しぶりの本紹介でした。毎日、通勤電車の中、眠る前の15分が読書タイムです。特に夜寝る前の時間が大好きです。ベッドのライトの下で本を読み、コクリコクリして本をおとして、
「あ、いけない。もう寝よう。」
とても幸せです。もっと読みたいとおもいながら、すやすや眠る。

今日もこれから「おやすみ読書タイム」です。

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【音楽ありがとう】

2018-10-25 19:01:16 | 癒し
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

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こくご食堂、今日のお話は
【音楽ありがとう】

日曜日に参加した山猫式文化祭2018で、こんなフレーズの歌がありました。

音楽ありがとう

なぜかこの言葉が耳に残っています。

この1カ月で音楽に関わることが多くなったからです。

一つは、伯母の形見の三味線をゆずり受けることになり、三味線をしようと思い立ったこと。そして、ブログにも書いていますが、下町紙芝居の会に初めて参加したとき、偶然に隣に三味線の職人さんが座られて、三味線との運命を感じました。

そして、しばらくお休みしていたピアノ。
夏に亡くなった伯母と約束していたのに、弾くことがでませんでした。そのせいか、ほぼ毎日ピアノを弾くようになりました。私のレパートリーは少なく。完全に弾けるのは、「アメージンググレイス」「グリーンリーブス」のみ。後は指を動かす練習曲。

そこに、ピアノ教室に通っていたときに最後に取り組んだ
「戦場のメリークリスマス」の曲を練習開始しました。そして、自分で始めた「赤いスイトピー」。

▲このニ曲はこの本に
もっとやさしいオトナピアノ
株式会社ヤマハミュージックメディア


私は音符が読めないので、感覚で弾いています。だから早く上達することはありません。楽譜を見ないで弾けるようになった先に記した2曲のように、自分のものにするために練習すればいいかなと思っています。

なにより、毎日ピアノの音を聴いているだけでも癒されているような気がします。

音楽ありがとう。

そして、山猫式文化祭では、チンドン太鼓を演奏する方がいました。実は、横浜歴史記念館で仙台のチボリ兄弟舎の紙芝居をみてから、チンドン太鼓が気になっていました。機会があったら稽古をしてみたい。和風のザワザワする音楽。ウキウキする反面、ものかなしい音。とても素敵に感じました。


▲左後ろにあるのがチンドン太鼓
ご主人担当
アコーディオンも素敵でした
奥様担当



▲ジュンマキ堂さん
チンドン太鼓


そして、これからここに三味線が加わるのか?横浜に三味線で歌謡曲を演奏する教室をみつけました。見学、体験をしてみようと思います。

音楽ありがとうと、また言いたくなるかもしれません。


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【やっぱり好き】

2018-10-24 19:19:16 | 授業の取り組み
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

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こくご食堂、今日のお話は
【やっぱり好き】

昨日の夜は、武蔵中原で塾を開いて初めての授業でした。

夏休みの理科実験イベントに参加した方が、体験授業を受けて、入塾してくださいました。

嬉しいことに、今朝早く生徒のお母様からメールを写真をいただきました。


▲ハロウィンクイズをしているところ
右側に生徒がいます


とても楽しい授業でしたという内容のメールをいただきました。授業の写真は自分では撮ることができないので、嬉しかったです。


今年の頭までは、中学生に英語を教えていました。クラスは20人前後いて、活気のある授業でした。そして3月までの仕事、国語個別指導教室で、小学3年生・5年生。中学1年生・2年生の指導も終了していました。

半年以上教育関係の仕事から離れることは、ここ数年ありませんでした。

そして、昨日を迎えました。初めての授業なので、様子をみることにしました。生徒がどのくらい「こくご」にむきあっているのか様子をみながら進めていくことにしています。それは御家族の方とも連絡を済ませていました。

それでも、緊張するものですね。教育の仕事で緊張したことはないのですが、半年というブランクのせいでしょうか。

生徒が到着しました。

今回は、「今月楽しかったこと」をテーマにしました。
最初は、楽しかったことが思い浮かばない様子でした。そしてしばらくすると、お祭りのことを思い出しました。

文章にするのではなく、箇条書をする練習をしました。去年教えていた中学生は、箇条書の意味がわからない子もいました。なんでも長く文章にすればいいわけではありません。

例えば、
おじいちゃんとお祭りにいって、わなげをしました。

これが頭に浮かんでいたら、
おじいちゃん
お祭り
わなげ

これだけを書きます。そして、書いたものをみながら、舞台で大勢には発表するという設定で話をしてもらいました。

先ほどまで流暢に話していたのですが、緊張で言葉が詰まってしまいます。それでも、単語だけ書いたメモをみて、話を終えることができました。

この練習を他の話題ですると、二回目は原稿をみないで発表できました。これも、練習です。

それから、名前を漢字で書いてもらい、一文字ずつ何年生で習う漢字なのか。この本を見て探してもらいました。

▲小学漢字1006字の正しく、美しい書き方
受検研究社


この本は、次の回までに準備をしていただき、毎週辞書と一緒にもってきてもらいます。

この本のいいところは、漢字の書き順を確認できること。そして、学年別に漢字が編集されていること。前のページにある読みで、検索することがでること。巻末には、反対言葉・同音異義語・慣用句(意味が書いてある)四字熟語(意味が書いてある)。すぐれものです。

生徒の名前を漢字で書くと、4文字です。
「上から、1,2,3,4になっている。」
生徒の発見には目を見張るものがあります。生徒の氏名を表す漢字は、上から1年生・2年生・3年生・4年生で習う漢字だったのです。配布した用紙に、数字を書いていたのを見ていましたが、私は数字が連続していることを発見できませんでした。

こんなとき、子供の発想の柔らかさには脱帽です。

そして、今回はハロゥインが近いので、妖怪クイズをしました。さすが3年生用意した5問、全部正解でした。

最後は毎回ゲームで終わります。まだ生徒は1名なのでじっくりむきあえるゲームにしました。算数と理科が得意だとお母様から聞いていたので、絶対にたのしいだろうと、これを選びました。

▲立体4目ならべ
平和興業株式会社


これは、このピースと縦・横・斜めどこでもいいので、4つそろえるゲームです。10回勝負して、今回は私が全勝でした。R君は、将棋が好きだそうで、きっといつか(近い将来)すぐ私が負ける日がくるでしょう。

最後のゲームは、こういった道具を使うものばかりでなく、天気図のカードや地図記号カード・漢字カードなど毎回違うものにする予定です。

始めは緊張していましたが、途中からいつもの調子がもどり、とても楽しくなりました。
そして、やっぱりこの仕事が好きなことを再確認しました。

次回の授業の組み立てを考えることが、楽しみになりました。


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【リクエスト】

2018-10-23 19:19:19 | イベント
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こくご食堂、今日のお話は
【リクエスト】

一昨日は、長男に祝いごとがございました。

それに便乗しました。

「そうか。頑張ったね。それでは、久しぶりに、ケーキでも買いましょう。」

我が家は、祝い事があるとケーキを買う習慣がありま・・・せん。
春から節約をしており、家族三人のカラオケも自粛しておりました。(主人はカラオケが嫌い)

もちろん、市販のケーキはしばらく我が家の食卓にお目見えしておりません。

長男に聞いてみました。
「何のケーキがいい?」
「モンブラン」
「了解。」
「いや・・どうしよう。決められない。」

お恥ずかしい。あまりにも久しぶりにケーキを食べるもので、何ケーキにしたらいいのか決めかねている模様。私は仕事に行かないといけなかったので、
「それでは、メールで食べたいケーキを教えてください。」
と大きな声で言い残し、出社しました。

そのやり取りの間に、次男にも同じこと聞きました。彼も、迷っています。
「チョコレート。」
「うーーん。イヤイヤ、チーズケーキ。」
「レア?焼き?」
「レア!」

一度次男の洋服を購入する場面に同席したのですが、決定が早かった。

この兄弟の違い。長男の優柔不断は、主人に似ています。ですから、主人には、はなっから、お伺いをたてていません。聞くといつもこのセリフ
「お前のセンスで。」
きっと、うまいこと言ったと思っているのです。そのやり取りが面倒だったので、今回は割愛しました。

さて、ケーキ選びです。どこで買いましょうか?

仕事場近くのケーキ店は改装中でお休みでした。さて、どうしよう。駅ビルに行けばなんとかなるだろう。それにしても、長男からケーキの連絡がない。携帯をみると、
「今日、夕飯いらない。」
と長男からの連絡。
「ケーキは何にするの?」
「ミルフィーユ」
なんだ?そんなの好きだったのか?そしてそんなの、普通に売っているかね?
「なかったら?」
「カボチャ系のやつ」
なんだ?系って。とりあえずミルフィーユを探そう。

仕事が終わり、駅ビルに行くと、偶然ミルフィーユがありました。ここにしよう。


▲家族のケーキ
左上 安納芋のモンブラン(私)
右上 和栗のモンブラン(主人)
左下 レアチーズケーキ(次男)
右下 ミルフィーユ(長男)

久しぶりの豪華買い物に、手が震えました。家族4人分。祝い事なので奮発です。

早速、長男と次男に写真とともにメールをおくり、それぞれのケーキの確認をしました。そうしないと、人の分を食べてしまうので。

ハイエナ一家。

一番心配なのは主人。帰宅してから、ケーキの箱を開けて、
「これが、あなたの和栗のモンブランです。」
と伝えました。

お祝いはそっちのけで、ケーキでこれだけテンションがあがるのです。

そして、12月は次男の誕生日、クリスマス、長男の誕生日があります。また、ケーキでテンションがあがるでしょう。それは、それで、楽しみです。


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【表現】

2018-10-22 19:19:09 | 表現する
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

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【表現】

昨日のブログには載せきれなかったことを追記します。

ベジ&アートフェスに参加させていただき、ステージ袖でお手伝いをしていまいた。そこにで、山猫式文化教室主催
山猫式文化祭2018を観覧してきました。

山猫団ホームページ
http://www.ynd.tokyo/index.html

ここで、午前中と午後にあったダンスパフォーマンスについてお話します。

山猫式文化教室というワークショップでは、小学生から高校生くらいまでの構成で、お子さんがダンスを練習しています。今回は、その表現方法が面白いと思いました。

ダンスをしている最中に「お題」がでます。
「丸くなる」
すると、子供達は丸くなります。思い思いの丸を想像してそれを体で表現するのです。面白かったのは、
「赤」
色を、体で表現?これはかなり難しい。それでも「赤」は情熱的なダンスになっていました。


▲ワークショップの様子
子供の顔が
イキイキしていました


また違うバージョンもありました。
「遠くから相手をみつける。そして手をあげる。手を合わせる。」
大人の講師が見本を見せます。言葉は沢山使いません。そして、その手をひくほうが誘導し、ひかれるほうがそれに従う。そして、ある瞬間で、誘導する方と従う方がいれかわります。これは、文章で表現すると難しいので、機会があったら是非本物をみていただきたい。このダンスには、言葉はありません。それがとても不思議な世界観でひろがっていました。

これは、コミュニケーションの原型だと思いました。よく知らない人と知り合いになるときは、目でコンタクトがあり、挨拶をし、話をする。このダンスでは、言葉を使わず、流れるように表現していました。

そして、そのダンスをしている子供も、数人いる大人も自然と表情が豊かになっているのです。言葉がない分、表情で感情を表現するしかないのです。

深いなぁ。

先に紹介した、「お題」ダンスワークショップの最中に、小さいお子さん(2歳や3歳)が会場に入ってきました。この言葉のないダンスをみて、自然と一緒に動いていました。これって、人間の本能なのだと思いました。小さいお子さんは、言葉を流暢につかえません。ですから、普段から自分の感情を表現するのは、動作と表情なのです。だから、自然と踊ることができるのです。

私の塾で、お子さん達にやってほしいことが「自己表現」です。ある時は、こういうワークショップをして、言葉を使わずに表現することをやってみたいと思いました。年齢が若いほど、この自然にできるかもしれません。体や表情で自己表現ができてくると、想像力が養われるので、文章を書くことにいい影響がでるでしょう。そして日常生活でも笑顔が増えると思います。

山猫式文化祭では、ほとんどが生演奏で行われました。もちろんこのダンスのワークショップも、ピアノ演奏でした。その他のパフォーマンスも、生演奏が多かったです。小さい頃から、本物の演奏で踊る、演じる、歌うという経験はなかなかできません。文化祭全般にあるパワーの源は、生演奏かもしれません。


▲ピアノ生演奏


定期ワークショップでは、どのように子供達にアプローチしているのか教えていただきたくなりました。山猫式ワークショップの対象はお子さんのようですが、一度見学させていただけないか問い合わせてみようと思います。本当は、私が紙芝居や朗読であまりできていない「自己表現」を勉強してみたいのです。


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こくごレストラン
山猫団
文化祭2018
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